6話 「天啓と示唆」
くlねつゎふまけ?つでせ。
結城「ここが天師の都」
「天師連盟本部 【五芒星結界】 上空だよ。」
そうして自分たちの城を上空から眺めながら
僕らはゆっくりと降下を始めた。
月「・・・綺麗。」
月ちゃんは今まで以上にきらびやかな眼をしている。
やっぱり年頃の女の子には天空の城というのは憧れなのだろうか?
そう思いながらも奈良県上空を飛行する白い浮遊城に僕らは着陸した
月「るなたちが見たの、これだったんだね、」
「・・・雫。」
結城「・・・?」
紫「とりあえず、篠宮さんのところに連れていきましょう。」
「あの人こうゆうの知ってそうだし。」
結城「―――というわけで。」
「わかります?篠宮さん。」
篠宮「いやわかんねぇよ。」
結城「え?なんでですか?」
篠宮「バカかお前?」
「俺の専門はあくまで医学だ。その手の検査は『技術開発部』だろ。」
結城「確かに!」
篠宮「確かにじゃねぇよバカ。」
「ていうか、お前が調べろよ紫!」
「お前の術式にピッタリだろ!」
紫「ハイハイ、」
術式:―【極眼司術】―
『極眼司術』...川越神社の祀神『大国主』が与えた術式
術式使用者の片目が淡く光り、その眼はありとあらゆる事象の『真』を映し出す
要は「解析鑑定」の術式だ。
紫「う〜ん、今私の術式で月ちゃんを見たけど、」
「魅來がさっき説明した月ちゃんの術式、『幻影操術』だっけ?」
「それっぽい術式は見えた。だけど、死の輪郭がどこにも見つからないね。」
魅來「極眼司術でもわからないのか?」
紫「術式とか性質なら一発でわかるんだけどね、」
「私の術式はあくまで『見る』ことだからね」
「それを応用して色々できなくはないけど」
結城「だめかぁ。」
篠宮「ていうか、」
「月ここに連れてきていいの?」
「色々問題になりそうだけど。」
結城「駄目でしょうけど、」
「そこら辺はちゃんと責任取りますよ。」
篠宮「研修生が何言ってんだか、」
篠宮「・・・とりあえず、」
「彩木、月ちゃんだっけ?」
月「...!」
篠宮「・・・君の話が聞きたいな。」
魅來「・・・話?」
篠宮「カウンセリングだよ、兎にも角にも情報がほしい。」
「『極眼司術』でも見つかんない程この子の奥底に眠ってるんだろ?死が。」
「だからまず、話が聞きたい。」
「最近、なんか変な事、些細なことでも良い、何か話してくれないかな?」
月「へんな、こと。」
「へんな、コト、」
「ヘンナ、コト?」
結城「?」
月「・・・最近、夢を見るんです。」
篠宮「・・・夢?」
月「るなが、るなじゃなくなる夢。」
紫&魅來「!」
月「最初は暖かい、空の中。」
「次に爽やかな、丘の上、」
「最後にきれいな星の下と、」
「・・・天に浮かぶ城。」
全員「...!」
月「でもそれを見終わったら、」
「全部、崩れていくの。」
「全部、全部、全部。」
紫「!....」
魅來「・・・。」
篠宮(単なる悪夢障害じゃないだろうね。)
(死神の前兆で悪夢になるなんて聞いたことねぇし、)
(となると、)
「君、友達とかっている?」
月「友、だち?」
篠宮「悪い死神ってね、ストレスが原因になりやすいの。」
「だからそれを分け合える『友達』の存在が大切なの。」
結城「魅來、(小声)」
魅來「コイツの情報に交友関係は載って無かった。(小声)」
「つまりいないってことだ。(小声)」
紫「まじかぁ;(小声)」
月「・・・いる、ひとりだけ、」
結&魅&紫「!」
篠宮「・・・その子は?」
月「...星名 雫。」
「るなの、たった一人の、」
「親友です。」
その言葉を聞いて僕たちの真意は決まった、
・・・そう思っていた。
脳ミソというのは肝心な時に役に立たないものだ。
この時点から気づくべきだった。
彼女の言葉に。
おかしな点があることに。
はい、いかがでしたでしょうか?6話「天啓と示唆」
お気づきな方はいるでしょうか、この話にはいくつかの矛盾点が存在することに。
まぁ気づかれるでしょうけど。
次回もお楽しみに!
ばいなら〜




