表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/7

冬のある日。

祖母は生前、寒い冬には死にたくないとよく口にしていた。

理由は、葬儀の時に来てくれた人が寒い思いをするのは嫌だ、ということだった。



祖母が亡くなった年の冬は、例年に比べるとあたたかだった。

そんな冬のある日、祖母が亡くなったと連絡があった。大往生と言われるような年齢ではあったが、やはり寂しく。



あたたかい冬だと思っていたのに、葬儀の日だけ雪が降った。



なんとなく間の悪さが自分と似ている気がするが。

祖母らしいなあと思った記憶。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ