表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/117

「前鬼様、危ない!」

「前鬼様、危ない!」

後鬼ちゃんの声に気づいたがもうすでに時遅し。

仲居の一人が私の近くでつまずいて転んだ。

その拍子に仲居は持っていた果実酒の中身を私に向かってこぼしてしまった。

幸い怪我こそなかったが、服はおろか、髪までびしょびしょになっていた。

「大丈夫、大丈夫です!」

目の前の平謝りする仲居に、私はそう繰り返した。

そしてちょうど時間も遅かったので、そのまま抜けて来た。

仲居に案内されるままに、浴場に向かう。

後鬼ちゃんは一度部屋に戻ってから着替えを取って来てくれる。

中居に脱いだ服をそのまま渡し、浴場へと進む。

後鬼ちゃんを待とうとじっとしていると、他の客の目線が気になるのでとりあえず身体を洗い始める。

なかなか後鬼ちゃんが来ないので洗い終えた。

しかたがないので湯船に浸かる。若干熱いが我慢する。

後鬼ちゃんが来ない、着替えがないので浴場から出られない。

先ほど中居に子供用の浴衣を勧められたが、もちろん癪に障ったので断った。

「後鬼ちゃん、まだかな~」

他の人の目線を気にしながら再び湯船にしっかりと浸かった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ