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子供の育て方  作者: 胡桃
4/4

子供の育て方4

ー20分後ー



『よし、出来た!胡桃特製のオムライス!』



?「わぁ…!おいしそう…!!」


お皿に盛ったオムライスを見せると、たちまち目を輝かせる子供



『ご飯食べる前に手洗ってこよっか。洗面台まで案内するからね』


?「はーい…!」


無邪気に手を挙げた子供と一緒にアタシは洗面台に向かった




『はい、スプーン。子供サイズが無いから大きいサイズのスプーンでも良いか?』


?「ありがとう…ございます!」



『あ、、そう言えばずっと聞きたかったんだけどさ』




『名前は…?』



?「な、なまえ…?」


『うん、名前』



?「えっと、、おれは…」




「柊斗っていいます……」




『柊斗...か。かっこいい名前じゃん』



柊「え…かっこ……いい?」


『あぁ、かっこよくて素敵な名前だとアタシは思うな』


柊「………」



柊「あ、ありがとう…ございます……!」



柊は少しだけ顔が赤くなっていて、でも満足気な顔で何度もうなずく




『あ、ちなみにアタシは胡桃(フータオ)。改めてこれからよろしくな、柊斗』




『柊斗のことは必ずアタシが責任を持って育ててやるからね!』




柊「……ほんと…?」


『ほんとだぞ』



柊「じゃあ、、胡おねえちゃん、おててかして」


『ん…?全然良いけど……』


言われた通りアタシは柊斗の近くに手を持っていく



すると、柊斗はアタシの小指と自分の小指を絡め




柊「ゆびきりげんまっ…!うそついたらはりせんぼんのーます…!」



可愛らしい歌を歌いだした




『「指切りげんまん」か、懐かしいなー……』



柊「ほら、胡おねえちゃんも…!いっしょにうたうの…!」


『え、アタシも?』


柊「うん、いっしょにうたうの…!!」


『分かった、一緒に歌おう』




柊「じゃあいくで…?せーの…!!」



『指切りげんまん』



柊「うそついたらはりせんぼんのーます…!!」




〝指きった!!〟

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