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「後鬼ちゃん、くすぐったい」

「後鬼ちゃん、くすぐったい」

「あ、ごめんなさい」

私の髪がちょうど前鬼様の顔をくすぐる様に垂れてしまっていた。

というのも、私が膝枕をして前鬼様の耳かきをしようとしている。

まずは簡単に耳の周りをふきふきする。これだけでも前鬼様は気持ちよさそうだ。

まずは、入口付近を綿棒で簡単に掃除していく。

「くすぐったい」

「あ」

また、私の髪が。くしゃみされると危険なので髪を簡単に後ろで束ねる。

入口付近が終わったので耳かきを取り出す。ここからは気をつけなければならない。

慎重に耳の中に入れ軽くひっかく様に掻き出す。それを何度も繰り返す。

前鬼様の顔を見ると非常に気持ちよさそうに顔を赤らめている。

前鬼様が小さい頃から耳かきをしているのは私だ。

そのため前鬼様がどこが一番気持ちよく感じるかは私が一番知っている。

前鬼様以上にどこが感じるかわかっている。

「ふぅ~」

合図無しに息を吹きかける。いつもは体がビクッとなるのだが、今日はならなかった。面白くない。

「前鬼様~」

返事がない。

仕方なく私は髪で前鬼様の顔をくすぐる。顔をしかめているが起きる様子はない。

面白いのでしばらくそうしていたら、気がついたら私も眠っていた。


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