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この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約5年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

自分のことを一般人だと思い込んでいる無自覚最強女子高生を幼女化して異世界に放り込んでみるテスト

作者:ソラ
 日本のとある街に、伝説を作った自称一般人の女子高生がいた。


 バイクを使ったひったくり犯がいればカバンを投げつけて無理やり止める。

 拳銃を持った強盗に遭遇すれば正面から物理的に鎮圧する。

 暴走車が歩道に突っ込んでくれば隣に立っていた小学生を抱えたまま車を飛び越える。


 そのほか、彼女は様々な伝説を作り上げた。


 しかし彼女は自分のことを一般女子高生と言い張り、自分の趣味である恋する女の子のお手伝いに邁進する日々を過ごしていた。

「え、全然普通じゃない? またまたー。これくらい個人差の範囲だよ。まだまだ一般人の範疇だって」



 そして今日も、彼女にとっては普通の一日であるはずだった。
 普通に学校へ向かい、途中でちょっと人を助けて、普通に勉強をして、体育でちょっとおかしい数値を出し、普通に恋のキューピッドをして、普通に帰って、普通に過ごして、普通に眠る。

 明日も普通の一日が始まるはずだった。


 次に彼女の目が覚めると、そこは見知らぬ森だった。
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