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第18話 「平民の独り言」

私の名前は、ユリアン・マグナガルルモン。平民出身だけど、希少な聖属性の魔力と聖女マリーアンナの加護を持っていることから、特待生としてこの学園に来ることになった。将来は、聖女として期待されている。


しかし、所詮平民と貴族の方々が、私を見下していることは、わかっていた。まさか入学初日からあのプーチンチンに絡まれるとは思ってもみなかったけど、その時に颯爽と現れたのが、セイラ様だった。


仄暗い世界に光明、いえ、閃光が差すとはこのこと。それ以来、私はセイラ様しか見えなかった。


そして、私に甘えてくださるセイラ様、強さと美しさを持つこのお方に、この生涯お仕えすることを決めたのだった。


最近、私の周囲が変わった。あの魔物ウォーウルフを倒したことになった日から。


しかし、私のホーリーアローはウォーウルフには効かなかった。そして、倒したのはセイラ様。


それをいくら話しても誰も信じてくれない。むしろ、逆ギレされて、


「アシュラ令嬢は、そこまでして手柄を横取りしたいのかしら」


ますますセイラ様が悪く言われてしまう。こうして、私は口を閉じてしまった。


最近は、私の周りに貴族の方々が集まって、セイラ様と話す機会さえなくなった。唯一、剣術の実技のみがセイラ様と話す機会だったのに、それがあんなことになるなんて。


ベチ!


セイラ様に叩きつけられた手袋。投げつけたのはアライド・ブリスベン。


「アシュラ令嬢、決闘を申し込む」

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