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その後の仕事


1度ここで@の店関係を説明します。出てきてない店、出てきてない人もありますがここで全部名前を決めます


@店(風俗) 店長ボブ


ブルー(キャバクラ) 店長トツ ママさん(あーちゃんがいるキャバクラ)


ルビー店(風俗) 店長ジョン(昇格した)


オニキス店(風俗) 店長オーさん


チューリップ店(新規オープンのキャバクラ) 店長予定 俺


社長がこれからはショウさん


実は経営しているショウさんは全店舗リース店なのだ。(借りている店で1店舗につき家賃、電気、水道、ガス代込みで80万円)


そしてショウさんは月に400万を社長と言う人に渡している…


しかし社長はリースしている以上経営には関与して来ない。店にも来ない。


その為に必ず1店舗に月のノルマがある。


まだオープンしていないチューリップも場所があるのでオープンしてなくてもリース代を払っていた為なるべく早くオープンさせたかった。


それを踏まえて話を進めて行きます!


新しい色々な店、人が出ますが皆早く覚えて下さい。





トツは俺よりも早く仕事辞めて先に働いていた…


俺も仕事を辞めてから直ぐにショウさんに話をしに行った。


そこでオープンにあたっての色々な予定を立てた…


時期は2月、オープンは女の子が揃い次第で出来れば5月か6月を目安、それまでは俺は入社しない形で俺は独自にスカウトすると言う事に決まった!


その時は正直やりたくなかったがショウさんに『働かせて下さい』と言った以上やるしかない。しかもオープンまでは給料がない…


どーやって生活するんだ?


そんな事ばかり考えていた…

エーちゃんにも事情を話すと


エーちゃん「そろそろ私も働こうと思う!だからふくちゃんはスカウト頑張って!」


エーちゃんの体調もだいぶ良くなって働こうとしていた時期だったのだ。しかもエーちゃんは看護士なのだ!だから給料は良い。少しの間エーちゃんに食わせて貰う事になった…


要するに俺は無職になったのだ。無職と言うのは恐い…いつ起きても良いし、する事が無い為(本当はスカウトしないといけないが…)逆に言ったら好きな事を出来る。その魅力に俺はどんどんハマって逝った…


※ 親父にはちゃんと説明してある為、働かなくても文句は言われなかった。


朝起きてスロット。

昼は外食。

夜はエーちゃんと借りてきた映画を見る。


最後に貰った給料はエーちゃんの給料が入るまでの生活費だ。(2月終わりに勤めても3月の給料が少ない。4月の給料までの2ヶ月を生活する為)


その為借金はMAXまで借りて俺は好きな生活をしていた…


何故だろう…

毎日スロットが出る…

止め時もあっさりしている為負けない!約1ヶ月の勝ち分だけで30万は勝った!それでまずは借金を返したが、俺の生活上それで生活出来る訳がない…特にスロットとかで勝つと無性に使いたくなる…


段々飯も豪華になる…

朝起きてスロット

昼は寿司

夜エーちゃんと寿司


エーちゃんは毎日寿司で飽きていたが俺は…


全然飽きねぇーー!

マジ寿司依存症だった。(そんな依存症あんのか?と思うかもしれないが俺はそうだった。)

金は貯まらないがキャバクラや風俗などに行かなかったので暮らす事に不自由は無かった…


不自由がない…

そんな俺はこう思っていた…





無職はパラダイスだ!と…


はっきり言って…もう働きたく無かった…


キャバクラの店長の話も断ろうと思った時、エーちゃんにこう言われた…





エー「ふくちゃん…」


『ん?どした?』





エーちゃん「また…」


『また?』


エーちゃん「子供が出来た…」


『………!?』


『マジで?』


エーちゃん「マジで…」


また一瞬で色々考えた…


子供事…

仕事の事…

プロポーズの事…


やっぱり俺はサラッと言った方がいい!


『そっか…じゃぁ…結婚しよっか!』



エーちゃん「嫌だよ!」


!?


またフラれた!



マジかよ…


でも2回目だし中絶は…


させたくない!


『いや…しろよ!』


エー「やだよ!生活力ないじゃん!」


『…確かにそうだけど…結婚するなら働くぜ!』


エーちゃん「それだけじゃないし…もういいよ…この話…」


『おいおい…大事な話だろ!もういいよって…』


エーちゃん「もういいって!」


『分かった!でも俺も引かない!毎日聞くわ!今日は駄目でも明日は分からねぇ!』


エーちゃん「変らないよ!」


『いや…分からねぇ!』


前向きな考え方だ…



〜2日目〜


『結婚すっか!』


エーちゃん「しないから…」


〜3日目〜


エーちゃんは友達と飲みに行った…


帰ってきてから言った…


『結婚しない?』


エーちゃん「………しない。」


しぶとい…


俺も負けねぇ〜!


〜4日目〜


『結婚しよう!』


エーちゃん「………いいよ…」


『えっ?今何て?』


エーちゃん「いいよ!結婚する!」


!?


『どーして!!!』

何故か主旨が変わって来てる。


エーちゃん「飲みに行った人が結婚してる人で色々相談に乗って貰ったから。私の考え方が変わったのかな…」


マジか!その人マジありがと!



こうしてかなり変な婚約になった!


やったぜ!俺!


…と思っていたが現実は無職だ。人生が楽ならどんなにいいか…


マジ石油王になりたい。


そんな馬鹿が先の事など真剣に考える事も出来るはずがない。

俺は具体的に何も考えて無かった…


その後の俺はあまり変わらなかった…

変わったと言うなら…


スカウトをし始めた事だけ…


でも実際スカウトしたっていつオープンするか分からない店に来る女の子なんて滅多に居ない… しかも時給なんて相場より下だ…

何人かゲットしたが、時期が経つにつれて連絡も取れなくなり結局ふりだしに戻る…気が付いたら5月半ば…


段々やってる意味があるのか? 今自分は何をしているんだ?


そう思うようにもなり、家に帰ってエーちゃんに愚痴を聞いて貰う日々が続いていた…


しかし…


エーちゃんのたった一言で考え方が変わった。


エーちゃん「友達みたいに仲がよければね〜!誘っても手伝ってくれるのにね〜!」



!?



それだ!


ナイス!エーちゃん!

流石エーちゃんマジ最高!


考え方はこうだ…


キャバクラに遊びに行く。

連絡先交換。

すげー仲良くなる!

引き抜く。


これしか無い!

エーちゃんにも納得して貰った…

俺の手持ちの金も少なくなってきた以上なるべく早く行動したい。

まずはショウさんと話をしに向かった。


ショウさんには、


オープン日を決めてほしい事


求人広告を出してほしい事


引き抜くに当たってNo.1を引き抜いたら時給はVIP待遇してほしい事



ショウさんも全部了解してくれた。


そして…


オープンは…


7月25日! 大体の人の給料日だ!広告やステカンも出す為後戻りは出来ない!


ある意味…崖ップチだ!



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