推敲作業
掲載日:2022/12/17
きりがない。
文章を削っては足し、削っては足す。
昨日生み出して満足した一文を、今日になって読み返し、気に入らずに削除する。
思うに、推敲というのも執筆活動の一部なのだろう。
頭の中に、世界を創造する。
それを文章に書き出すことで、世界は生まれる。
推敲とは、その世界に彩りを与える作業だ。
生まれたばかりのか弱い世界に、負荷を与えて成長させる。
弱い文章を削り、新しい文章を継ぎ足す。
筋トレをするように、やがて強い文章だけが残る。
継ぎ足した文章が優れているとは限らない。
その日その時の体調や、天気や政治情勢にも左右されるのだから。
仮にその瞬間が絶好調だったとしても、その一文だけが優れているのも、味が悪い。
文章として秀逸であるためには、バランスが保たれていなくては。
出る杭を打つために、優れた一文を捨てなければならないかもしれない。
推敲作業で手を抜くほどに、脂肪が増え、動きが鈍くなる。
……はい。白状します。
私は怠惰な人間なので、最近の投稿作は、ほとんど推敲してません。
謹んでお詫び申し上げます。




