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黄金の指先

 初めまして、岡谷です。小説を読むのが大好きです。

 どうしても書きたくなって、連載を始めてみました。

 お菓子作りと、小説をコラボしてみています。

 初投稿のつたない文章ですが、楽しんでもらえると、嬉しいです。


             

             プロローグ


 世の中には、緑の指先を持っている人って、わたしは居ると思うんだ。

 例えば、家の母親とかも、そうだと思うの。わたしが勤めている会社の同僚から、誕生日のプレゼントにもらった、サボテンに、見事に花を咲かせたくらいだもの。

 ちなみに、わたしは、と言えば、茶色の指先を持っているのかも。

 根っこのついた植物は、ことごとく、枯れていくんだもん。

 これなら絶対大丈夫ってプレゼントしてもらったサボテンさえ、気がついた時には、萎れかけていたし。

 もちろん、もらった時には、生き生きとしてました。

 わたしの会社に居る総務課の主任さんは、もしかしたら、黄金の指?ゴールドフィンガーを持っているのかも知れないって思うんだ。

 男の人らしい大きな手。

 でも、事務職だからかなぁ。ゴツゴツとしていない、すっきりと伸びた長い指先が、何処かセクシーで、目が引き寄せられてしまって、離れられなくなってしまう。

 わたしの額に当てられた手は、さらりとしていて、温かくて、どこか安心出来て。わたしは、痛みを忘れて、眠ってしまっていた。

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