僕、結婚します!
突然ですが、“僕、結婚します!”
・・・勿論、今ではない。
3年後、僕は結婚をする予定だという事です!
これは僕の未来計画だ。
この数ヶ月後に僕は“運命の女性と出逢う。”
彼女とは偶然に見える必然的な出逢いをする。
彼女が道が分からず僕に聞く事からはじまる。
『す、すみません、』
『は、はい。』
『道を教えてほしんのですが、』
『別にいですよ、』
彼女は一枚の紙を僕に見せる。
そしてある場所をさして僕にココに行きたいと彼女は言う。
僕は少し時間もあるから彼女を連れてそこまで連れて行く事にした。
彼女は僕に申し訳なさそうな顔で何度も謝る。
僕は彼女に気を遣わないでほしいと言うのだが、やっぱり彼女は何度も
僕に謝ってしまう。
そんなこんなで僕は彼女を無事に目的地に連れて行く事ができた。
彼女はこのお礼をしたいと僕の携帯電話を聞いてその日は分かれる。
・・・次の日、彼女から僕の携帯に電話が鳴る。
【プルプル プルプル プルプル】
『はい! 犬木です。』
『先日、道を教えてもらった羽野といいます。』
『あぁ、羽野さん?』
『はい! 羽野です。』
少しぎこちない会話だったが、彼女ともう一度会える約束をする事ができた。
僕はドキドキしながら彼女に会いに行く。
彼女も僕と同じ気持ちだったはずだ。
お互い会うと? なかなか会話が弾まない。
分かってはいたけど、僕は口下手だから彼女を楽しませるような会話が
何も見つからない。
彼女も同じように僕と何を話していいのか分からないみたいに僕からは見えた。
・・・でも何気に僕が彼女に“どんな動物が好き?”と訊くと?
彼女は猫が好きと答える。
僕も犬より猫が好きな事を伝えた。
お互い猫が好きなら、猫カフェに行かないかという話になった。
彼女と次に会う時は、“猫カフェに行って二人でデートだ!”
*
気がつけば、彼女とは猫をキッカケに仲良くなることができた。
そして二人で猫を飼える部屋を探すところまでこぎつける。
こうして交際も順調に進み僕と彼女は結婚式を挙げる。
知り合ってから結婚するまでの3年間で僕達はお互いの事を知る事ができた。
お互いにすれ違わないようにいつもお互いを想い合い話し合う。
好きだから言いたくない事も言うし、聞きたくない事も聞く。
僕も彼女も嫌なところも多い。
ただ二人で助け合えば嫌なところも好きなところに変わるはずだ。
僕のことのように彼女の事を考える。
彼女も僕と同じようにしてくれる。
僕達は心が繋がっている。
何処に居ても何をして居ても時間を超えて繋がる絆。
僕は彼女なしでは生きてはいけないと感じる。
きっと彼女もそうだ! 僕と一緒。
・・・だから僕は君と結婚します! まだ見ぬ君とだけどね。
最後までお読みいただきありがとうございます。




