5日目
村人「……ここは?」
村人「自分の家か……」
???「やっと起きましたか」
村人「あなたは……誰ですか?」
???「私?」
???「そういえばまだ自己紹介をしていませんでしたね」
僧侶「私は隣町の僧侶です」
僧侶「倒れているあなたを見掛けたので」
僧侶「しばらく治療をしていました」
村人「ありがとうございます」
村人「僧侶になるのもいいかもしれない……」
村人「しかし、どうして私の家が分かったのですか?」
僧侶「あなたを連れてくる間に1人の冒険者が教えてくれたのです」
村人「そうですか……」
僧侶「それにしてもどうして何も持たずに……」
僧侶「ドラゴンの居る場所に行ったのですか?」
村人「ある冒険者に騙されて盾の代わりにされたのです」
僧侶「そうですか……」
僧侶「………………」
村人「どうしたのですか?」
僧侶「実は……ドラゴンが倒されていたのです」
村人「それはきっとその冒険者が倒したのだと思います」
僧侶「もし……そうなら……大変な事になりますよ!」
村人「そうなのですか!?」
僧侶「私もよくは分かりませんが……ある国の王様が……」
僧侶「先程の場所にいるドラゴンを倒せる冒険者を」探していて、ドラゴンを倒した冒険者には、」
僧侶「何かの……権利が与えられるとか……という噂があります」
僧侶「なのでその冒険者を放っておいたら」
僧侶「大変な事になるかもしれません………あくまで噂です」
村人「何か嫌な予感がする……」
僧侶「ひとまず大丈夫そうなので、今日は家に帰りますね」
村人「ありがとうございました」
ガチャ……バタン
村人「あっ、僧侶になりたいと言い忘れた……」
村人「でも、いつか立派な勇者になりたいな……」
村人「きっといつか……良い冒険者が迎えに来てくれる」
村人「そんな気がする」




