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197 ログイン したら 即謝罪!?

ジャンピング土下座でも可。

平日はあっさり風味。

 リビングでゆったりとした感じで寛ぎつつ、何かの書類に目を通していたお父さん。


 私がガチャリと扉を開けて登場したタイミングで顔を上げて、少々困ったような表情で笑顔を浮かべつつ『ゲームは程ほどにしないと、寝不足で体調を崩すから気をつけるんだぞ?』と私に念を押してきました。


 ええ、そりゃ勿論判っておりますともオトウサマ。いや本当。


 先日、その噂の寝不足状態異常そのままで学校に登校して、授業中その他諸々のタイミングで沢山酷い目に遭いましたので。


 夢中になってVRゲームをプレイしている時は『大丈夫いけるいける! まだまだリミットは限界に到達していない! ふぅははぁ!』という風なテンション&スタンスで、一見は問題無さそうに感じますけれど。


 さあ、そろそろログアウトして平常運行へ移行するぞー、となると途端に疲れが襲い掛かってくるという……まさに理想と現実という観点で話は別になってくる訳で。


 ベッドに横になっている状態で全く身体を動かしていなくとも、VR機器へのアクセスによって脳に疲れは溜まっているのです。


 脳に乳酸が溜まっているのです。

 いや乳酸はたまらないか、筋肉だよねそれは。

 脳みそ筋肉な脳筋ならどうだろうか。いや違うそれはどうでも良いのだ。


 ある意味で、まさにそのままの意味の『頭脳が労働』という感じでしょうかね。

 一ミリもインテリジェンスな意味合いはなくてですが。


 物理的頭脳労働。なんと表現したらいいのか。

 まぁそんな感じでエネルギーを求める脳細胞。


 それに、どこかのニュースサイトか何かで見た記憶があるのですが、長時間続けてVRゲームをプレイしすぎて果てにお亡くなりになった人が居る、なんていう不幸な事件が実際に起こったりしたそうですし。


 というか……流石にソコまでプレイしなくても良いのでは? と思ってしまうのです。


 睡眠や飲食をする暇さえ惜しんでゲームに没頭し、それが原因で天国へと旅立ってしまったら、結局その後一切大好きなVRゲームが出来なくなってしまうじゃ無いですか。


 それじゃ色々と本末転倒ですよね。

 用法用量を守って正しくVRMMOをプレイしませんと。私の様にね!


 少々決意の程に欠ける、VRMMO利用理念に基づく意思表明を改めて脳内で確認しつつ、お父さんからのヤンワリとした口調に載せられた苦言に対して、しっかりと了承のお返事を返して頷き返します。


 大丈夫大丈夫!

 そもそも当初の予定として、平日にはそれほど長時間ゲームプレイするつもりは毛頭有りませんので、安心して任せてくださいなお父さん。


 その後、毎度お馴染みな感じでお父さんからのお料理に対する細やかなアレコレを小耳に挟みつつ、一人で過ごしている時とは雲泥の差がある……そう、普段とは全く違う美味しいお食事に舌鼓を打つ私なのでありました。


 というかですね、そんなに詳細に材料とか作り方について詳しく説明されても、3割程度も脳内に入ってこないよーお父さーん。


 そういう話題はお料理が得意な娘を入手した場合によるのでは。


 そのまま聞き流すのも何ですし、一応『へーふーん』という感じでそれと無く相槌を打ってはいますものの、やっぱり興味のない事柄については、どうしても集中力が散漫になると言いますか。


 とりあえずアレです、今日のお料理はお魚の煮物っぽいヤツとか温かいお野菜等で、そりゃもうとても美味しいです。何かのお豆が入ってるスープまで付いてます。


 あれですね、一人で冷凍食品とか出来合いで売ってるお惣菜等でご飯を食べていた時は、特に気にしていませんでしたが……こう、なんでしょうか、やっぱり手作り料理はどこか違うといいますか。


 勿論悪い意味では無くて良い意味でですけれどね。

 手作り料理マニア志向。


 いやその、なら気合を入れて自分で作れ! とは仰らないで頂きたい。

 何度も言いますが料理に関しては既に諦めの極致なエブリシング諦念。


 自炊出来なくても食生活に困らない世の中に産まれて良かった。


 あれだなー、結婚とかするならー、お料理を作ってくれる男性とが良いなー、なんてお花畑志向から搾り出したエッセンス無希釈な、高純度の夢マボロシ99%配合のしょうもない無駄妄想をしつつ、小皿に盛り付けられていたスティック野菜っぽい物体を一本摘んで、お行儀悪くひょいっと口に放り込んで咀嚼します。ぽりぽり。


 ……あれ、これただのお野菜かと想像して口に入れたのにぽりぽり、微妙にお漬物っぽい味付けがしてあって意外に美味しいぞ。ぽりぽり。


 箸が進みます。いや摘んでるから指が進む?

 ……表現がおかしい気がするけど良いか。ぽりぽり。


 うむむ、このニンジンのヤツが歯ごたえがあって美味しくて良い感じ。

 んー兎になった気分です。ゲーム内では狐ですけど。ぽりぽり。


 そんなこんなで終始和やかに晩御飯も終了。

 お休みの日ならば食事後もゲームプレイを頑張ってしまいそうですが、流石に平日はそんな事も言っていられません。


 おっとダメダメ!

 食器は私が洗いますからお父さんはゆっくりしててね!

 あーはいはいほら麦茶も冷蔵庫からだしとくから休んでて!


 年頃の娘としては流石にコレくらいはやらないとね!

 自分で言いつつ切り出すのもナニですけど!


 その後は、お父さんと一緒にリビングで久しぶりにだらだらーっとしつつ、学校の事やお父さんが家に居なかった間に起こった出来事等のお話をしました。あまり特筆すべき事は無かったですが、ゲームを始めた事がすでに事件級の扱いなのでソコはソレで。


 週末にでも菓子折り持参して、お世話になっているご近所や大家さんにご挨拶に伺わないといけないな、なんて事をお父さんが言っているのを……ペラペラ本のページを捲りつつ、ソファーに座った状態で半ば眠気に意識を持っていかれつつ聞いておりましたが。


 んーだめだ、何時もならまだ眠くなる時間じゃないのですが……健康的で良いのかな……いや逆に不健康生活まっしぐらモードだから眠くなるのか。


 うん、普段に比べて時間的にチョット早いですが、お父さんからの『眠いならもう休んだ方が良いんじゃないのかい?』という勧めに従って寝る事にしました。


 どうも意識してやる事が無い状態で、さらにお腹が一杯になってしまうと途端に眠くなるのですよね。


 根本的にグータラな性質を持つ私としては仕方がない事なのでしょうか。

 あまり威張れた事ではありませんけれど。


 よしうん寝よう、お休みなさーいお父さん。

 読みかけの本をパタンと閉じて手にもち、自室へと戻る事にします。


 ゲームを本格的にプレイできるのは今週末かなぁ……ああそうだ、カイムさんが教えてくれた『私目当てのお客さん』とやらにも会わないといけないのか。


 明日の夕方にログインした時にでも出会えるかな。

 ログアウトした場所が公園のはずだから、ログインしたらすぐ出会ったりするかも?


 そんな感で、いよいよもって重くなってきた瞼と格闘しながら、大雑把に明日のゲーム内行動予定を脳内で立てつつ……ヨッコイショとベッドに横になった私は、あっという間に夢の世界へと旅立つのでした。


 すやぁ……むにゃむにゃあ。


 そして爽やか……とは表現しづらい微妙な眠気と共に、自室ベッドの上で意識を覚醒させた私の水曜日が開始されましたよ。


 まぁそりゃもう当然と言うかのごとく、特筆すべき事も無く目を覚ました後準備して普通に学校へ登校し、マジメに寄り道もせず帰宅してきた私。


 あーなんだろうか……改めて思い起こしてみると、本当に今頑張っているVRMMOのゲームをプレイしていない期間は、暇な時間は大体読書位しかしていなかったんだなー、と理解できて何やら感慨深いですね。


 青春をもっと大事にするのだ私。


 でも、今日も男子クラスメート達が楽しそうに色々とVRゲームについて会話しているのを、自分の席でこっそりと意識だけそちらへ向けて聞きかじって、学校の授業以外でもゲームのお勉強しておりました。


 凄いんですよ本当、ゲームをまだプレイしていないはずの彼ら、既にどんなスキルを取るのかー俺はこんなスキル構成でいくぜー、等の会話をしていたりしましてね? 準備万端過ぎる。


 行き当たりバッタリ&完全な趣味でスキルを取得していた私としては、そりゃもうそのプレイスタイルに則ったスキルの構築方法を聞いてビックリしましたよ。


 なんというか、プレイしていない人達の間にも、あのゲームのスキル詳細情報が大分広まっていたりするものなんですね。


 やっぱり、ふわもこファームの時みたいに、外部で攻略サイトの様な物がもう作られていたりするのかな……なんて思いつつ、食事後のお昼休みを悶々と過ごしていたりしましたよ。有能な方々が多すぎる。


 さてさて、学校での出来事に対する後ろ向きダウナーな回想は程ほどにしておいて……今朝テーブルの上に置いてあったお弁当に添えられていた書置きからの情報で、今日のお父さんはお付き合いで飲みに行くとかいう事でしたので帰宅が遅いと書いてありました。


 だから晩御飯は先に食べててね!

 レンジでチンすれば大丈夫な様に準備しておいたよ!

 温かくして寝るんだぞ!


 という感じの文章が追記で記載されてました。


 そう、冷蔵庫に温めるだけでオッケーなおかずが入ってます。

 何時でもお食事可能な状態なのでいろいろと安心!


 かといって、調子に乗って長時間ゲームをプレイすると、また明日の学校に響きますので……しっかりとプレイする時間を決めてからログインする事にします。


 えーっと……学校からまっすぐ帰宅したから、まだまだ残り時間の方は大丈夫。


 うーんと今は夕方6時前だからー……ゲーム世界だと早朝かな?


 なら先に洗濯機回してからシャワー浴びてー……軽くお部屋のお掃除もしてからログインすれば、ゲーム内時間的に丁度良い位かな?


 先に食事しちゃった方が良いのだろうか……いやそこまでお腹へって無いんだよね。後にしよう。


 メモと冷蔵庫のおかずを確認した後、脳内で予定を考えつつ指折り勘定して……うんうん、一応は大丈夫そうかな?


 それで、ログアウトするタイミングはゲーム内でお昼を過ぎた辺りにしようかな……多少前後したとしても、外にお出掛けする予定は無いし街中ですから、いざとなれば即座にログアウト出来ますし。


 うむソレ位なら大丈夫でしょう。

 その後、ちょっと遅めのご飯にして軽くお勉強してからお休みなさいしよう!

 よーしよし計画完璧じゃない?


 平日は基本的に町の中で出来る事を何かしよう!

 出掛けるとしても材料集めに町の近くだけにする感じでね。


 えーっとログイン後、まずポーションを作成するのは確定としてー……あとはお客様? が来ていたら気合で対応する! カイムさんが近くに居てくれると助かるんだけどな……大丈夫、だよね多分。うんきっと大丈夫。落ち着け私。


 その後、予定通り洗濯お風呂にお掃除完了、良い感じに時間も経過しました。


 これならばゲーム内時間も丁度いい具合になっているはず。

 明け方から公園に出没するのもなんですからね。


 それでは早速、とHMDと配線の状態を確認して頭に装着し、ログアウトしたら即眠れるようにパジャマでベッドに横になり、VRゲームへとログインする事にします。


 何時も通りログイン前に訪れる白い空間でIDとパスワードを入力しますと、相変わらず幾つかのデータ確認等作業が挟み込まれました。


 ……なにやら掛かる時間が長くなっている気がしますが。

 毎回プレイヤーさんがログインするたびに、確認しているんでしょうか。

 何だかお仕事? とはいえ色々と大変ですね。


 とはいっても、ただの普通プレイヤーなだけである私が気にするだけ無駄な気もしますけど。裏でなにか深い事情があって確認を挟んでいるのでしょうし。


 さてゲーム開始!

 ……かと思いきや、データの確認等が終了した後に追加で私の前にメニュー板が一枚出現しました。


 んん!? なんだろうか?

 パスワードを入れた後のこの場所で、これが出てくるとか結構レアなケースじゃないでしょうかね?


 ゲーム内で出てきた時とは違って、この場所で表示されるという事はきっと何か重要な物なのでしょう。しっかりと確認しましょうね。即閉じとかしませんよ。


 それでは、と一度頷いてからソコに記載されている文章に目を通します。


『第一期プレイヤー様へのお知らせ 次へ』


 ふむ、コレは……私みたいにメールで招待されたプレイヤー全員に送られるもの、で良いのかな。まぁ今現在存在する全てのプレイヤーさんが同じでしょうけどね。まぁとりあえず『次へ』をプッシュして続きを。


『第二期プレイヤー参入の際に スキルと一部のアイテムを除いた全てを引き継いで キャラクターアバターの再調整 または完全な再生成が出来る権利を ひとつのIDに付き ひとつ配布いたしました 次へ』


 うんええーっと? これは『オマエに一回だけアバターの作り直しとか手直しが出来る権利をやろう』 ……って事で良いのかな? 別に困っている所はないし私には必要ない物かなぁ……それにしても何でこのタイミングでこんな物が出てくるんだろう。

 まぁ次に進みましょう次に。


『権利を行使しない場合 一定期間で権利剥奪されますので ご了承下さい なお完全に再生成をした場合 蓄積されている名声値等の心理パラメータはリセットされます ご理解の程宜しくお願い致します』


 多分……気に入らないキャラなら一回手直ししたり作り直していいよ、っていう優しさかな? 何だろうか、第二期のプレイヤーさんと一緒に心機一転で開始できるようにしてくれてるとか?


 メッセージはココまでみたいなので、確認不足なところが無いか一応再度読んで確認した後メニュー板を閉じたら……例のIDとパスワードを打ち込む台の横に丸くて青い玉? がポンと出現しました。


 大体の予想はついておりますが、一応それに手を伸ばしてみますと……案の定想像していた通り『アバター変更の開始は 金曜日の午後6時となっております』というメニュー板が私の目の前に。


 だよねーそうだと思ったよ。


 青い玉から手を離して待つ事数秒。


 やっと何時も通りのログイン風景である、すーっと足元から景色が切り替わっていく状態に。

 いやぁ地味に時間を取られてしまいました。まぁまだ大丈夫な筈。


 何時も通り両目を閉じて待機します。

 暫くすると周囲からサワサワと風が木の葉っぱを揺らす音が聞こえ始めました。

 うむ、ログイン完了かな!


 ぱちりと目を開きますと、なんと公園のベンチに座った状態でログインしたでは有りませんか! これログアウトした時の状態を保持してくれるように変更されてるんだ!? これはありがたい変更です!


 ログイン時のアレコレで噴水に落ちたりして酷い目に遭いましたからね……ナイスです運営さん!


 メェもしっかりと座った状態な私のお膝の上に登場しましたよ。

 うむうむ、おはよう相棒、今日も柔らか素材だね。


 さてさて、今日こそはラティアちゃんに出会えるかな? と思いつつ、近くに居ないかどうか確認する為に周囲を見回しますと……ちょっと離れた場所に並んでもう一つ設置されているベンチに、黒いフードつきのローブっぽい物を着用した人が座っているのに気が付きました。


 うわぁ何だろう、明るい雰囲気のこの公園であの格好って物凄く存在が浮いている感じがします。

 えっ人の事言えた義理かって? メンタル虐めは勘弁してください。


 フード着用な人の方も、私が今ベンチの上に座った状態でログインして来た事&私から視線が注がれているのに気が付いたようで、こちらにその目深に被ったフードで隠された顔を向けます。


 あっどうもこんにちわ怪しい狐では御座いませんハイ。


 あまりジッと視線を向けていては失礼にあたりそうですので、一応一度ペコリと頭を下げて視線を外しておきます。さてさて、ここから移動して二人が来ているか確認しないとね。


 よいしょ、と掛け声をつけてメェを抱きかかえ立ち上がって、さあ目的の癒し存在ラティアちゃんと遭遇するチャンスを得る為に移動しよう、とした矢先に。


 何時の間にか立ち上がっていた黒ローブの人が、すすすすーっという感じの迅速で流れるような動きで私の前まで移動して来て……ガツンと両膝を地面についてビシっと正座の体勢に変化、そのまま滝が流れ落ちる様にゴリっと額を地面に打ち付けて、完璧な、土下座のポーズへと、移行しました……?


 うんうん……うん?! ええっ何!?


 そんな私、崇め奉られるような霊験あらたかな狐人では無いのですけれど、人違いではありませんかねそこなお人!?


 焦りに焦って硬直している私の目の前で、土下座状態の黒ローブさんから……何か搾り出すような懇願するような感じで、意味の判らないこんな台詞が飛び出したのです。声から察するに女性のようですけれども。


「あああ! やっと直接お詫びする機会に恵まれた!! あっえっと私はキサラと言います! あの時は本当に、本当にすみませんでしたぁー! 無意識だったんですぅ出来心だったんですぅー! 手癖でやっちゃったんですぅ!」

「なっちょっと!? えーと!?」


 その後、延々と良く判らない謝罪を繰り返すその方を、どうにか地面から起こそうとアレコレ声をかけていたら……その説得タイムの間に、騒ぎを聞きつけたカイムさんとラティアちゃんが向こうから私を見つけてくれたみたいで、砂場の向こうから二人で一緒に此方に移動してくる様子が視界の端に映りました。


 ラティアちゃんが、ピョンピョンとジャンプ移動しつつ、右手をブンブンふって物凄い眩しい笑顔を此方に向けてくれています。ああー癒される! むしろ浄化されそう! 何かが!


 状況がこんな謎な事になっていなければ、手放しでヒャッホイしてましたよ。

 そしてラティアちゃんと手を繋いで一緒に近寄ってきたカイムさんが、地面に伏せている黒ローブの人が晒している土下座とその後頭部を眺めつつ、私の横まで移動してきて。

 ポン、と私の肩に手を置くと一度頷いた後に……こう仰ったのです。


「えー、その地面におるのが前に話した『お客』じゃよ」

「う……うえぇー!?」

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[良い点] 前に出た女性パーティー(?)の人。。。違う男女混合パーティーの人だ。 [気になる点] この世界にカメラ系の道具はあるのだろうか。。。 無いなら記憶スキルと絵画スキルでなんとか。。。 [一…
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