表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/117

「後鬼ちゃんっ!」

「後鬼ちゃんっ!」

前鬼様がびっくりして呟く。そして食べていた饅頭を隠す様に口に入れる。

「今日、何個目ですか?」

その発言に逃げようとした前鬼様の腕を掴み、饅頭の入った箱まで引っ張る。

「逃げるということは、2個以上食べたということですね」

逃げられないように片手で掴んだまま、私は饅頭の数を数える。

「ひぃ…ふぅ…みぃ……3個ですね」

「ごめんなさいっ!」

涙目で謝る前鬼様。謝ったところで今日という今日は許さない。

「食べ過ぎた分は、運動してもらいますからね」

「運動?」

怒られると思っていた前鬼様は拍子抜けした顔で見上げてくる。その上目使いはずるい。

「はい、運動です」

にっこりと笑顔で答えながら、手ぬぐいで輪っかを作る。

「万歳!」

「ば、ばんざい?」

両手を上げた前鬼様の両手首を私は器用に片手で掴む。

「何っ!」

例え片手といえど、前鬼様の力では振りほどけない。もう片方の手で作った輪っかをはめて手首を結ぶ。

解こうともがく前鬼様を押し倒し、両腕の輪の中に机の足を置く。これで机の足から逃れられない。

前鬼様はなんとか机を持ち上げようとするがそれは叶わず、段々と絶望に気付いた顔になる。

私は馬乗りになり、衣類を脱がし始める。

「い、いやっ!」

「こうでもしないと、食べ過ぎた分は消費できないですからね」

何をするか気付いたところで何もできない無防備な腋を私はくすぐり始めた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ