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「前鬼様、起きてください」

「前鬼様、起きてください」

「まだ眠い~」

毛布がもうもふで気持ちいい。毛布があたたかい。

頭が無意識のうちに起きることを拒否している。

「もうちょっと寝る~」

「もぅ、しょうがないですねぇ」

後鬼ちゃんも満更ではなさそうだ。

昨日は二人で遅くまで起きてたから眠い。

もそもそと後鬼ちゃんが近づいて来る。抱き着かれる。

眠くて文句言う余裕もないのでそのまま抱き返す。

後鬼ちゃんの匂いに包まれて意識が沈んでいく。

気持ちよく。ふわふわとした身体。お手洗いに行きたい。

「おしっこ!」

危ない危ない。夢の中で何度もお手洗いを繰り返していた。

ようやくその違和感に気がついて目が覚める。

幸い夢の中でお手洗いに行っていただけで漏らしてはないらしい。

でも、眠い。まだ我慢してもう一眠りしたい。

お手洗いに行かないと、そう思っても身体が重い。

「危ないっ!」

また何度もお手洗いを繰り返していた。

長く、終わらず、何度も。そしてようやく危機感から目が覚める。

現実のお手洗いに行こうとして身体が起こせない。

すやすやと寝息を立てている後鬼ちゃんに抱き着かれて動けない。

「後鬼ちゃん、起きてっ!」

なんとか逃げ出そうと身体を捩るがかなりきつく抱かれていて逃れられない。

「起きてっ!」

顔を優しく叩いたり、頬をつついたり、身体を揺すったり。起きない。

起こそうとしながらもずっと我慢しなければならない。

ようやく後鬼ちゃんが起きたときには自分で歩くことができなかったため、そのまま連れて行ってもらった。


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