■第九話 攻守最強の鳥・人
みなさま、お久しぶりです!最近ドタバタしていてなかなか執筆が進んでいませんでした!申し訳ありません!ここからは自分が書くのが好きな戦闘シーンがもりもりなので頑張ろうと思います!
ゆっくりとお楽しみください!
昨日の夜に間違って投稿してしまいました!ややこしいことをして申し訳ありません!
「お前ら!よくここまで来れたな!」
少年が声をかけて来た。
「俺達は事情を聞きたいだけなんだ!」
「うるさいな!俺はあの街が嫌いなんだ!だから壊すんだ!!」
なんか事情があるみたいだな。
「どうしたら話を聞いてくれるんだ?」俺は問いかけた。
「話なんてしないよ!お前らはこの場で死ぬんだからな!」
その掛け声に合わせ
「グキィィィィィィィ!!!!」
鳥獣が高音で超音波みたいなものを出して来た。
「避けるぞ!」
井口が全員を押して避けた。
「井口!ありがとう!あれは盾じゃ防げないのか!?」
「物理じゃないから厳しいと思って、能力使って避けた!」
こいつ、戦いの時は冷静だな。普段あんなにふざけてるのに。
「俺はな!お前達がどんな戦い方をするか知ってるんだからな!モグラみたいなやつと戦ってるのを鳥獣に見張らせていたからな!」
なるほどな?俺達の攻撃パターンはある程度わかるってことか。
それにしてもこのデカいやつ、他の鳥獣と戦い方が違う!あいつら突っ込んでくることが多かったのに!
「みんな!あいつは今までのやつと攻撃パターンが違う!最初は様子を見ながら戦うぞ!」
俺は指揮を取るために指示を出した。
そうするとみんなは頷いた。
「井口!愛莉!少し引けるか?
二人が引いたら柳!頼む!」
「「わかった!」」愛莉と井口が引く。
「任せて〜」柳がのんびりと魔法を構えた。
「『氷結魔法 大地....きゃっ!」
と魔法を詠唱しようとした時、鳥獣が思いっきり前足を踏み込み、地面を砕き、柳の魔法詠唱を止めた。いや、それはお約束的に止めちゃダメでしょ....。
「柳!」と井口が叫び、能力を使って柳を助けた。
「ありがとう、井口〜助かった〜」
「無事でよかったよ、怪我されたら困っちまうからな!」
井口が能力をフルに使って味方のカバーをしている。あいつの能力も大概だよな。強すぎるよ。
「柳ちゃんが魔法使う時間がないなら、私が切る!」
愛莉が勢いよく走っていき、切り掛かった。
『ガキン』
鈍い音がした。鳥獣が翼で愛莉の剣を受け止めたのだ。
「こいつ!硬すぎるよ!」
モグラの時とは違い、愛莉の剣はもうすでに『楽』に変形している。
形態変化しても切れないのか!?
でも、目的は果たしてくれた。
「愛莉!流石だ!おかげで柳が能力を使えた!」
「任せてよ〜!」
愛莉はニコニコだが、剣で切れなかったのが悔しかったのか、顔が少し曇っていた。
柳の『透過色彩』が発動し、柳の姿が完全に消えていた。
「だから!それも対策できてるんだよ!」
鳥獣が羽を動かし、強風を繰り出した。
すると俺達は壁に打ち付けられそうになった。
「ぐうぅ!」
井口が守ってくれたお陰で壁際まで追い詰められるだけで済んだ。
「ぐあぁっ!!」
何もないとこから柳の声が聞こえた。
すると、だんだんと柳の姿が見えて来た。攻撃を受けたから能力が解けたのだろう。
「柳ぃ!!!!くっそ!!!ナツ!!!!回復を頼む!」
「お、おう!任せろ!」普段とは違う呼び方に戸惑っていたが、速水はすぐに回復に向かった。
「くそ、これどーするかな!」
俺は必死に頭を使った。どーすればいいんだ。
「柳の魔法が使わせて貰えないなら、接近戦で行くしかないよなぁ!!」
「そーだよね!井口くん!頑張ろ!」
怒っている井口と愛莉が接近戦で戦う気だ。
それなら!
「愛莉!井口!俺が言霊を使ったら切りに行ってくれ!」
「「わかった!」」
「いくぞ!『鈍』!」
鳥獣の動きが『鈍』くなった。
それに合わせて、井口と愛莉が詰めて切りに行った。
しかし、二人の刃は鳥獣に当たることはなかった。
「『防御魔法 守衛』」
背中に乗っていた少年が防御魔法を使い、鳥獣の周りをバリアが覆った。
「な!?そんなんありかよ!」
「俺はな!防御魔法が使えるんだよ!俺と鳥獣が組めば最強なんだ!!!!」
なるほどな、遠距離の音波攻撃や風を使う攻撃、近接の羽攻撃と危険時の絶対防御か。確かに最強かもな。
それにしても、あいつら柳の魔法を止めたがってる気が.....
もしかして!魔法が効くんじゃないか!?
もしくは、凍るのを恐れているか、何にしても柳がきついのか!なら....
「愛莉!ちょっとこっち来てくれ!」
「な〜に〜?」
こんな時でも嬉しそうにして近づいてくる愛莉。
「耳かして!」
「耳?私の耳取れないから貸せないよ?」
「頼む!今はボケないでくれ!!!」
「ごめんごめん〜」
とふざけてしまった。今は大事な時なんだ。愛莉。ふざけちゃダメだぞ?
「ごにょごにょごにょ、で、俺がそれしたら合図だ!いけるか?」
「うん、やってみるね!」
俺は作戦を愛莉に伝えた。
愛莉は小走りで柳の元に向かった。
「井口!愛莉に柳を守ってもらうように伝えた!俺らで頑張るぞ!」と俺は自分の耳を触りながら話した。
すると井口がはっ!としてから
「わかった!俺らだけでやるぞ!」と剣を構えた。
「なんだ?あの女は戦わないのかよ!あいつが最高戦力だろ!妨害しかできないやつと早いだけのタンクに何ができるんだ!」
「カチーン!早いタンクは最強だろうがよ!」
なんか井口、今日キレまくってるな。
まあ、俺のは事実だから怒る気にもならん。
「お前らなんか相手にならん!あっちから処理する!」と言うと、鳥獣の口の前に魔法陣ができ、魔法を放とうとしている。
「あいつも魔法使えるのか!まずい!『壁』」と言うと愛莉達の前に丈夫そうな『壁』が出て来た。
ゴオオッと大きな音を立てながら鳥獣から魔法が放たれ、俺の作った壁に向かって一直線で進んでいく。
『ジュウゥゥゥゥ』と音がして、見てみると壁は無傷だった。
「対魔法の壁をイメージしてるんだからそりゃそうなるよね!」と俺はニコニコだった。さてと。
「今度はこっちの番だ!いくぞ!『煙』と言うと、あたりが一瞬で『煙』に包まれ、何も見えくなった。




