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護衛戦闘の決着

「ね、姉ちゃん……」

「マジかよ」

  神守さんは構えを崩さずに口を開く

「私は奏樹様を守ります、片腕が傷ついていようとあなたたちに屈する事は無かった」

 片手だけで華麗に鎌を振り回しながら俺の前で立っている姿はとても頼もしい。

「もしかしたら無意識に手加減していたのかも、ただ奏樹様が傷つかれた今、私に迷いはありません」


  兄弟はお互いに頷きあって不規則に、素早く動き出した。

  しかし神守さんは俺の前から動かずに続ける

「知り合いであろうが身内であろうがそれが護衛者の……いえ、奏樹様の敵であるならば手加減はしない……それが守鬼です」

 

  二つ同時に振り下ろされた棍棒を鎌で受け止めた、鎌を持ってるのは負傷してない片手だけだ。


「二人とも、降参する? それとも闘う?」

「……光希」

「わかったよ」

  兄弟が棍棒を置いて両手を挙げた。


  「夜希、光希戦闘意思喪失により護衛成功とする」

  神守さんの父さんが降りてきて

「笹江、チャンスをやろう、今回の事を閻魔大王代理に報告し、護衛を続ける了承を得たのならば文句は言わん」

  神守さんは黙って頭を下げた。

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