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206 情報 収集 開始します!

何時も通りの考えすぎる人。

もうちょっと脳内を落ち着けなさい。

 女性のお客様に向かって、何やら詳しく商品の説明を始めたエスメラルドさんの背中を眺めつつ、一体どういう経緯でこの雑貨屋さんが宣伝されたのか少々考えてみます。


 私が所持している、このふわふわブラシの存在や効果を知っている人……プレイヤーさん以外ならば心当たりがあるのですけれども。


 公園で、私の尻尾なんかをラティアちゃんに梳かしてもらったりしましたしね。


 でも、プレイヤーさん相手と言う条件がココに加わって来ますと。

 全く状況が異なってくるという感じでですね。


 ……だって、まぁ、ほら、ね?

 何がとは詳しく言いませんが、いや詳しく言いたくありませんが。


 私と言う存在はデスネ……今の今まで他のプレイヤーさんに、自分から積極的な会話や接触をする機会がなかったのですから。


 しかも獣人にとても良いブラシ、なんてしっかり状況説明を添付した状態で攻略サイト紹介されているというこの事実。


 この雑貨屋さんではない他の場所で幸運にもブラシを手に入れた! という理由で効果が判明したとかであるならば、エスメラルドさんの雑貨屋さんで販売していますよー、と言う情報は出てこない筈ですし?


 あまり目立たないようにカウンターの横で静かに佇んでそんな事を考えながら、ワイワイと色々な商品を手にとって、アチコチ店内を移動している他のお客さん達を観察しておりましたが。


 そういえば? とブラシと尻尾の組み合わせで少々思い出した事が。


 そういえば……以前生産用スペースを訪れた際に、私の尻尾を無意識モフりしてしまった男性プレイヤーさんに対して、この雑貨屋さんの場所やブラシの特性を詳しく説明したような記憶が。あるんです。


 もしかして……あの、私が自分勝手に心の中で『同士』(モフリスト)である! と決め付けてしまった灰色な配色の狼っぽいプレイヤーさんが情報源なのかもしれません。


 うんうん! 何だかそう考えると物凄い納得できてきたぞ!


 あれだ、何だっけ、そうそう消去法!


 えーっと間違ってる選択肢とか無理な選択肢を消して、残ったのが正解だ! みたいな推理方法でしたっけ?


 正直考察する項目が少なすぎて、考えながら消去させるほどの推理材料が集まっていないとは思うのですが。


 採取できない素材は手に入らないというのと同じです。

 私が思い起こせるプレイヤーさんの知り合いが少ないから当然です。当然で……うん。


 良いんです、あの狼プレイヤーさんに出会った後に、他のプレイヤーさんと結構沢山一緒に冒険する事が出来ましたし。基本的にオンブに抱っこでしたけど。寄生言うな。


 普通の人にとっての沢山パーティプレイ! という部分の数値表現が、少々想像付かないですが自分なりの解釈で。お役立ちとは言い難い。お薬作れます。


 ひとまず『ふわふわブラシ情報拡散事件』のあらましを、各種情報を元にして何となく脳内で察する事の出来た私は、周囲でワイワイと楽しそうに商品を見たり触ったりしている人達の背中を改めて眺めつつ、フードの下でニヤリ……とほくそ笑むのであります。


 正解だろうが間違いだろうが自分の中で決着が付けば、それはスッキリマインドとして私の心の世界に清涼感を運ぶのです。んーすっきりさっぱり。


 俯いてフードで顔を隠しながらぬふふ……と笑うとか、傍から見ると何やら怪しい雰囲気を醸し出しすぎですね私。中身はいたって普通の狐人です。強盗とかじゃないですよ。


 それにほら、手に持っているのは凶器ではなく毛玉ですし。

 天然素材100%の安全毛玉ですよ。生きてますけれど。


 そうだ、棒の先っちょにコーメェを括りつけて振ったら柔らかいハンマー武器になるんじゃないかな、なんて事を特に深い理由もなく考えておりますと。


 お客様に説明をし終えたエスメラルドさんが、クネクネと河の水が流れる感じな動きを感じさせる様な、スルスルーっとお客さんの間を抜ける移動方法でカウンターまで戻ってこられました。


 なんと表現したらいいのか……喩えるならば、良く映画とかで武術の達人が人ごみの中を移動している最中に、他の人にぶつからないで通り抜けてうわぁ凄いよ! お師匠様! な感じのアレです。


 でも歩き方はこう……セクシーな? 素晴らしき特殊技能。


 説明をやり遂げた表情を浮かべて、カウンター内の椅子に腰を落ち着けたエスメラルドさんに、先ほど私が脳内で導き出した『ふわふわブラシ情報拡散事件』についての考察をお伝えします。

 

「ふむふむ……と言う事はーフワモちゃんが生産用スペースで出会った、その祝福の冒険者さんが人目につきやすい場所で宣伝してくれた! って事で良いのかしらね?」

「多分というか、どんなに思い起こしてみてもそれ以外に可能性が見い出せないので……そうじゃないかなーと?」

「あらまぁ、もしかしたら気が付かないうちに来店してくれてたかもしれないわねぇ……是非一言お礼が言いたかったわぁ」


 私からの言葉を受けて、エスメラルドさんが手の平をを頬に当てて口を尖らせる感じで残念そうに呟きます。


 流石にあの男性プレイヤーさんも、まさかこの世界の住民さんに感謝されるとは思っていない可能性が高いですし、そこの所は仕方が無いのかなー? とも思いますけれど。


 今度私があの人に出会うような事態に陥ったならば、エスメラルドさんの代わりに感謝の言葉を述べておきましょう。忘れていなければ。あと一対一で会話できるメンタル防御力を得ていれば。


 ああ、そういえばお出掛け前に私がエスメラルドさんへと託したクッション達はどうなったのかな? 前回陳列して下さった場所には見当たりませんけれど。


 チョット気になったので、その辺の詳細をエスメラルドさんにお聞きしてみた所。


 なんと、お客様が増え始めた頃に、全部纏めて購入して言ったプレイヤーさんが居たという事でした。

 良かった! ちゃんと購入してくれる人が居た! 売り物として認めてくれた人が居たというこの事実だけで3日は生きていけます。命大事に。


 嬉しいご報告も聞けましたけれど、帰還のご挨拶だけでもと思いついてお伺いした訳ですから、余り長時間留まる訳にも行きません。


 残り時間に対する不都合は、今回は私のせいじゃなくてですね、エスメラルドさんの雑貨屋さんにおける急激なお客さんの増加! と言う、完全に不測の事態が巻き起こした不可抗力ですので私は悪くないです。


 予定通りに動こうとした、私の意思は一言一句間違っていない筈。先生もそう仰っているはず。


 等と、無駄に心の中で自分に対して自分で言い訳問答をしておりましたが。先生も援軍に呼んで。


 ……ふと視線を感じで顔を上げカウンターの方を見ますと、何やら可愛く小首を傾げた状態のエスメラルドさんが、私の腕の中で大人しくしているコーメェに向かって興味深げに視線を注いでいるのに気が付きました。


 ああそうそう危ない、コーメェの入店についての是非を聞いておかないと!

 私にしか影響の無い、私の精神的な問題は後回しで良いんだった。


 確か従魔については余り大っぴらに喧伝しない方がいいぞ、とモヒカーンさん達に念を押されましたので……一応アイテムボックスから例の【精気紋鑑定証】を取り出してカウンターへと差し出し、エスメラルドさんだけに聞こえる様、その耳に顔を寄せつつ小声で問いかける事にします。


「えっと……エスメラルドさん、この子コーメェっていう私の従魔なんですけれど……私と一緒にお店に入れてしまって大丈夫だったでしょうか?」

「あらまぁ……その子って従魔だったの!? 久しぶりに見たわぁ……小さくて可愛い! 入店の事なら……うん、そのサイズで登録が済んでる従魔ならウチとしては問題ないわ」


 私が小声で質問したからなのか……空気を読んでくださったエスメラルドさんも、コショコショと内緒話風に右手を衝立の様にしつつ、【精気紋鑑定証】を確認した後に口元を私の耳に寄せての会話になりました。


 良かった良かった、お咎めは無しの方向で決定のようです。


 やっぱりサイズが小さいというのは、一緒に色々な場所へ赴いて冒険するという点では有利なポイントなのでしょうかね。


 戦闘能力の方は期待していないので大丈夫ですし。


 でも称号で何かカッコ良さそうなものがありましたし、実は物凄く強かったりもするかも? 一応淡い期待をもってこれからも頑張りましょうか。


 心の癒しぢからは大分強力だと思いますし。


 一応無事に戻ってきましたーと言うご挨拶によっただけなんですー! とお伝えして。

 余りお仕事の邪魔をするわけにもいきませんので……またクッションを作ったら持ち込みますので宜しくお願いします! とお伝えするに留め、そろそろお暇するとお伝えします。


 クッションについての了承の返事を返した後……またお客様に呼ばれたエスメラルドさんが、商品の説明をする為にカウンター内から店内に旅立って行くその勇姿を見送った後、コーメェを抱えなおして静かに雑貨屋さんの扉を肩で押し開いて外に出る事にします。


 コレはクッションを持ち込む際は前回うかがった時の様に、開店前にお邪魔した方がいいかもしれませんね。

 今後もお客様が増える可能性が高いですし。


 そもそも、今週末になったら追加で新規のプレイヤーさんが参入してくるというお話が、既にありますからね。


 きっと新規プレイヤーさん達は、話に聴いた『有名な攻略情報サイト』とやらでも、情報を仕入れてくるでしょうし。私と違ってそういう点は抜かり無さそうですからね。


 折角だし私もそのサイト覗いて勉強してみようかな? なんて思いながら歩みを進めます。


 さてさて、何となく考え無しに町の南の方へと足を向けてノンビリ散歩気分で移動していますけれど、次は何処へ向かいましょうかね?


 そろそろ現実での現在時刻の方も、危険な領域へと突入する時分ですし。

 今から、あまり長時間拘束されてしまう可能性のある場所へ行く訳にも参りませんので。


 ……えーっと、お伺いするとして距離的に一番近いのは?


 まずは……今現在立っている場所の右奥に見えているギルドで絶賛お仕事中のリーナさん……次に近いのはギルド裏にある例の金属加工してるゲイルさんの所かな。


 流石にこれから国営図書館へ向かって、アルシェさんに聞いた色々と興味深いスキルについての説明や、そのスキル取得に向けての講習を受ける時間は無いですよね。


 アルシェさんのお口から飛び出した魔法封入? とやらは、ちょちょいとやれば、ほほいと入手出来るような物っぽい響きでは有りませんでしたし。絶対難易度高そう。


 確か説明によると……アイテムに魔法の効果を封入して便利に使用出来るようにする、っていう感じの物でしたよね。スキル名で言うとどういう物なんだろう? そのまま【魔法封入】とかかな?


 そこの所は、アルシェさんから実際に方法を教えてもらう時にでも聞いてみる事にしましょう。


 多分想像ですがアレでしょう、私が幾つかまだ所持している、投げると魔法っぽい爆発を起こす石みたいなアイテムを自作できるっていう事ですよねきっと。


 危険物所持免許みたいな物は必要ないんですかね、ああいうアイテム群って。

 毒とかと同じで、それほど強いものじゃないなら怒られたりしないのかな。


 でも、魔素迷宮の壁を吹き飛ばす威力がありましたよね確か。

 ……もしかしなくても、手榴弾を懐に隠し持っているような意味合いになっちゃうんじゃないのコレ!?

 

 拾ってから今まで、他の人に見せた事がないアイテムだったから完全に失念してたよ!


 いや、アイテムボックスに放り込んでおけば暴発の心配は無いし大丈夫、だったりしないかな。駄目かな、駄目だったりする? いや駄目そう。


 あー考え始めたら不安指数がうなぎ上りになってきた!


 いやでも、魔力を籠めて投げ付けないと爆発しないからきっと大目に見てもらえるかな? 導火線に火の付いていないダイナマイトみたいな。いやそれでも完全に危険物所持か。


 ……うん、気がつかなかった事にしよう。

 あれはただの石です。うん。


 用事を済ますために移動を開始した筈の私……今では何故か道端で立ち止まって『ばれなきゃ犯罪じゃないんですよ』な悪逆犯罪者の心境を語る状態に。


 どうしてこうなった。私だからか。

 そうなのか。私にとって『私』は既に形容詞か。


 というか何時もの事なのですが、私ってこのVRゲームをプレイしていると……なんでしょうね、ちょっと移動するたびに、色々思い出したり思い悩んだり思いに耽ったりしていますよね。


 判らない事ばかりのこのゲーム世界で、あっちこっち行ったり来たりしているからかな。


 現実で慣れ親しんだルーチンワークなら、こんなに思い悩む事もないのでしょうけれど。あとあれです、この世界の住民さん達が個性豊かなのがいけないんです多分。


 没個性と言うか、良い意味でも悪い意味でもゲーム的な会話等しかしない住民しか居ないという世界ならば、私だってもう少し早くこの世界に慣れ親しむことが出来たかもしれません。あくまでも想像の範疇を超えないんですけどね。そう17歳の想像力。


 そもそも、VRMMOというジャンルのゲームをプレイするのが始めてである! という時点で、他の経験者さん達と私のスタートラインの位置が、数百メートル所か一キロくらい離れているような感覚に陥りますし。遠すぎて皆さんの背中が見えない。スタート前から絶望。


 むしろ言うなれば、皆さんがお外の広大なマラソンコースを自分のペースで走っている横で、私だけ学校の校庭にある運動場で息切れしながらジャージでヒィヒィ持久走している様な。


 そもそも土俵が違うというか何と言うか。


 そして皆さんはキャッキャウフフしながら他の人と走っていて、私は運動場で居残りマラソンの様な状態になっているわけです。


 あれ、考えてると悲しくなってきたよ?

 くぅマラソンが憎い。


 遂にマラソンへ罪を擦り付け始めた私ですが、心の奥底では、そう、マラソン君が悪くない事も理解しております。ええ。

 優しい彼に甘えた形になってしまいましたね。マラソン君ごめんよ。


 ……等と脳内で茶番を繰り広げていましたが、一向に次へ進む場所が決まりません。

 茶番だけでは駄目でしたね。しっかりしろ私。


 でもちゃんと中央通りの端っこの方へ移動して、他の方の邪魔にならない様に考え込んでおりますので、そこの所はご安心いただけると幸いですね。道端のオブジェだと思ってもらえれば。


 前までは、一人でウヌゥと唸りつつ考え込んで悲しみを募らせていましたが、今はコーメェが一緒に居てくれていますので、悲しみも半減どころか四分の一位で済んでいると思います。


 コーメェセラピーですね。

 名称だけで想像すると、戦いでどうしても勝利出来ない人にコーメェが必勝の策を与えるセラピーみたいに聞こえるのが不思議。


 何かこう、脳内に帽子みたいなのと扇っぽいのを掴んでドヤ顔しているコーメェが思い浮かびました。


 カッコイイと言うよりはやっぱり可愛い。

 ドヤァしてるのが可愛いポイント。


 そうしている間にも貴重な時間は過ぎて行きまして……最後の最後に思いついた方法として、こうなったら後は明日に回して早めにログアウトしたほうが良い、きっとそうだそうに違いない! という考えに無理やり間溢れる流れで到達してしまうという思考的暴挙。


 そう恐らく、週末は例の新規プレイヤーさん歓迎のイベントとやらで、物凄い頑張ってゲームをプレイする事になるでしょうし。

 実はまだ詳しく調べる前なので判りませんけれど、多分土曜日か日曜日にイベントとやらが開催されるんですよねきっと。流石に平日にやったりは、しませんよね?


 あれだ、この辺も調べておかないと駄目だ!

 参加する気は満々なのですが、調べていないというこの体たらくですよ?


 自分で自分にしっかりしろ自分と、より良い自分である様に自分に言い聞かせたい。自分。


 うん、先ほどの攻略なサイトというのも気になりますし、ついでにイベント詳細確認と言うとても大事な事も思いつきましたし。


 これは思いつきでの意見ではなく、本気でこのまま早めにログアウトして、現実の方で色々知識を深めて今後の準備を進めておいた方が良いのでは。


 今日は水曜日の夜、となると木金の二日もまだ残ってますし。


 二日間も残っているならば、用事もゆっくりと済ませれば大丈夫じゃないかな。


 急いで報告しなければならない様な事も。

 多分、恐らく、きっと無かったはず。私の脳内では。


 等という事を、ブツブツと石壁に向かって独り言を言う感じで……恐らく怪しい奴成分100%な感じで脳内整理していた私でありました。


 別に壁がお友達な訳では決してありません。

 視界が狭いと落ち着くだけです。


 という事で決定です決定!

 ここは無駄に時間を浪費せずに明日へ望みを託しまして。

 今からログアウトしてお食事してからーの、VRゲームについてのデータ収集してーの、と移行する事にしましょう!


 当然の如く、あまり夜更かしはしない方向で考えております。


 早めにログアウトしますし、当初の予定で考えていたタイミングよりは早めに就寝できると思いますよ!

※ お詫び ※


月曜日更新、時間が足りずお休みさせていただきました。

申し訳御座いませんです。

調子悪いな、ちょっと横になるか>ウワァすっげぇ寝過ごした! という最悪のミスをやらかしましてですね?(死

はいスミマセン(汗


※ 謝辞&紹介 ※


『和泉』様がフワモさん&コーメェのイラストを描いて下さいました!


コーメェのイメージ&サイズが大分自分の想像通りだったので、思わず『うむぅ!?』と唸ってしまいました(何

紹介しても良いです、とご許可を頂けましたのでアドレスを貼り付けておきます!


http://22324.mitemin.net/i257908/


↑ こちらになります! (『みてみん』へ飛びます)

『和泉』様、本当にありがとうございました! 励みになります!

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