22 何時も御傍にいますが、放置しています…… キャラクター紹介と設定
9 暇だと雑談だな……キャラクター設定と紹介
からの続き。
ロブシェリル・フェスティバルの1日目が
18時から開催されて港町【ロブシェリル】の町民も
多く来ている。
20時からは明美のクラスメイトの田所つとむの
両親が経営をしている境成屋煙火店が秋人の依頼で
花火を打ち上げることになっている。
ソラスの世界は神界と明美たちが居る世界の3日が
1年なので花火の打ち上げが終われば明美御殿の
時間調整室を使って秋人から急な依頼を受けた前に
戻る予定である。その後は太陽界の冒険者ギルド経由の
依頼で違う世界で行われる花火の催しに
出ることになっている。
なので、竜巳たちがソラスの世界に行く前の
境成屋煙火店に秋人が着た時が上記の件の準備を
終えて行く時であった。
ロブシェリル・フェスティバルで使った煙火玉は
上記の件で使う予定だったので明美が復元させている。
港町【ロブシェリル】の町民たちは花火の打ち上げが
始めるのを待っている間に屋台を回ったり、観客スタンドで
花火の打ち上げの準備をしている光景を見たりしている。
ロブシェリル・フェスティバルの会場の入口は
観客スタンドの東側で港町【ロブシェリル】に向かう
街道がロブシェリル・フェスティバルの為に
整備されている。その街道を使用して町民が
ロブシェリル・フェスティバルに参加する為に
会場の入口から列をなしている。
光悦たちは関係者用の入口から入って行ったが
つかさはセーイラさんに言われて町民たちと同じ列に
ナルエたちと共に並んでいるが
「何か不満があるの?」
ミューブル王国の南にあるコンバルト王国の
突撃護衛隊の副隊長をしていたオットリ系の
少しふっくらした体形の
リフォーラ・ベル・ジャマン・オル・バルトが
つかさが浮かない顔をしているので覗き込むように
聞くので、
「セーイラさんが会場の入口からって……
つかさは光悦たちと同じように関係者用の入口から
行こうとしたらセーイラが明後日の人族対魔族の
ゲーム開始前のゲーム参加名簿を読み上げた時に
町民の方たちが見物しかしていないのに関係者用の
入り口から入って行った人と言われると気分が
悪いでしょうと言われたので反論したが
パティーレイス、レイーナたちの威圧に負けて
大人しく列に並んでいるがナルエたちの件も
あるので絶対に何かあると思って答えていると、
「魔族ばかりじゃなく、人族もいるのね」
つかさの右腕の方で腕を組んでいるナルエが
つかさに魔族と人族のカップルや勇者隊以外の人族の姿を
見かけるので聞くと、
「ロブシェリルは30年前に魔族とのゲームで
魔族側が勝ったが、人族との共存を選んで
共に住むようになった。他のところは
何処でもそうだが共にではなく
現地の者たちから税収を取る以外は
嫌がって共に住んでいない」
「そうなんだ……
つかさの説明に頷くナルエに
「どちらも、最初は嫌がっていたけど……
つかさは魔族側が勝った時に混乱もあったが
それは勝った側が占領すれば何処でもあることだと
少し笑って付け加えるように言うと、
「? 共に住めるようになったのは……
ナルエたちと同じように丈の短い浴衣を着た
ローズマリーが聞いて来るので、
「町長に任命された、ニコールのおかげだな」
つかさがミューブル王国の民と魔族との問題を
1つ1つ解決して今の港町【ロブシェリル】を
築き上げたのはニコールが居たからと告げると、
「キューイルでしょ?」
ナルエが町長はニコールではなく
キューイルと言うので、
「10歳の時に此処に来てから……
「あ、そうか……
キューイルが港町【ロブシェリル】に来たのは
5年前の10歳の時である。
其れまではニコールが町長に就いていたことを
つかさが言うのを聞いてナルエは30年前には
キューイルは生まれていないので納得していると、
「ミューブル王国とは?」
リフォーラが港町【ロブシェリル】の
魔族と人族の関係は良好だがミューブ王国との
関係はどうなのかと聞くので、今回の人族対魔族の
ゲームの開催によって港町【ロブシェリル】は人族の
入場を認めていない。ナルエの前世の父親の魔王が
今回のゲームでカルギャップネ王国の精鋭部隊を
派遣するので其の情報が漏れない為の対策だった。
だが、秋人がロブシェリル・フェスティバルの
開催をすると言って上記の精鋭部隊が
フェスティバルの準備、人族側の砦の建築と
駆り出されたので魔王の対策は無駄になった。
その代わりにソラスが勝つ為に黙っていた
明美の眷属の美里、つかさ、竜巳が参加することを
参加不可に出来たことに魔王は喜んだ。
魔王がミューブル王国の序列に入っていることを
ミューブル王国側で知っているのはミューブ王国の
王のみで今回のゲームでミューブ王国の王が勝っても
負けても今まで通りと言っていることで
人族の大陸での立場が悪くなってきているので
側近や貴族から今回のゲームで勝ったら
港町【ロブシェリル】から魔族を追い出せとは
言われているがミューブ王国の王は
魔王が自分より地位が上だと
本当のことが言えないので困り果てていた。
なので、
「商人や行商以外は嫌がっているけど
此の国は他の国と違って商業ギルドの
マスターがソラスと何となく知っているから
ソラスがロブシェリルに居る魔族たちを
追い出すことをしていないから
黙認してる。今回のゲームで勝っても負けても
今まで通りと言ったのは広場や会合で
ソラスが魔族との貿易で得られるのを失うのかと
訴えたから国民はソラスだから受け入れた」
つかさは魔族がいるのをミューブル王国の国民は
嫌がっているがソラスがミューブル王国の商業ギルドの
マスターをしていることで魔族がミューブル王国との間で
自治区の収益の一部を税として払っていることや
ソラスが商業ギルドのマスターとしてミューブル王国内を
視察する時に国民が悩み事を直にソラスに話したり
出来るのも魔族が港町【ロブシェリル】に住んでいることを
国民が認めてくれている為である。
30年前の人族対魔族のゲームは先代のミューブル王、
魔王、ソラスの話し合いで魔族側の勝利に終わった。
しかし、ゲームは行わないといけないので
ミューブル王国側はソラスの紹介で姿を変えた
秋人を総騎士団長に迎えて臨んだが秋人は魔族側の
矢を受けて亡くなった。
秋人は死んだふりをしていたが明美たちによって
土葬された。2日後に秋人は棺桶を壊して
地面から出てきて「依頼でもやりたくねぇ!!」と
明美たちに叫んでいた。
ゲームは魔族側が勝ったので港町【ロブシェリル】に
魔族が住むための議論が行われた。
その結果、魔族の大陸との直接の貿易国は
ミューブル王国のみと決められた。他の国との
貿易はあったが廃止された。
魔族の大陸と獣族の大陸の貿易は獣族の大陸の
エル・エランドゥ国のみである。
今回の人族対魔族のゲームはキューイルの婿を
ソラスか魔王の何方が決めるかと言う代理ゲームとして
30年ぶりにキューイルの目の前で決めようと
港町【ロブシェリル】の近郊に決まった。
此の地が他の地と違うのはソラスが気に入っている
土地でソラスが魔王が亡くなるまで一緒に過ごしたいと
思って30年前から準備していたのである。
130年前に御気に入りの場所でと魔王を人間に
化けさせて港町【ロブシェリル】の宿屋のウエイトゥで
ソラスは魔王と行為をしてキューイルを身籠っている。
15年前にソラスはケルルとして瑠衣の今の両親の
義理の娘となってキューイルを生んでいる。
人族のケルルと魔王が行為をして子供が産まれることは
有り得ないことだったが生まれたことでキューイルは
兄や魔王の后などから迫害を受けることになったが
ソラスはアラウェルとして瑠衣の今の両親の義理の
娘となってキューイルの乳母をしながらキューイルを
ルービュークスと共に守った。
更に、明美、魔王の后の転生した者たちが
魔族の大陸の商業ギルドの副マスターとして
キューイル、瑠衣を陰から守っていた。
そのうちにキューイルがソラスに似ていることで
瑠衣と同様にキューイルの素性がバレてキューイルの
兄たち、貴族はキューイルを娶ろうとキューイルに
気に入られようと頑張っているがキューイルが
今回の人族対魔族のゲーム前に竜巳を
選んだことを知らない。魔王も……
ソラスが御気に入りの場所、魔王と行為をして
キューイルを身籠った場所をゲームの勝敗関係なく
今まで通りにしたかったのでミューブル王国の国民に
魔族の大陸との関係を終えることは人族の大陸で
負け組になると訴えて人族対魔族のゲーム後について
ミューブル王国の国民は受け入れた。
ソラスが人族の大陸の神であるのを
今までの付き合いや30年経っても変わらない姿で
何となく分かっていたというのもある……
商業ギルドのマスターはマスターになった時に
名を引き継ぐと言う制度なのでソラスは顔は少しは変えて
今の地位を引き継いでいるが行動などが同じなので
国民からはバレているが本人はバレていないと思っている。
「ソラスって此の大陸の神よね。
ミューブル王国の商業ギルドのマスターが
ソラスって、本当なの?」
つかさの前に並んでいる年の割に若い女性が
つかさに聞いて来るので、
「ゲーム後に発表があるが、本当だ。
ついでに、魔族の大陸の神もソラスだよ」
つかさが年の割に若い女性に肯定を言ったついでに
港町【ロブシェリル】の貴族でも一部の者しか
知らないことを言うと、
「嘘でしょ! 神は3人いて……
年の割に若い女性がソラスが3大陸の
神をしていることは有り得ないと笑って
つかさに言うと、ナルエたちは知っているので
頷いていると、周りにいる町民が港町【ロブシェリル】で
見かけない者たちだなぁと思いながら聞いていると、
「竜巳! 来てくれ!!」
つかさがナルエたちの後方で並んでいる
キューイルに此処に来てくれと言うのは
今の時点では不味いと思って竜巳と叫ぶと
葉真、キューイルの従女の
エルウイーナたちが居る所から年の割に若い女性の所に
キューイルが竜巳と共に来て
「なんじゃ?」
キューイルが竜巳の代わりに言うので、
つかさは改めてナルエたちと柄は違うが丈の短い
浴衣を着ている竜巳を見ながら
「お前って、本当に男?」
女装してモデルをしているから
浴衣姿も似合うのは分かるが
男と知らなかったら沙良を好きでも
口説いてしまうと思って竜巳に聞くと、
「進次郎や蒼のように
間違って男になってないよ」
もう少しすれば体格などで女装も厳しくなるので
周りからは性転換の薬を飲めと言われているが
竜巳は進次郎やリオーダン王国の勇者の
坂本蒼のように性転換の薬を
飲んでも12時間後には元に戻るので
正真正銘の男と言うと、
「男なの? 何処から見ても女の子でしょ」
年齢の割に若い女性が竜巳を見ながら言うと、
「ベイ婆ちゃん! 祭りに参加するのか?」
年の割に若い女性にキューイルが気が付いて
聞くと、年の割に若い女性は見回りで
回っている港町【ロブシェリル】の護衛騎士団の
姿を見かけると
「まぁ! 人族の勇者隊なの!!?
副団長より強いって嘘言わないで!!」
急に叫ぶので、つかさは何を言うのと
驚いていると、
「おばあちゃま?」
年の割に若い女性のワンピースの裾を手で
握って連れ添いの子供が聞いて来るので、
「アレタ! この勇者隊の男が
副団長より強いって言うのよ!!」
「おい! 俺は……
髪は短く襟の付いたシャツに半ズボンを穿いた
子供に副団長より強いと嘘を言っているのと
つかさに右手の人差し指で指して言うので
子供は年の割に若い女性が言っていないのにと
首を傾げながら戸惑っていると、
つかさも年の割に若い女性に苦言を言っていると
副団長が部下2人と共に来て
「パレスさま、私よりも強いと聞こえたんですが」
副団長が年の割に若い女性に御辞儀をした後に
尋ねた後に
「キューイル殿下、パレスさまと?」
キューイルが年の割に若い女性の隣に
立っていたのに気が付いて言うと、
「此処で会ったのじゃ! 我は友達と一緒にじゃ!!」
キューイルが年の割に若い女性こと
ベイベラ・パレスと一緒に来たのではなく
竜巳と来たと告げると
「友達と! 殿下は友達がいないので
心配していましたが、其の女の子ですか?
見かけない方ですが……
キューイルは王族と言うことで部下という感じの
友人はいたが心を許せる友達が居ないことに魔王、
ニコール達は心配していたが竜巳と共に居る
キューイルが今まで見たことのないような笑顔を
見せていることで副団長は心を許せる友人を
見つけたのだと思ったが竜巳を見ながら
数日前にミューブル王国の王都から商業ギルドの
依頼で来た何でも屋の者を町の入口で門兵が
6人の内の2人を殺したが4人の内の1人が
2人を蘇生した時にキューイルが其の場に居て
蘇生した2人と1人はミューブル王国に戻って行ったが
後の3人を屋敷に招き入れたと聞いていることを
思い出して恐る恐る聞くと、
「勇者隊の最強者じゃ! お前より強いぞ!!」
キューイルが人族対魔族のゲームに参加する
人族側の勇者で副団長よりも強いと叫ぶので
副団長たちの遣り取りを列が動いても留まって
聞いている町民たちは魔族側がゲームで最近は
負けているのは噂でワザと負けていると聞いているし
此の場には天の勇者こと光悦が居ないし
キューイルの横に居る竜巳を見ると線が細いし
絵師が描く服などを紹介する本のモデルに
採用されるレベルの子が最強と言うのは
可笑しいと思っていると、
「キューイル、私は弱いわ。
最強は此方……
魔王にはミューブル王国が最初に召喚した3人は
2人は死亡して残りの1人は引き籠って居ると
聞かせているので竜巳を引き籠りの人だと言って
参加することも出来るがキューイルが人族側で
参加する時に竜巳を勇者隊で見かけて仲良くなった
友人と紹介した時に竜巳が回復魔法しか使えないと
言ったので此処で副団長と戦うと竜巳の本当の
強さが魔王にバレる可能性が高いので
キューイルに最強は自分ではなく
つかさだと副団長に言うと、
キューイルは竜巳が最強だと言おうとするので
竜巳はキューイルの耳元で一緒にゲームに出たいから
我慢してねと言うと、
「間違ったのじゃ!! 此方に居る、最強の騎士
ハーレム王、つかさが最強じゃ!!」
キューイルは竜巳と言ったのは間違いで
つかさを最強だと2つ名も入れて紹介すると
「会場に居る明美に、魔王にバレないようにって……
つかさは副団長の前に出て来て
魔王に自分の強さが分かると不味いので
明美に竜巳から連絡をして
魔王対策をしてくれと言うと、
竜巳は皮袋からスマートフォンを出して
明美に連絡をしている間に
「俺より強いって、本当か?」
副団長が浴衣から見える手首や足首、首などを見て
自分より鍛えていない華奢な男がパレスやキューイルが
言うような男かと思って煽るように聞くと、
「キューイルだって、御前より強いだろ」
つかさはキューイルは魔族の大陸で魔王の次に
強い者で副団長より華奢だろうと反論すると、
「魔王陛下の血とソラスさまの血を得た方だ!
例外だ!!」
「そうか、俺も其の例外さ!」
副団長がキューイルは神の血と魔族の頂点の
血を得た者だから例外と言うと
つかさも神の血を得た同類と告げると、
「本当か……天の勇者は神の眷属と聞いた!
お前もか?」
つかさの言葉を聞いて副団長は魔王から光悦が
神の眷属なので人族と魔族のゲームに参加するのは
不公平と言ってソラスに参加させないように
言っているのを団長から聞いているので
つかさも神の眷属かと探りを入れるように聞くと、
「あぁ、同じ主の眷属だ!」
「そうか、拳を交えないか?」
つかさは副団長の言葉に頷くと
副団長は着ているコートを脱ぎ棄てて
つかさに一戦を交えないかと不敵に笑って
煽るので、副団長と共に見回りをしている
「副団長……
兵の1人が副団長を心配するように
呟くのを遮って
「北条つかさ君、勝ったらハーレムに入れてね。
ソラスや秋人から許可は貰っているから」
つかさにパレスが頬を染めて言うことに
子供はハーレムと2度も聞いたので
パレスに尋ねていると、
「そういうことか! チッ、セーイラさん!!」
つかさがセーイラたちの企みが分かって
舌打ちしながら嘆いていると、
「ベイ婆ちゃんが、つかさと結婚するのか?
未亡人じゃから問題ないと思うが……
「おばあちゃま……
「あんた! 何者だ!!?」
キューイルが夫を亡くした未亡人なので
つかさにパレスがナルエたちのように
結婚するのは問題ないがパレスは今年で
650歳なので年齢が問題になるなぁと
思いながら言うと、子供は祖母が人族の
若い男に嫁ぐと言った言葉に周りが驚いているので
困惑しながらパレスに聞く間に、つかさはセーイラ、
明美たちに年齢より若く見えるパレスが願っても
自分と結婚などさせるはずがない。だが、パレスと
つかさの結婚を認めたのは明美たちが弱みを
握られているから渋々したがったのかと思って
問うと、
「ソラスより上って言えば分かる?」
「上?」
「上級神か?」
「其の上、美とか愛とか……
パレスはソラスより上位の者と少しずつ言うと
つかさはパレスの言葉に青ざめながら
「美楽界を治める、あ、アフロディーテの分身……
神界の美楽界を治めているパレスの本当の名を
告げると、周りはアフロディーテってパレスの
ミドルネームや出身地なのかとざわついていると、
「分身では無いわ、本体よ!!」
つかさはアフロディーテが色々な世界で
気に入った男に愛を捧げる為に多くの分身を
出しているのは聞いているので
つかさはパレスにアフロディーテの分身の1つかと
聞くと本人と叫んで年の割に若かった姿から
20歳前後の誰もが虜にしてしまうくらいの美貌を
持った姿に変わった膝まである金髪を靡かせながら
パレスことアフロディーテが叫ぶと、
「おばあちゃまが……
「アレタ、つかさを見て何か思わない?」
「おにいちゃん?」
子供はパレスの姿が魔族から人族のようになり
更に若々しい姿になったので驚きながら呟くと
アフロディーテは子供の名のアレタと呼んで
つかさを初めて見た感想を聞くので
副団長と此れから戦う
つかさを見ながら何時もは自分より年上なら
おじさんと呼んでいるアレタが御兄ちゃんと
呼んでいるのでアフロディーテは満足しながら
「おばあちゃんに相応しい人でしょ!
アレタはどう?」
つかさがアフロディーテの結婚相手として
相応しいと自分は思うけどアレタにも
聞くので、つかさ、副団長、ナルエたち、
入場の受付が終わって柵の中に入っても
立ち止まって見ている者たち、受付の
キューイルの執事をしているラムータ、
ニコール、モルモーラたちがアフロディーテに
視線を向けている中で
「何人いるの? お兄ちゃん!!」
つかさが女性を何人も娶ってハーレムを
作っていると聞いたので何人の妻が
居るのかとアレタが聞くので
「80人くらいかな……
つかさはセーイラたちに嵌められて
書類上の結婚は帰還してからになるが
4、5人なら此の世界なら普通だけど
普通じゃない数なので恐る恐る言うと
ナルエたちはアピールするように声を上げるので
モルモーラたちは改めて凄いわと思いながら
見ている中で、副団長、町民たちは本当なのと
呆然としている中で
「おばあちゃまは入るの?」
アレタがアフロディーテに聞くので
「彼と会った時、写真を見た時に
一目惚れ、彼と共に
生きる為に此の時を待っていたわ」
「前から……
「そうよ、アレタは……
つかさにナルエたちが居ても其の中に入って
つかさと一緒に居たいと言うアフロディーテの話に
アレタは屋敷でアフロディーテがパレスとしての
人生を送りながら此の時を待っていたことを
屋敷で呟いていたアフロディーテを
思い出しながら聞くと
アフロディーテは今までの分身たちは恋をして
子供を作り老いて行ったが本体である自分は
つかさを知ってから別の男に恋をする気も無くなり
最近は分身もパレス以外は作っていなかった。
パレスを作ったのは孫であるアレタの存在が
あった為である。ソラスや明美から聞いて……
つかさにアレタが嫁ぐことが決まっていたので
アフロディーテはアレタのことも含めて
準備していたことをアレタに告げると、
つかさは今後の予定書に自分に嫁ぐ女性の中で
アフロディーテの名前は書いていなかったので
明美たちが知っていて書いていなかったことに
怒りながら
「おい! 俺は男のシュミは無いぞ!!」
アレタは男の子なので結婚は無理と言うと、
「アレタは、女の子じゃ!!」
キューイルがアレタは女の子と言うので
つかさ、ナルエたちが驚いている中で
「僕……
つかさをジッと見て
「お兄ちゃんの嫁になる!!」
アレタが婚約すると言うので
此処でアレタの件で揉めていると
花火の時間が来るので
「100年後にな! それで良いなら!!」
つかさはアレタとの結婚は100年後なら
婚約すると焦りながら言うのを聞いて
つかさのことを知らない町民たちは
結婚したくないから逃げたと思っていると、
「うん! 僕が150歳になったら、
絶対だよ!!」
アレタは頬を染めて少し大人っぽい顔で
結婚する時の年齢を言うので、
「あぁ、分かった、それじゃ遣るか!!」
つかさは100年の間にアレタが
他の男性に興味を持てば自然に婚約解消は
出来るなと安堵しながら
副団長と一戦をすると叫ぶと、
「人族が100以上は……
副団長がアレタから逃げたことを
つかさに言いながら戦闘の準備に入ると、
「不老不死だ! 眷属だからな」
つかさは副団長に向けてソラスと同じで
人族の平均寿命など関係ないと言って
副団長に向けて構えると、
「クッ、此れが……
つかさの威圧に副団長はレベルの差が
ありすぎで此のまま此処で戦えば
入場する為に並んでる列の者たちが
余波で巻き込まれるので心配で周りを見ると
光の壁が聳え立っているので
「壁……
「明美ちゃんね」
副団長が何時の間にと思いながら
つかさの威圧に負けないように
腰を下げて呟くのを聞いて
アフロディーテが光の壁を出した
明美を称賛していると、
「俺はタックトップ・リル・クライトトップ!!
オーガ族では最強の方だ!!」
副団長は闘気を体から放つと同時に
額にある2つの角が赤く染まっていく間に
自分の名を叫ぶと、
「ミューブル王国上王!
ツカサ・ヴィラ・ホウジョウ・フォン・ミーグ!!
魔王は此の国の序列に含まれる!
それは知っているな!!」
つかさも神界の太陽界の冒険者ギルドに
登録されている名を叫んだ後にミューブル王国の
序列をタックトップに聞くと頷くと同時に
2人の戦いを見ている者たちが魔王とミューブル王国の
関係を知らなかったので驚きの声が上がっている。
観客スタンドからも驚きの声が聞こえて来るので
つかさは明美が魔法でモニターを出しているのだと
思いながら
「我が国の騎士として、魔王を越えれる者か
見極めてやる!!」
「魔王じゃない!! お前を越えれる者か
教えて貰う!!!」
つかさがタックトップに魔王を超える力があるか
見せてもらうとフッと笑って叫ぶと
タックトップは魔王ではなく魔王を越えている
つかさを超える力があるかを自分で知ると
叫ぶのが合図となって
つかさに向かってタックトップが走り出すと
砂煙が立ち上がってタックトップが右拳を
つかさの横腹にめがけて繰り出すが
「!!? ……!」
つかさは其の場に居ないので目で気配で
タックトップは探すがタックトップの後ろから
タックトップの首にめがけて
つかさの左足が当たるとタックトップは地面に
顔から落ちて行くのを見ながら
「反応は良いみたいだな」
つかさがタックトップを褒めると
「光悦には敵わないくせに」
キューイルはタックトップを余裕で倒せる
つかさも光悦にはタックトップのように
地面に倒れると言うので
「すぐ、超えるさ!」
つかさは笑みを見せてキューイルに反論すると、
つかさよりも先に光悦を越えるとキューイルは
つかさに笑みで返していると、
「す、すごい!!
僕も御兄ちゃんのようになる!!」
つかさの戦いを見たアレタが
つかさのようになりたいと言うので
「どうやって倒したか分かるか?」
つかさがアレタに今の戦い方を尋ねると、
「おじさんが御兄ちゃんの横腹に
拳をぶつける流れでぇ、御兄ちゃんは
右に移動してぇ、移動した先で回転してぇ、
おじさんの後ろから首に向かって左足を!!!」
アレタが解説するのをナルエたち、町民は
土煙が上がったのは分かったがタックトップが
つかさに向かってからの動きにはついて
行けなかったのでアレタが見えていたことに
驚いていた。観客スタンドの方では今の戦いを
スロー再生で秋人の妻の1人ナンシーリエットが
解説をしていたので歓声が上がっていた。
つかさがアレタの方に行く間に
タックトップは目を覚まして部下たちに
介抱されていた。
「目が良いな、明日は無理だが
俺の朝練に出るか? ローズたちは?」
つかさはアレタが幼いのにタックトップとの
戦いの軌跡を見れていたことに感心して
明日は此の地に向かっている
ウインライム法皇国の法皇護衛騎士団が
野営をしている場所に戻っていないと
怪しまれるので明後日の朝から朝食をする前に
軽く体を動かすかとアレタやローズマリー達に
つかさが聞くと、
「私との夜は?」
つかさにアフロディーテが朝練より
先にすることがあるでしょうと言うので、
「……帰ってから」
ナルエたちと順番に行為をすることになって
休む暇がない所にアフロディーテが加わることに
つかさは嫌だったので帰還してからといって
此のまま逃げ切ろうと思って言うと、
「何処に?」
「屋敷じゃないの?」
アフロディーテは私に恥をかかせるのと
つかさに怒りながら言うのに続いて
つかさのソラスの世界で所有する屋敷に帰ると
思ってアレタがアフロディーテに言うと、
「此の家に帰るんだよ」
「水色のゴーレム? す、すごい……
何時の間にか居るセント・ギア【アクア】が
夜空に魔法でモニターを出して神界の明美御殿を
表示させると、アレタは魔王の王宮、自分が住んでいる
港町【ロブシェリル】よりも広大な屋敷に歓喜を
上げると、初めて見るナルエたちもミューブ王国の
上王に自分の旦那さまが就くだけでも信じられないのに
神界で周りの木々などを見ても東京ドーム、東京都の
23区の1区くらいはある感じの広大な敷地を
つかさが持っていることに驚いていると、
「アクア、嘘を教えるな!」
つかさは明美御殿は明美の所有物なので
アレタに嘘を教えるなとアクアに注意すると、
「住んでるでしょ!」
アクアが明美から部屋を与えられているから
つかさの家と言っても良いと言うので
「旅行で泊るホテル代わりだろ」
「僕、行きたい!!」
「ダーリン! 我も!!」
つかさがアクアに反論するように旅行で使う
ホテルの代わりに使用していると言うと、
アレタが目を輝かして明美御殿に行きたいと
告げるとキューイルも魔王の王宮より広いので
遊びに行きたいと言うので、
「僕たちは召喚されて来てるから
神界に行けないんだ」
竜巳が召喚されて来ている関係で神界の3日が
ソラスの世界の1年の流れに沿っていないので
キューイルの願いに答えられないと告げた、
竜巳たちが召喚された時間軸では
竜巳たちの世界の10分がソラスの世界の
1年になります。
「そうねぇ……私が12柱権限で解除すれば
良いでしょう。ゲーム終わったらね、アレタ!」
つかさ達は召喚された縛りがあるので
明美や秋人のように行き来が出来ないなら其の縛りを
神界のシステムの中枢のユグドラシルに12柱の
権限で解除が出来るはずとアフロディーテが言ってから
アレタに一緒に行きましょうと告げると
「うん! お兄ちゃん! ゲーム後に!!」
アレタは明美御殿に行けることを喜ぶと
つかさは子供を使ってまで行為をしたいのかと
怒りながら極楽温泉エリアなどに連れて行って
疲れさせて行為を出来ないようにしてやると
考えながら
「分かった! 案内するよ、べルールたちもな」
アレタに明美御殿に行く約束を言って
アフロディーテ達が並んでいる列に戻ると
キューイルも竜巳に明美御殿に行くのが
楽しみと言いながら元の場所に戻って行った。
「我々、撮影班はアキナ王妃の隠し撮りを……
関係者用の入口から会場に入っている
アドラーは会場の入口に近い仮設便所の
バイオトイレの影に隠れて秋人を待っている
浴衣姿のアキナを一眼レフカメラで狙っていた。
「青がアキナさんには似合うな……
「お姉さまはピンクかな」
光悦はアドラーの隣から浴衣姿のアキナを
眺めながら青系で染めている浴衣が合うと褒めると
光悦の後ろに居る明美が桃系のほうが青系より
合うと言うと、
「白だ!!」
エンリーが光悦の隣から神様なら白系と言うと、
「エンリー、一番似合うのは!
何も……
顎がシャープで碧眼の金髪で目が少し垂れ目の
チェンジャーがエンリーの後ろから女性は何も着ないで
居るのが良いと言い出すと恭子が後ろから
ギャグ・ハンマーでチェンジャーの頭を叩いていた。
恭子は境成学園での準備は
勝人たちに任して自分は勇太が心配なので神父の格好を
するために着替えて来ると言ってソラスの世界に来ている。
帰還する時は明美御殿か冒険者ギルドの時間調整室を
使って戻る予定である。
「青系でしょ、チビさんは?」
「ワイの方が少し大きいのに……
ツインテールで可愛さアピールしても
ババアが……
恭子が隣にいる勇太の背の低さを指摘しながら
アキナに似合う色は青系と聞くと、
勇太は恭子の方が低いのにと髪型で
可愛い女の子アピールしても老けていると
罵ると、
「神の眷属である私に……
勇太の首に右腕を回して絞めるように
動いて密着しながら小声で
「何か買ってね」
言うと、
「こんなのが眷属なん? 明美さんの
人選、間違ってへん!!」
勇太は明美の眷属として不適性と言いながら
頬を染めて屋台で恭子に似合うのを買おうと
「ババァに似合わへん、アイテム買うたる!!」
恭子に告げると、
「期待してるわ」
恭子は不敵に笑いながら勇太が自分に合う物を
買ってくれるのを楽しみにしてると言うので
勇太はオドオドしながら
「お金貸してくれへん?」
明美に持ち合わせが無いので御金かしてと
聞くと、明美は勇太が召喚された国から
給料は貰っていないので仕方がないと思って
皮袋から財布を出して渡した。
エンリー、チェンジャーは会場に入ってから
恭子が突然この世界に現れて明美の眷属と
紹介されて可愛い美人な人と思っていたが
勇太との絡みで怖い女と認識を変えた。
アドラー、明美、光悦は何処でも
イチャイチャする恭子と勇太だなぁと思っていた。
秋人がアキナが立っているところに
来たのでアドラーはカメラのシャッターを
押していた。
カメラのモニターで確認しているアドラーに
エンリーは秋人に向けたアキナの姿を
欲しいとねだるので写真にするからと言われて
秋人とアキナのデートの尾行を
アドラー、チェンジャーと共に続行した。
明美と光悦と美里と瑠衣、恭子と勇太は
アドラーと別れてセーイラが開いている
屋台の射的屋に向かった。
エンリーのアキナが食した物を注文して
食べては感激している姿に
チェンジャーは引いていた。
チェンジャーはアキナを落せばエンリーを
僕に出来るなと考えて秋人のダメな部分を
探すように秋人を観察していた。
「秋人にいちゃんも許可するよなぁ」
つかさ同様に浴衣に着替えている光悦が
明美と腕を組みながらアドラーが太陽界の
冒険者ギルドで秋人の妻たちの隠し撮り写真を
売ろうと言うので利益の半分を貰えるならと
秋人が要求するとアドラーは承諾したので
隠れて一眼レフカメラで撮っている。
光悦は自分なら明美たちを隠れて
アドラーに撮られたくないから許可しないと
明美に言うと、
「早く離婚してほしいトップ10に入ってるから
ギルドに出せば直ぐに……
竜巳のようにモデルはしていないが冒険者ギルドの
特集などでアキナたちは女性冒険者として有名で
秋人と結婚しているので早く離婚してほしい
ランキング女性部門でトップ10に全員が
入っているので隠し撮り写真が冒険者ギルドから
発売されれば直ぐに完売するからソリュート王国の
赤字が少しは減ると微笑んで明美が言っていると、
「恭子のは、誰も買わへんやろ」
勇太はチュニックにズボンで皮靴を履いた
何時もの格好で恭子と並んで歩きながら
恭子の隠し撮り写真を欲しがる奴はいないと
嫌味っぽく言うと、
「モデルする気ないから……
境成学園の制服を着ている
恭子は隠し撮りは嫌だしモデルで愛想よく
笑ったりするのは嫌なので売る写真は無いと
告げていると、美里は明美の両足の間隔が
広くなる時に自分の履いている下駄を明美の浴衣の
裾に入れているがスマートフォンで確認して
上手く撮れていないので舌打ちをしていた。
明美は美里が下駄に仕込んだカメラで私の太腿とか
撮りたい欲求の換わりに光悦と密着しているのを
邪魔しないでねと考えていると、
「暗闇でも撮れるけど……スカートの時の方が……
美里は明美の膝あたりは綺麗に撮れているが
撮りたい股あたりは浴衣だと厳しいのでスカートの時に
同じことをしようと呟いていると、
「お姉さまったら……孫もトイレに隠しカメラを
置いて、自分で現像してましたねぇ……
瑠衣が前世の時に孫が自社の会社の女子トイレに
隠しカメラを設置して撮っていたのを自分で編集して
コレクションしていたことを懐かしく思い出しながら
今は映像などはパソコンにデーターとして
保存したり編集したりすることが簡単に出来たりするのを
聞いて孫がビデオデッキ2台を使って一生懸命
編集していたなぁとクスッと笑いながら言うと、
光悦たちは見つかったらクビになるなと
思いながら帰還したら瑠衣の孫に会って今の話を言うと
どんな反応をするかとフッと笑っていると、
「もうぅ、明美のおかげで何時の間にか
撮られていても残らないようになってるから
助かってるけど」
恭子は盗撮されて笑ってる場合じゃないでしょうと
少し怒り気味にスマートフォンなどで歩いてる時に
撮られても明美の魔法によって撮ったデーターが
直ぐに破棄になるようにしてくれているので
明美が許可しているから美里の盗撮は
破棄されていないと告げると、
「撮られたりするねん?」
勇太がよく撮られるのかと心配に
なって聞くと、
「歩いてると、遠くからスマホを操作してる
フリして撮っていたり……
「明美、恭子は美人だから
撮りたくなるんだろうな……
美里は?」
恭子はクラスメイトと一緒に駅や
ショッピングモールなどで歩いている時に
見知らぬ人のスマートフォンで撮られていると
告げると、
光悦は芸能界で活動できる程の美貌を
持っている明美や恭子を見たら脳内で
保存もするが写真に撮って保存したいと思うから
男の行動には少しは我慢してねと思いながら
美里は明美たちと一緒のことされたら
どう思うかと聞くと、
「無断で撮るなら、スマホを風魔法で壊すわ!!」
美里は小学校2年生の時に明美たちと過ごした
記憶を消されて静岡県で過ごしていた時でも
魔法は使えたので視線を感じて疑わしい者が
スマートフォンなどで撮っていると思えば魔法で
壊していると高らかに叫ぶと、光悦は黙っていたり、
変な行動をしなければ言い寄って来る男は
要るだろうにと思うついでに美里の行動後の尻拭いを
明美がしていたと聞いているのを思い出していると
美里が明美の首筋を狙ってスマートフォンで
撮っているので
「混んでるなぁ、美里! スマホは皮袋に入れろよ」
「まだまだ、撮りたい!!」
光悦たちがセーイラの開いている射的屋に着くと
魔族や人族、勇者たちで混雑しているので
光悦は神界のスマートフォンが景品で
並んでいるのをセーイラから聞いているので
無用なトラブルを回避する為に美里の帯から
下げている皮袋にスマートフォンを
入れるように言うと、
大好きな明美の浴衣姿をもっと撮りたいと
美里が言うので
「後から、脱ぎかけも撮らしてあげるから」
森や隠れた所で美里の専属モデルをすると
明美が言うと美里は色々なポーズを思い浮かべながら
スマートフォンを皮袋に入れると、
「フェニックスの指輪を!!」
光悦が明美から聞いている
フェニックスの指輪を射的屋の景品で
セーイラが出しているのをゲットすると
誓うと、
「勇太は?」
「恭子の、選んだ物以外や……
恭子は勇太がセーイラから景品を聞いているなら
何を取るのと聞くと恭子が欲しがらない物と
返すので、ニコッと笑って
「分かったわ」
恭子は勇太の左腕に自分の右腕を組んで
勇太の顔を見ながら勇太の言葉に返事をした。
そして、ファインダーロペス、浩二、兎志津達に
光悦は挨拶をして混雑の中に入って行った。
「指輪取るまで行きませんでしたね」
「つかさの話が入ったから……
「明美の股が……
「他の人にはやるなよ!」
「やるわけないでしょ! 此れは明美への愛の行動」
「ハハハァ……
「浴衣を着てどうだった?」
「足首までの浴衣です、つかさたちの方は……
「生足を出して……
「私はそっちの方が!!」
「歩きやすいけど、浴衣を着た時の優雅な動きを……
「綺麗に着こなしてるよな」
「ありがとう」
「明美には!! ミニの浴衣を!!」
「自分は普通じゃん!」
「下着を着けてないから」
「私は下着と浴衣のスリップを着てるけど……
「俺はトランクスは穿いてるけど……
「けど、綺麗なラインを出すために
ブラはつけてるけど……
「ティーナさんは……
「爆乳ですから、さらしで無理に……
「帯に胸が乗ってもオーケー!!」
「光悦のスケベ!」
「腰にはタオルを巻くけど……
「ローズたちって下着は?」
「穿いてるだろう、ミニだし……
「竜巳も穿いてるでしょう」
「女装も大変だろうに……
「性転換の薬を使えば良いのに」
「其処までするなら女装辞めるって!」
「モデルを辞めるって言ってたなぁ」
「勿体ないの」
「進次郎や蒼のように間違ってないから」
「成長した姿見ても細いけど、線の出る服は
無理だから、高校からはカメラマンの方に……
「竜巳とキューイル用に用意した指輪で
どうなるかなぁ……
「元々なかったんだろう」
「そう、融合した後から、まさかの!!」
「舞と快斗はないよなぁ」
「どうして?」
「作った本人も知りません!!」
「まぁ、モデルをしたいキューイルを守るために
指輪が進化したのかなぁ?」
「2人の愛によって!!」
「たぶんね」
「今度は、ゲーム開始だね」
「輝太の件も入るかな」
「おかあぁさぁああん!!!」
「お父さんは報われない」
「またねぇ」




