表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

12/12

第11話 魔法実習授業での一コマ 1

午後から実技なんだけど、私は、実技場の隅に座っている。


ぼっちなんだけど、特に気にしていない。


Sクラスなので、みんな攻撃魔法が出来るから実技場で的に向かって魔法を使っているけど、攻撃魔法がないと決めつけられている私だけ例外、最初にライトを見せたら合格。なので、今、私は、椅子に座って暇を持て余している。


さっきの続きなんだけど、光魔法というのは一番小さい単位にすると原子と電子まで作用できることを発見した私は、前に発見した気功?と同じよう 応用をすることができらようになっている。


なので、みんなが使う魔法も私は、使えなくすることができる。これはあの有名なラノベ、"ピーッ!!"転生、異世界行ったら"ピーッ!!出す"のおかげなんだ。


さてと、誰もいないから、この辺りからミスリルを集めて、剣の部分を作る。あのスター"ピーッ!!"ーズのライトニングセーバーみたいな感じにできた。


光魔法で剣の部分を作るとブーンという音と共に蒼色の剣ができた。


「おお!!うまくいった」


「スークゥアアーーー、スークゥアアーーー、フォース!!」


ライトニングセーバーを振り回している


ブーン


ブーン


「おお…これは…」


はらりと落ちてきた葉っぱを切ってみた


ブーン!!


ジュン!!


一瞬で燃え尽きてしまった。


「また、つまらなぬものを切ってしまった」


すると何故かカイン殿下がわたしのところにやってきた。


「アシュラ嬢、それはなんだ」


「これはカイン殿下、え?あ?これは、おもちゃです・・・あははは」


慌ててしまったけど


「…」


殿下は無言でじっとしまっている姿を見ていた。やばい…見られたかも。すると殿下は


「それと、君はここで何をしている?」


「私は、攻撃魔法が使えないので、ここで待機するようにと言われています」


「そうか、ちょっとこい」


「え?」


そうかと言っておきながら、私の手を強引に引っ張っていったその先は、演習場だった。


「あの~…」


「なにか?」


「なにかって…私、光属性しかないんですよ」


「それがどうした?いいから、ここで、演習に参加しなさい」


「ですから私は、ライトしか」


「それではさっきのなんだ?」


「さっきのって?」


「ほら、光っている剣だよ。あれはなんだ?」


「あれは…ですから、おもちゃですって」


「おもちゃで、葉っぱが一瞬で蒸発するのか?」


「あれ?そうでしたっけ?」


「あれじゃない!!いいからやってみろ」


そういって指さしたのは、魔法で攻撃する的だった。


「え?、あれをどうしろと」


「いいから、あれを切ってみたまえ」


「え?む…無理です」


すると耳元で


「俺はさっきのを見た。君を反逆者として認定してもいいけど」


なんと恐ろしいことを


「わかありました」


わたしは、ライトニングセーバーを取り出すとギャラリーからは、せせら笑う声がしてきた。殿下とユリアンちゃんを除いて


「それでは、行きます。スークゥアアーーー、スークゥアアーーー、フォース!!」


ブーン!!


ブーン!!


「えい」


ブーン!!と的を切ってみた。


しかし、的はそのままだった。ギャラリーから笑い声がしてきたんだけど、私は、魔力を解除して、ライトニングセーバーのセーバー部分を消えさせた。


「え?」


「うそ?」


しばらくして、的が真っ二つに切れたのだった。


「またつまらぬものを切っていしまった」


「うそだ!!」


そう叫んだのはプーチンチンだった。


「何か細工をしたに違いない!!」


殿下は、プーチンチンをにらんだ。


「そうか?だったらお前が的を用意してみろ」


プーチンチンは的が壊れていないか確認して、


「これを切ってみろ!!」


仕方なく私が切ってみせると、目を見張って


「ウォーターアロー!!」


いきなり私に魔法攻撃をしたんだけど、それを、ライトニングセーバーで


ブーン!!


と思わず自己防衛のため、かき消してしまったのだった。


「あ?」


すると殿下は、私のもとにやってきて両肩をがっしりとつかんで、耳元で


「やっぱり、君がセーラだったんだな」


「へ?」








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ