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笑顔の少女と終わりのむら(2)

五日ぶりの投稿になってしまいましたが今回もこの作品に足、正しく言うなら手を持ってきていただきありがとうございます。

まぁ正直言うとそんな見てるひといないだろうからこの前書き書いても意味ないでしょっておもってるんだけどね。 

20000文字以内って前書きの文字指定あるけど毎回の投稿でさえ2000文字の私からしたら前書きそれだけかけるんなら本文かけるやんってなってしまうとこやね。


まぁ今回の遅れたのはウマ娘やってました。

育成ぜんぜんうまくいかへんからひたすら頑張ってました。

土日はやることあって投稿できなかったっていうのが一番だけどね。

とまぁ時間はかかりましたが投稿できたので最後まで見ていただけたら嬉しいです。

「おーい」


頭がぼーっとする。


「おーい」


背中が鈍く痛む。


「生きてるなら返事しろ~」

お、私は今?


「おい」

「あたっ!」


額をゴンと叩かれ意識がはっきり目を開けると顔を覗き込むようにこっちを見ている男がいた。


「大丈夫か~」

「あ、あ~」


こちらを見ていた男は同じくらいに見えた。


「あ、あいつは!?」


男の顔を見ていたら頭がはっきりと覚醒し、さっきまでの出来事をはっきりと思い出した。


「あいつか~あいつならそこにいるぞ」


男が指さした方向。仰向けの状態で聞いたので丁度頭上の方角だったのだが木を背中に顔を伏せている女性がいた。


「えっと、そうであってそうじゃないんだ。もっとでっかいやつだ!」

「でっかいやつ~?あれか」


今度指さしたのは私から見て右の方角。

微妙に良い肉の焼けた匂いが香ってくるがあるのは生前は大きな生き物であっただろう生き物の骨があった。くずされているのではなく綺麗に肉だけ取られ今すぐにも博物館に展示されそうな状態。

起き上がりよく見ると顔の骨だと思われる骨の前に大きな牙があった。


「もしかして君が助けてくれたのか?」

「あ~?俺は腹が減ってたから鈍い動きしてんな~と思って狩って喰らっただけだ」

「そうかちゃんと効いてたのか……」


その骨はさっき対峙していたボアのものだった。

女性が逃げられるようにとナイフに効き目の良い麻痺薬を塗って刺したのだがある程度は効き目があったようだ。


「そこの嬢ちゃんから聞いたんだが背中強く打ったみたいだが大丈夫か?」

「見た目に反して案外優しいんだな。これくらいなんともないさ!」


本当は痛いです。でも痛いだけだし骨は……どうだろ。わかんないよ。でも動けるから大丈夫だよね。


男はどうやって整えたのかは不明だが白髪のツンツン頭というへんなヘアスタイルで服は動きやすいようにか体にぴったりフィットした赤色に目まで赤色と酷似していた。

悪人面だが実際は人を心配できる信用できる人物だろうと感じた。


「礼を欠いてしまい申し訳なかった。私はアリタル・ロ……。アリタルだ。気軽にアルと呼んでくれ」


正式名を名乗っても良かったのだがロードは家名で本来貴族のような人が名乗るのが普通なので止めておいた。名前を名乗って探しにくる幼馴染を避けるのが一番ではあるが偽名を名乗ってはせっかく名付けてくれた両親に申し訳ないと思ったので偽名は使わず、名前だけ名乗りました。


「アルか、よろしくな~。俺はアンチノール。ノールでいいぜ~。話題は変わるんだがアルはどうしてこんな森の中にいんだ~?」

「それは私も聞きたいところではあるんだが、まぁ簡単に言ってしまえば学園に通わず世界を見て回ろうってとこだ」

「おぅ~奇遇だなぁ~。俺もそんなとこだわ。カッカッカ。なぁアルさんよー、行くところ決まってないなら一緒にいかねぇか~?」

「それは良いお誘いだな。でもいいのか?自慢ではないが私はとてつもなく弱いぞ?」

「そんなこと分かってるわぁ。良いんだよ。いざとなったら身代わりとして置いていくから」

「それは止めてくれない!?」

「カッカッカー」

「まぁいい。それじゃこれからよろしく頼むよ」

「こちらこそな」


私はノールと握手を交わした。麻痺していたとはいえボアを倒せるほど強いのだからと思い握った手はとても厚く私よりも男らしい手だった。


「よし、それはいいとしてお嬢さん、どこか痛いところでもありますか?」


ノールとの会話を終え、顔を隠してしまっている女性に話しかけた。


「あ、あの」

「?」


その女性が顔を上げたとき私の中で流れていた時間が一時的に停止した。

もともと女性として判断したのはボアと対峙するまえに後ろ姿から見た長髪だけだったのだが全く女性と言える顔ではなかった。これでは語弊があるかもと思われるかもしれないが、私のなかで女性というのは既に大人になった女の子という意味である。なので正しく言うなら少女。さらに正しくいうなら美少女だった。

茶色のロングストレートと全てのパーツが小柄な顔だけで十分だが、涙で濡れた山吹色の瞳がさらに少女を引き立たせていた。

肌は太陽に当たっていないのか森を歩くのには適していない白の半そでとライトグリーンのパンツからでているお肉はとても真っ白で少し触ってみたくなるくらいにスベスベに見えて……変態の考え方じゃないか!


美少女もとい少女は口を半開きにしてしまったまま止まってしまったのでフゥと息を吐いてから手を差し出すと恐る恐るであるがとってくれたので軽くひっぱるように立たせた。

とてもスベスベでした。


「もし聞かせてくれたらで良いんだけどなんで君みたいな子がこんな森の中にいるんだ?」


このままではずっと平行線上になってしまうでこちらから切り出させてもらった。

少女は少し迷う素振りをしながらも話し始めてくれた。

後書きまでありがとうございます。

次回の投稿はどうせ2000文字くらいになると思いますが二日以内くらいには投稿すると思うので確認していただけたらとても私は喜びます。

それではお元気で。





まるでこれで終わりかのような後書きの締め方

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