表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
245/256

242 ここから 本番 称号確認1

フワモさん自問自答称号確認。

いつも通り数話かかりそう。

称号入手タイミングはご想像にお任せします。

 今まで確認していた称号の項目を眺めつつ、そういえばゲーム内でお昼を過ぎた頃合だと言う事に、唐突かつ何となく気が付いた私は、残り半分程になってしまったフワ芋製の大学芋をアイテムボックスから取り出して、お昼ご飯の代わりに食べる事にします。食事は大事です。


 あとお昼ご飯で思い出したことが一つ。

 つまり、VRゲームの世界で夕方になったらソレ即ち、現実世界ではお昼になりましたよという事。

 そこの所、大事なので忘れないように行動を進めて行きましょう。

 ちゃんとお食事を取りに戻らないとね。玄人プレイヤーさんは食事抜きで頑張るのかもしれませんが、無茶はいけません。私は初心者らしくね。


 お昼ご飯の事に関して考えつつ、円形ベンチの上に腰を下ろしている私の隣で、だらしなくお腹を上に向けた格好でゴロゴロしているコーメェのお口にも、お昼ご飯代わりの大学フワ芋を捻じ込んで差し上げます。


 さぁたんとお食べー♪

 フワフワにー♪

 育ってー ♪

 毛を私に貢いでねー♪


 鼻歌交じりでお芋をくわえたコーメェを見ていますと、お行儀悪く横になったまま、口に入った大学フワ芋を咀嚼し始めたコーメェ。自堕落この上ない見た目です。可愛いから許しますけど。


 私も口をあけて、甘い味付けのデリシャスお芋を口内に放り込みます。もぐもぐ美味い。


 あれだ、今度時間を作って、例のイベントが開始する前に食料その他諸々を補充する為、ゲンジさんの所へ出向いて、美味しくてVR栄養満点っぽいお料理を色々と見繕ってもらおうかな。


 例えば、串焼きだけ沢山調達しても大丈夫だろうし。

 案外サッパリ食べれるし、飽きが来ないんだよね。偉大なり串焼き肉。


 でもイメージとしての冒険の定番なら、保存食っぽい代物を沢山用意するのが流れなのでしょうけれども。乾物系です。硬いパンとか塩辛くて硬い干した肉とか。ね。


 でも、アイテムボックスを漏れなく所持している祝福の冒険者たるプレイヤーだと、普通に日持ちしないお料理でも問題ないですから、そういう縛りはロールプレイに拘る人じゃないとしないかな。


 そしてアイテムボックスの効果の御蔭で、持参したい料理の構想が広がる広がる。

 でもまぁ、何時も通り……自分じゃお料理作りませんけれど。


 今ここで私の思考を垣間見た人が居たとしたら、随分料理に対して頑なな考えをもつ17歳女子だな、と仰る方が確実に一定数いると思いますが、あれですよ? だって無理して危ない橋を渡る事はありませんし?


 私の進む先に、大いなる試練が不動の姿勢で立ちはだかっている橋があるとして、強い決意と戦う力を持って正面から立ち向かうのも有り得ませんし、ましてやこの無い脳ミソを捻って頭を用い、謀略策略を張り巡らせつつ乗り越えるものでもありません。


 そう、私ならばお隣の橋に足を伸ばして迂回するのです。

 橋がなければ他の方法で。


 消極的積極さです。矛盾している感じもしますが。

 正直、自慢は出来ませんが自重はしませんよ。


 万が一、サバイバルなイベント会場現地で食料が尽きて、うわーラビのお肉(生)しか持ってないよ! なんて事態に陥ったのならば、簡単に塩胡椒を振って下味を付けた後に火で焼く、位の感じなワイルドテイスト満点の料理方法くらいは試してみようかなー? とは流石に思っておりますが。


 そもそもラビ肉は生で食べれる! という情報は知っておりますが、それでも焼かないよりは焼いた方が多分良いよねという希望的観測で。香ばしさも追加されますし。苦味にならない程度に焼きたい。


 でもね、もしかしたら。

 料理した方が不味くなる、なんて可能性が少々あると思うんですよね。


 ……うん大丈夫だと思う、思いたいね。


 取らぬ狸の皮算用で落ち込んでいた私の脳内に、唐突なタイミングで『深く考えずに、お料理なんて化学の実験だと思えば良いんだよ』という言葉が浮かび上がってきます。


 そのセリフは、食べ物に相対した状態で仰るには少々ロマンチックさに欠けているのでは!? と言わざるを得ないのですが、そんな私のお隣で、突き詰めた感じの調理論理を自信げに笑顔で語る、花柄エプロン姿が非常に似合うナカヤさん。


 彼女と交わした家庭科室での料理実習中の会話を、今このタイミングで何となく思い出しました。

 姉御とお呼びしたい。


 聞いた話によるとですよ、特殊なテクニックが必要な下処理とか調理法等を省けば、記載された分量どおりに丁寧にきっちり軽量して、順番を間違えず時間を計り、慎重に味付け等をこなせばレシピと大体同じ味になる! という事らしいのです。


 らしいのですが。ええとうん。

 これ以上考えるのは、私の心が冷たく凍結し活動を停止しそうになるので止めておこう。

 ゲンジさんの作った大学フワ芋美味しいな……もぐもぐ。


 私のお口とコーメェのお口に追加で2個目のお芋を捻じ込み、問題なくお芋を咀嚼し始めたコーメェの事を確認した私は、アイテムボックスから水筒を取り出して……中身が半分を切っている事に気がつき、こちらも補充しなければ駄目だなー、なんて感じの流れで水筒の中からお水をカップに注いで、一気に飲み干します。


 んーむ……今後消化しなければ駄目な予定が、何かをする度に逐一増えていく事に、少々不安を覚えるのでありました。物事の量ではなく、覚えていられるかと言う方面でですけど。


 何か行動を進めると、追加で何かが発覚するよ。どうなってるの私。

 芋蔓式ってやつですか。大学フワ芋なだけに。

 ……うん、取り合えず食べ物飲み物に関しては後にしましょう。ご馳走様。


 ペタリと両手を合わせてご馳走様のポーズを取っていると、お芋を食べ終わったコーメェが私の横で、お腹を上にした状態でワキワキと4本の足を動かし始めまして。

 ググっと身体に力を入れたかと思うと背中の毛を利用し、仰向けになった状態からポイーン! と上へ弾んで空中で体勢を変更、足からベンチの上へと華麗に着地する様を目撃する事に。


 うんうん……あれだ、本当にキミの運動神経はどうなってるのかね。

 正直いって今の動きおかしくない? 弾力凄いよ?


 アレなの、重力の鎖から解き放たれてるの?

 絶対真似できないよ私。


 今のコーメェムーヴを人の行動に喩えると、横になった状態から跳ね起きる、あのダンスとかしている人がする感じで、運動能力高そうなあの動きだよね?

 私はブリッジも微妙に上手く出来ないので、あの動きは無理なんです。貧弱&関節が堅い。

 無理して真似しようとしたら、確実に背中の筋が攣りそうになると思う。うむ。


 そんな風にコーメェの動きを見て、私が一人で勝手に運動不足に対する怒りと悲しみに囚われていますと、軽い腹ごなしっぽい雰囲気でもって、円形ベンチの上でジャンプしたり反復横とびしたりし始めるコーメェ……食べてすぐ運動して大丈夫? なんというかアスリート気質だねぇキミも。


 機敏に前後左右へと動く白い毛玉は、今日も可愛さと満点だよ。


 でも遠目からこの光景を見たら、9割9分怪しさで驚くと思う。

 さて、コーメェ観察も程ほどに、称号確認の続きと行きましょうか。


 一気に全称号を確認するのは、私のVR心臓がドキドキ上限突破しそうで危険ですので、上から順番に一つ一つ順番に確認していく事にしましょう。落ち着いてユックリね。称号は逃げませんので……逃げないよね?


 うん、安全に進めることは大事。石橋を叩いて壊さないようにはしたい。

 私の心の平穏と言う観点から論ずると、壊して他の橋へ行く事も吝かではないですが。


 だってあれですよ、コーメェの称号を確認した際も、正直な所色々と怪しげな称号が沢山あった事ですし。不思議生命体だよ本当。

 ということで私の称号も、もしかしたら……珍妙不可思議なもので埋まっている可能性がね。


 ……いや、流石に無いよね? 無いと思いたいよ。

 念じれば叶う。そう信じて。


 傍らでモフォモフォと運動しているコーメェの気配を感じつつ、決意と共に両目を閉じて数回深呼吸した私は、薄目を開けつつ表示されている称号メニューから顔を逸らして、そーっと右手を伸ばして称号欄の上にある『特殊その他』のタブを指でタッチします。


 切り替わった称号メニュー欄の右側に、下へ動かせるスクロールバーが表示されているという事は……つまり一つや二つで私の称号確認が終わらない事を示唆しているわけで。はっはっは。平穏無事とは行かないか。


 でも、あまり沢山では無いと良いな。はは……はははは。

 そ、それでは一番最初に表示されている称号から、確認しましょうか。



【祝福の冒険者】

 この世界に祝福の冒険者として顕現した。

 この称号を持つ物は『プレイヤー』としてこの世界で活動する。


 一部の複合世界に順ずる機能を制限され、変わりに多くの特殊な恩恵を得る。

 『祝福の冒険者よ この世界に 変革を齎すべし』



 えーっとこれは、多分アレだよね。

 プレイヤーがアバターを作成して、この世界に出現した時に取得できるみたいな。

 売れ筋の基本セットっぽい称号って事だよね? 安心感抜群。


 『一部の複合世界に順ずる機能を制限』とか『多くの特殊な恩恵を得る』みたいな部分がちょっと良く判らないけれど……多分、この世界の住民さんと私たち祝福の冒険者、つまりプレイヤーとの差異を表現している感じだと思う。


 例えば魔物に倒されても死に戻るだけで大丈夫! とか。

 ログインやログアウトに関する物事とか。

 全員漏れなくアイテムボックスを使える事とか。

 マップをメニューから確認できる事も。


 つまり女神様の祝福、メニュー全般に関する事柄に対してって感じかな? 難しいね。


 一部機能制限ってのが謎だけど、それ以外に関しては効能がわかり易い称号でよかった。特に深く考えて効果を活用しよう、なんて思わなくてもコレなら大丈夫そうで良いね。


 よーし……この調子でどんどん進めて行こう!

 少し項目を下へスクロールさせてー次の称号を確認。

 頼むから、普通な見た目の称号でありますように、お願いしますよ。



【伝説級所持者】

 伝説等級の物品を、自分の所持品として入手した。

 伝説等級の品物に関しての、詳細判明率が微量増加。

 伝説等級の武具その他に対しての、全抵抗値が微量増加。

 【貴重】等級より下位の等級物品を入手の際、全項目に加算補正。


 称号【二つ名】ならびに、称号【悪名】の発生率が増加。

 伝説級物品クエストに関与する確率が増加。

 名声度に対しての友好度変動補正、ならびに名声度基本補正値を50%増加。

 伝説級に対しての【託宣】発動時、効果に95%の補正を加算。



 ……えーとこれはアレか、確実に【一番ボール君】関連のだよね。


 書かれている内容の、恐らく半分程度は何となーく把握できるんだけど。


 えーっとね、そのね?

 後半に進むに従って、よく判らない表現というか文章と言うか専門用語と言うか?


 これ絶対にワザとソレっぽい言葉とか表現を使って、首を傾げさせるのが一つの目的になってる可能性が高いよね。私の知っているあの人(神様)ならそういうことやるよね。確実だよね。


 【二つ名】とか【悪名】とか物騒な文字が見えるし!

 うー、もう詳しく調べたくない内容だよ。

 見なかった事にしたいよ。


 過去の私に『称号? 見ないほうが良いんじゃない?』って助言してあげたい気分が、爽やかさてんこ盛りで私の心の奥底にある泉から懇々と湧き出始めたよ!


 泉は脳内予定先生のお家の裏手にあるよ!

 無駄設定だよ! 何なんだ一体!

 気にしたら負けだ!


 深く考え始めると、思考の渦へと精神が沈んでいって帰って来れない可能性が高くなりそうだったので、強引に考える事を切り上げて次の称号へ進めることにします。


 そう、先はまだ長いのだ。

 こんな場所で立ち止まっている場合じゃないのだ。

 コーメェだって、頑張ってベンチの上でポヨポヨして運動している事ですし。


 称号メニューの画面へ指を伸ばし、きっちり一項目分だけ下へスクロールさせます。

 ……次の称号はナンダロウナー? ハハハー?



【安寧の理を破壊せし物】


 安寧の女神に関する強い力場を破損もしくは破壊、或いはその残滓に触れた。


 主大陸及び複合済大陸を除く、断片大陸に及ぶ力場に干渉する権利を取得。

 干渉の際は、要求される触媒を消費しなければ効果は発動しない。

 死に戻りのペナルティ時間10%増加。聖水消費時には影響を及ぼさない。


 称号所持者が【二つ名】持ちの場合、カルマ値にプラス補正。

 称号保持者が【悪名】持ちの場合、カルマ値にマイナス補正。


 全レイド系ボスに5%の追加ダメージ。追加属性は神属性。

 全レイド系ボスに対しての全状態異常補正を固定数値で減少させる。

 全レイド系ボスからの被ダメージが10%増加。状態異常攻撃を含む。



 へーほーはーふーん? えっちょっと良く判らないですね?


 そもそも、称号名称が物凄く物騒極まりない気がするんですけど。


 私は敬虔な安寧の女神様信者ですよ?

 何か女神様に逆らってるっぽい称号名なのは何故なのです!?

 酷い言いがかりだ!


 そもそもですよ、この称号を何処で手に入れたのか、全くこれっぽっちも微々たる破片程度もミクロン単位で表現しようとも、怪しいと思える心当たりが無いんです。


 謎が謎を呼んで謎る謎展開ですよ。謎だ。


 コレには首を傾げるしかない私。

 えー……あー……駄目だ。


 考えても何かしら取っ掛かりが掴めないと、ツルツルで磨き上げられた鏡面加工を施された、雲海の上まで聳え立つ断崖絶壁の前にたってる気持ちにしかならない。


 諦めが肝心と言うよね。

 取得条件に関しては一先ずおいておこう。


 で、肝心の内容その他なのですが。これも半分位しか判らないよ。


 専門用語多すぎませんか?

 それとも、普通はこういう感じな略語っぽい表現を使っても、VRMMOなRPGを嗜むプレイヤーさん達は今日も称号内容について詳しく理解しちゃう感じですか?


 酷い差別を見ましたよ!?

 何かが増えたり減ったりしてるのだけは判りました! けども!


 後は自力で頑張って、外部サイトなり公式掲示板なりで単語を並べ立てつつ調べるか、秘密っぽい場所を見られるのは少々恥かしいですけれど、詳しい知識をお持ちの方に称号欄を見てもらって、詳しい単語説明を受けるかしないと駄目だね。


 相談するとして……イ=ヤッハーさん達は……いや、最近ご迷惑ばかりかけてるし止めておこう。

 きっとイベントに関しての準備その他で忙しいでしょうし、そもそもコーメェのことについても丸投げしてしまっている状況ですし。


 となると、消去法で導き出される相手は……ツバメさんはゲームに関して詳しくご存知っぽい雰囲気を、そりゃもう強く醸し出してましたが、再会できるかが判りませんし。


 華やかパーティさんも連絡手段が無い。


 そして連絡手段、で思い出されるお方が一人。そう、キサラさん!


 あの後、ちゃんとメェと出会う事ができたのかも気になる所ですし、称号を確認し終わった後に連絡を入れてご予定の方聞いてみましょうか!


 自力で調べたら時間が絶対に足りないのは判りきっていますし!


 少しは自分で調べろ! と怒られそうな予感もありますけれど。

 そこはほら、メェの貴重な情報を教えたという事に対しての報酬! と言う形で納得していただくということで! なんとか!


 私にしては、結構良い感じに対策を思いついたんじゃないかな? と何時も通りの自画自賛を繰り広げ、今確認した良く判らない【安寧の理を破壊せし物】とか言う、字面が物騒な称号に関しては後回しにします。


 さあー良く判らないものは飛ばしちゃおうねー、ドンドン飛ばしちゃうよー!

 色々と見なかった事にして次の称号へドドンと。



【境界破壊を試みたもの】

 楔の巫女による境界を攻撃、もしくは境界発生楔を引き抜こうとした。

 この称号をもって『●の●● 裏』に関するレイドバトル参加権利とする。

 一度でも『●の●● 裏』レイドに参加した場合、安寧の女神の祝福を一部を失う。



 んー? これもちょっと良く判らない。

 っていうかね、先程称号確認を始めてから『良く判らない』って言い捲くっている気がするよ私。


 いやでも、本当に判らないんだもの。


 もっとこう、初めての系みたいに判りやすい内容とか名称にしてくれないと、私みたいな初心者には全然理解不能ですよ?


 そもそも『レイド』って何なのか。


 参加って事はなにか集まりみたいな物なのか。


 お祭りなのか。


 組合員みたいなものなのか。


 そこも良く判りません。

 本当にどうしたら良い物やら。


 そして祝福の一部を失うって、これ絶対悪い事だよね!?

 やりませんよそんな事!?


 という事で内容が判明しなくても気にしないで良いでしょう!

 使わない称号効果なら関係ない、はず!


 そして私は、こんな場所で長考している時間は無いのだ! 次々ぃ!

 ぱぱっと今確認していた称号の詳細表示を消して、次の称号へ移動。



【楔の祝福を受けし者】

 楔の巫女から祭具を授けられ、祝福を受けた。

 この称号をもって『●の●● 零』に関するレイドバトル参加権利とする。


 授かった祭具に対応した様々な特殊効果を、称号所持者に与える。

 世界複合処理後、次の楔の島に関するクエストを無条件で得る事が出来る。

 『楔の巫女』を知っている者に対して、活躍度と名声度及び友好度に増加補正。

 楔の巫女による境界を、時間をかけてくぐり抜ける事が可能になる。



 これはあれだ、チュートリアル後にリアさんのお家で、全然気が付かないうちに授かっていた祝福についての称号だね。内容もちょっと伏字があるけれど、良さそうな効果ばかりで少し安心したよ。


 こっちにもレイドとやらが書いてあるけれど、名前がちょっと違う感じだし種類が幾つかあるのかな。参加条件って言われても困るよね。


 資格を持ってたとしても、無理に参加しなくても良いよ! とかあるのかなぁ?

 実は強制参加ですフゥハハハ! とかじゃないよね!?


 絶対周囲のプレイヤーさん達に多大なるご迷惑をお掛けすると思うので、もし強制参加しなければならないとしても、一人で隅っこに座り込んでお空を見上げ、平穏無事に密やかに時間を潰したい。私は置物デス。宜しくお願いします。


 ……ええい駄目だ、これ以上考えてると悲しくなってくる! やめとこう!


 さあ次です! もう何が出てきても精神的には全然ノーダメージ! って感じで大丈夫な気がしてきたよ!

 あくまでも気分だけ、っていう部分が信用ならないけど!

 勢いだけで突き進む私は暴走特急フワモだ!

 どんとこーい!



【隠れた名士】

 あなたの名声度が一定の値に到達した。

 名声度に関する判定全般に微量補正。

 それに及ぶ好感度や活躍度等の心理パラメータにも増加補正。



 ……ん? 何だろうコレ。


 また心当たりのない称号が出てきましたよ。

 不具合で取得したとかそういう理由じゃないですよね?


 そもそも名声? とか私に一番縁遠い場所にある単語だと思うんですけれど。

 言っていてちょっと悲しい気持ちになりますが、真実は真実としてお伝えしたかった私の心情を理解していただけると幸い。自虐か。


 そこの所どう御思いでしょうかね。

 でももう驚きはしませんよ。


 不思議だなーとは思いますが、このまま確認作業をしていたら、多分毎回驚いていても仕方がない、っていう状況になりそうな予感がヒシヒシと伝わってきていますので。


 さあ順番に進めよう、見ないことには始まらないし。

 先は長そうだぁ……もう精神が疲弊してきたよーうへぇーぃ!

大変お待たせしました。

結構強引に時間を作って書きましたので、誤字脱字等ありましたらご報告下さい(汗


※ 追記 ※

ご報告いただいた誤字を修正しました!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ