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第15話 「グループワーク  2」

教室に私の声が響き渡った。そして、「なんであなた達が殿下とパーティーを組めるのよ」と言った嫉妬のような怨みのようなクラスメイトの視線が突き刺さる。


しかし殿下は、決定事項だからと反論の機会もない。これからミーティングをすると呼び出されたのだった。


「セイラ様、一緒になれてよかったですね」


ユリアンちゃんの笑顔が私を救ってくれたんだけど、次の瞬間、私の前に立ちはだかる二つの影。エリザベート様のイザベル様だった。


「あなたたち、くれぐれも殿下の足を引っ張らないように」


エリザベート様とイザベル様が私たちに話しかけてきた。というよりマウントを取りに来たのが正しい、火属性を無詠唱で使えるエリザべート様、アイシクルランスを放てるイザベル様、二人とも魔法だけでなく、ある程度、剣術も使える文武両道の彼女たち、当然、殿下のパーティーに入って当然の二人である。


そこへ私とユリアンちゃんは、お情けで入れられたというのがクラスメートの一般的な解釈なのだろう。だからこそ、彼女たちのマウントも理解できる。


ちなみに聖属性のユリアンちゃんは、私としか練習ができていないんだけど、実験的に身体強化を練習させたら、なんとできちゃったんです。流石、主人公と思ってしまった。


そこへ私が剣術の基本を教えるとこれまたびっくり、すらすらと基本を覚えていくというより、体になじませていくというのが正しい。なので、身体強化を合わせて使うとかなり強くなっている。しかし、このことは、私とユリアンちゃんだけしか知らない。


こうして各パーティーごとのグループワークが始まった。エリザベート様、イザベル様は、私たちの剣術に驚いた。当然、私は楽勝で勝てたんだけど、ユリアンちゃんも身体強化なしで勝てたのだった。この様子を見た殿下たちは驚いていた。


ここで殿下のパーティーの説明なんだけど、


カイン殿下   強力な火属性と水属性の魔法を使える上に剣術も一流

ランスロット様 勇神ライディーンの加護をもつ剣聖

ディノス様   大盾神メイプルの加護を持つ、大楯使い

ラキシス様   魔法神ルーデウスの加護をもつ、魔法使い、属性は火・水・土

エリザベート様 火属性の神カグツチの加護と持つ魔法使い

イザベル様   氷属性の神ボレアスの加護を持つ魔法使い

ユリアンちゃん 聖属性マリアンヌの加護を持つ僧侶

私       加護なしで光属性の魔法使い


このメンバーのフォーメーションは、以下の通り

前衛  ランスロット様・ディノス様

中盤  カイン殿下・ラキシス様

後衛  エリザベート様・イザベル様・ユリアンちゃん

ポーター(荷物持ち) 私


このような形になったけど、なぜか私、毎日、殿下・ランスロット様・ディノス様と剣術の稽古をしている。


こうして一週間が過ぎ、郊外の森へ演習に行くことになった。

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