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とある書き手のエッセイ集

読者は悪役じゃなくて味方にしよう!~ポイント入らないのにも理由がある~

作者: 空野 奏多

 はじめまして、またはこんにちは!

 私しがないそこら辺の書き手です!

 エッセイも小説も好きだよ!



 エッセイ欄にいるとですね、たまに見かけるのが「なんで自分の作品は伸びない、ポイント入らないんだ~!」っていう嘆きですね。



 だれか1人とかじゃなくて、みんな思ってるよね。よく見るから。てか書き手は思ったことあるよね? 私もあるもん。



「読者がもっとptを積極的に入れてくれたらいいのに」

「なろうがもっとみんなに見てもらえるように変えてくれたらいいのに」

「読んでもらえたら自分の作品は面白いのに」



 そう思う人は多いと思います。


 うんまぁ、気持ちはわかるよ。

 薄っぺらい言葉じゃなくてね。

 だって私2018年からなろういるので。




 でもそういう人ほど外から見てるとよく思うのです——『自己評価あってる?』 って。




 まず他責をやめましょう。他人を変えるのを願っても、すっっっっっごく時間かかるか変わらないままなので。費用対効果バツグンに悪い!


 なろうのユーザーは270万くらいらしいんですけど。嘆いたところで目にするのは1万もいないんじゃないですかね。エッセイ欄ならもっと少ないよね。共感はもっともっと少ない。



 私は1000pt以上のエッセイあるけど。

 それもpt入れてね的エッセイなんだけど。

 総合PVは4000にも満たないんだよ。



 ね、あんまり意味がないでしょ?



 これより伸びるエッセイ書く才能を発現させるより、普通に小説書いた方が早いし目的達成につながると思いませんか?


 そもそもなのですが、もし「ポイント入らないな~」と思ってる作品があるとして。



 読者を敵にするのはさ、違うと思うのよ。



 てか読んでもらいたい読者を敵にしてどうする、と私は思います。書き手は賛同するとして、じゃあ慰め合って終わりでいいのか。そこじゃないと思います。


 同情してほしいんだとして。

 それが有効な手段か考えましょう。

 お客さんに怒っても買わないよ?


 純粋にptだけで作品を評価している価値観の時、大事なのはマーケティングです。戦略です。市場で価値を最大化させることです。


 泣いても結果は変わらない。

 市場は自分ではないのだぞ!

 思い通りになんかなるわけない。


 というのは、私が営業職をやっていたから思うことです。これは小説でも同じことなんですよ——結構考えないで書いてる人も多いと思います。



 客観的に考えましょう。

 実際読まれているかどうか。

 読まれていないなら理由があるかも?



 ポイントがほしいと望むなら、やるべきことは読者を敵にするのではなく味方(ファン)にすることです。当然攻めるべきは人気ジャンル。来客数が違ったら売り上げが違うのは当たり前でしょう?



 行き当たりばったりで書きだして。

 「伸びない~」なんて。

 至極当たり前のことです。



 でも逆に考えて——その状態で始めててむしろ2ptでも入れば、書き手の才能があるのでは?



 今はもうちょっとましだとしても、少し前までは0pt作品はなろう全体で40%あると言われていました。


 つまり2pt入っただけでも!

 上位60%ってことです!

 なかなかじゃない???


 それが100pt以上ならめっちゃ読まれてますし、評価されてます。だってその時点でなろうの上位約20%なんだぞ~?


 ま、これがポイント入りやすいエッセイとかなら別なんだけどさ。なろうに作品がいくつあるだろう。2024年の時点で113万らしいですよ。すごい数だねぇ。


 その2割に食い込んだら。

 普通のテストならさ。

 合格してるどころか優秀だよね。


 ま、書籍化は東大みたいなもんだと思うから、そりゃやっぱり難しいけど。


 でもご安心ください!

 小説は受験じゃありません!

 抜け穴があります‼



 ここで必要なのが、戦略ってことです!

 


 ptの付くものには2パターンあります。

 ひとつは時代を先駆ける先駆者。

 圧倒的才能の持ち主です。



 そしてもうひとつは。

 市場を掌握する者です。



 つまりね。すばやくptを勝ち取りたいなら、徹底的に読者おきゃくさまを知り尽くしてご機嫌を取れ(あわせろ)ってことなんですよね。



 先駆者はリスクがあります。

 でもマーケティング戦略は違う。

 ローリスク! 好みわかってるもん。



 すべきことは1に研究、2に研究です。


 なろうのマーケット調査なんて簡単だよ? だってみんな集まるところがあるじゃん——そう、()()()()()()()


 市場の流行を把握して。

 人気の書き方を取り入れて。

 そのまま出せばいい。簡単でしょ?


 私は過去この実験を1度やったことがあって、イセ恋の10位までは入ったことがあります。日刊だけど、そこそこ説得力あるでしょ?


 よくある失敗としてはさぁ、1番は物語の設定より()()()()()()()なんだよね。


 嘆いてる人みると、結構な確率で読みにくいんだよ。客観性がない。自分の作品と自分の好きな作品、どっちが見やすいとか比較したことあるかな?



 読者おきゃくさんが最初に見るのって。

 内容じゃないんだよね。

 商品ディスプレイなんだよね。



 いくら自分がいい感じだと思ったとしても、文章ディスプレイがダメだったら購買意欲激減でしょ?


 見栄えがいいのに移るよ。

 だってタダなんだよ?

 113万もの作品しょうひんがさぁ?


 自己満足でいいなんでもならいいけど、ポイントほしいならその価値があるように見せないと。まぁこれは大衆向けの話だけどね。


 あとタイトルとあらすじかな。

 これは宣伝文句だからね。

 面白い方が売れ(のび)そう、でしょ?


 んでもってここでも書くけど、自己満足にしないことね。読者視点を持たないと成長はない。何が悪いかは、常に考え続けられるといいですよね。


 流行はわかってる?

 タグや上位作品は把握すべきだよ。

 市場が好むから上位にあるんだし。


 これを追わないで「伸びない~」なんて当たり前ですね。ネームバリューもない素人なのに最初から掘ってくれるのなんて、スコッパーしかいないよ!


 スコッパーを待つのは効率悪い!

 自分で読者取込にいかないと!

 シンデレラになれると思うな‼


 シンデレラは境遇嘆くところが重なるかもしれないけど、結局顔可愛いから見染められるんだから! 最上級ディスプレイ効果‼


 んでもって定期投稿が正義です。

 数撃ちゃ当たるからたくさん撃て。

 読者は作品ひまつぶしに飢えてます。


 人の目に触れる回数も多い方がいいの、分かるよね?


 誰かの目に入る機会が増えるし、単純接触効果ってのもあるんだけど。目に入る回数が多いと気になったり好感度が高くなる。CMみたいなもんだから、できるだけたくさん投下したほうがいい。


 なのでできれば、完成してから投稿した方が良いですね。その方が自分でも一通り見直しできるから、客観的に面白いかも見やすいしね。



 そして最後です。

 伸びなくてもあきらめるな!

 ()()()()()()()()()()()()()()()



 なろうにおける完結作品は希少価値です。これはね、ランキングにある作品でさえそうです。書き手の半分以上はきっと経験があります——だからこそチャンス!



 さっきイセ恋10位の作品の話したと思うんだけど、それは完結してから10位になったんだよ。連載中はpt2桁でした。終わってから4桁になったんだよ~?



 だからね、あきらめないで。

 これを繰り返せば、そう!

 上位書き手にもなれましょう(?)



 そうやって知名度を稼ぐとファンが増えるから、読んでくれる既存読者が増えてポイントが伸びやすくなります。作者読みってやつね!



 つまり「ポイントがほしい!」と願うなら、読者に愚痴を言っても始まらないんですね。



 あなたが最初から強者じゃないなら。

 それでも物語を始めたいなら。

 あなたが変わらなきゃいけない‼



 ま、簡単に言っちゃうとそういうことです——どう? ちょっとはやる気になったかな? pt、伸びるといいですね。

まー私は毎回はやってないけどね!

だって疲れちゃうもん!!!!!!!!


でもやり方は間違ってないと思いますよ。ptが欲しいというなら一番近道じゃないかな~同じようなやり方で書籍化した人も見るしね。コンスタントに供給を量産できる人材は、社会で重宝されるし。


ただ私にとっては、ptにとらわれて好きな事見失って楽しくなくなっちゃうのが損失ってだけ。あと息抜きで仕事まがいの事したくないんですよ……ストレス解消の趣味でストレス貯金は意味ないもん!


pt欲しい人も考えてみてもいいと思います。

自分が書く上で、何が一番大事か。

今回のはあくまで、pt重視の場合だからね?

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― 新着の感想 ―
首がもげそうなほど頷きながら読ませていただきました。 結果を出したいなら、まずは研究、そして自己分析からですよね。 なんとなく勉強して、なんとなく塾に通っているだけでは、成績が伸びないのと同じように。…
ですよね~(*´艸`) ポイント欲しいなら、賞獲りたいなら、書籍化したいなら研究しないと。 戦う相手間違えている人多い気がします。 変な話ですけど、言葉の力を駆使するはずの書き手が一番言葉の力を信じて…
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