主な登場人物
【主な登場人物】
■菖蒲‥妖の町(商店街)で付喪神が憑いている骨董屋を営む女主人。
菖蒲も妖である。しかし、その正体は未だ明かされていない。
■宮前真司‥妖が見える瞳を持つ男子中学生。
菖蒲に出会う前までは、自分のこの目と妖が嫌いで前髪で目を隠していた。
今は、少し自分にも妖にも心を許したが、中々前髪を切る事が出来ずにいる。
■雪芽‥雪兎の絵が描かれている陶器の付喪神。
人の強い想いと妖の手によって生まれ、そこそこ力のある妖な為、人の姿に変化出来る。
周りからは"お雪"と呼ばれている。
■白雪‥温かいものが好きな変わった雪女。
雪芽の親の一人である。
お姉さん的存在、娘的存在で雪芽を愛している。当の本人も優しい心の持ち主である。
■星‥骨董屋の付喪神。本体は色とりどりな石が填め込まれた透明な硝子のコップ。
口数が少なく表情も少ない本好きな男の子。しかし、見た目は女の子にも見える中性的な姿をしている。
■ルナ‥星と同じ本体(石の方)の付喪神。真っ白な毛並みに星同様にオッドアイの瞳をしている猫。
基本は星の傍にいつもいるが、たまにいない時もある気ままな猫。
■勇‥妖怪猫又。高槻市にある酒蔵を大昔から見守り自らも酒作りを手伝っている。無論、家主達は勇が妖怪と知っている。
美猫な黒猫に淡い恋をしている。