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19 出発前の宴と親子……キャラクター紹介と設定

9 暇だと雑談だな……キャラクター設定と紹介

   からの続き。



 食事も終わり明美と光悦の真ん中に

無理矢理に座らされている北条つかさは

 コーヒーゼリーパフェをスプーンを使って

食しながらソラスの世界で80人もの女性と

お見合いさせる為に恭子の母が

境成学園(きょうせいがくえん)の生徒の代わりに

つかさをソラスの世界に来させた理由を知って

 「天理! 俺は!!」

   「つかさが複数の人を好きになった姿を見ても

     恋に落ちれば関係ないよ」

 「沙良が御前が好きだから光悦も良いんだ!!

   俺は沙良以外の女性と結婚する気はない!!」

 つかさが明美に沙良以外の女性とは付き合う気もないし

結婚する気も無いと何度も告げるが、明美を好きで

明美が好きな光悦も好きで最後まではしていないが

光悦と体の関係を持っている沙良が複数の女性と

つかさが付き合っていても好きになれば複数の女性の輪に

入るから問題ないと明美が言うと、沙良の考えを知っている

つかさが明美に其れでも沙良以外の女性とは付き合いたくないと

言うので明美はテーブルの上に秋人から受け取った

御見合い写真を置くと、ナルエたちは大量の御見合い写真を

見ながら改めて今から御見合いをする沙良が好きな

つかさに嫁に出したい者たちが多いことに驚いていると

 「此れって……

   「お見合い写真! 自分の立場を気にしなさいよ」

  「積まれても……

 つかさも御見合い写真の束を見ながら全て俺にと

沙良以外は考えていなかったので驚いていると、

 明美がソリュート王国で総騎士団長をしている

つかさにソリュート王国との繋がり、貴族なら王族との

繋がりなどで娘の御見合い相手として申し分のない

相手なのでテーブルの上に置いた御見合い写真以上に

まだ御見合い写真があるんだよと含みを込めて言っても

つかさは沙良が好きなので断ることを分かっていた秋人は

つかさの年齢も考えて今までは断っていた。

 つかさも御見合い写真の束を見ても沙良が好きなので

断わると明美を睨んでいると、

 「私たちの自己紹介をしますね」

  つかさの睨みを気にせずに

 明美が自己紹介を言うので

つかさは怒りを込めながら椅子から立ち上がって

ドンと椅子に座りなおしたのを気にせずに

 「私たちは零たちと同じような世界から来た者です」

 明美がナルエたちと同じ世界から来たことを

  圭一たちに知らせないように違う世界からと

    言うので、

  「違う世界? 光悦は?」

    ナルエは同じ世界から来ていることを

   知っているが知らない振りで明美に聞くと、

 「よく似た世界です。光ちゃんとは

   私が遊びに貴方がたの世界に行った時に

    出会って、今に至っています」

  光悦との出会いについても嘘を明美が言うと、

   「母から聞いていますが、つかささんは

     別の世界のソリュート王国の……

  ナルエはナルエの母親【ソラス】から

 聞かされている明美が王女をしている国の名を

出すので、

 「あなた方と違う世界の学園で私が勉強の為に

   通っていたクラスメイトの1人です。

    つかさは沙良が病気で亡くなった後に転生した

     沙良と再会して沙良を守りたいと言って

      私の眷属と騎士になりました。

     直ぐに騎士として腕を上げていき

    ソリュート王国で私が陛下の義理の妹として

   王女をしているので私が総騎士団長に推薦して

  つかさは爵位を授爵して今に至っています」

   つかさがソリュート王国で総騎士団長に

  就くために爵位も授与された経緯を

 明美が言うと、

   「私を助けた時は?」

  零は此の異世界に来る前の

 別の異世界に召喚された時に

つかさが居た理由を明美に聞くと、

  「私の正体はソラスと同じ神です。

    神界では冒険者ギルドに入っていますので

   冒険者ギルドの依頼で赴きました。

  つかさはアダムとイブの2人を新たな生存可能な星に

 届けることの依頼と別にソラスからの直接な依頼で

零さんを守る護衛も受けていました」

   「今回の御見合いで零と会うから

     死なせない為か。知っていたら

      生きる為に恋人にならなかったのに……」

  明美は更に自分がソラスと同じ神であり

 神界の冒険者ギルドの依頼は人工の惑星同士の

新たな惑星を何方が得るかの戦争中に生まれた

両方のアダムとイブを新たな惑星に連れて行く

内容でした。

 つかさは人工の惑星の片方に召喚された形を取って

アダムとイブの完成後に人工の惑星を破壊して

新たな惑星に連れて行く予定でした。

 もう片方の人工の惑星のアダムとイブの方も

完成した時に人工の惑星に乗り込んた

つかさが人工の惑星を破壊後にアダムとイブを連れて

行く予定であった。

 両方の人工の惑星がアダムとイブの完成を待たずに

最終戦争に突入した時はアダムとイブの何方かが

完成していなかったので此のままでは

新たな惑星に両方のアダムとイブが降り立つことは無理と

つかさは判断して明美に完成しているアダムとイブで

新たな惑星に降り立つことを依頼者に告げてほしいと

言って承諾を得たので召喚された人工の惑星の完成したイブを

つかさは連れ出した後は明美がセント・ギア【スオウ】と

融合したドラゴンの姿で完成したアダムがいる

もう片方の人工の惑星に突入してアダムを連れ出して

新たな惑星に降り立っている。

 本来は別の場所で発展していく予定でしたが

アダムとイブが1組なのでイブ側が発展していく

場所に降り立って依頼は完了しましたが

 本来は2組のアダムとイブを連れて行くのが

1組なのと最後は強引に依頼を片付けたので

依頼料は半額となっています。

 つかさは召喚された人工の惑星に零が召喚されて

ソラスから護衛の指名依頼を受けていたので

零の護衛もしていた。

 零は死ぬことによって元の世界に帰れると

聞いていたので早く死にたいと言っていたが

 つかさは其れは嘘と言ったが聞き入れてくれないので

つかさは恋人になれば死にたいと言わなくなるだろうと

思って世話をして行くうちに零が死にたいと言えば

つかさが構ってくれるのと整備班の女性などから

つかさと付き合っている零への嫉妬の優越感で

つかさと共に生き続けることを決めた。

 人工の惑星の男性や女性には子供を作る生殖能力は

長く生きる為に失われていた。

 地球型惑星から人工の惑星に移り込んだ時は

50億人だったが最終戦闘時は1臆人である。

 人工の惑星の両方で1億人である。

  人工の惑星に移った者たちの摂取されていた

 精子や卵子の数にも限界があった。

新たな惑星を発見した時には何世紀にも渡っていたので

新たな惑星に適した人類を作る為に異世界召喚という

何処から出て来たのか分からない書物によって

異世界から人を召喚することが出来るようになり

異世界人と人工の惑星の者の情報を元にアダムとイブ

計画が発動した。当初は自分たちより強い闘争心などの

情報などを得るために異世界人に新たな惑星を発見したのが

此方だと双方の人工の惑星が主張したので片方の

人工の惑星が戦争を仕掛けて来たと嘘を言って

争っていたが何時の間にか本当の戦争になっていった。

 この時に異世界人の戦闘スキルなどの情報を得るために

戦闘兵器ヒューマノイド

 【ヴィクトリー・ウィン・ヒューマン】が

   制作されて多くの異世界人が亡くなった。

 そして、零は最終戦闘時に整備班の嫌がらせで

戦闘兵器は整備不良で敵の弾丸によって大破したが

つかさに助けられて新たな惑星に降り立って

元の世界に帰還する時に約束をして

零は戻って行ったので約束しなければ良かったと

つかさが上記の時から今回の御見合いの話が

計画されていたことに憤慨していると、

 「つかさ! あの時の……

   零が椅子から立ち上がって髪を

  ポニーテールにしている髪飾りを解いて

 赤毛の髪が腰まで垂れた姿で此処に居たくない

つかさに再会した時には頬じゃなく口にキスをする

約束を覚えているでしょうと確認するように聞くと、

 「知らないな、君が居た元の世界にも俺が居るから

   そいつじゃないの?」

 つかさは零に会ったことが無いし先程の呟いた言葉を

なかったことにして言うので、

 「それじゃ……

   明美がスマートフォンを操作して

  空間に写真を出すと、

   「明美! 何時、撮ったんだ!!」

  「あれぇ……つかさは会ったことが無いんでしょう。

    此れは違う、つかさでしょ!」

 つかさに零が零の部屋で服を脱いで寄り添っている

写真を何時の間に撮っていたのかと

 つかさが明美に名字ではなく名前で抗議すると

  明美は零と今日初めて会ったのに

 つかさが狼狽していることを指摘すると、

  「つかさ! 明美は其の世界を創った

    家のモニター室でスクショしてたんだろう」

 光悦が零とイチャイチャしている場面を

スクリーンショットしていたんだろうと

 つかさに言うと、つかさは舌打ちしながら

ローズマリー達から零との関係について

言えと言う圧力を感じて

 「言い寄って来る女は多かったから

   頬にはキスをしていた……

    体の関係は拒んでいた」

 「なぜだ?」

   つかさは整備班などの女性と関係を

  築いていたのはアダムとイブの施設を

 つかさの監視下にするためであった。

もう片方の人工の惑星にもゲートを使って

 同じことをしていた。

  つかさは明美の眷属になってから

 モテていたのは自覚していたので

最大限に利用していたがローズマリーから

零のように体の関係を持とうとした者も

居たのに拒んだ理由を問われたので

  「アダムとイブの完了後にと言って

    拒んでいた。それに女性たちは

     子供が出来ないからアダムとイブに

      賭けていたからな」

 つかさは体の関係よりも

  先にすることがあるだろうと

   言って拒んだことを言うと、

 「零とは……

   つかさに舞姫【ありす】が零との関係を

    尋ねると、

  「元の世界に帰れば行った時の年齢に

    戻るから、再会したらって……

  つかさは零とは関係を持たずに終わったことを

 告げると、

  「私、1人じゃないけど……

 頬を染めて恥じらいながら零が

つかさと再会したら頬ではなく口にキスをしてもらい

 結婚をすることを言うのを聞いて、

圭一は騙されているとか言いながらキューイルたちに

押さえられているのをチラッと見ながら 

 「光悦から聞いてると思うが

   俺は沙良が好きで明美の眷属になった。

    お見合い写真を積まれても

     俺は沙良以外とは……

  つかさは何時も女性を振る言葉を語気を強めて

 改めて言うとナルエは進次郎たちに此の言葉を言えば

諦めると思っているわねとフッと笑うので

 つかさはアレッという感じでいると

ナルエが座っている零、べルール達を見渡すと

頷いているので

 「つかささん、私は貴方の写真を見て

   将来の夫にと恋焦がれて此の世界に

  貴方が来るのを待っていました。

   貴方が沙良さんのことを好きなのは

    知っていますが、沙良さんが好きな

     貴方を好きになったので

      私たちの夫になって下さい」

 ナルエは此の席に座っている者たちの

代表として想いをぶつけると、

  「零! 此の中で1番の長い付き合いだ!

    お前はどう思うんだ!!?」

 つかさが零に複数の妻の1人で良いのかと

問い掛ける間に、圭一、浩二、十須たちが見えない壁に

総攻撃をしているのをキューイルたちは押さえるのを

止めて果汁ジュースを飲みながら見ていた。

 「クソ! 剣が弾かれる!!」

   「俺の闘気を纏った此の拳を!!!」

 圭一が見えない壁に苦戦していると

十須が闘気を纏った拳を見えない壁にぶつけているが

 見えない壁が破壊された感じがしないので

  「私が! 我が神よ! 悪の壁を消去せよ!!

    イレイザー・ウエーブ!!」

 エンリーがソラスに願いを言って見えない壁に

魔法をぶつけるが

 「馬鹿な! ソラスさまの娘を!!

   聖女を!! あんな最低男に!!!

    此れでも、神よ! 空より

     神の裁きの刃を!!

      シャイニング・ジャベリン!!」

  見えない壁に防がれたのでエンリーは上空には

 見えない天井は無いと踏んで

  空から光の矢を降り注げるが

  「空も無理か? 皇太子との婚約は!!」

 全て消滅したのでウインライム法皇国の

皇太子とナルエが婚約しているので他の男に

行くのは国際問題になるとエンリーが叫ぶので

 「エンリー卿! つかさはソラスが認めた男だ! 

   彼奴のことは昔から知っているが

    王様になれる男だ!!」

 アドラーがエンリーに婚約破棄をしても

良いくらいの男と

 つかさを称えるので

  「アドラーは神と言うんかい?」

 勇太はアドラーがソラスと同じ神で

神界の冒険者ギルドに入っている明美の仲間と

知っているが恍けて聞くと、

 「そうだ! 此処には面白い玩具が居て

   そいつの成長を見たいから居る」

 アドラーが勇太を見ながら肯定を言った後に

圭一たちはアドラーが此処に居る理由の

レベルが上がらない勇太を見てからアドラーの見る目が

無いなと思っていると、

 「私は、帰還してからずっと貴方のことを

   忘れることが出来なかった。

    今、貴方が目の前に居る!!

   私はどんな形でも良い!!

  つかさと共に生きたい!!

   私たちは其の覚悟がある!!

    貴方を支えるために

   貴方の妻になりたい!!」

 つかさに自分の想いとナルエたちと共に

つかさと生きていくことを零が叫ぶので

 「それほどの男か? 俺は」

  つかさは全てを委ねる程の男かと

 零たちに問いかけると、零の横に居る

ショートボブの前髪を触っている

 岡本美知恵(おかもとみちえ)

   「私たちを養う御金は在るの?

     共働きかしら」

  つかさにソリュート王国、冒険者稼業の

 稼ぎでナルエたちを養えるのと聞くので

圭一たちは美知恵の言葉に頷いていると、

 「御付きの者も居ないし、貴族なの?

   それに、働くなんて馬鹿らしいわ」

 美智子の隣に座っている有森(ありもり)りつが

続けて嫌らしく言うので

 「つかさのことを!!」

   美智子、りつも一目ぼれしている

  つかさに嫌なことを言わないでと零が言うと、

 「私は零が好きなの。零が貴方を好きだから

   貴方とって思ったけど、給料はいくら貰っているの?」

 美智子が零が好きとカミングアウトして

つかさに給料について聞くので

 「給料ね、金貨1枚だよ」

   つかさは明美から貰っている給料の額を言うと、

  ローズマリーたちは貴族なら多くの金貨を

 得ているはずなのにと戸惑いの顔をしていると、

  「元の世界だと10万円? 

    お見合いをする立場じゃないわね」

  美智子がセイパレール国の王から金貨などの

価値を尋ねた時に聞いた金貨1枚が日本円で

10万円と聞いていたので言ってから

 見習いの騎士の御小遣いより少ないのに

御見合いを行うなんて馬鹿げていると告げると、

 つかさが

   「資産で結婚するの?」

     美智子に愛だけで結婚は出来ないのかと

    尋ねると、

 「愛だけで結婚なんて出来ないわ。

   ソリュート王国は貧乏国なのね。

    私でも金貨100枚は貰ってるわよ」

  美智子は明美が王女をしているソリュート王国を

 召喚されたセイパレール国と比べて貧乏と言うので

  「お前が食った弁当は?」

 つかさは美智子が食した海老のシューマイ、コロッケ、

彩りの野菜と鶏肉のパイ包、五目おこわと汁多めの

コンソメスープの感想を聞くと、

 「ソリュート王国からって聞いた時は

   驚いたけど、材料も良いのを使ってるわね。

    味わいながら食べたけど、貧乏な国では

     毎日は無理でしょう」

 「セイパレール国でも無理だろ」

   神界の明美御殿の厨房から来ていることは

  明美が言っていないのでソリュート王国から

 神界を通って来ていると思っているし

食材も御見合いの為に吟味したのは分かるが

 つかさの給料の額を聞いた後では無理をしていると感じた

美智子が嫌味を言うと、つかさは美智子が召喚された

セイパレール国では硬めのパンとスープがメインで

豪勢な料理は社交界の時に出るくらいだろうと

嫌味返しをすると、

   「そうね、異世界から神界を通って

     此処に何人もメイドを連れて

      ソリュート王国は失格勇者と

     私たちを御見合いをさせるのに

    いくら使ってるの?」

  美智子は食した弁当のような物は

 社交界以外では出ないと言ってから

明美に御見合いの為に使った御金を聞いて来るので

 「お父さんと食事をしたよりは……

   ナルエが魔族の大陸でナルエの前世の

  父親である魔王と一緒に食した

 もつ鍋よりは高いんでしょうと

聞いて来るので

 「フェニックスの肉を……


   弁当に使用されている高級食材は太陽界の

  スーパーマーケットや農家で購入しているが

 明美が魔王と食事をした時は最高の食材である

食用のフェニックスを使用した。

 食用のフェニックスを捌くには時間停止魔法を掛けないと

捌けないので時間停止魔法を扱える者がギルドの依頼で

行うが時間停止魔法を掛けれる者は少ない。

 明美は神界を時間停止させるほどの魔素を持っているので

最近は明美が太陽界の冒険者ギルドのマスターをしている

サンローアと共に養鶏場に行って捌いている。

 他の時間停止魔法が使える者たちに依頼が

来るのが少なくなっているので太陽界の冒険者ギルドが

独占かと抗議しに行ったがサンローアが出て来て

私が使えるようになったからと嘘を言ったのを

信じて帰って行った。

 明美が時間停止魔法を行ってフェニックスを

捌いているを隠すためである。

 報酬として捌いたフェニックスの部位を貰っている。

  食用のフェニックスは1等から10等まであり

 スーパーマーケットには5等までが入荷している。

 ソラスの世界で3等の場合は何処の部位も

100グラムで金貨20枚(日本円で200万円)である。

 6等から10等は高級店や飲食店に出荷されている。


 明美がナルエに答えた言葉を聞いて

 「何で! 呼んでくれないの!!

   俺たち此処に居たのに!!」

  「来てなかっただろ!

    つかさ達が来る前の話だよ」

 つかさはフェニックスの肉を使った

もつ鍋を食いたかったと叫ぶと、

 光悦が此の世界に来ていない時の話と

つかさに言っていると、

  「それで、いくらなの?」

 もつ鍋を食した時に使用した肉のことを

聞いた時は異世界でも不死鳥の肉はありえないと

思って良く似た鳥にフェニックスとつけたくらいしか

思っていなかったので光悦たちに其れ以上は

聞かなかったナルエだったが光悦たちの今の遣り取りで

気になって尋ねると、

  「あの時のは依頼の御礼で貰った

    10等だから……

 もつ鍋に使用されたフェニックスの肉は

明美が報酬で得られたもので等級は最高ランクの

10等と明美が言い出すと

  「10等!!? 依頼が終わって

    家族の御土産も兼ねて

     スーパーで3等かうのに……

 つかさは明美御殿での新年などの特別な時でも

10等が使用されるのは稀なのに魔王と食べるからって

簡単に10等を使うなと明美に抗議している間に

  「羽の色、輝き、大きさや怪我の治り具合などで  

    等級が変わるから10等は稀だよ」

 光悦が等級の差をナルエたちに説明をすると、

  「貧乏な御相手は金貨1枚で3等を買って

    喜ぶのはいいけど、10等は

     金貨100枚くらい?」

  美智子は給料が金貨1枚で神界で

 明美と共に冒険者ギルドで働いている

つかさが冒険者ギルドから報酬を貰っていても

3等しか買えないと言うのを聞いて10等の値段が

分からないので10等ならこれくらいと思って

 嫌味っぽく言うと、

 「御前バカ!! 3等でも俺たちの世界じゃ

   200万税抜きで、スーパーでも

    3等は滅多に入らないんだぞ!!

     予約が居るんだぞ!!

      家族で3人分、親戚にも上げる時が

     あるから御歳暮の時や御中元で!!!  

   親戚と縁を切りたい!!!」

 美智子は知らないから言えるのかと

つかさは涙を流しながら3等でも高いし親戚も

知らないから御中元や親戚たちの誕生日に欲しいとか

簡単に言うなと吠えるので、

 「借金しまくるの?」

   「つかさ! 結婚して直ぐに破産で

     離婚は……

 給料10万の人が200万もするのを

買うのは御門違いねと不敵に美智子が笑っていると、

 舞姫【ありす】が元の世界に戻って借金しまくりの

ハーレム男と結婚は無理と言い出すので

 「私は騎士として一緒に!!」

   ローズマリーは騎士として

  つかさと共に生きて行けばいいと言うが

  「お金は大切でしょう! 80人も

    それに王女も居るのよ!

     王様になっても帰還後は如何するの?

      貧乏な此奴の為に体を売るの?」

  美智子はローズマリーの発言に御金がないと

 無理と言い出して帰還後の生活のことも言い出すので

  「ダーリンは? どうなんじゃ?」

 コンピーコム王国の王の横に居る

竜巳にキューイルが尋ねると、

 「モデルの仕事のギャラは10万くらいで

   社会人と同じくらいの給料になるかな」

   「10万と言うのは金貨1枚で?」

  竜巳がモデル料のことを言うと

 コンピーコム王国の王が10万と聞いて

金貨1枚と聞くので

 「真鍮硬貨1枚ですよ」

   「? 御姉さま?」

 竜巳が答える言葉を聞いて美里の横に居る瑠衣は

記憶が戻ってから母【ソラス】に聞いた日本円で

真鍮硬貨1枚は10円なので金貨1枚と違う硬貨を

竜巳が言い出すので美里に聞くが、

 「さぁ、記憶が戻ったけど、相場は分からないわ」

   美里は為替相場は分からないと言っている中で

 「竜巳!! 婚約破棄したいから黙っとれ!!」

   つかさはソラスの世界に居るのに

  コンピーコム王国の王にソリュート王国と

 日本の金貨1枚の為替を言うなと

竜巳に言い出すので

 竜巳は急にコンピーコム王国の王から聞かれたので

考えずに答えてしまったことを両手を合わして

つかさに謝っている間に

   「10万円じゃないの?」

  美智子が明美に聞くと目を逸らすので

 「明美! 目を逸らすなよ!! 

   俺は薄給なんだよ!!」

    つかさは御見合いを失敗させるために

   嘘を言っていることがバレるのは困ると言うと、

 「此の世界じゃ金貨1枚は10万円だけど

   明美の世界では10億円、つかさは

    本当は金貨300枚だけど

     ほとんど住んでないから

      1枚にしているんだよな」

  光悦が暴露するので

   「光悦!!」

  つかさはクソっと椅子から立ち上がってから

 座り直して

  「美智子! 光悦の言ったとおりだ!!

    ひと月で10億なんて使えないが

     聞いて、どう思った?」

 つかさが美智子に尋ねると、

  「私も含めて養えるわね。それに

    圭一を男からの告白避けで

     付き合い始めた

      零の見る目は確かね」

 つかさの給料はテーブルについている

御見合い相手を十分に養える言葉を聞いて

  美智子は笑みを見せてから

   つかさと別れてからの零が

  中学校や他所の中学校の男子から

 告白されるのを避けるために圭一と

付き合い始めたことを言って圭一は俺たちはガチで

付き合っていると吠えているが零の人を見る目は

 確かと言うので、

  「それで、俺は沙良が好きなんだが……

 つかさは沙良が好きと此処で言うと、

   「聞いていたの? 全員を養えると言ったけど……

  つかさが言うことも折り込み済みだと

 美智子が言うので

  「それじゃ、皆さんは結婚をすることで、つかさは?」

 明美は御見合いは無事に終えることを告げて

つかさに最終確認をすると、

 「好きな男が出来たら、さっさと俺と別れて

   其方に行ってくれ!! 俺は御前らを

    愛することは無い」

 つかさは椅子から立ち上がってナルエたちを

見渡して告げると模擬戦をする方に歩いて行ったのを

 明美が見た後に

  「お金や名誉だけで貴方方が

    つかさを好いてるわけじゃないのは分かってるわ。

     それに、愛は付き合ってから育てるものよ」

  べルールたちを見渡して貴族っていうものは

 親などが勝手に決めてから2人が初めて会ってから

別れることが出来ない程の関係を育てていくのが

 普通なのと言うと、

  「旦那さまは抱いてくれますか?」

    キリっとした顔つきのべルールが

     つかさとの体の関係を明美に聞くと、

  「次のステップに行けませんから……

 流石に明美も夜這いをかけてと発するのは

恥ずかしいので特製の媚薬入りの袋を見せて言うと

 「それで、する理由は?」

   光悦が慌ててすることも無いだろうにと

  転生した魔王の后たちからの情報で聞いていても

 帰還までに済ませばいいだろうにと聞くと

  「此ればかりは……

 明美は光悦の言うことも分かるが

港町【ロブシェリル】に行く前に済ませることに

なっているので無理と言うので、

 「それじゃ、夜の為にボロボロにしますか」

   光悦が今から行われる模擬戦で

  つかさを完膚亡きまでに叩くと言うと

 「それじゃ、私たちは……

   キアリーが夜の為に順番と体を綺麗にと

  頬を染めて呟くとナルエたちも頷いて

 明美が皮袋から出した温泉付きの宿の方に

椅子から立ち上がって歩いて向かった。


 模擬戦会場で

圭一たちが死ねと言うオーラを出しながら

 つかさを見いている中で

 「ナルエたちの夜の行いの前の前哨戦の実況を

   天理明美、美里、瑠衣でお送りします。

    さぁ、中央では、つかさ、キューイル、

     光ちゃんが睨み合っています」

 夜の準備のために宿にいるナルエたちに

模擬戦の様子を伝えるために

 明美が実況をすることを言うと、

 「光悦は此処で死ねばいい!!」

   美里が光悦憎しと言うので

 「気持ち良く声あげて答えてた相手に言うの?」

   明美が昨日の夜の光悦に抱かれた時の

  美里のことを聞くと、

   「馬鹿なこと言わないでよ! 演技よ、演技!!」

  頬を染めて明美が光悦から聞いたことは

 演技でしていたと美里が言うので

 「今日の夜に確認と、さぁ! 距離を取って……

   「馬車とか立ち止まっているんですけど……

 今日の夜に確認をすると言って光悦、キューイルたちが

距離を取り始めたので明美がいよいよ戦いが始まると

 告げるが、瑠衣が街道にいる馬車などが止まって

3人を見ていると言うので、

  「防御壁もあるし、記憶も消すから」

 明美は他国に情報が漏れないようにするのと

今から行う模擬戦の余波を受けないようにすると

 告げると、光悦は左薬指の指輪を取ると

黒髪からレベル500の明美の眷属の証の

プラチナ・ストロベリーシルバーの髪になり

鞘から統星剣を抜いて鞘を放り投げると

同時にキューイルが身構えると、

 「3倍で一気に差を縮める!!」

   つかさがエクストラスキル【3倍】を使って

  レベル360になって鞘から統星剣を抜いて

 光悦同様に鞘を放り投げるとバトルが開始された。

  「馬鹿な! あれが……

 「おい! 進次郎!! 彼奴の真の力か!!?」

   「俺に聞かれても……

 つかさ、光悦の真の力を初めて見て此処に居たくない程の

力を感じてロックティラが吼えると、

 圭一が涙を流しながら壊滅させられた勇者隊の時の

光悦の力より今の方が更に強いので進次郎に問うと、

  光悦と話をしてある程度は知っているが

 獣族の大陸で見た時には隠していた力を隠さずに

つかさが光悦とバトルをしている姿に惚れ直しているのに

圭一が聞いて来るのが邪魔なので聞かないでほしいと

進次郎が呟いていると、

  「あぁ、そうだ! 神界でも上位に入るレベルだ!

    俺もレベルダウンのアイテムを使っているが

     レベル250だ!」

  アドラーが勇太ともにロックティラの方に来て

 つかさ達の今のレベルでの最高のパフォーマンスを

出していて其のレベルは神界の冒険者の中でも上位のレベルで

アドラー自身も上位のレベルと言うと、

 「神界ではアレが普通……

   圭一がレベル200、300が一般のレベルなんですかと

 地面に座ってビクビクしながらアドラーに聞くと

  「冒険者たちくらいだよ。普通の生活をするには

    アイテム使わないと……

 アドラーは腰に巻いている剣用のベルトを指で指しながら

神界でも冒険者以外のレベルはソラスの世界と一緒だと

圭一たちに告げると、

 「そうじゃないと、夜の営みも出来ないですね」

 進次郎が行為をする時に突かれたら死ぬかも

知れないのでアイテムがあって良かったと

 微笑んでいると、

  「誰を想って言ってる? 怖くないか?」

  つかさとの行為を想いながら進次郎が言っていることは

 分かっているが誰のことを想っているのかと言うついでに

ほとんどの者が地面に座って光悦たちのバトルを見て

怯えているのに進次郎は平然と見ているので

 アドラーが聞くと、

  「見えない壁で余波が来ません。

    ナルエたちの旦那の戦いは

     此の目で見ないといけません」

 進次郎は明美が魔法で展開している

見えない壁があるので怖くないのと

 つかさの戦っている姿を目に焼き付く為に

圭一たちのように怯えて目を逸らさないと告げると、

 「つかさの動きとか今は目で追えないだろうが

   一緒に冒険する時までには支えられるように

    ならないとな」

  進次郎の言葉を受けてアドラーが

 つかさと冒険を一緒にする時にサポートが出来るように

今のバトルをしっかり見とけよとアドバイスをすると

 「そうですね、癖とか性格を把握しないと……

   俺じゃないですよ! ナルエたちの為に!!!」

 進次郎は光悦たちのバトルを見ながら

つかさの癖などを把握しないと十分なサポートが

出来ないと言い出したが途中でハッとして

ローズマリー達の為にするんですよと慌てて

訂正する進次郎を見てから

 「キューイルはレベル60だが、格闘センスが凄い!

   つかさとの連携も初なのに……

 キューイルがレベルが低いのに光悦の動きに

付いて行っているのでアドラーが褒めている間に

   「クソ! 達人同士……

  つかさの攻撃を光悦が統星剣で受け止めると

 背後からキューイルが来るので避けたりして

防戦一方の光悦は隙が出来るのを待ちながら耐えていると

 「レベル500が聞いて呆れるのじゃ!!」

   キューイルが光悦を弱いと言うので

    「2対1で言うセリフじゃない!!」

  つかさが1対1の時に言うセリフだと

 キューイルに言い返していると

  つかさの懐に光悦の統星剣が入ったので

 キューイルが横から飛び込んで来て

光悦の統星剣の腹を蹴ると光悦は手に持っている

統星剣を飛ばされたのを見た

 つかさは距離を直ぐにとり光悦に統星剣で

腹めがけて突こうとすると統星剣の腹に左手を

光悦は置いて動かないようにするとキューイルが

上から飛び込んでくるので光悦は後ろに飛んで

回避すると、

 「キューイルが厄介か……

   服も破れないのは上でか……

  つかさだけなら直ぐに終わっているのに

 キューイルが要所要所で来るので戦いが

長引いていることに嫌気を感じながら

 キューイルが着ている服が光悦たちが着ている

服のようにレベル100以上の衝撃に耐えられるのは

神界の冒険者専門の服屋で買って来ているのかと

 公の場で裸にしたらキューイルがどのように

恥じらうかなと考えていたのにと思いながら呟くと、

 「こんなにワクワクするのは初めてじゃ!!

   もっと、もっと遊ぶのじゃ!!」

  「剣も手で防がれて……

 キューイルは光悦との戦いに喜びを感じながら

もっと長く戦いたいと叫んでいると、つかさは中等部での

入学式で鍛錬していないハーディスには勝てたが

冒険をしていて鍛錬もしている光悦にはレベル差が

どうしても出ると嘆いていると、

 「さすが、総騎士団長! 戦に出れば

   直ぐに終わせるレベル!!

    ミューブル王国は今日から御前が

     上王として政をしろ!!」

  つかさの力量はソリュート王国の総騎士団長に

 留まらせる器で無いのでミューブル王国の上王に

つかさに就けと光悦が叫ぶと、

 「我か?」

   キューイルが自分のことかと聞いて来るので

  「つかさ! キューイルじゃない!!」

 光悦が違うと言うとキューイルは口を尖らせて

自分の方が相応しいと思っていると

 「なんで!?」

   「王族のローズやリザベラが御前に嫁ぐから

     肩書きはいるだろう!!」

 つかさが王には成りたくないと言っている間に

光悦は距離を詰めながら王にする理由を言うので

 つかさは統星剣で光悦の案は受け入れないと言う

感じで斬りに行くと光悦は左腕で統星剣の腹を

払うように動かすと、つかさは統星剣を離して距離を

取る間にキューイルが低空から飛び込んで来て

上体を起こすように右拳を光悦の顎に向けるが

光悦は体勢を崩して避けるついでに右足で

キューイルの腹に蹴りを入れると、つかさが

体ごと左肘に体重を乗せて光悦の腹めがけて

落ちるように動くと光悦は左足で地面を蹴って

距離を取ると直ぐに立ち上がって自分の統星剣を

取りに行って拾うと直ぐに構えてから 

 「ソリュート王国王女の婚約者!!

   コウエツ・ハズバンド・ソリュート・ディ・

    フクヤマ=テンリ!! この勝負もらった!!!」

 光悦がソリュート王国、神界で使用している

名を告げて統星剣から剣圧を放ってキューイル、

つかさが光悦に襲い掛かるのを蹴散らして

 つかさ、キューイルが地面に叩きつかれてから

起き上がるのを見ながら

 「俺の勝ちで良いか?」

   光悦が勝ちを宣言すると、

    「光ちゃんの勝ちで! ミューブル王国の

      上王に北条つかさ君が即位しましたぁああああ!!」

   「王族じゃないでしょ!!?」

  明美が光悦の勝ちと、つかさのミューブル王国の

 上王に就いたことを宣言するので美里と同様に

ロックティラ、圭一、コンピーコム王国の王たちも

 何故と思っていたので明美に注目すると、

  「それでは御説明をしましょう!!

    1000年前にミューブル王国が建国しています。

   魔族の大陸のサイクロメール国。今は

  ラッタクリーム王国に名を変えて魔族の大陸を

 統一しています。

  そのサイクロメール国の王とソラスの友人である

 ミューラが結婚して建国したのがミューブル王国です!!」

  明美がミューブル王国の建国時のことを言うので

   「馬鹿な!! 魔族の血が混じっているのか!!?」

  コンピーコム王国の王が国との繋がりで

 政略結婚などを過去からしているので

  ミューブル王国の王族、貴族などに流れる魔族の血が

 知らないうちに人族に混じっているのかと叫ぶので

  「人族は魔族と比べて寿命が短いですし

    薄まってますから……

  明美が人族の大陸の人々に魔族の血が入っても

 何世代に渡って薄くなっていると言うと

  「神の血も混じって今は薄まっていると」

 勇者隊の参謀長を務めるパーセントが

  明美の言葉の続きを言うと、

   「話の続きですが、肌が勇者たちと同じ黄色と

     此の世界では最強を表す黒色の

      双子が生まれて……

  パーセントの言葉を受けて

明美が続きを話すのを聞いて

   「我々と同じ肌の者がミューブル王国、

     もう片方が魔族の大陸を治めている

      ラッタクリーム王国に……

   コンピーコム王国の王が双子の行方を

  語ると、

   「いくら神の血が入っているとはいえ

     魔族と我々が結婚をしても

      子供など出来ない!!」

  舞姫【ありす】を娘のように接している

 魔導士のシャドウが人族と魔族、人族と獣族で

性交しても子供は出来ないと言うので

 「ミューブル王国の王族からの系列は

   出来るようにしたの1000年前にね」

    明美が性交して子供が出来るようにしたと

     秘密のことを言うと、

 「明美は1000年も生きてる叔母さんか?」

   キューイルが1000年も生きているのかと

    明美に尋ねるので

  「神界と此処では時間の流れが違うし

    色々な世界で過ごしてるから

     合計すると40年以上は経ってるかな……

 1000年も生きていないと明美が反論すると、

  「生きた年齢なら、俺も30は過ぎてるかな」

 つかさも冒険などで戸籍の年齢と違っていると

  告げると、

   「ダーリンは? つかさと共に

     異世界に行った零は?」  

  キューイルが竜巳と零の生きた年齢に

 興味を持ったので竜巳に聞くと、

  「モデルの仕事が多いから

    冒険は……20前かな」

  「で、零は?」

 モデル活動が多いので冒険には明美たちのように

積極的に行っていないが5年くらいは足すくらいかなと

竜巳が言うとキューイルがグッと竜巳に近づいて

零の生きた年齢を聞こうとすると

 「俺と過ごした時で10年だから30くらいかな」

 つかさが前に召喚された時とソラスの世界で過ごした

年数を合わして零の年齢を竜巳たちの所に来て言うと、

 「つかさはもっといってるのじゃ!! 

   嘘は行かんのじゃ!!」

 零と過ごした年齢を足せば

  生きた年齢が30と言ったのは可笑しいと

   つかさにキューイルが詰め寄るので

 「彼方此方行ってるから数えてないの!!」

   「誤魔化しは無しなのじゃ!! 言うのじゃ!!」

  つかさが数えるの面倒だからしていないと言うと

 キューイルは日記をずっと書いているので

つかさも同じようにしていると思って

 戦闘モードに入るので

 「光悦はどうなの!!?」

   つかさが光悦に振ると、

    「依頼完了の書類を書く時に

      日数は書くけど、終わったら

       パーティーして元の年齢に戻って

        何時もの生活になるから

         生きた年齢は数えてないよ」

 神界の冒険者ギルドの依頼で何年も行った後に

依頼が終われば依頼に行く前の年齢に戻っているので

 生きた年齢を聞かれてもスマートフォンなどの

メモ帳アプリなどで依頼などを書いているので

計算すれば正確な年齢を言えるかも知れないが

成長期が終われば不老になるので適当で良いかと思って

 正確な年齢は言えないと光悦が言うと

  「そうなのか? 我は書くのじゃ!!」

    キューイルは生きた年齢を正確に言えるように

   メモなどに書くと宣言すると

 「頑張ってください! 続きを!!」

   明美は昔はキューイルのように年数など書いていたが

  予定より多くなったり少なくなったり

 書くのを忘れたりしたので生きた年齢を

適当に言うようになった。

  キューイルも明美と同様に成ると思いながら

 声援してから途絶えた話に戻って、

   「ミューブル王国の代々の王が次の王に

     魔王との繋がりを話していきました」

  「それで、失格、つかさが就けるのか?

    神とは言え……

 1000年も経てば

初代ミューブル王(今の魔王の4代前)との繋がりも

疎遠となり知っている方はいない状態であるが

ミューブル王国の新しい王が誕生した時に前王が

人払いをして告げることになっているが其れも

薄れて今の現王は前王から聞かされていなかったので

秋人から聞かされて驚いた。

 明美が其のことを言うと、コンピーコム王国の王は

  明美がミューブル王国の建国に関与していたとはいえ

 王に就ける権限があるのかと問うと、 

  「序列ね……

  明美は王位継承権を聞きたいのねと

 コンピーコム王国の王たちを見渡すと頷くので

  「1位はソラス、2位は私、3位は歴代の魔王、

    4位に現王が、1位から3位までは公に

     なっていないから……

  明美が言うと、コンピーコム王国の王、各国の勇者隊の

 騎士団長たちが青い顔をしていた。

  圭一たちもミューブル王国が魔族を排除しないので

 29か国がミューブル王国に戦を仕掛けることは

聞いているが明美の話を聞いて人族の大陸の神である

ソラスが頂点に居る国に攻め込むことは信仰している

神と戦うことであると感じて青ざめていた。

 「俺を上王にすると言っていたが……

   つかさが水分補給にハチミツレモンを

  食べながら明美に尋ねると

 「魔王の次ね」

   明美が笑顔で言うので

    「魔王の次ね、今は良いが

      帰還後は如何するんだ?」

  つかさが魔王の次と言われて前じゃないのかと

 フッと笑って言った後に帰還後のことを聞くと

  「ソリュート王国の騎士団、ミューブル王国の政、

    デートもあるから参謀を此処に置くわ」

 つかさがソリュート王国での総騎士団長の仕事や

神界で受けた依頼の仕事、親が経営している北条電気店の

手伝いで多忙なのでミューブル王国には

つかさの右腕になる参謀を置くと明美が言うと、

 「いたかぁ? 俺が不在の時に任せられる奴」

   つかさがキューイルがハチミツレモンを欲しいと

  来ていたので瓶ごと渡した後にミューブル王国で

 王も含めてミューブル王国を発展させていく人材は

いないと告げると、

 「我が国から出そう! 私の妻が貴様に嫁ぐからな」

   コンピーコム王国の王が明美たちの所に来て

  つかさが満足する者を出すと言うと

 各国の勇者隊の隊長たちが王が此の場に居れば

コンピーコム王国の王のようにソラスとの

繋がりが強くなり魔王亡き後の魔族の大陸からの

侵略から逃れられて国の強化に時間を掛けられるのにと

 怒りを覚えていると、

 「申し出はありがたいですが、もう決まっています」

   「誰ですか?」

  明美がコンピーコム王国の王に参謀は

 決まっていることを告げるのでコンピーコム王国の王が

  参謀になる人物を聞くので

   「リ・フレタ王国の勇者支援騎士団団長

     スコーナー・ウエイト・パーセントを

      ミューブル王国の参謀長官に!!」

   明美が参謀になる者の名を告げると

  40過ぎの白髪もなく見た目より若く見える

 パーセントに全ての者たちが見ると、

  「神からの神託ですが……

    パーセントはミューブル王国の者ではなく

   リ・フレタ王国の侯爵なので明美から

  言われても無理と言うので

   「勇者隊は今回のゲームで壊滅することに

     なっています。貴方は生き残り

      帰還しますが爵位の剥奪により

       国に居られなくなります」

 「それは……息子たちは?」

 ミューブル王国の参謀にパーセントが就く流れの説明を

明美が話したのを聞いた者たちは今回の人族対魔族の

ゲームで光悦たちが居るのに人族側が負けるのかと

思いながら勇者を召喚するのに人の命を使っているので

壊滅なら奪爵も有り得るので爵位を持っている者たちは

渋い顔をしていると、パーセントは人族側が光悦たちが

居るのに負けるのは自分をミューブル王国に就かせるための

計画と直ぐに分かったが自分の息子の処遇を気にして聞くと、

 「最初は我慢してください。離婚など色々と続きますが

   最終的には息子さんは国を裏から操る立場となり

    ミューブル王国とは同盟国となります」

 明美はパーセントに今後の計画を言うと

  「離婚ですか……生まれ育った国を捨てる理由として

    良いですな」

  パーセントは最終的に自分の息子がリ・フレタ王国の

 王になると言うなら明美の案に賛成と言うと、

  「天理とか言ったな! 

    昨日の夕食前の魔族の襲来は……

 大二が美里の横に居るルービュークスを見ながら

昨日の夕食前の魔族の襲来でスタンテッド王国の

女騎士と性行為をしたことはパーセントの話を聞いて

明美が裏でしたことかと叫ぶので、つかさ、勇太、

光悦たちは気が付いたかと大二から目を逸らすので

 「俺は君が好きだったのに……

   大二は確信して美里に人差し指を刺して叫ぶので

  哲史は胴長短足が好きになって良いレベルじゃないぞと

 酷いことを心の中で言っていると

  「洗脳魔法で性行為をしたと大二とマチルーレ達以外は

    記憶を植え付けただけでしてないよ」

 「卓たちは……俺だけ」

 明美が昨日のことは行為をしたと記憶を植え付けただけで

していないが大二とスタンテッド王国の女騎士3人とは

 行為をさせたと言うので、哲史は動けない状態で

テントの外から大二たちが行為をしていたのはマジかよと

眺めていたのは本当のことで光悦が王都の中から駆けつけて

ルービュークスたち魔族を追いやったのは嘘だったのかと

考えていると、圭一たちはスタンテッド王国の勇者たちと

哲史は上記の明美の言った通りにされたことを明美に逆らって

哲史たちに言うのは死を意味していたので黙っていたが

大二と女騎士3人が行為をしていたのは

本当のことだったのかと驚いている中で

 大二も不思議に思って明美に聞くので

 「つかさに嫁ぐのって聞かれた時に

   大二のことを好きなのは知っているよと……

 明美は光悦がマチルーレ達に尋ねられて

つかさではなく大二のことが前から好きなのは

 知っていることを話すと、

  「それで……

  コンピーコム王国の王が明美に続きを話せと

 聞くので

  「君のことが好きだから……美里に告白しても

    振られるだけだけどね」

 明美はマチルーレたちが大二のことが好きだから

大二と行為させたことを言った後に美里に関しては

明美が好きなので大二が告白しても無理と告げると、

 「なぜ……そいつに……一目見て……

   つかさに勇者隊の女性たちが惚れている中で

  マチルーレたちが惚れないのが不思議なので

 詰まりながら大二が明美に尋ねると、

  「3人一緒に大二に嫁ぐことは決まってるから

    夕食前に話したら喜んじゃって!!」

  「きちんと告白から……で、何で?」

 マチルーレたちに大二と結婚することを行為をする前に

明美が話していたことを話すと、大二は美里に

告白しても自分の容姿などでダメかなと思っていたので

美里に振られるのは仕方が無いがマチルーレたちとは

ゲーム、合同練習以外では会っていないので

自分を好きになる時間も無いなと思って

理由を話してほしいと明美に聞くと、

 「騎士として見てくれたこと。

   女だからとか言わなかったことらしいよ」

 明美がマチルーレたちが大二を好きになった

理由を言うと、

 「俺たちより経験が豊富で頼りになるし

   練習で組まされた時には助けられたから

    ありがとうって言っただけだけど……

 大二が普通に接していただけと言うと

 コンピーコム王国の王の護衛で来ていて

つかさに嫁ぐことになっている女性騎士の 

サー・ブリン・エリールが

 「我々、女性騎士の貴族出身は嫁ぎ先が無い為に、

   それ以外は国への強いつながりを、

    男性騎士からは下に見られ、男性騎士より強ければ

     嫌味や悪戯をされる。貴方の気遣いは

      嬉しいものです」

 つかさと夜の行いをするために此処には居ない

女性たちも含めて大二の行いは嬉しいと言うと、

 「つかさだろ! 俺よりも……

   つかさよりも弱い大二に嫁ぐより

  此処に来ている女性たちが嫁ぐ

 つかさの方が強いしイケメンで

ソリュート王国でも総騎士団長をしている方に

嫁ぐのが普通だろうと大二が言うと、

 「結婚まで考えてくれてるんだぞ!  

   素直に受け入れろよ!!」

 光悦が好意を寄せている女性を

捨てるなと言うと

 「だが、俺たちは……

   大二も好意は嬉しいが元の世界に帰ることが

  決まった帰還後のことを気にするので

   「きちんと生活できるようにするし

     お金も渡すから……

 明美が帰還後の生活を大二が心配しなくても良いと

  嬉しいことを言うので大二は此処でマチルーレたちを

 振れば恋人は出来ない可能性が高いので

  「わかった……

    大二は明美の案を受け入れたので

   夜の勇者歓迎会に向けて王都を観光したり

  コンピーコム王国の王と各勇者隊の隊長が集まって

 明美に29か国がミューブル王国に攻め込むことを

回避できないかと聞いたりして時間を潰していた。

 勇者の中にも王族関係と婚約をしている者が

つかさや光悦に今回の人族対魔族のゲームで

死ぬことを聞かされて婚約者を悲しませたくないので

此処に連れて来ても良いかと尋ねたりしたが

ナルエやマチルーレたちのように愛がないから

止めとけと話したりして時間を潰していた。

 勇者歓迎会も終わり、つかさは今夜やるより

愛を育ててからじゃないのと逃げ出そうとしたが

明美によって拘束されて愛の宿に入れられて

全員と行為するまで時間調整されながら

朝まで出てこなかった。

 その後、つかさは空に向かって沙良に懺悔していると

  「沙良は、つかさを弟にしか見てないから

    婚約者が出来て喜んでいるわ」

  つかさを弟にしか見ていないから

 婚約者が出来て沙良は喜んでいると明美が言うと

  更に落ち込んでいた。

   

 そして、

  次の日になり勇者隊はミューブル王国の王都から

   港町【ロブシェリル】に向けて出発した。



 「お祭り会場に行くなぁ」

「お金がどれだけ飛んで行くか……

  「人族対魔族の戦い会場じゃないのか?」

 「2人とも初めてはどうでした?」

「薬飲まされて!! 沙良と……

 「永遠に来ないから、大二は?」

  「操られて……

「俺は抱き合ってはいるけど、早くだな……

 「何時から?」

「中学入る前から」

 「へえぇ……明美の裸なら体育の授業の時の着替えで

   ブラからスポブラに変えたりは見るけどなぁ。

    キスマークなど無いから秋人さんかツヴァイが

     抱くまでないのかと思ったけどな」

「魔法で消すから……

  「更衣室とか……

 「? あぁ、俺のクラスだけ一緒にな」

  「ウソだろう」

「男女の違いはあるけど、それだけだろう」

  「いやいや、異性として一緒に着替えるのは

    恥ずかしいし、変なこと考えるし……

 「初心だねぇ!!」

「慣れれば変こと考えないって!!」

  「スタイルとか胸とか……

「体形の話?」

 「細いとか、大きいとか、くびれてるとか

   男だから気にはするけど、沙良の方が上だよ」

「沙良がさぁ、他の女の人を見ていたら

  鋭く見るからさぁ、お前の方が何倍も素敵だよって

   言うとさぁ、頬を染めるのがぁ!!!」

 「クソ!! 可愛らしい一面を!!」

  「知らない女性と一緒に着替えるのは!!」

 「同意があれば良いんじゃない」

「そうだな」

  「例えば! 明美さま、沙良さんが他の男と

    着替えていたら!!」

「俺も居るから別に」

 「光悦が居ない場合だろ」

「見られても別になぁ、

  抱けるのは俺や秋人にいちゃんだけだし」 

  「全て見られるんだぞ!!」

 「沙良の裸は何回も見てるけど、クソ!!

   明美が抱いてると思ったら……

  「一般的な女性と一緒に着替えたら!!」

「冒険時に宿の空きが無くって一緒だった時に

  着替えていたら女性が服脱いでさぁ

   抱いてって言われて……

 「中学校の時?」

「身長が高いから大人と思ったみたいで……

 「それで?」

「恋人が居るっていったら、それでもって言うから

  貴方の体は素敵ですが俺以外の方にって……

 「それで」

「抱きよって来るじゃない、仕方がないから

  キス一発で昇天させた」

 「凄いなぁ」

  「同年齢で!!」

「大二さぁ、全て見たからって

  恥じらいは最初だけさ!」

 「大二も婚約者の裸は何回も見るから

   慣れるって!!」

  「……他を当たる」

 「自分の裸を見られて恥ずかしかったのかねぇ」

「そうかもな、圭一たちより小さいからじゃない?」

 「息子が?」

「だぶん、でも、3人とも満足してたみたいだから」

 「小さくはないわな」

「まぁ、明美たちと一緒に着替えていたから慣れたけど……

 「恋人や親以外では恥じらうのが普通だよなぁ」

「俺たちは普通ではないです」

 「だよなぁ、それじゃ! 次回に」







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