表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
103/117

「前鬼様」

幻の0話 (ほんとの1kb縛り)

「前鬼様」

夢の中で声が聞こえる。後鬼ちゃんが呼んでる。

「目が覚めましたか?」

目を擦ろうとしたが出来なかった。後ろ手に縛られついでに猿轡もされていた。

「ほひはん?」

「うふ、可愛い」

目の前には妖しく笑う後鬼ちゃんがいた。目が完全に赤くなっている。絶対美味しく頂かれる時の目だ。

「そう言えばその猿轡」

「?」

前屈みに近付いて胸元を見せつけてくる。

「私のさらしなの」

「へ?」

一瞬思考が停止したが私は直ぐに顔を赤らめる。

「もしかして汚い?私が嫌い?」

いきなり自虐的になるから私は咄嗟に顔を横に振ってしまう。

「そう、嬉しい。私が好きなのね」

「むぅ」

首を振れば再び自虐的になるので顔を赤らめる事しか出来なかった。

「さぁ目も隠しましょう」

後ろに回られ長いさらしで目隠しされる。

「あと鼻もね」

「ふぇ」

そのまま鼻の所にももう一周され後ろで結ばれた。

「ん」

呼吸と共に私を満たす甘い、甘い後鬼ちゃんの匂いに包まれる。どんどん顔が赤くなる。

「あぁ可愛い」

「むう」

暢気な感想に声をあげる。

「私はずっとここで見てます」

「へ」

「前鬼様、おやすみなさい」

後鬼ちゃんの声で私は諦める様にそのまま眠る。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ