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事件


1月になり、借金返済が始まった…

それと同時にエーちゃんから話があると言われた…


エーちゃん「ふくちゃん…家にお金入れてくれないかな…もう限界だよ…」


そう…俺はお金を入れて無かったのだ…

支払い分しか今まで渡して無くて、買い物とかは一緒に行って買っていた…


最低な亭主だ…

自分だけ好きな事をして過ごしてきた…


エーちゃん「本当は全部欲しいけど…」


『う…うん…』


エーちゃん「ふくちゃんにも生活があるから半分でいいよ…でもそれじゃ〜暮らして行けないから…また看護士やるよ…」


『ごめんなさい…』


素直に謝った。

そりゃ…悪いのは俺だし…

今までごめんよ…

そのうち金持ったら家に沢山入れるから!


エーちゃんって本当に優しいな…



その頃…また店に新人従業員が入ってきた!

こいつがまた…いかつい…

名前は十さん…恐い顔では俺を超えたね!

これでまた人事異動が始まった…


3月からブルー店は風俗になる為にオーさんは3月からブルー店に移動する…

十さんはオーさんとブルー店に行くので2月一杯までオニキスで働く。

3月からオニキスはショウさんと俺と澤でやる事になった。


難しくてごめんなさい…

トツが2月一杯で辞めるからややこしくなるんだよ!!!


1月の店は…正月明けから少しの間は…順調だったが…いきなり客が来なくなった!


そう…これは…

沢山お金を使ってしまってお金が無くなってしまったゾーンに突入したのだ…


このゾーンは…厄介だった…


ステカン打ったって…

女の子が営業しても…


客は来なかった…


オーさんには…


オーさん「あれ?先月の勢いは何処に行ったの?あんまりデカい事言うなよ…」


デカい事は言ってないが…言い返せなかった。

もう最終手段…

地元の友達しか居ない!





駄目だった…


確かに遠いし、皆金も無いし…仕方ないか…

俺は給料入ったら皆来るだろう…と甘い考えだった…


でも…このゾーンは…もっと厄介だったのだ…


給料後は客も来た!

いつも通りに来る!

これなら安心出来ると思ったけど…

また月が変わった瞬間に客が来なくなった…


地獄の客が来ないゾーン…2月だ…


この月はトツが辞める月だが…そんなのどーでもいい!

とにかく…客が来なかった。




客が来なくてイライラしてる時、トツは仕事終りに毎日やって来てビール飲んでるし…


ビール代払えよ!





勝手にツマミ作って食べてるし…

レーズンバター代払えよ!

毎日…冷かしに来てんじゃねぇ!!



何かいつもオーさんはトツに優しい…

あのオーさんがトツにだけ怒らないし、特別扱いをしているが…めんどくさい話ばかり俺に頼んでくる…


その1つが…


オーさん「ブルーに行くのに足が必要なんだよね…」


車でも貸してくれって言うのか?


オーさん「車買う時の名義さお前にするから書類用意しといて!」


『はい?無理っすよ!名義は後々めんどくさいし、嫌です。』


オーさん「誰にも迷惑掛けないからさ!金はこっちで出すし、問題ないだろ!」


『後々めんどくさいんですよ!』


オーさん「車検通してキレる2年しか乗らないから安心しろ!それともお前仕事辞める気があるから断ってるのか?」


『いや…辞める気は無いですよ!』


オーさん「なら決まりな!」


『えっ?マジっすか?』


まあ2年しか乗らないなら問題なさそうだな…


何故オーさんがこんな事聞いて来るかと言うと…知らない間にグループのNo.3になっていたからなのだ…


経営者 ショウさん

統括部長 オーさん

部長 俺…


いつの間に幹部になっていたんだ?

幹部と言う事で他にも色々頼まれた…

3月から女の子を増やすにあたって寮を借りるのに俺の名前を使った…


寮は10件ぐらい借りたかな?最初オーさんに頼まれたから断ったが、ショウさんからも頼まれた。仲も凄く良かったし、ショウさんが保証人をやると言うから俺は承諾した…


俺はそこまでショウさんを信用していた…



店の方は…撃沈した…

一方トツは普通に会社を辞めていった…

最後の日は皆で送別会をして…酔っ払って、俺の家に泊まっていった…

最後まで迷惑掛けやがって…


でも…お疲れさん!


そして心機一転して3月を迎えた…

ブルー店は風俗になる為…工事に入る…作業するのは…


従業員皆だ!


マジ…業者に頼めよ!

俺日曜大工出来ないから足手まといになるって!


でも…ここは幹部…

支持を出すだけで平気かな?





やっぱり動かないと駄目だった…

十さんはこう言う仕事を経験した事があり即戦力だった…


十さん「ふく店長!ここ押さえて貰えますか?」


『お…おう…』


そのぐらいなら任せろ!



足手まといでした…

すいません…


2週間ほどで工事は終了!新しく部屋まで作って本格的な工事だったな!

完成した時は…達成感が溢れた。

何も出来なくて買い物係りだったが…

夜は完成祝賀パーティー!


オープン初日はショウさんもブルーに居たいのでオニキスは俺に任された。




そしてついにオープン!

新しい環境が始まり出した…



3月の店は多少上昇してきていた!澤も少しなら1人でも対応出来るようになっていたので…俺はショウさんと一緒にオニキスで働いていた…


そこに従業員がまとめて3人入ってきた…(

こいつらはストーリーに関係ないので名前は省きます)


新人2人がブルー店で働く事になり、十さんはオニキスで働き、

もう1人の新人もオニキスで働く事になった。


でも…澤だけはチューリップ固定だったな…

仕事中に…ショウさんは良くチューリップに様子を見にくる…


ショウさん「どぉーだ今日の調子は?」


『ぼちぼちですね。』


などといつも軽い会話をしていた…

しかし…その日は…

違った…


ショウさん「ふく…今日話があるから2人で飲みにいくぞ!」


『はい!分かりました!』


仕事も終わり、いつもの寿司屋に着いた!


『お疲れ様です!』


ショウさん「おつかれ!」


最初は他愛もない話をしていたが、ショウさんから切り出してきた…


ショウさん「なぁ…ふく…最近…金の動きがおかしいんだよ…いや…俺の財布から少しづつ無くなるんだよ…」


『ママさんには聞いたんですか?』


ショウさん「聞いたけど…触って無いって…」


『じゃ〜誰が…』


ショウさん「そこなんだよ…」


ショウさんの財布にはいつも金が入っていた。大体50万〜100万ぐらいで10万づつ束になっているのだ。しかも財布は誰でも触れる訳では無い。財布を持った事がある人間はママさん、オーさん、俺、辞めたトツぐらいしか居ないがトツは無いだろう。トツが辞めた後の話だし…


勿論俺はやって無い…

金の減り方はこうだ…


ある日仕事から帰ってきて財布の中身を1枚1枚確認すると…

10万の束が9万になっていたのだ。

最初は自分のミスかもしれないから気を付けるようにした…


が…また間違えている…いやそれはない。今度は10万の束が8万になっている。

これは中々間違える人は居ないし、ショウさんは間違えないように数えている。

そして…それが6回も起きたのだ…


疑いもない…これは他の誰かの仕業なのである。

消去方で行くと…

俺は無い…

ママさんも無い…

オーさんは違う店だから無い…


とすると怪しいのは…

オニキスで働いている2人だ…

とりあえず出勤したらバックをオニキスでは無く、チューリップに置く事にした…


すると置いてあった3日間はお金が減らなかった。

まず…間違い無いだろう…

今度は…オニキス従業員2人の片方が休みの時にバックをオニキスに置いてみた…


計1回づつ…


結果…


新人1号が休みの日に減って、

十さんが休みの日はお金が減らなかった。


これで…ほぼ確定した!


犯人は十さんだ!



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