第一話って書いたのにここにまたタイトル書く必要なくね?
慶應義塾大学法学部政治学科留年確定次期1年生againつみたてNISA初心者です。
むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんがいました。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯物に行きました。しかしおじいさんは途中で受容体が過剰に反応してきてしまったので病んできてしまいました。そこで芝刈りに行く意味を考えてしまいました。その結果、芝刈りに行く意味はないということに気づいてしまいました。
「(うーん、どうしてワシは芝刈りに行くのじゃ。芝が生え放題になったところでだからなんだというのかね。芝刈りした芝は、売れるのかのう。)」
というか、ももたろうでおじいさんは山へ芝刈りに行きますけれど、芝を刈ってだからなんだと言うのでしょうね。おばあさんが洗濯ものなので、普通に、家事だなって思いますけど、芝刈りに関しては普通に意味わからんジジイ死ね。
そこで、おじいさんが広瀬香美のカセットテープを取り出しまして。
「ゲレンデができるまで芝刈りたい。」
そうこうしてるうちに桑田佳祐もやってきてしまいました。
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一方そのころ、おばあさんは川で洗濯物をしていました。おばあさんは頭が悪いので、洗濯をする意味も特に考えませんでした。なので、ルンルンで選択を終えて、家に帰ってきました。
ーーーおじいさんが、いない。
ラッキーだったので、上田とか大久保佳代子とか若槻千夏が出てる愚痴のテレビの録画を見ることにしました。
(ピンポーン)
おばあさんは、玄関のインターホンを無視しました。しかし、またピンポーンとなったので、モニターからのぞくと中学時代の知り合いでした。その人は創価学会に入っているので公明党の応援をしに来たのだとわかりました。おばあさんは頭が悪いのでドアを開けることにしました。
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桑田佳祐かと思っていたけど、おじいさんは全然老眼でしょぼしょぼしていただけで、相手が近づいてくるごとにその姿は若々しくなりました。桑田真澄の間違いでした。しかしそれも間違いで、マットでした。
おじいさんはマットを知らなかったので天狗だと思いました。怖くなって、山の奥の方へ逃げてしまいました。
マット(仮)「あーもう正直問題あたしがこんな灼熱地獄の中こんな山奥まで来るなんて信じられない!なんなあのオヤジ!」
そうです。それはマットでさえなくて、ただのアレン様だったのでした。
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おじいさんの息子は介護が嫌なので国立大学を四年で卒業してとっとと高島市長のいる福岡県に移住して仲間と一緒にスタートアップを始めていました。ひろゆき切り抜きで経済の話をしているときだけついていけないのが嫌だったのでその都度ChatGPTに聞いて少しずつ分かるようになってきました。おかげさまで最近は新NISAを始めようか検討中です。
結婚したいとは心の底では思っているけれど、ツイッターでイコラブを見ているとどうしても佐々木舞香よりかわいい人に出会えなくて、どうしても相手に求めるハードルが高くなってしまいます。しかし最近は日向亘との熱愛が出たので、落ち込んだようです。鏡に映る自分の顔を見て、一生懸命に「日向って男そんなにかっこよくなくね?」とツイートしていた自分の身の程知らずさをかみしめました。
朝が来てしまう前に終わらせなければならないのは、きびだんごの作成です。
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おじいさんは山奥まで来たところで、もしかしたらクマに襲われるかもしれないと思いました。しかしおじいさんが例のごとくドーパミンが切れていたので毎日が日曜日のサザエさんが終わって鉄腕ダッシュからのイッテQからの音のソノリティが終わった後の憂鬱さでした。しかしおじいさんに月曜日は来ません。年金暮らしのおじいさんにとって、働く日も休みの日の違いもありませんのですから。おじいさんは毎日にメリハリがない割には65まで東証一部上場の有名企業で生きてきたので(なお50中盤からは窓際社員)、そこそこ頭はいいのです。いままで浪人したことも留年したことも不登校になったことも今期を逃したことも子どもができなかったこともなかったし、友達もそこそこにはいたので、生きる意味とかそういうのは考える余裕がありませんでした。余裕がなかったというか、自分でそう言ったことから目をそらしていたのだと思います。しかしここにきてそれがくずれてしまいました。もう特にやることもないし退職金もあるし息子も独立したし特に趣味もなくここまで働ききったので本当にすることがなかったのです。
そう考えると、自分はもうクマに襲われてもいいのかもしれないと思いました。クマに襲われて死んでも、そもそも人間に生きる意味とかあるのだろうかとか、痛みを感じてもそれはただ痛みを感じたというだけで、だから痛いというだけで何だってんだとか思いました。しかし何度も言いますが、おじいさんはそういった類のことを今まであんまり考えたことがなかったので、人生の哲学レベルにおいては所詮ガキレベル、小説家になろうを読んでる内向的陰キャでいうところの中三くらいの低レベルだったのです。よって、このおじいさんには死んでもらいましょう。こういうタイプは何も考えず普通に就職して、普通に結婚して、普通に子どもを作って、普通に死んでいくのです。
さあ、物語の力でクマを登場させてみようと思います。
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おじいさんが、クマに襲われませんでした。人は、死んでもいいやと思っても死ねないし、行きたいと思っているときにサウナの扉があかなかったりするのです。
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内閣官房では紫式部が次の選挙の公約を考えていました。
うーん、減税なんてどう?
藤原道長は頭がいいので、減税してはいけないということを理解していました。しかし紫式部はもっと頭が良かったので、本当のことを言っても国民は頭が悪いから理解してくれないし、ならいっそのこと減税しちゃって我が党の議席を固めて、それで別の法案好きに通せた方がいいじゃないとか思っていました。
テレビをつけると、どうやら公明党と立憲民主党が合体するらしいと分かりました。
ユーチューブを開くと、あんなに頑張っていた菅官房長官がよれよれのよれよれになって政界引退することがわかりました。
紫式部は国民が頭悪すぎることに嘆いて、小説家になろうを開きました。
「いずれの御時にか、高学歴高収入就職氷河期あまたさぶらふ中に…」
藤原道長は紫式部が意味わからん小説を書きだして世も末だと思ったのでこの政権も女性初でせっかく支持率高かったのにもう終わりだと思いました。一番上まで登り切ったジェットコースターはあとはレールを駆け降りるだけなんだとわかりました。
しかし、遣唐使が帰ってきたのでびっくりしました。
「正直問題、なんでゥチが海越えてこんな大陸まで行かなきゃならなかったわけ?もうほんとにありえなーい!だってこんなの意味ないモーン。」
アレン様は外務大臣でした。
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おばあさんも若いころは創価学会に憧れました。しかし池田大作先生のダンスがしょうもなすぎて幻滅しました。本当はおばあさんは朝鮮半島でKPOPがしたかったのです。しかし夢はかないませんでした。当時中国に留学してきていた日本人留学生のお兄さんと恋に落ちました。そして結婚しました。それが今のおじいさんです。おばあさんは頭が悪かったのでガオカオを受けるレベルにもありませんでしたが、日本語で恋人に会いを伝えたかったので必死に勉強しました。言語はどんなに馬鹿でも練習すれば習得できるものです。おばあさんはおじいさんとある日、ティーンエイジャーのお楽しみから帰ってきた後ずっと生理が来なくて不安だったけど、とかいうとだいたいセーフだったって文脈ですが、別にセーフじゃなくて無事妊娠しました。しかしおばあさんのお母さんはそれを許しませんでした。子育てがいかに大変かを知っていました。一人育てるだけでも大変なのに、一人しか育てられないなんてこの国は、なんて思ったこともあったけどこの国で一人でも育てることがどんなに大変なのかということを骨身にしみてわかっていました。さらに昨今は不動産バブルも崩壊し、中華の勢いには陰りが見え始めています。おばあさんのおかあさんは娘の陰りに怪しい薬剤を投入しました。娘の知らないうちに。
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おじいさんはクマに襲われませんでした。人生は偶然の積み重なりで、実は本人の努力だと思っていたものなんてただの出生ガチャと環境ガチャだったのかもしれない、というくらいに思いをはせることはできませんでしたが、人生において人はいつ死んでもおかしくはなく、自分はたまたま今まで生きていただけなのかもしれないと思いました。そんなことを思ううちに、脳裏に浮かんだのは一生の間思い続けてきたやはりあの人のことでした。
おばあさん、と顔の似ていた高校時代の元カノのことでした。正直言って、おばあさんとは妥協でけ婚したので、おばあさんのことはそこまで好きではありませんでした。しかし結婚するのが幸せだと思っていたので結婚しました。結婚したので、自分はそれなりに幸せだったんだと思っていました。しかしそれは単に幸せだったと思うようにしていただけだったのではないかと思うようになることもありませんでした。おじいさんは頭は悪くないですが、普通の人でした。普通の人だったので、普通の人なりの標準的な幸せを享受できていました。しかしそれでもクマに襲われたその瞬間だけは例の元カノを思い出さずにはいられませんでした。
少しの間呆然として、そして帰路につきました。
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広瀬香美も桑田佳祐も桑田真澄もマットもアレン様も、立候補すれば絶対政治家になれるのに、政治家になろうとはしません。政治家にならなくたって、自己肯定感と社会からの承認が満たされているからです。
このたびの中道改革連合の学会票は厳しいようです。紫式部は微笑んで、小説家になろうを閉じて、応援演説に向かいました。今日この後は、福岡県に向かいます。
ゲームしたいけど無為自然。老子老子。




