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無知と無茶

作者: 南郷 進

このままじゃあ気づけないよ、絶世の美女に。

勿体ないよ、このままじゃあ。

無知な僕に無理言って、今のままじゃあ行けないよ。

神話のような絶世の楽園が舞っている。

抽象画のような絶世の罪が唸りを上げる。

古文書のような絶世の罰が沈黙を求める。

無理を承知で旅立って、日暮れ前には踵を返す。

勿体ないなあ、このままじゃあ。

素通りするよ、絶世の美女。

解読できないラブレターには意味はない。

意味ありげな暗号で、意味のない悩みを晒しても、意味の分からない悩みが増えていく。

このままじゃあ勿体ない。

目の前を通って行くよ、絶世の美女。

滅多に姿を見せない絶世の美女。

他の誰も気付かない前代未聞の美女。

無茶を承知で手紙を書いて、叩き返される前に旅に出る。

無知な僕は無理言って、意味のない悲劇を演出してる。

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