表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/12

僕がごく一般的とされる詩が嫌いなわけ

今日は、素面。(ほめてほめて)


なので、すぐ本題に入れる。


酒を飲むと、速やかに死んでほしい人間の所作、行動を思い出して、いけない。


さて、俺がなぜ、詩を嫌いなのか?


一つ目。あまりにもジャンルが偏っている事。


自然か、恋愛。あるいは、両方。なんと、この二つで世の詩の八割は網羅できるだろう。


なろう小説でももうちょっと幅があるぞ。転生、悪徳令嬢、婚約破棄。あ、みっつ……


頭の沸いたヒッピーじゃないんだから、もう少し、あるだろう。


愛と自然は何も救わない。


苦の中にこそ、救いはある。


そこで、失恋と環境破壊の詩を書こうとした奴。面白いから、座布団を一枚あげよう。


そもそもこの二つは、元々が美しいとされるものだ。


美しいものを、それなりに美しく表現するためには、かなりの技量がいる。それは、モネの絵のように。


俺は、ゴッホの絵の方が、好きなんだ。素朴なものを美しく感じ、またそれを共感できるほど強く押し出すこと……。


絵の話になってしまったな。


絵に例えると、だいたい、愛や自然賛美の詩を書いてるやつというのは、落書き程度の技量しかもっていない。


それでいて、自分がまるで何か唯一無二の、特別な、処女性のある、美しいものだと思っているふしがある。


書かれてるものが嫌いなら書いてる人間のことも嫌いなのだ。坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い。違うか。


第二に、その技量というのを軽んじている人間が多すぎるということ。


俺だって自分にそれがあるとは言わないよ。


ただ、無意味な言葉を吐き出して、中途半端な言葉でおわらせりゃ、詩"っぽく"なると思ってるやつが多すぎる。


それは、偽物だ。ただのガラクタだ。ゴミなので、粗大ごみの日にまとめてしまうのがいい。


せめて、無意味な言葉にするなら、韻文を入れる。(I am a Walrusか?)

または、それを超えて、完全に意味不明なものにして欲しい。


あ、ここまでで気づいた。俺は、詩じゃなくて、詩の体をした、詩"っぽいもの"が嫌いなのか。


でもヘッセ詩集も宮沢賢治詩集も面白くなかったしなぁ。


ブコウスキー詩集は面白かったな。


俺はやはり、ゴッホの絵が好きらしい。


今日は、ここまで。酒がないと、やはり、滑りが悪く、逆にまとまりのつかないものになる。次は、飲んでから書く。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ