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いろはに企画【けっしてカーテンの隙間から外を見てはいけない】

※タイトルは、しいな ここみさんの【してはいけない企画】(開催終了)の割烹からお借りしました。


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親友の美沙が……、いや……美沙はとある満月の晩、おキツネさまになった筈だ。あの紅葉のざわめきも、血のような色の葉っぱも、池の底に沈んでいった“何か”も、昨日のことのように憶えている。


あの晩。積み上がっていた石は、二段だった。そして今日は、十五段になっていた。



神社に奉納されている高級食材。

「オ・ナラ」と読める千社札。


延々と続く、千本鳥居。

二千を超えた頃から、数えるのが面倒になった。


空気が青みを帯びて、息苦しくなってきた。

目の前を覆うカーテンを開ける。


視界の先は大きな(クレーター)で。

地球は、遙か下の方に見えた。


ああ……二段の時に開ければ良かったな。

この漆黒の空間が、新しい私のスペースになるのか。

手書きです。即興w

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― 新着の感想 ―
美沙!? 一体彼女に何があったの!? おきつねさま!? コ~ン!
以前の企画をまだ読んでいないので推測になりますけど、積み上がって宇宙空間まで行っているのでしょうか? (・–・;)ゞ 孤独なのがホラー? いろはに企画を一通り読み終えたら過去の企画も読んでみますね…
おお、この「けっして」で始まるタイトルは何とも懐かしい感情を喚起させますね。 そして美沙さんも視点人物も色々と凄い事になっていますね。 紅葉が騒めくような何かが起きたり、何かが池の底に沈んでいったりと…
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