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「後鬼ちゃん…」

「後鬼ちゃん…」

そう寝言を漏らしながら前鬼様は可愛らしく寝ている。

先に起きた私は毛布をたくさん取り出してくる。

一枚、また一枚と前鬼様を覆うように被せていく。

毛布がなくなる頃には毛布はうめき声ととも暑さから逃れようともぞもぞし始める。

しばらく待っていると暑さで起きたようで動き始める。

「あついー!」

私はその先で今か今かと待つ。

そして汗をかきながら髪をめちゃくちゃにした前鬼様が出てくる。

ぼうっとしたその寝ぼけ眼を正面から抱きしめる。

「ぎゅー!」

「むぅっ?」

一瞬何が起きたのかわからなかった前鬼様は私の胸の中でもがき始める。

暑いだの、苦しいだの喚いているがお構いなしにもっと強く抱く。

息を吸うたびに前鬼様の甘い匂いで満たされる。

しばらく抱いているとだんだんともがきが弱くなってきた。

暑かったのか顔を真っ赤にした前鬼様が弱々しく睨んでくる。

その顔が大変可愛らしかったのでもう一度抱いてみた。


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