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真剣に読まないように(続)。

追憶。

作者: caem


 ふいに立ち止まり 仰ぐのは 果てしなく


 おもいきり ひろがる 透き通る蒼空に


 かすかに 薄れていった雲と 一緒に


 連れていってくれたらと 今だけは


 そんな感傷に いつまでも浸っていたかったけれど


 いつかは 忘れたかった ーーまるで


 あの頃はとても眩しくて 楽しさしかなかったような


 そんな気がしていたのに


 些細な喧嘩(いざこざ)でも 抱き合ってしまえば


 罵るぐらいなら塞いでしまおう 唇を互いに湿らせてから


 ひとひらの 舞い落ちた花びらと


 秋の 香りに 紛れていった


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― 新着の感想 ―
[一言] かつてそばにいた人に想いを馳せているようです。 しんみりしてしまいますね。
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