次に下ネタを言ったら世界は核の炎に包まれる。
俺の半分は下ネタで出来ている。恐らくは下ネタ行為をせねば死んでしまう病にかかっている。
高校の卒業式に裸で行って怒られた。
その失敗を生かし大学の入学式にはネクタイだけは付けていった。やっぱり怒られた。
いくら怒られてもやめられない。俺はマグロなのだ。
そんな俺の元に見知らぬ少女が現れたのは今朝のことだ。
彼女は言った。
「貴様はやり過ぎた。既にこの世界の下ネタ許容量は限界寸前であり、次に貴様が下ネタを吐こうものなら核戦争が勃発する」
到底冗談とは思えない殺意に満ちた口ぶりに俺は凍りつく。
「い、いや待て!そんなこと急にいわれてモッコリ!」
——20XX年。世界は核の炎に包まれた——