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07 困惑


 慌ててベッドから飛び起きて部屋を飛び出し、


 朝食準備中だったメリルさんをお姫さま抱っこして自室へと拉致、


 今は何も聞かずにお世話をお願いしますと、


 メリルさんに丸投げして部屋から逃げ出し、


 自発的に居間の床の上で冷や汗ダラダラの正座待機。



 朝の鍛錬から戻って来たリリシアや、


 ぼちぼち起きて来たみんなの、


 またか、という視線をじっと耐えつつ、


 メリルさんを待つ、俺。



「いったい朝から何なのだ」


 リリシア、うんざり顔。



 すまん、メリルさんが来るまで待機していて欲しい。


 俺の只ならぬ表情に只事では無いと感じ取ってくれたのだろう、


 みんな、神妙な顔で待ってくれている。



「メリルさんがお台所をあのままにしておくなんて、天変地異の前触れですよぅ」


 朝食の支度中のまま放置されていた台所をニエルが何とかしてくれたようだ。


 すまん、それは俺のお姫さま抱っこのせいだから。



 でも、さすがはメリルさん。


 初めてのお姫様抱っこは、


 あったか柔らか良い匂いの幸せ三重奏でしたよ、


 などと『モンスター』になりかけた俺の前に、



 現れたのは、メリルさんとあの娘さん、


 と、アリシエラさん!?



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