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第一話

今回の企画的に、直してはいけないのです。読みにくいし文章おかしいけど、ごめんね

こんにちわ。私、一般的な人間であります。

いやー、まさか職場から帰っている最中にトラックにひかれるなんて思わないじゃないですか。でも、こうやった形で私は生き残っております。...いや、生き残っているというよりは転生したといった方がいいか。

まさかね、トラック転生というものが実際に来るなんて思わないじゃないですか。それも、自分のみで。


おかげさまで、現在の私は女から男になりましたよ畜生。宮野七誌は、この世界でマルスという名を受けてブルートゥ気の次男として比較的楽しい世界でいきております。

マルス・ブルートゥなんて変な名前でっすよね。でも、そんな変な名前でも私は構いませんよ。楽しい楽しいお貴族様生活。まあ貴族とはいえ、木子爵から成りあがった程度の吹けば飛ぶような辺境伯お抱えの男爵家。領地替えもそれなりにあったようですが結構ついてくる人も多いので、貴族の中では非常に親しみを持たれているのだと思われ。


「おはよう、マルス」

「あ、おはようございますお兄様」

「ははは、そんなに堅苦しい言い方でなくてもいいだろ。俺はお前のお兄ちゃんだぞ」

「ははは...黙れくそ兄貴!」


毎日毎日、眠る前に頭をなでてくれるのはまあいいでしょう。その程度やや変態に思われますが仲のいい家族としてなら最低限許容できる程度です。だがそのあと、頬にキスをしてくる。ついでに軽く腕を噛む。これって明らかに変態行為ですよ。実の弟をアレな目で見ているのでしょうか。弟は談笑ではないんだぞというはなしなのです。


「まあまあ、いいじゃないか。俺はお前の」

「だまれえええええええ!」


朗らかに笑う、顔以外はただの基地外な兄の頬を割と強めに殴る。それに恍惚な表情を浮かべている変態は無視して、きょうも今日とて屋敷の外回りに行くことにします。

まあ屋敷と言っても、地主の村長とか祖そんな感じの裕福な農家の屋敷より少し広い程度の屋敷です。貴族の屋敷としては平屋になるべきではないというのはよくわかる話だけど、それでも平屋なのは吹けば飛ぶ木っ端貴族だからですね。このくらいならほかに村人が来たとしても割と使いまわしやすいですし、ふつうの村長が気に入らなくて解体しても貴族に対する不敬やらにはなりにくいはずです。そもそも男爵家なんぞに貴族特権なんて持っているわけないけど。


「あ、ぼっちゃんじゃねえか!売りイルカ!」

「苦いからイラン!」

「なんでえ、つまんねえな!まあいいや、あとで 

機のみ食わせたるからな」

「わかったー!」


楽しそうに声をかけてくる、うちの実質的な騎士団の団長にして一緒についてくる村人筆頭の声にそれっぽい言葉をかけておいて、私は山に潜る。いわゆる転生努力系主人公みたいな人生を辿りたいだけなんだ。たのしいたのしい成人後を辿ってくるためにも、わたしは今のうちに苦労するんだ。こういう世界では定番として存在する魔力も、幼い頃にばかり成長するものです。なんなら、まったく使わない人間は基本的に大人になるまでに魔力が完全に枯渇するので、基本的に平民は魔法を使うことができない。それでも稀に馬鹿みたいに魔力を持っていたりすると、戦争で後方からバカみたいな魔力で攻撃する戦術兵器として扱われるから恐ろしい。とはいえ、やっぱり騎士なんかには狙われやすいのが戦術兵器の常。投石器も似たようなものだというし、後方の強いものが狙われるのは良いことなのでしょう。


山に住むキリンジ、そんな言葉を聞いたことがある私には少しだけ複雑ですけどね。誰がキリンジだ、こちとらお貴族様やぞ。

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