合格した理由
今日は六島大学の合格発表の日だった。
合格番号がかかれているボードの前で喜んだり、泣いたりしている人達がいる。
泣き叫んでいるのは、田中工次という男性で、2回受験して今回やっと受かって、泣き叫んでいた。
今回合格できなかったら、諦めるつもりでいた。
しかし、合格したから胸を張って、家に帰れる。
家に帰り早速、父、母に報告した。
今まで予備校などお金の工面をさせてしまっていたので、これからは、卒業した後には、親孝行しないとと思っていた。
親達は喜んだ。
工次は、友達もいなかったので、一人てま喜んだ。
そんなある日から、大学から入学案内が届き、改めて合格したんだと実感した。
手紙には来週に説明会があると書かれていて、一人で行こうと思っていた。
工次は、街に出掛けた。
すると、一人の男声がこっちをずっと見てきた。
「ねぇ、君この前大学で一緒だったね!」と言われた。
工次はあまり覚えていなかったが、自己紹介はした!
相手は、康弘と言う名で、サバイバルゲームが好きだとかだった。
説明会がやって来てやはり、一人で行くことにした。
大学につくと、早速康弘と会う。
大学は、人が少なかった。
すると、眼鏡をかけた男性が来て「お待ちしておりました。新人君達」と言われ二人して顔を見合わせた。
そのあと、分かったことは
自分達は、六島大学に受かった訳でなく、六島大学の裏口入学の枠で受かっていた。
詳しく言うと、六島大学の裏大学は、殺し屋を育てる部門だった!
今年は、受かったのは二人だけだった。
サバイバルゲームが得意な康弘とインドアだが、計画的頭脳を持っていた工次が合格したのだ!
二人は、殺し屋として生きていかなければならない....