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「前鬼様?」

「前鬼様?」

「!」

「何が届いたの?」

背後からの声に私は宅配物を机の下に隠したが、間違いなく見られていただろう。

「どうして、分かったの?」

「あれだけそわそわしていたらわかりますよ」

後鬼ちゃんが洗い物をする、そのタイミングに静かに届けてもらう完璧な計画はそんな理由でバレていた。

「…お、怒ってる?」

「いえ、むしろ嬉しいですよ」

「えっ」

意味が解らない。だが次の言葉に私は怯えた。

「だって堂々と弄る理由が出来ましたから~」

背後から左右の肩を掴まれた私は逃げられない。

「着せ替え、着せ替え」

そのまま私は後鬼ちゃんの部屋に連れていかれる。箱を出してくると中を漁り始めた。

「ようやく着せられますよ。あ、勿論拒否権は無いですよ」

そう言いながら近付いて来る後鬼ちゃんに私は押し倒された。

「い、いやっ!」

「ふふ~ん」

鼻歌交じりの後鬼ちゃんに帯をほどかれ服を脱がされ、あっという間に裸にされる。

「さてさて、自分で着れますか?それとも着せられたいですか?」

「むぅ」

拗ねていたら嬉しそうな顔をした後鬼ちゃんに背後に回られ、抵抗も出来ずにただ着せられていく。

「可愛いですよ~」

「うぅ…」

悪いのは私だがこうも抵抗出来ずに言いなりになるのは恥ずかしい。こんな格好で嬉しそうな後鬼ちゃんに可愛いなんて言われると顔が真っ赤になる。

「ほら、可愛い!」

その後、夜までずっと着せ替え人形だったのは言うまでもない。


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