平凡な午前中
夜中に蚊がうるさくて眠れなかったので出来がイマイチかも。
と思ってます。なんかあったら言って下さい。
すごい勢いでバスが隣を走り抜けた。
たぶん、俺が生まれてくる頃までは漫画や小説に空想の代表として描かれていた、空中を走るバス。
中々だと思う。
巨大人型ロボットや宇宙専用軍艦、民間用艦などもできている。
最近では瞬間移動装置なんてのもできたらしい。
すごい時代に生まれたと思う。
魔法育成学校の校門を朝一で通る。
他のやつらより遅いと何かと嫌がらせがあるからだ。
みた目が他のやつらと根本的に違うからだろう。
空色の目と灰色の髪なんておかしい。
俺自身、嫌だから他のやつらから見たらもっと嫌なはずだ。
そそくさと上ばきに変えて教室に入る。
朝の支度をしてからいったん教室を出て屋上に向かう。
朝早く教室にいるのは中間じゃない。
だから、有る程度時間を潰す。
今日は天気もいいからな。
しばらく本を読んでたら、たぶんあいつが来るだろう。
あいつだけは何故だか俺を怖がらない。
いい奴だ。
だからこそ巻き込みたくない。
他のやつらがいる前ではあまり話しかけないからあいつもこの時間を狙って来るだろう。
「あ、いたいた。ここだと思ったんだよね〜。ソーヤ。」
奏夜と呼んでくれる声が近づいてきた。
顔を上げる。
思った通り、茶色の髪が揺れていた。
こいつは竹林 雷。
俺に唯一、普通に接してくれる人物だ。
かけがえのない友人。
魔力は俺と同じトップレベルだ。
雷は当たり前のように隣に腰を下ろしてくれた。
そんな些細なことで喜ぶなんてさみしいやつだと自分で思ってしまった。
朝はゆっくりと時間が過ぎていった。




