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EX ミリタリーコラム まとめ②

04〜06話までのミリタリーコラムを全文掲載しました。


私の個人的な所感で書いてあることも多いので、間違いや勘違い等はどうかお許しください。




◇ 04.H&K MK23──〝特殊部隊の拳銃〟


 H&K MK23は、ソーコムという名で知られる大型自動式拳銃です。どうしてそんな名前が付いたのかといえば、作中でも少し触れたように元々はアメリカのSOCOMという特殊部隊用に作られた銃だからなんですね。そして特殊部隊用ですから、ものすごくタフでハイパワーで、重くてでかいんです。平均的な拳銃の1.5倍くらいの重さがあります。開発段階から民間人が使うことを、特にひょろっちい高校生などが使うようなことを想定していない銃なんです。ただ重さに加えて他にも細々した問題もあり、実際の特殊部隊ではあまり使われてないんじゃないかという話も耳にします……。


 よく映画やゲームなどでサプレッサー(銃の先っちょに付ける筒みたいなやつ。減音機)が付いた銃を見かけますね。サプレッサーが装着されていて、黒くてごつい拳銃ならこのMK23である可能性が大です。MK23といえばほとんどがサプレッサー装着のような感じですね。だって特殊部隊用だから。


 ちなみにダンボール好きのあの方が愛用、というかよく現地調達している銃もこれです。だって特殊部隊用だから。




◇ 05.テーザー銃――〝電極射出タイプのスタンガン〟


 テーザー銃|(Taser Gun)はスタンガンの一種です。スタンガンというのは電気でビリビリバチバチするアレのことですね。テーザー銃はそのノーマルなスタンガンとは違い、見た目も拳銃によく似ています。そしてその見た目どおり、電極を発射することで離れた目標に電気ショックを与えることができます。アメリカのテイザー社が開発したものが有名であるため、このようなタイプのスタンガンを指して俗にテーザーや、テイザーと呼びます。


 作中では桐花が使用しています。注射針のような弾丸を飛ばしていますが、実際のテーザー銃は弾を飛ばすのではなく、ワイヤーでつながれた電極を射出します。電極というのは針みたいなものですね。その針を相手の皮膚にぶっ刺して(ある程度の衣服は貫通します)、ワイヤーを通して電流を流します。作中に登場しているテーザー銃はそのワイヤーがなく、完全に独立した電極を撃ち出すタイプなので、かなりの創作が混じっていることになります……。


 スタンガンといえば、よく映画やらドラマなどで人を気絶させるアイテムとして登場しますね。でも実際は気絶するほどの威力はありません。筋肉が硬直して身動きが取れなくなる程度です。テーザー銃も針をぶっ刺すだの電気ショックを与えるだのなんだか物騒な感じがしますが、実際は人が死なない安全な武器として作られています。もちろん筋肉が硬直して倒れたショックで脳震盪、なんてことがないわけではありませんが、拳銃より何百倍も安全です。


 そんなわけでアメリカでは主に警察が容疑者を確保するためや、護身用として広く使われています。でも日本では違法ですよ。銃刀法違反に抵触してしまいます。




◇ 06.M1911──〝自動拳銃の教科書〟


 M1911は〝コルトガバメント〟の愛称でも知られる大型自動式拳銃です。コルトというのはこの銃を開発したコルトファイアアームズ社のことで、SAAシングルアクションアーミーという回転式拳銃や、以前に少し紹介したM16という突撃銃や、そのカービンモデルであるM4など著名な銃を生み出した歴史ある銃器メーカーです。どの銃も少しは聞いた覚えがあるかもしれませんね? そのコルトが開発し、以降の自動式拳銃に多大なる影響を与えたのがこのM1911というわけです。作中に登場するM1911A1の〝A1〟という末尾は、例によって銃のバージョンを示しています。


 この銃の素晴らしいところは、まずその完成度の高さにあります。1911というのはこの銃がアメリカ軍によって制式採用された西暦のことであり、およそ百年前のことです。それだけ昔のものでありながら、威力があり、故障や悪環境に極めて強く、操作性に優れているため、現代でも広く使われ続けています。もちろん細かな性能等では最新の銃に劣りますが、拳銃としての基本的なところは変わりません。むしろM1911のほうが構造がシンプルな分、信頼されていることさえあります。百年前のものが未だに通用する、というのはすごいことですよね。百年前の自動車なんかは今は絶対に公道を走っていませんよ。M1911はそれだけ銃としての完成度が高かったということです。


 その外観は大型で、シンプル。最近の拳銃がポリマーフレーム(ようはプラスチックっぽい銃ってことです)であることが多いのに対し、最古参であるガバメントはもちろん金属フレームです。ずっしり重そうで、いかにも拳銃という感じがしてシビれます。ぜひいつか本物を手にとってみたいと思います……。


 ちなみに、アメリカ軍で約七十年にわたって使われ続けたこのM1911ですが、その後継にあたる拳銃は以前に紹介したベレッタ92(M9)です。この二つの銃が有名なのはそういうわけでもあるんですね~。




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