31 登場人物紹介(※第二章までのネタバレと小ネタあり)
第三章開始までもう少しかかりそうですので、代わりにこちらを更新いたします。
※第二章までのネタバレなどがありますので、未読の方はご注意ください。
レンフィ・スイ
17歳。水と光の精霊に愛されていた白虹の聖女。マイス白亜教国出身。記憶喪失の状態でムドーラ王国の捕虜になり、春までしか命が保証されていない。
控えめで大人しい素直な性格。最近ようやく我欲に目覚めつつある。
現在は光の精霊の寵愛のみ授かっており、治癒術しか使えない状態。
徐々に味方を増やしつつ、生き残る術を模索中。
リオルへの恋心を自覚した。シダールには無意識に塩対応になっている。
リオル・グラント
19歳。ムドーラ王国の第三軍の将軍。レンフィの宿敵だった王国最強の剣士。平民出身。
老若男女問わず好かれる明るくて真っすぐな性格。しかしわりとドライな考え方をしており、あまり物事に執着しない。恋愛にもほとんど興味がなかった。
最近レンフィのことがかなり気になっているが、いろいろと葛藤中。基本仲良し。
シダール・ブラッド・ムドラグナ
26歳。ムドーラ王国の黒脈の王。他国からは残酷な魔王と呼ばれている。美形。
面倒くさがりで基本他人任せ、自由で傲慢な男。セクハラもする。しかし王として様々な実績があるため、臣下と民にとても慕われている。
最愛の妻と和解して毎日ご機嫌。犬と猫を可愛がるのが趣味。
アザミ・フーリエ
23歳。ムドーラ王国の第二軍の将軍。家族全員を虐殺され、教国とレンフィに強い恨みを持っている。
冷静沈着で隙が無い。仕事の上では完璧超人。
ヘイズ
年齢不詳。ムドーラ王国の魔法士団長。魔法に関しては凄腕で、諜報が得意。
レンフィを研究材料、あるいは資源として見ているが、その希少性の高さから丁重に扱っているつもり。
マグノリアの元上司で、にこやかに嫌味を言い合う仲。
ザディン
四十代半ば。ムドーラ王国の宰相。のんびりした言動とは裏腹に、冷徹で食えない人物。
早く陛下の子どもを見て安心したい。
ガルガド
六十代。ムドーラ王国軍元帥。カッとなるとすぐ手が出るが、普段は気前の良いお爺さん。
マグノリア
27歳。シダールの妃。前宰相の娘で、シダールの兄の元妃でもある。魔女と呼ばれるほどの天才魔法士。
レンフィのことを妹のように可愛く思っており、なんとか助けてあげたい。夫には素直になれないツンデレであり、呪っちゃうヤンデレでもある。
カルナ・ブラッド・ムドラグナ
11歳。ムドーラ王国の王の妹。黒脈の姫。天真爛漫な美少女で、周りを無邪気に振り回す。身の程知らずが大嫌い。パワハラも辞さない。
レンフィのような姉が欲しかったが、お友達でも満足。
オレット・ソシュール
18歳。カルナ姫の護衛騎士。貴族の令嬢だが、大雑把で不器用なところがある。女性剣士としてはかなりの手練れ。マチスの妹。
マチス・ソシュール
25歳。シダール王の護衛騎士筆頭。貴族の嫡男だが、ゆるふわ。オレットの兄。
バニラ
17歳。侍女。レンフィの世話係。面倒見が良くさっぱりした性格。ジンジャーの姉。レンフィとは友達のような感覚になりつつある。
ジンジャー
12歳。医療官見習い。レンフィの世話係。大人びた性格でとても賢い。バニラの弟。カルナ姫と仲良し。
サフラン
60代。医療官筆頭。医務室の婆ちゃん先生。バニラとジンジャーの祖母。若い頃はいろいろと苦労をした。仕事に厳しく、孫に甘い。
ブライダ
三十代半ば。第三軍の将軍補佐。普段は年長者として厳しく接することが多いが、将軍としてのリオルのファン(強火)。既婚者で愛妻家。
ガジュ
15歳。第三軍の新兵。ピノをライバル視している。訓練よりも実戦に強い。
ピノ
15歳。第三軍の新兵。ガジュをライバル視している。訓練では強いが、実戦では動きが硬くなる。
シンジュラ・ブラッド・ルークベル
17歳。白亜教国の現教主の息子にして、黒脈の王。美少年。
聖女レンフィを妻にする予定だったらしい。
マリー
15歳。シンジュラの手駒。小柄な少女。シンジュラに色目を使って嫌われている。
オトギリ
27歳。シンジュラの手駒。大柄な男。女好き。
オークィ
六十代。マイス白亜教国所属の空理の聖人。レンフィが王国に来た時期に、何者かに殺害された。




