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248話

休日の昼間っからゲーム三昧。


 私の胃袋容量を知り尽くした、娘の好感度を稼ぐ為の智謀知略に長けたお父さんによる、何とも丁度よい全体量のサンドウィッチを全て胃袋へと送り込み終わった私。美味しかった。

 食べ物が搭載されていた状態とは、比べ物にならない程に運搬しやすくなった食器類を手にキッチンへと戻り、シンクでお皿とカップの洗浄を素早く終わらせます。


 うんうん、然程汚れてないからあっという間だね。


 さてさて、他に恐らくやり残した事は無いであろうと一先ずの算段を付けて、自室へ戻る事にします。


 いやちょっと待って、そうだそうだ。

 一応ですが、お出掛け中のお父さんから何か連絡が入っていないか、携帯端末の更新内容だけは確認しておこう。


 そして相変わらずというか何と言うか、ついつい自室以外の場所に置きっぱなしにしてしまう癖の付いてしまった携帯端末の現在位置を思い出す為、に両目を閉じて腕を組み左右に首を傾げつつ一人考え込みます。


 えーっと何処に置いたっけかな……あー多分リビングかな?


 おぼろげな記憶を頼りにキッチンを抜け出し、今朝お父さんと会話したリビングへと足を向けます。普段からお父さん以外から連絡の届くことが無い携帯端末、外出時以外は持ち運ぶ癖が結局付いていないんですよね。


 まぁ……自宅で安らかに生活している分には活用タイミングが皆無なので、持ち運ぶ形でなくても困らないので大丈夫なんですけど。ええ。うん。


 アドレス帳もスッカスカですからね。はっはっは。

 これ以上考えると悲しくなってくるから中断中断。


 軽く頭を振って気持ちを切り替え、リビングの扉を開いて部屋の中を見回します。


 多分その辺に放置されてるんじゃないかな?

 ……あー見つけた、テーブルの上に転がしてありますね。すぐ発見出来てよかった。


 端末を手に取ると着信アリの表示が。

 まぁお父さんからですね。予想通り。


 会話録音ではなくメール形式で届いていた通知内容を確認しますと、そこには『なにかお土産を買って帰るけど何が良いかな?』との旨が書かれておりまして。


 んーお土産と言われても……何が良いだろう。


 あーえーっと、VR世界で大学フワ芋を食べたせいなのかも知れないけど、現実でも微妙に甘いものとか食べたい気分が湧き出ている感じが、そこはかとなくするかなぁ?


 うん……折角だし、そっちの方向で果敢に攻めてみよう。


 ちょちょいと携帯端末を操作して、お父さんに返信のメールを送ります。

 直接通話のコールを飛ばしても良いかもしれませんけれど、今現在の時刻は丁度お昼前。


 可能性として、もう少し時間経過したらお得意様の……そうそうハセガワさん、とのお食事会が開始される頃合でしょうし、手間を取らせてしまう直接通話は遠慮しておいた方が良いかも知れませんので。


 えーっと……できればー何か、甘いものを、わたくしは、所望します、まる、と。


 そうだえっと……硬い物より口当たりの柔らかい物が、良いなーよろしく……と。


 うむ、コレで良いかな!


 さっと記載内容を確認、ポチリと送信ボタンに指を伸ばし作業を完了させます。


 携帯端末を羽織っている上着のポケットに突っ込んだ辺りで、具体的に何か商品名を記載したほうが良かったかな!? と後の祭りっぽいタイミングで思いつき……まぁ良いや! と諦めるまでが基本セットです。いつもこんな事言ってますね私。等身大の私ですハハハ。


 自室に戻る前に、折角なのでついでに郵便受けに届いているお手紙も確認。

 今朝お父さんが確認済みだと思いますが一応。

 おや、一通だけ届いています。


 えー宛名は……まぁ当然ですがお父さん宛です。

 なんちゃらコーポレーション、みたいな会社さんからだね。

 これは何時も通りリビングに置いておこう。


 よーしよし、時間も丁度良いかな!

 早めにログインし直して、ゲーム内の待ち合わせ場所へ急ごう!


 足早に自室へ戻り、エアコンの温度を微調整してHMDの配線をセッティング、しっかりと装着してベッドに横になります。さあ本日二回目のログイン開始です。


 軽く深呼吸して操作を開始、何時も通りパスワードを入力してログイン空間で両目を閉じた私は、先程ログアウトした路地裏の隙間に帰還します。


 目を開いて周囲を見回し、私の後に少し遅れて出現したコーメェの存在を確認。

 モフリ……と両手で掴んで、何時も通り腰を動かして尻尾の根元辺りにくっ付けよう! とした辺りで、カイムさんから無料で頂いてしまった、ポーションを入れるための肩提げ鞄の存在を思い出し。


 そこで、ある手段を考え付きます。


 つまり、この鞄の中に息が苦しくないように背中を下に向けてコーメェを投入し、あたかも毛素材を運搬している様な風味で誤魔化すという方法で、一緒に行動する形を取れば良いのではと。


 鞄に半分以上身体をめり込ませた状態のコーメェを見ても、ぱっと確認した程度ならば鞄の中身はただの素材っぽい白い毛にしか見えないでしょう。


 つまり、生きたファンシー毛玉だという事に気が付かれない可能性が高い。


 という事は、人通りの多い場所でも一緒に安全安心行動が可能なんじゃないかな、と。

 あれ、これ良い思いつきなのでは?

 鞄をくれたカイムさんに、激烈大感謝だね。気持ちだけね。


 早速コーメェにこの手段についての打診を行いますと、問題ないと言う感じの了承が返って来ました。それでは早速カイムさんから頂いた鞄にコーメェを、こうやって、ズボっと。


 口を閉めてしまうと、息苦しいでしょうから開いたままにして、と。


 うん、これで知らない人が見ただけならば、普通の肩提げ鞄から何やら白い毛玉が露出しているだけの感じに見えるはず。

 珍しい存在であると今現在しっかりと認識されてしまっているコーメェは、街中で目立つと大変な事になってしまう可能性が激高ですからね。しっかり対策を講じていかねば。


 鞄の肩提げベルト位置をしっかりと確認調整、他にもコーメェが楽な体勢で鞄に納まれる様に、モコモコと毛と鞄の隙間に手を突っ込んで、絶妙な角度微調整を施して準備万端。

 最後に全体的なポジショニングをを手直しして、と。


 うんコレで良いかな? あとは私もフードを被りまして。

 よーし、コレでオッケー!

 フードを被って毛玉を所持した、ちょっと怪しい狐娘の完成です。


 これなら、人混みの中を移動する分には目立たないで済むでしょうか。


 その他の装備品も一旦チェックし、問題がない事を確認し終えた私は、待ち合わせ場所の神殿横へと向かうべく路地裏から中央通りへと歩を進めます。


 それにしても……流石週末だけあって、大体時刻がお昼に近づいてきていると言うのに、人通りが全く減少しておりません。皆さんゲーム頑張りすぎではないでしょうか。


 まぁその、早めの食事を終えて再度ログインした、私が言えた義理では無いのかなハハハ。


 癖と言うか半ば無意識で、私のわき腹辺りで鞄に仰向けで半身をめり込ませた状態にも関わらず、大分リラックスしている感じのコーメェ腹毛を揉み揉みしつつ、毎度お馴染みの光景と化した、普段通りに露店がぎっしりと立ち並ぶ噴水前を人ごみを避ける形で大きく回り込んで移動。


 アルシェさんとの待ち合わせ場所として指定された、安寧の女神様が祭られた神殿の方へと向かいます。


 そういえば、余り長期間町を離れていた訳ではありませんが、折角機会があって神殿前に来ましたし、アレイアさんにご挨拶をして行こうかな?


 非常ーにお天気良好な空を見上げつつ、神殿脇に植えられた……一体どんな樹木の種類なのか全然判らない街路樹を何となく眺めながら、噴水横の道から中央通りを西に折れて神殿前に視線を向けます。


 何時も通り、神殿入り口の左右に見覚えのある純白の装備を身に付けて、神殿護衛騎士さん達が佇んでおります。そして、おなじみの場所にアレイアさんも居るかな? と思ったのですが。


 何故か今日は、神殿横に一人づつしか騎士さんが立っておらず。


 何時もの場所にアレイアさんの姿はありませんでした。

 むむむ、今日はお休みの日なのかな。


 警備をしている二人の騎士さんは、以前コーメェをつれてご挨拶に伺った際、少し会話した事のある方達でした。


 ちょっと、いきなり直接お声をかけるのは憚られる程度のお知り合い度数だと思うので、お二人に挨拶だけの会話を仕掛けるには難易度が高いですね。


 無駄に両手が緊張で震える程度には、挨拶ミッション is スーパー高難易度。

 また今度、また今度にしよう。そうしよう。


 中央通りを曲がってすぐ、神殿の端っこ辺りに陣取って、入り口の方を眺めて逡巡すること1分少々。

 チキンハートでそう理由付けた私は、挨拶インポッシブルと結論を決定し、待ち合わせ場所だと思われる神殿横にある、大きめの広場へと移動する事にします。


 神殿って恐らくですが、上空から見たら『凸』みたいな形状をしてまして、尖ってる部分が入り口になっているんですよ。

 それで、この尖ってる部分の両脇にあたる空間なのですが、植え込みとか木とかが植えてある待ち合わせ広場? みたいな感じなんです。


 アルシェさんは恐らくこの神殿建物の西側広場にいる筈! です!


 一体、アルシェさんが私に教えてくれる『魔法封入のアイテム作成方法』とは一体どんな物なのか、非常に楽しみに思いつつ、それっぽい場所を見回してアルシェさんの姿を探します。


 えーっと……あれ、アソコにいるのアレイアさんじゃない?


 アルシェさんを探していた筈が、アレイアさんを発見してしまう事態に。

 神殿脇の広場には、普通ーに多数のプレイヤーさんがパーティっぽい人数単位で会話していたり、他にも住民さんらしき方々が思い思いの状態で会話していたり、待ち合わせっぽい感じで一人で佇んでいたりしてる方も居た訳です。


 その中にですね、例の純白装備で何か会話している見覚えのある後姿がですね。

 うん、あの後姿は間違いなくアレイアさんです。


 そしてアレイアさんのお隣には、これまた見覚えのある同じ純白の装備を身に付けた方がもう一人。以前コーメェを触ってヤベェヤベェ! 言っていたイケメン騎士さんですね。名前は確か……アルフレドさん、だったかな。


 そう、サワヤカイケメンフェイスな見た目に反して、と言うか凄く意外な事に超モフモフ大好きメンズな方で。モフモフソウルの同志です。


 それにしても……私のいる位置からですと、騎士さん二人が会話している存在が、アレイアさんの身体の陰に丁度隠れる形になって見えません。


 でも、何やら誰かと楽しげに談笑しているっぽい雰囲気です。

 折角の楽しげな会話の雰囲気を壊してしまう可能性がありますので、いま声をかけてお邪魔してはまずいでしょう。


 挨拶は後ほどするとして、私は私の待ち合わせを優先して行動します。

 まさに今現在、丁度良い感じで待ち合わせ時間な時刻ですし。


 それにしても、何処に居るのかなアルシェさん。


 あの方は私と同じで小柄な方ですから、双方の間が何かに遮られていると確実に発見が遅れるんですよね。

 ざっと見回しても普通にプレイヤーさんばかりが目に映り、目的の相手を発見することが出来ません。仕方が無いので神殿の壁面付近に移動してから、再度確認しましょうか。


 移動中に位置ずれしてしまったコーメェ鞄の角度を直し、ゆっくりと神殿の外壁に沿う形で移動します。


 外壁付近にも石造りのベンチが等間隔で設置されていて、のんびり休憩できるようになってるんですよね。

 今もそこに腰を下ろして、メニューを開きながら談笑しているパーティプレイ中な雰囲気満点なプレイヤーさんが多数います。


 ある程度奥の方へ移動を終えた私は、再度広場に視線を向けて……あっ!


 先程は背中しか見えない状態だったアレイアさんの正面に、非常に見覚えの有りまくりな、大袈裟な動きで身振り手振りを交えつつ何か声を上げている、綺麗な髪をした小柄な後姿を発見して、思わず心の中で声を上げて硬直したタイミングで。


 ふと、顔を上げたアレイアさんが私の存在に気が付いたご様子。


 頑丈そうな手袋を装備したその右手を少し上げ、挨拶する感じで軽く左右に振ってペコリと頭を下げます。思わず私もペコリとお辞儀を返して。

 

 アレイアさんはお辞儀からそのままの流れで、キレの良い動きで身振りしつつ何か言っている小柄な人物の肩を、トントンと指先で叩き私の方を指差して……何やら小声で耳打ち。


 っていうか……あの動きの大袈裟な小柄人物は、確実にアルシェさんだよね。


 お二人で何やら色々と会話していたみたいだし、実はアレイアさんとアルシェさんってお知り合いだったのか!



 意外な人脈と言うか人の縁に何だか感動しておりましたが、アレイアさんからのささやきを受けたアルシェさんがクルリと此方に向き直って笑顔で手を振ってきました。

 ああ……いまアソコに行くと確実に目立ちそう。


 ざっと周囲を見回してみても、アルシェさんに微妙に周囲のプレイヤーさん達からの視線が集まっていますからね。

 取り合えずフードを駆使して顔をあまり見せない様に、コッソリと近寄りましょう。


 楽しげに私の方を見て待っているアルシェさんの方に、足早に移動してご挨拶。


「アルシェさんすみません! お待たせしちゃいましたでしょうか?」

「いえいえそんな、丁度良い時間ですよ! 私が早めに来ただけです!」


 両手を胸の前に突き出してブンブン振りつつ、笑顔で答えてくださるアルシェさん。

 お待たせした訳ではなかった様子で一安心。


 次に、アルシェさんの左右に陣取っていらっしゃる、アレイアさんとアルフレドさんにご挨拶をしましょう。皆さんの関係もちょっと気になりますし。


「アレイアさんとアルフレドさんも、こんにちはーです!」

「無事にご帰還なされて何よりです、フワモ様」

「どうもーフワモさん! ……あっはは! コメっちが変なポーズで鞄に!」


 何時も通り、優雅かつ格好良い雰囲気を醸し出しながらソレを振り撒きつつ、静かに胸に手の平を当ててマントを棚引かせ、綺麗なお辞儀を返してくれたアレイアさんと。


 ガツンと両足のブーツの踵部分同士をぶつけて打ち鳴らし、仰々しくビシッと胸に手を当てて直立しキリっと敬礼……から、ニヤっと笑顔で斜めに傾げる感じで、私にお辞儀を返してしたアルフレドさん。

 その拍子に、仰向けで鞄に半身をめり込ませているコーメェが視界に入ったらしく、楽しそうにケタケタ笑いながら、足をワキワキさせているコーメェのお腹毛を、アルフレドさんが両手の人差し指でツンツンし始めました。


 そして『コメっち』という、何やら愛称っぽいものを何時の間にかコーメェに付けていらっしゃった……お米みたいな名前に。白いしお似合い、かな。多分。


 コーメェが大きいお茶碗の上に乗っかったら、多分炊き立ての白いご飯っぽい見た目になると思うし。容易に想像できます。もこもこご飯。


 それにしてもこのお二人、なんというか……対照的というか人柄が強く出ていると言うか。


 喩えるなら、委員長タイプとお調子モノタイプな雰囲気で。

 ファンタジー小説に良く居そうですよねー、準主役級っぽい立ち位置に。


 何ていう感じの小説好きな女子高生っぽい適当思考を……神殿護衛騎士のお二人を眺めながら、ネリネリと脳内でこね回していたのですが。

 そんな私の脳内光景を知らないであろう、アレイアさんとアルフレドさんの口から……予想外で思いもしなかったお言葉が私に投げ掛けられまして。


「カイムハイス様に纏わるお噂、聞きましたよフワモ様!」

「その事で、エウゲンストール嬢と色々お話してたんですよ!」


 そう、唐突に……本当に唐突に意識外の方角から、そんな謎な精神攻撃が私に襲い掛かってきたのです。

 えっ……ちょっと……噂って何ですか!? しかもカイムさん関連!?

 あまりにも予想外の痛打を、ガツンと側頭部辺りに強烈な衝撃と共に喰らった私は思わず硬直、そんな私のことなど気にしない様子で、さらに追撃の一撃がアルシェさんの口から。


「フワモ様が、あの噂の鬼神様と懇意だったなんて! 凄いです!」

「あーその、えーっと!?」


 いやその、意味合いとしては間違っていないのでしょうし、何時の間にかカイムさん公認の直弟子! という立場になってるのも、称号をチェックしていた際に確認済みなのですが。

 これは、私のVR胃袋が胃痛の叫びを上げ始めるのも間近なのでは!?


 無意識に視線を落とし、わき腹辺りで鞄にめり込んでユッタリとしているコーメェへ助けを求めるも……コーメェからはご主人頑張れ! の応援一言が返ってくるのみ。


 孤立無援なのか! ぬあああああ!

 案の定、今まさにVR胃袋が締め付けられている感じがする!

 そんな気がする! 気のせいじゃない筈!


 そして今、絶対私って目立ってるー! 確定だよ!


 緊張でプルプル震え始めた右手を伸ばし、被っていたフードをグイっと引っ張り深めに下ろした私は、両手でコーメェ入り鞄をグワシ! と掴んで、ギュムギュムお腹の辺りに押し付けたのでありました。コーメェバリアーの効果で何とか乗り切らねば……!

 あったか柔らかい! もふぅ!

大分お待たせしました……!

今後も色々と不定期になると思いますので、ご了承頂けると有りがたいです(汗


※ 追記 ※

感想のほうで、少し気になるとご意見頂いた部分を弄りましたー!

※ 追記2 ※

ご指摘を頂いた誤変換部分を修正致しました!

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