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094 ブラッシング と 訓練 あと ポーション

ポーション作成作業カットォ!

特に事件はありませんでした。

 さて、毎度お馴染みの公園休憩場へ到着致しました。


 とりあえずラティアちゃんに持ってもらっていたメリアの毛を、アイテムボックスへ仕舞っておきましょう。このままだと嵩張りますし、もう十分手触りを堪能しましたからね。


 私の横で公園に据え付けられている椅子の上に、メリアの毛が詰め込まれた布袋をヨイショと設置し、色々やり遂げた感じの雰囲気をだして私の方に顔を向けてきたラティアちゃん。ドヤ顔可愛い。


 その光景を見たからでは有りませんが、ちょっとだけ試したい事を思いつきました。

 もう一回布袋をもって欲しい、とラティアちゃんにお願いしてみる事にします。


 ラティアちゃんは首を傾げていましたが、笑顔で了承してくださいました。すぐ終わりますから。


 もう一度布袋を抱えたラティアちゃんの横に近づいて、メリアの毛の部分に手を触れて【ボックス収納】を宣言してみました。どうかな?


 結果は……反応無しです。やっぱり直接収納できないですね。


 実際ちゃんとラティアちゃんに依頼して、運搬お手伝いしてもらっているのですが、保持しているアイテムを収納できる様になる条件に、何かしら当て嵌まっていないのでしょうか。


 メニューを使ってパーティ結成をキッチリやらないと無理という事なのですかね。

 ラティアちゃんにお礼を言って布袋を受け取り、アイテムボックスへ収納します。


 私の行動を見ていたラティアちゃんが不思議そうに、私の顔と消えた布袋があった右手を交互に見ています。あーそうだよね、何試してたのか判らないよね。


「えっとね、荷物の仕舞い方の練習してたんだよー」

「ふぇー れんしゅうなんだー」

「仕舞い方の練習というより、相手の装備を掠め取る練習じゃないのかの?」


 微妙によく判っていなそうなラティアちゃん。大した事じゃないから大丈夫だよー

 そして不穏な事を仰るカイムさん。ちょ! そんなつもりは毛頭ありませんからね!?


 その後、毎度お馴染みポーション作成の流れで【調薬キット】をアイテムボックスから取り出し、まずはスタミナポーションから作成作業を開始する事にしました。

 最初にスタミナ作っておけば自分で消費しながら他のポーション作れますからね!


 何時も通り水を確保しに行こうと思って立ち上がったのですが、横に座って見ていたラティアちゃんが、お水を汲みに行く仕事を志願してくれたので、是非にとお願いしてみました。


 何度も水場と休憩場を往復してくれたお礼に、ラティアちゃんの小さいお口にカットエピルの実を一つ入れてあげました。

 ちょっとビックリした後、笑顔でモグモグし始めるラティアちゃん。


 ポーション作業前に食事効果をつけるため、私も一つ摘んで口に放り込みます。

 うん、エピルの実美味しい。


 カイムさんが『ワシも欲しいのぅ!』とか言ってましたが却下です。

 変に可愛く言っても駄目です。胡散臭さの方が勝っているのでアウトです。


 ささ、カイムさんはそちらの広い場所で鍛錬でもしていてください。


 その後、ラティアちゃんにチョコチョコと手伝ってもらいながら作業を進めて、3種類のポーションを完成させるのに大分時間を使ってしまいました。


 とは言っても、途中でスタミナポーション飲んで休憩したり、ついでにラティアちゃんとまた棒倒しという名の邪神召喚? をしたり遊具で一緒に遊んだりしていたのですが。


 ポーション効果でスタミナ回復速度があがっているので、ちょっと遊びで時間つぶしをすれば全快してくれるんですよね。大分本数飲んだので本当なら胃袋タプタプだと思います。


 ついでにカイムさんが『棒の使い方を教えてやるぞい!』と言って、棒振りの型みたいなのを一緒に練習したりもしましたよ!

 なんたら流戦闘棒術とかいうらしいですが、良く覚えてないです。


 攻撃の威力よりも生存率を重視した? 棒術とか何とか色々言いながら、カイムさんが滑らかな動きで繰り出す棒の動きを、後について私も追随する感じで動きながら、一緒に棒を素振りしてました。


 何故かラティアちゃんも気に入った様子で、近くの茂みに落ちていた細い木の棒を拾ってきて、凄い笑顔で私の横に立って一緒にブンブンしてました。


 ぬぐぅ可愛い。この攻撃は私に効く。特効です。


 とまぁ色々寄り道をしまくりながらも、ポーション3種作成が滞りなく完了いたしました。


 今日はたっぷりラティアちゃんにお手伝いをしてもらいましたよ!

 主に魔道コンロを使わない系等の作業を一緒にしました。


 熱源は火傷する可能性がありますし、危ないですからね。

 キノコの磨り潰しとかもやってもらいました。


 私の倍以上の時間が掛かってました。やっぱりスキルの恩恵と云うのは大きいのでしょうね。


 そんな感じで、3人でワイワイと色々しているうちにお昼の時間になったので、完成したポーションを売りに行くついでに、前回と同じように途中まで一緒に移動してラティアちゃんのお家の前までお付き合いする事にしました。


 【調薬キット】を仕舞って、さあ移動開始しようといったタイミングで……カイムさんが急に休憩場の椅子から立ち上がって私達二人を制止します。


「おっとすまんのう! ちょーっとだけココで待っておいてくれるかの?」

「ん? どうしたんですかカイムさん」

「おじいちゃんどうしたの?」


 私達二人の疑問に対してすぐに戻る、と一言残して素早い動きで公園の奥の方へ移動していってしまうカイムさん。何か忘れ物でもしたのかな?


 私とラティアちゃんは顔を見合わせて首を傾げます。

 まぁすぐ戻るって言ってたし良いかな。


 こういう時は、何時も通り私の尻尾でラティアちゃんを歓待いたしましょう。


 そうだ! ラティアちゃんにブラシで私の尻尾をお手入れしてもらうキャッキャウフフプレイ!(?)を敢行しよう! 我ながらすごい良いアイデアじゃない!?


 では早速と、アイテムボックスから【ふわふわブラシ】を取り出してラティアちゃんに差し出し、体の向きを変えて尻尾を梳かしてもらいます。


「それでは、根元の方からお願いしまーす!」

「はーい! わぁ! ふわふわのさらさらーだよー!」


 んー! 自分で梳かすよりも、人にこうやって整えてもらった方が断然良さそうですね!

 セルフで梳かすと腰の辺り、付け根の部分を整えるのが中々難しい感じなのです。

 結構腰を捻った体勢でやらないといけませんので、腰の負担も中々。


 腰痛の状態異常は無いみたいなので大丈夫ではありますが。多分。


 満遍なく梳かしてもらった後【ふわふわブラシ】を受け取って、今度はラティアちゃんの髪の毛をお返しに梳かしてあげます。


 あーラティアちゃんの髪の毛サラッサラだねー。

 ブラシ効果で更に凄い事になってきたぞ!? 天使の輪が発現した!

 すでに天使だったラティアちゃんが更に上位の存在に! 素晴らしい。


 鼻歌交じりでワイワイいいながら二人で交互にお手入れをしていたら、公園の奥からカイムさんが何時も通りのペースで戻ってきました。本当に一体なんだったんだろう?


「ほっほっほ! いやぁーお待たせしたのぅ! ちょっと野暮用でな!」

「ラティアちゃんと楽しく女子行動の熟練度を上げていたので、全くもって問題有りません」

「みてみておじいちゃん! かみのけ とかしてもらったんだよ!」

「ほほぅ! ラティアちゃんの可愛さに磨きが掛かって、ジジィ悶絶大満足じゃよ!」


 ラティアちゃんが、自分のツムジの辺りをグイグイとカイムさんに向けてにじり寄っています。


 傍から見ていると面白い光景ですね。

 あとカイムさん、意味が良く判らない発言は却下です却下。


 そんなこんなで野暮用? とやらが済んだカイムさんとラティアちゃん、そして私の3人は当初の予定通り公園を出発して、昨日進んだ記憶のある道をラティアちゃんのお家がある方へ進んでいくのでありました。


 歩きながら次回も棒術の練習するかの? とカイムさんに聞かれたのでお願いする事にしました。

 折角教えてもらえるなら、断るのも勿体無いですからね。


 カイムさん曰く『本当ならワシの訓練って金が取れるんじゃぞ!』とか偉そうに胸を張って言ってましたが。お金ないので激しく遠慮しますって言ったら『いやいや冗談じゃよ!?』という返答が。本当ですか?


 御礼の変わりに冒険譚(と云う程の事してないですけど)をお話しする、という方向になりました。


 えーと? ……私がやった事といえば?


 ラビ君をボコボコしたとか、蜘蛛から逃亡したとか。

 そんな感じの事しかないんですが……報酬としてコレはどうなんだろうか?

くしゃみ鼻水で体の具合が怪しいので、金曜日投稿できないかもしれません。

何時も通り、いける! という感じならば投稿しますー

ご容赦くださいませ。


それでは皆様も寒くなり始めの季節ですので、体調にお気をつけて。


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