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20 沙良とパクオットは婚約解消をしたい……

 私が光悦たちと共に沙良が居る世界の

ジース王国の北側のウエーザー山脈の麓にある

ウエーザー市に降り立つ前の話で

 ジース王国の隣の国の

ウーレン共和国の大統領官邸の一室で

 「ジース王国、占領したら行けないの!!?」

 他の国の方々が往来する場所と分けるために

設けられた壁を見ながら沙良こと

ナーラサ・ジア・マーラが恐ろしいことを

呟いていると、

 「ナーラサさま、パクオット王子と

   結婚したくないからと……

 部屋の中で沙良を見ている可愛い系の

おっとりな性格の侍女の

リザーサ・レオ・スプールが

 沙良の言った理由を告げると、

  「生まれた時に国同士の戦略で許嫁にされて

    私は明美が好きなのに……

 沙良がドレスのスカートのフリルを破るような感じで

手で掴んで怒り狂っていると、

 「50年間、我慢すればと……

   リザーサが沙良が何時も言っている

  国の為に我慢する年数を告げると、

「引きニートよ!! そんな奴と!!」

  「知っていて言うんですか?」

 沙良はジース王国の第1王子の

パクオット・ビーコック・ジースが生まれた時から

体が貧弱で3歳の時に王位継承権を剥奪されて

自室から出たことが無い男と我慢してまで

結婚などできないと言うと、リザーサが

冒険者として東の大陸【ライニング・コンティネント】で

活躍をしていて今は中央大陸【セント・コンティネント】の

ジース王国を目指して歩いて移動中なのを知っていて

言うんですかと言うと、沙良は窓の外を見るのを止めて

リザーサの方に向き直して

 「弟の方が理的で神からの神託で王にと言われて

   引きニートだったのに! 10歳から冒険者として

    実力を上げて今では東の大陸の剣王と言われてる!!」

 「ナーラサさまよりは劣りますが、結婚相手として」

 パクオットは生まれつき病気になることが多く

魔術師たちによって治療されて3歳まで生きながれた時に

生まれた弟の方に神からの神託で次期王にと言われて

要らなくなったパクオットを沙良の婚約者にしたが

 今では冒険者として活躍して剣王とまで言われる

人物になっているSランク冒険者と沙良が言うと、

リザーサが沙良の相手として申し分ないと告げるので

 「結婚するから、改めて調べてみたわ」

   沙良はソファーに座ってドレスのポケットから

  A4サイズの調査書を出してテーブルに置くと

 リザーサは向い側に座って調査書を捲って読んでから

  「神託は……

 「履歴を見てもしていないわ」

 沙良に此の世界を創造したメホーラ・ラル・ウラドが

ジース王国の王に神託をしていないと書かれいるので

確かめるように尋ねると、沙良は神界の魔法界の

メホーラの家の管理室のコンピューターの履歴を調べたが

ジース王国の王に神託を行っていないと

溜息交じりに言うので、

 「淑女らしく……

   リザーサが沙良を見ると足を広げてスカートの中が

  見えるので見えないようにしてくださいと言う感じで

 咎めると、

  「良いでしょ!! それで、私が生まれて

    双方の国の利益の為に婚約させられた」

 「そうですね、病弱でしたが剣の稽古をし出して

   10歳で冒険者としてジース王国を出てから

    東の大陸と南の大陸で実績を上げて

     Sランクですね」

 リザーサしかいないのでスカートの中が見えても

構わないと言った後に、ジース王国はウーレン共和国の

武力を、ウーレン共和国はジース王国から隣の国の

ダァーツ帝国までに掛かる入国料から出国料などの経費を

無しにしたい為に沙良とパクオットを

結婚させることにした。婚約中は徐々に

安くなって結婚式の時に無料になる予定であるが

婚約時にジース王国は入国料を倍にして沙良が

15歳になっている現在でも倍になる前の入国料に

なっていないのでウーレン共和国の商人、行商たちから

不満が出ているがウーレン共和国は結婚するまで

待ってくれと商人たちに御願いしている。

 ウーレン共和国の商人たちはウーレン共和国しかない

卓上コンロ、湯沸かし器、ランプ、魔素型蓄電池などを

入国料などを入れて売っていたが入国料などが

無くなれば利益が増えるので早く無くなってほしいと

思いながら上記のことを言われて我慢をしている。

 ウーレン共和国内では自動販売機も設置されている。

  ウーレン共和国は他国の方々が往来する場所と

 ウーレン共和国の国民が住む場所は壁によって

分けられている。理由は上記の物、テレビ、

インターネット設備などを見せない為である。

 ウーレン共和国の国民は他国に行く時は

一切の情報を出さないことが義務とされているが

漏らした場合は記憶を消されて国外追放である。

 此処まで厳しい見返りに住民税、所得税などが

無しである。更に、魔術師たちによる無料の

医療行為もされている。

 ただし、物の売り買いには消費税30%が掛かるが

所得が少ない方には消費税は無しである。

 今の大統領の沙良の御父さまによって行われている。

大統領を沙良が生まれてから沙良の御父さまは4期目を

終えようとしているが5期目も大統領選前から

確定している。

 ウーレン共和国から出て行った者たちが税金の部分だけ

記憶を消さずに話す内容に他国の者たちは国が持たないと

言われているがウーレン共和国は他の国より

豊かで国民は笑顔である。

 ウーレン共和国から追い出される者は

欲をかいた者、各地区の他国と利益を

出そうとした議員などである。

 大統領の選び方は各地区で地区長選に勝つと

大領領選に出て大統領となる。

 地区長、大統領とも任期は4年である。

地区長の次の地区副長以下は地区長が選んでいる。

 副大統領などは各地区から大統領が3名を選んで

決める。副大統領は3名で国会、内閣、司法の

最高責任者である、

 ウーレン共和国の弱みは南の大陸

ダージョンスター・コンティネントに行くには

船で行く場合は港が小さいために大型の船が

往来できないのでウーレン共和国の南東の

ノットシン王国に頼っているが船代が高額で

海の魔物などの被害もあり陸から南の大陸に

向かった方が日数は掛かるが安全の為に

ジース王国、ダァーツ帝国経由で行っている。

 沙良の婚約者となったパクオットは10歳になると

病弱を克服して冒険者として東の大陸に向かった。

 南の大陸に東の大陸から船で行く方が近いからと

ジース王国から距離を取りたいと思ったパクオットは

東の大陸を拠点地に決めたからである。

 沙良は私から言われてパクオット護衛騎士団を

結成してパクオットを見守っているが

パクオット護衛騎士団の方も驚くほど

剣士として指導者として優秀で何時の間にか

南の大陸のダンジョンでの活躍などでSランクまで

行くとは誰も思わなかった。

 「病弱からSランクってあるの?」

   ドレスのアイテムボックスポケットから

  缶キューハイを出して少し飲んでから

 リザーサにパクオットの異常な早さのランクアップを

沙良が問い掛けると、

 「昼間から……

   「此れから結婚の為の委員会があるから

     飲まずにはやってられないわ。どうなの?」

 リザーサが昼間から酒を飲まないでと言うと

出たくもない委員会に出るから飲むのと言ってから

 パクオットの件を聞くと、

  「前にもナーラサさまが言われました、明美さまが……

 「明美の好みじゃないし……

   「つかさ様は結婚後にパクオットさまが居る

     東の大陸での巨人族との戦いに参加してますよね」

  リザーサは私がパクオットを病弱から救って

 スキルを与えたと沙良が前に言ったことを告げるが

沙良は私がパクオットを好んでいないことは知っているので

スキルなどを与えることは無いと断言すると、

 つかさがナルエたちと結婚した後にパクオットを

見に来た時に噂があったが中央大陸の北側に聳え立つ

ウエーザー山脈の北極寄りの未開の地から

5mの巨人が魔物、動物を引き連れて東の大陸を襲ったが

つかさがパクオットの指揮の下で巨人たちと戦って

勝利を収めていることをリザーサが語ると、

 「彼奴も、パクオットの力を知りたくって

   妻たちを連れて参加した後に、

    光悦とパクオットから奪うのが

     俺の生きがいだぁ!!って

      帰って言ってから

     来るたびに、パクオットのこと

    聞くけど、50年も我慢しないといけない

   相手と言ってるけど……

  つかさは未来の私たちがミューブル王国に

 大学の卒業旅行で来た時にパクオットの

妻になっていることを知っているので

 パクオットの力量を見るために東の大陸に行った後は

パクオットを認めて光悦、パクオットから

沙良を奪って見せると言って今に至るが

 つかさは沙良に会いに来るたびにパクオットのことを

聞いて来るので私がパクオットを好きでは無いので

沙良も私同様に好きでは無い相手と50年も我慢すると

何度も言っているとリザーサに言うと、

 「パクオットさまの活躍は……

   つかさが気に入る程の男である

  パクオットが病弱から活躍するほどの

 男になるには私が関与しないと有り得ないと

リザーサが沙良に言うと、

   「龍美にパクオットを調べてもらって

     リストォラは仲間として好きだけど、

      小さいころに会った女の子が

       好きみたい……

  つかさの行動を不審に思った沙良は

 龍美がキューイル、クルードットたちと共に

撮影で来た時にパクオットについて調べてもらったら

 パクオットの冒険者仲間のリストォラは仲間として

好きだが小さいころに出会った女の子に

片思いをしていることを突き止めたので

 「明美さまでは?」

   リザーサは私がパクオットを病弱から

  救ってスキルを与えたのではと考えて言うので

   「好みじゃないでしょ!」

  私の好みではないパクオットをジース王国まで

 見に行く理由がないので有り得ないと沙良が言うと、

 「会ってる可能性はあると思いますけど……

   東の大陸での活躍、南の大陸の様々なダンジョンの

  攻略と或るダンジョンのダンジョンボスを

 テイムしたことを考えると私とパクオットが何処かで

会っている可能性が高いとリザーサが告げると

   「パクオットの能力向上には関与してるとは

     思うし、つかさのパクオットへの警戒感、

      キューイルが過去のパクオットだぁ!!って……

 沙良もリザーサと同じ意見であり極めつけは

キューイルがパクオットをモニター越しに見て言った

言葉を龍美が慌てて口を塞いだ時に沙良たちに

 キューイルの言葉を聞いていたら記憶を消すと

言うと、沙良は聞いていないと言って誤魔化したが

龍美は嘘だと分かったが記憶を消す動作に入ったら

沙良に殺される方が高いと思って沙良の言葉を信じた。

 未来の私とパクオットが結婚をしていることは

私が沙良には言うなと皆に言っていたので

龍美はスキルの使用禁止や給料の減額などされたら

困るので沙良にバレたことを私には告げていない。

 私がパクオットと結婚するとは

沙良も私自身も何度考えても

 現時点では有り得ないことだが

 「お姉さまに何回も今の話を聞かされた

   私の結論は、明美さまとパクオットさまは

    結婚することが未来で決まっているので

     お姉さまが抱かれに冒険者のパクオットさまに

    会いに行って、まぁジース王国の

   第1王子さまでしたの!!? ジース王国で

 引きニートの方は偽物でしたわって叫んで

ジース王国と揉めたら御姉さまの力で占領を!!」

 沙良を姉と慕っているので御姉さまと呼んだ

リザーサがパクオットとの結婚に沙良が悩む

必要がない程に私とパクオットが結婚することが

未来で決まっているなら冒険者のパクオットと

ジース王国のパクオットが同一人物であるのを

公表してもジース王国が同一人物と認めなければ

沙良の力でジース王国を占領しましょうと言うので、

 「私も何回も聞いてるわ! お父さんも

   冒険者の方で結婚を考えているみたいだけど

    王国で引きニート中だから

   それをイコールにする決定打がないから……

 リザーサが沙良に言う話も何回も聞いていると

沙良は言いながらジース王国では第1王子の

パクオットが生まれた時から3か月後の間に

生まれた男の子にはパクオットの名を付けて良いと

神からの神託を告げているのでパクオットの名は

ジース王国内では良く聞く名前になっているので

冒険者のパクオットが第1王子とウーレン共和国側が

主張してもジース王国側は王宮で第1王子は

病弱で殆ど動かずに部屋に居ると言っているのを

覆す証拠が無いので沙良の御父さまも困り果てていた。

 沙良の相手として何方がウーレン共和国にとって

良いのかは明白だが冒険者のパクオットの場合は

名声は申し分ないが平民と言うことで沙良との

身分差やジース王国の民ではない者と結婚すると

ジース王国との取り決めも破棄になるので

地区長や議員たちも大統領と同じで同一人物と

言える決定打が無いことに困り果てていた。

 その為に沙良は沙良の御父さまとジース王国に

第1王子を見舞いに行くが面会は出来ずに第2王子などに

第1王子の近況を聞くくらいで終わっている。

 沙良は第2王子たちに冒険者のパクオットが

第1王子でしょうと言っても病弱なので

人違いと言って終わっている。

 上記のパクオットの名前の使用許可の神託も

王位継承権剥奪の神託と同じでメホーラは出していない。

 それでは誰が出したのかと沙良が考えた相手は

私であったがパクオットが不利になることをする

理由が無い。沙良の御父さまから聞いて

パクオットが冒険者として出て行く前から

パクオットを監視したらとアドバイスはしていた。

 沙良の御父さまから聞いた私は6歳の時のパクオットに

会いに行った時にパクオットの封印されていたスキルを

開放したのは沙良には内緒にしているし

誰にも話していません。

 私以外で考えると2年前に出会った未来の私だと

思うけど根回しが良いことで……

 「6月には?」

「今の話では、此の世界って写真もないし、絵画で

  パクオットの絵は描かれていないから

   ジース王国側は病弱な第1王子の代役を立てると

    言ってるのを会議で議論するんだけど……

  リザーサが沙良と第1王子が2か月後に結婚式を

 行うことを言うので沙良が部屋から出れないのではなく

ジース王国に居ない第1王子の代わりを立てて

 ジース王国が結婚式を行うと告げて来ているので

今から其のことについて議論することに

なっていることを言うと、

 「此方が全て知ってるとは……

   「冒険者のパクオットが第1王子と言った時は

     焦っていたけど、小型カメラや小型ゴーレムを

      使って監視されてるとは

       ジース王国側は思っていないでしょうね」

  リザーサがフフッと笑ってからジース王国の内情は

 筒抜けと言うと、沙良はジース王国にはスパイなどを

送り込んでいるので第1王子の代わりと結婚式をする前に

第1王子が病死する計画も知っていると窓の外を見ながら

告げると、

 「お姉さま、パクオットさまは?」

   リザーサがパクオットの現在地を沙良に聞くと

  沙良はスマートフォンのパクオットの位置情報を

 作動して

  「ジース王国の王都に着いたみたいね」

   沙良が言うのと同時に部屋の扉が叩かれたので

  リザーサがソファーから立ち上がり扉の方に向かって

 扉を開けるとジャケットを着た警備兵がリザーサに告げると

   「ナーラサさま! 大統領が御呼びです」

  沙良にパクオットの件の会議が始めると

 リザーサが言うので沙良もソファーから立ち上がって

呼びに来た警備兵とリザーサと共に

政策委員会が開かれている会議室に向かった。

  


 「昼過ぎでも入れないなぁ……

ジース王国の王都【ジース】の東の門から続く

列の最後尾に着いた日に焼けた精悍な顔つきで

ミスリルの胸当て、肩パットを襟付きのシャツの上に

着けていて腰には剣ベルトからダンジョンで得た

統星剣が入った鞘をぶら下げているパクオットが

今日中に王都に入れるのかと嘆いていると、

 「殿下! スゴイ行列ですね」

   ショートの黒髪で目は鋭くシャープな顔たちで

  彼方此方に戦闘での傷が残っているパクオットと

 同じ格好のリストォラが王都まで続く行列を見ながら

パクオットの横に着くと直ぐに感想を言うので、

 「殿下って……

   パクオットの前の人たちがリストォラの言葉で

  此方を見ているので苦言をパクオットが

 リストォラに言うと、

  「殿下! すみません!! ええっと、

    ナール殿下……

 リストォラは謝る為にパクオットの偽名の名字の

ナールを殿下を付けて言うので、

 「引きこもりのダメ王子のパクオットと

   同じ名だからって殿下って言うなぁ!!」

 パクオットが世間で言われていることを

言うのは嫌だがあえて叫ぶと、

 「パクオットと言う名前なのですかな?」

   前に居る小太りの行商が振り返って

  尋ねて来るので

   「俺はパクオット・ナールです。

     親が第1王子が生まれた時に

      付けたので困ってますけど……

  パクオットが名前を名乗ると、

 「私はアズラー・イールです。

   東の大陸の絹や綿などを卸している行商です」

 丸っこい顔を丸くして微笑んで行商が答えながら

冥界の裁判所の執行官である自分が冥王から

パクオットを監視せよと言われて15年と

此の世界に来ているが特に冥王が気にする程の

人物ではないのでアズラーとしては冥王と恋人と

噂されている私の恋人の沙良の監視をする方が

良いのにと思いながらパクオットを見ていると、

 「何処かで、会っていませんか?」

   「初めてですよ! 貴方に会うのもですが

     貴方の恋人の首元の奴隷のチョーカーは

      見せない方が良いですよ

     パクオット・ビーコック・ジースさん」

 パクオットがアズラーをジロジロ見ながら

ダンジョンの入口の受付場などで会っている

感じがしたので聞くと、アズラーは慌てずに

落ち着いて答えながらリストォラの首に着けている

チョーカーはジース王国の奴隷兵の証なので

普通は見えないように透明にしているが

今は透明にしていないと告げながら

 パクオットの本名を告げると、

慌ててリストォラの首にパクオットは右手で

触ると見えていたチョーカーは見えなくなってから

 「無能王子ではないですよ!

   それに、病弱で外も……

 パクオットが改めて言うと、

  「何時もはスカーフで隠してるのを

    しなかったリストォラも悪いが

     消すのは不味かったな」

 後ろから聞こえて来る声の方を見ると

鉄製の胸当てを着けて腰から吊り下げられた

小型の鉄製の板を着けてロングの革靴、肘まである

手袋を着けて顔は鼻が高く目はタレ目で髪を肩まで

無造作に伸ばしているパクオット護衛騎士団の

団員であるトーラントがリストォラが何時も首元に

スカーフを巻いているのを歩いていて暑いからと

取ったのは不味いが、パクオットが慌てて

チョーカーを見せないようにした行為は

更に間違った行動だと言うと、

 「トーラント! 何を言って……

   パクオットは額に汗を掻きながら

  トーラントに言うと

   「その奴隷の首輪は、王家しか操作できない。

     ジース王国がダンジョンで見つけて

      改良した物だ! 他の国じゃ

       奴隷制度はないからな」

 トーラントが詳しく言うので、周りは第1王子を

直に見たことが無い者ばかりだが東の大陸、南の大陸で

活躍していたパクオットが第1王子と思っていた者が

多かったので今までの遣り取りで確信して

トーラントの話に頷いていると、

 「ダンジョンで見つけてリストォラに合うから……

   パクオットは諦めずに言うと

  「見つけていたら取り方は?」

 トーラントが奴隷の首輪の外し方はジース王国の王が

チョーカーに触らないと首から外れない。

 ジース王国の王以外で知っているのは第2王子と

側近のみである。第2王子が王位に即位すると

第2王子にチョーカーを首から外す権利が与えられる。

 パクオットにジース王国の王や側近が首輪の外し方を

教えていないので知らないだろうとトーラントが言うと

後ろからハァハァと言いながらやっと追いついたと

 息を切らしているジース王国の元宮廷魔術師の長であった

カードル・マージャがローブを脱いで上衣の右肩に

乗せている姿を見たパクオットが

 「カードル! リスのチョーカーって

   ダンジョンで見つけたんだよな!!」

    頬がこけて白髭から汗が零れている

   カードルに向けて叫ぶので

  カードルの荷物を持っている目がクリッとして

 可愛らしい顔つきのケント・グイードに

カードルが耳打ちしてケントが此方に来ると、

 「パクにぃ! 師匠からの伝言で

   生まれた時から着けていたって!!」

 ケントの言葉を聞いて地面に片膝を着いて

  「状況を確認しろって……

  嘆いているパクオットに、

 「貴方がパクオット王子と分かりましたが

   此処に居る我々は言いません。

    ジース王国は奴隷兵を増やしていますし

   我々の仲間も罪を着せられて奴隷と

  なっている者もいます。

 ジース王国は税収も厳しいです。

我々の売り上げも出る時には90%を持って

行かれますので、ジース王国は通りたくないんですが……

 アズラーがパクオットの肩に手を置いて

パクオットの素性は言わないついでに

ジース王国の重すぎる税について言うので、

 「俺は王位継承権も無いから言われてもなぁ……

   パクオットは諦めて第1王子と認めたが

  税収を軽くするにも王位継承権、爵位も無いので

 無理と言うと

   「そうですな」

  アズラーも頷くので、

   「俺はウーレン共和国のパクオット

     護衛騎士団所属で冒険者をしています

      トーラントです。

       高いなら……

  トーラントがウーレン共和国の騎士で

 ジース王国の第1王子と認めたパクオットに

自分の素性を話すので

 「ウーレン……

   パクオットは自分の知らない所で他国の王子の

  護衛騎士団を結成する国って聞いたことないと

 驚いていると、ジース王国の税制が厳しいなら

ジース王国で商売をしないほうが得策ではと

トーラントの言葉を聞いてアズラーを見ると、

 「儲けは少ないですが、黒字にはしています」

   アズラーがトーラントに答えると

  周りに居る商人たちも頷いていて

 「今日は王都に荷を下ろしますし、

   ウーレン共和国で使用されている

    冷蔵庫を売る許可を得ましたので……

 アズラーがウーレン共和国以外ではジース王国の

リーフ街の冒険者ギルドが唯一使用している

冷蔵庫の売る許可を得たと言うと、トーラントは驚き

商人たちも驚いていた。

 「冷蔵庫って?」

   パクオットは冷蔵庫と聞いて魔術師が

  冷凍魔法か冷風魔法を掛けて食材などを

 保存する倉庫で周りが驚いていることに

戸惑っていると、

 「良く許可を……他国には売らないはずが……

   トーラントが驚いたことについて

  言っていると、

 「大統領に或る方の名と手紙を見せまして……

   冷蔵庫の発売をする許可を得た理由を

  アズラーがニヤッとして言うと

 周りに居る商人たちが悔しがる顔をしているので

  「魔導師が居ないと……

 パクオットが魔術師が居ないと食材を長期保存は

出来ない物で其処まで驚くのかと言い出すと

 カードルたちも同様だったので、

  トーラントは腰から下げている皮袋から

 小型の冷蔵庫を出すと

  「アイテムボックスを……

 私から支給された神界で使用されている

何でも入る皮袋をトーラントが持っているので

 アズラーはパクオットの護衛騎士団の一員と言う割に

遠くからゆっくりと周りを警戒しながら来ている者と

2人では少ないと思っていたが相当な腕を持ち

 ウーレン共和国の最強騎士団でロイヤルガード

ゼット騎士団に入れる程の者がパクオットの

護衛で来ていることでハーディスの意図が

分かって微笑んでいると、

  「小さいな……

 パクオットが冷蔵庫を見て感想を言っていると

トーラントは冷蔵庫の扉を開けて

 「皮袋があれば要らないんだが、

   冷凍や冷やしたりして此のまま

    皮袋に入れて使いたい時に

     宿などで出して開けば優雅だろ」

 トーラントが食材など皮袋に入れれば腐らないし

長期保存は出来るが、加工した物を冷凍したり

冷たくしてから皮袋に入れるより冷凍庫ごと

皮袋に入れれば皮袋から冷蔵庫を出して

好きな時に冷蔵庫を開けて風呂上がりの一杯の

冷たい飲み物を優雅に飲めると言うと、

 「背の丈もある物を入れる皮袋は

   ダンジョンでも見たことが無いのですが……

 アズラーが周りの商人たちがトーラントの

皮袋について議論していたので代弁する形で

トーラントに聞くと、自慢話がスルーされたので

少し落ち込みながらトーラントはダンジョンで

得られる皮袋などのアイテムボックスは小型の剣や

果物など20㎝くらいの物が100個まで

収納できるだけだが自分の皮袋は大きさなど

関係なく個数も制限が無い物なので

どうやって答えようかと考えていると、

 アズラーから念話が来るのでトーラントが

怪訝な顔をしたがアズラーが自分の正体を

言ったので、

 「ダンジョンで魔物を倒した時の

   ドロップアイテムで

    使って見たら……

 トーラントはアズラーの案を受け入れて

話すと、

 「俺の皮袋にも入るかもしれない、

   此れって、魔導師に魔法を……

    パクオットはトーラントの皮袋に刺繍された

   マークや形状が似ているのでトーラントが

 皮袋から出した冷蔵庫が自分の皮袋にも入れれるなと

思いつつ冷蔵庫の電源に魔法がいると思って聞くと、

 トーラントは冷凍室からアイスクリームが入った

カップを出しながら

 「周りの魔素を魔石が吸入して動くから

   魔術師は要らないと……

 パクオット達に渡すついでに話すのを聞いた

カードルが

 「其処の国でも倉庫を用いて魔術師が

   冷凍魔法など掛けますが、此れなら

    各家庭に置けますし、魔術師に払う金が

     要らないですな」

  家庭に置けるサイズの冷蔵庫の性能に

 感心しながらトーラントがアイスクリームが入った

カップの蓋を外しているのを真似して外してから

魔石を粉にして混ぜたプラスチックスプーンを

トーラントがアイスクリームを入ったカップを

渡した者たちに渡すと、

 「透明な……

   パクオットがプラスチックスプーンを見ながら

  銀や竹、木、真鍮などはあるが透明な物は

 初めてなので呟いていると、

  「パクにぃ! 此れって何て読むの?」

 アイスクリームが入ったカップに書かれた日本語と

デンマーク語の商品名や商品ラベルを見ながら

ケントがパクオットに聞いて来るので

パクオットもアイスクリームが入ったカップを

眺めた後に

 「さぁ、読めないよ」

   ケントに無理と言うと、

 「日本で売ってる物で、まぁ溶ける前に」

   トーラントが冷たいうちにと言って

  催促するのでパクオットたちは

 食べ出していると、

  「私にもくれない?」

 トーラントの仲間のベターラが

周りを警戒しながらトーラントの傍に来ると

 フードを脱いで凛とした顔たちを見せながら

アイスクリームを催促するので

 「あずきロッド……

   冷凍室に置いてある箱から

  ビニールに入った棒状のアイスを

 ベターラに渡すと直ぐにビニールを破って

アイスを舐めだしながらトーラントと念話で

今の状況を聞いた後に、

 「リストォラは、パクオットの舐めたことあるの」

   ベターラがリストォラに舐めて溶けだしている

  棒状のアイスを見せながらパクオットの

 息子さんを舐めたことあるのと聞くので

商人たちは聞いたら行けないと思って明後日の方を

見ていると、

 「え、えぇ、で、殿下のって……

 溶けたアイスクリームが口紅を塗ったように

緑になった口を動かしながらリストォラが

棒状のアイスを見せるベターラの言葉の意味が

分かって言葉を詰まらせていると、

 ベターラが溶けた棒状のアイスを口に入れて

直ぐに出した後に

 「してないの?」

   リストォラにパクオットと体の関係って

  無いのと妖しく聞くので

 トーラントがベターラの耳元で

  「童貞と処女だぞ! 知ってるだろう!!」

    体の関係以前に何方も鍛錬や戦闘以外で

   異性の体に触ったことがない2人だと

  東の大陸、南の大陸のダンジョンなどで

 パクオットたちと共同で依頼を受けたりした仲で

知っているだろうと話すと、

 フッと笑ってから

 「パクって、キスしたことある?」

   トーラントから離れてパクオットに

  沙良から聞いていた小さい頃に好きになった

 女の子にファーストキスを奪われたことを

聞くと、

 「キス!? カードル!! キスって!!?」

   パクオットは赤面しながらキスと言う

  単語が分からないとカードルに振るのを見ながら

 リストォラは好きな人がいたから

良い雰囲気になってもキスをしてくれないんだと

カップを握り締めていると、

 「殿下……その年でキスを知らないのは……

   「師匠! キスって?」

 カードルが18歳にもなって好きな者同士が

唇を重ねる行為を知らないはずがないと言っていると

 ケントが聞いて来るので

  「子供は知らなくって良いの!!」

    パクオットが早すぎると言って

   ケントに注意すると、

 「ハグする時に相手の頬に口を着けるでしょう……

   ベターラがハグする時に相手の頬にキスをするか、

  キスをする真似をするのを相手の口にと言い出すので

   「説明するな!!」

 パクオットが10歳のケントに口同士でする

キスの説明は止めろと叫んでいると、

 「ファーストキスの相手は?」

   アズラーがパクオットに

  ファーストキスを捧げた人は誰と

 聞いて来るのでパクオットは観念して

  「天使とキスをした」

 私と幼少の時に出会ったことを思い出しながら

ファーストキスの相手を言うと、リストォラは

神は王などに神託としての会話で居るのは知っているが

天使は一度も見たことがないのでパクオットが見た

夢の中でキスをしたことを言っていると安堵していると、

 「天使ですか? 人と間違えて……

 トーラントが持つ皮袋でハーディスがパクオットを

監視するように言ったのは私と結婚をする相手だと

分かったアズラーだが決定打が欲しかったので

パクオットの言葉に対して確認するように尋ねると、

  「白き翼を広げて、俺を抱きしめて

    此の空を飛んだよ! 陸路で

     南の大陸に行くのは

      会えるかも知れないから……

  パクオットが天使と一緒に空を飛んだと

 言うのに続いて船を使わずに陸路で

南の大陸に行く理由を告げると、

 「名前は憶えていますか?」

 天使の翼は空を飛ぶ時に必要になる魔法である。

  此の世界で使える者は沙良以外に

 居ないが沙良は私以外には興味が無いので

パクオットの幼少の時に出会っている可能性が

高いのは私で間違いないとアズラーは確信して

天使の名前を聞くと、

「名前を言わなかったが、沙良の友人って……

  パクオットが答えるので

 「ナーラサさまと婚約しているが……

   トーラントもパクオットの答えた名前で

  私と気が付いてたが、私が御兄さま似か

叔父さま好きなのを知っているトーラントは

パクオットが私の好みの何方にも当てはまらないので

私とパクオットの結婚は有り得ないと思いつつ

パクオットが私と結婚したいのはどれくらいかと

遠回しに聞くと、

   「大統領の? 結婚する気はないよ。

     天使では……今の俺が居るのも

      天使のおかげだから、会えたら

       御礼を述べたいくらいだよ」

 パクオットは婚約している沙良と結婚する気は

無いと述べた後に私と出会えたら無能から有能に

変えてくれた御礼を述べたいと言うと、

 「そうか、会えたらいいが

   リストォラと寝ないの?」

 トーラントはパクオットが私に片思いを

していることが分かったが其の片思いが

叶うことは無いと思いながら一緒に付いて来ている

誰から見てもパクオットに恋をしている

リストォラを抱かないのかと聞くと、

 「リストォラに勝ったら」

 パクオットがリストォラより強くなったらと

言うのでトーラントは誰かと一緒だなと思っていると

 リーフ街の近郊でクラスのベストカップルで

童貞、処女を卒業しましょう会に付き添いで来ている

つかさがくしゃみをしていた。

 王都の東門の入都するための検査で時間が掛かる為に

南門が開放されたので列に並んでいる者たちが

其方に移動するのを見て

 「殿下、我々は?」

   リストォラが聞いて来るので、

 「東門から行こう! 慌ててないからな」

   パクオットが答えると

  「貴方は?」

 トーラントがアズラーに聞くと

  「貴方方に会ったのも何かの縁ですので

    ダァーツ帝国まで一緒に

     同行させてもらいますよ?」

 パクオットと共に行くと言うので、

  「護衛の御金を貰う……護衛は?」

 パクオットがダァーツ帝国までの護衛代を

貰いたいと言いかけてアズラーの前にいた

護衛が居ないのでアズラーに聞くと

 「1人で東の大陸から此処まで……

   アズラーが答えるので、パクオットは

  目を細めて

 「魔物もいる、お前は何者だ!!?」

   剣士や魔術師でもない行商が1人で

  此処まで来れるわけがないので

 アズラーに問うと、

  「敵ではないですよ! 敵と言えば

    私の護衛と思っていた者が

     馬車に乗っていた者や商人の

      護衛なら……

   パクオットの敵ではないと言いながら

  並んでいる列の前が開いた空間をチラッと

 見てからアズラ―はパクオット達が勘違いしていた

他の商人たちの護衛に付いている冒険者が

 ジース王国の第1王子が冒険者で有名な

パクオットと同一人物と分かれば

 「門兵に俺のことを言うな」

   御小遣い稼ぎで門兵に言うと

  パクオットが告げると、

   「言わないのでは?」

  リストォラが商人たちの護衛の為に

 大金を得ている冒険者なので言わないと

言い出すと、

 「商人たちはな……護衛たちは違う

   酒が入れば……

 パクオットはリストォラの意見も

間違ってはいないが冒険者たちは

 商人たちと違って口が軽いと言うと、

 「話として盛り上がるでしょうね。

   東の大陸で英雄と言われている冒険者が

    ジース王国の第1王子だって……

  ベターラが酒の肴として喋るでしょうと

 フフッと笑って言うので、

  「構わないさ! トーラント!

    ウーレン共和国を通った時に聞いた

     俺と大統領の令嬢との結婚について

      教えてほしい」

  パクオットは沙良との結婚について

 トーラントに詳しく聞きたいと言うと、

  「婚約してるから結婚するのは……

 「王都に居ない俺と結婚式を挙げるか!!?」

  トーラントが婚約しているなら結婚するのが

 普通なのでパクオットの問いの意味が

分からずに答えると、パクオットは改めて

 本人が不在でも結婚式が行われるのかと

  トーラントに問うと、

 「第1王子の顔を知ってる者は

   ウーレン共和国には居ないからなぁ……

 惚けた感じでトーラントが答えるので、

  「なるほど、今日の宿はリストォラの

    義理の親の所に行こうか?」

 「危険では?」

 パクオットが奴隷兵であったが剣の腕が良いので

リストォラを引き取った義理の父の所で休もうと

 告げると、カードルがパクオットの言った意味が

分かって敵の中に行くのは危険と苦言を言うと、

 「敵の中が安全だ! 東の大陸から陸路で

   南の大陸に向かっているのは知ってるはずだ!

    俺の暗殺を考えてるなら、王都か

     ダァーツ帝国までに行うはずだ!」

 列が動いて前の空きが広がっている中で

パクオットが自分の暗殺が計画されていると告げた後に

 「トーラント! アズラーと言ったな

   危険な旅になるが俺の騎士として

    付いて来てくれるか!!?」

  トーラント、ベターラ、アズラーを見渡して

 パクオットの騎士として危険な旅に

付いて来てくれるかと問うと、

 「お前の護衛だからな」

   「そうゆうことね」

 「私は……

   トーラント、ベターラは承諾するが

  アズラーは断ろうとすると、

   「冥王からの命令だろ! 

     冥王と言えば、沙良さまの想い人の……

   トーラントがアズラーを連れて

  パクオット達から離れてから

 アズラーにパクオットの護衛をしなかったことを

私に報告すると言うので

  「明美さんは知りませんよ。

    パクオットが明美さんの婿に

     なるのを教えてくれれば

      此れだけで来てません」

  アズラーがハーディスから異世界の

 人間の護衛をする理由を言わずに

命令だ!の一言で来ているので

 鞄から折りたたみの携帯の画面にある

インプットされたアプリを見せながら言うと

 「回復、防御、変身、攻撃は冷凍系……

   「魔素もスマホより少ないですし

     報告で帰った時にスマホに替えれば……

 トーラントは画面を見ながらアズラーが購入時に

選んだアプリを言うと、アズラーがパクオットと

共に行くことが分かっていたらハーディスにパクオットの

報告をする為に神界に戻った時に折り畳みの携帯の電源に

使われる魔素バッテリーでは魔法を使えば直ぐに

魔素バッテリーが無くなってしまうので魔素タンクの

アプリが使用できるスマートフォンに替えれば良かったと

嘆いているので、

 「1人で……

  トーラントがアズラーの魔素が少ないことを聞いて

 護衛の冒険者も付けずに行商をしているなと聞くと

   「逃げ足は速いので……

 アズラーは魔物や危険な動物が現れたら

其の場から直ぐに逃げるのが得意と言うと、

 「ハーディスは……

   トーラントは剣の腕や魔法が凄腕じゃない

  アズラーをパクオットの護衛につけた

 冥王の思惑が分からなかったので言い出すと、

   「裁判所に努める執行官です。

     遠くからでも相手の場所、声などを

      確認できるのが執行官に就ける

       条件ですので……

  冥界の裁判所勤めの執行官で

 不動産などの状況を調査する能力を

ハーディスに買われただけとアズラーが言うと、

 「なるほどね、で?」

   トーラントはパクオットの場所が

  直ぐに分かる能力が高いから

 選ばれたのは分かったが

アズラーにパクオットの護衛に

付かないのかと聞くと、

   「足手まといですよ」

 アズラーがトーラントのように戦えないので

一緒に行けないと言うと、

 「動いてるぞ!!」

   パクオットが列が動くので其の後ろに

  付くために動いているので離れるなと

 トーラントたちに言うので

  「どうする?」

 「フッ、私が皮袋について

   アドバイスをしなければ……

    行きましょ!」

 トーラントがアズラーに聞き直すと

  アズラーはトーラントに助言を言わなければ

 自分の正体も言わずに済んだが

あの場合は助言を言わなければ神界のことが

バレる可能性が高かったので

仕方がないことであった。

 パクオットにも只の行商ではないと

バレているので此処でパクオットと別れても

何かがあればパクオットを逃がすために

魔法アプリなどを使用する時に出会う可能性が

今まで以上にあると考えてパクオットに

付いて行くと言うと、

 「同業者として、よろしく」

   トーラントがパクオットを見守ることは

  一緒の者とアズラーに言うと、

   「危なくなったら、逃げますので」

 アズラーはトーラントのようにパクオットと共に

戦う場合は其の場から逃げるとフッと笑って言うと

 トーラントも笑って右手を出すので

アズラーも右手を出して握手した。

 そして、パクオットたちは王都に入って行った。

  アズラーは商業ギルドで持って来ている商品を

 売って王都の良い品を買ったりするので

パクオットから離れる際にリストゥラの義理の

親の屋敷を聞いて別れている。

 トーラントはウーレン共和国から来ている

密偵にジース王国の内情を聞くために

パクオットから別れている。

 王宮ではパクオットが戻って来た報告を聞いて

ジース王国の王はパクオット暗殺を大臣たちと

共に計画を練る会議を開いた。

 パクオットの冒険者としての実績が

余りに偉大で神の神託によって第2王子が

次期王であるが実績のない第2王子を

次期王にするべきではないと言う声が

出ないようにする為と、ウーレン共和国を

操るためにはパクオットが邪魔になった為である。

 沙良はトーラントから報告を受けて

ハーディスが裏で動いていたことでリーフ街の

近郊に居る私がパクオットと結婚する可能性が

高いと思ったがパクオットは私の好みではないので

結婚は有り得ないと思いつつ私に直接聞いても

在り得ないと言うだけと思って沙良は夜に

私と会っても其のことについては言わずに

私に抱かれていた。

 私も未来の私がパクオットと結婚しているのは

2年前に出会って分かっているけど結婚する気になった

理由は未来視で見ようとしたが未来の私の妨害魔法で

見れていないので分からないんだよね。

 ツヴァイなら転生前のリーフ街の冒険者ギルドの

ギルドマスターの記憶を持っているが

部分的にしか記憶が戻っていないのでパクオットと

私が結婚した理由は知らない。

 ツヴァイは前世のことは話したがらないので

無理に私も聞いていない。

 時間移動でパクオットと私の場面を見ることは

出来るが其の時の楽しみと思って行っていない。

 未来の私が妨害をしているので時間移動も

出来ないと思ったのもある。


 パクオット達はリストォラの義理の親の

  敷地の門兵に話をしてから門を潜って

   屋敷に向かった。

 

 


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