18 さっさと決めろ!……
入学式も終わり1ーA、1-Bの生徒は
食堂兼部室塔の最上階の食堂に集まっている中で
裕二は裕二の御母さま、セント・ギア【ムラサキ】と
一緒に居る大空希咲を見つけて
「学院は?」
裕二が青井学院に居るはずの希咲に聞くので
「乗り遅れて……
希咲は電車に乗り遅れたので青井学院を
休んだことを言うので、
「どうして此処に?」
美里と婚約者の美幸、美咲が違う席に
行くのをチラッと裕二は見てから
御見合い相手が希咲なのを分かって尋ねると、
「ライン止めたでしょ……メールとかアドレスを」
希咲が此処に居る理由を言うので
「そうか……
希咲の同じ席の向い側に座って
スマートフォンを腰から下げている皮袋から出して
「交換……
アドレスを裕二が希咲に言おうとしたら
「スマホを変えるから後からで……
ムラサキが食事を厨房に頼みに行ったので
空いた席に私が座って裕二に言うと、
「明美さま……
御見合いは形だけで婚約が決まっているなと
感じた裕二が私の名を言うので希咲は同級生に
様を付けるのと戸惑っていると、
「今から、村上裕二と大空希咲の
お見合いを開始するのじゃ!!!」
龍美と共に席に着いているキューイルが
高らかと開始を告げると1ーA、1-Bのクラスメイト、
厨房の中からも婚約発表会と叫ぶので
「会いに来ただけですけど……
希咲は更に戸惑っていると、
「夜な夜な、裕二のことを想って
何やってるのかなぁ……
自分の部屋で誰を想って自慰をしてるのかと
希咲に私が聞くと、つかさ達は厨房で頼んだものが
乗ったトレーを持ちながら想い人が居ればするなと
頷いているが勝人のクラスメイトの男子生徒の
ほとんどが綺麗な人が自慰などするのと
戸惑っている中で
「わ、私は……
希咲は私にズバリ言われて焦っていると
「裕二のことを想ってしてるなんてぇぇえええ!
裕二!! 両想いね!!!」
裕二の御母さまは希咲が裕二を想って
自慰をしていることで裕二のことが好きで
裕二も希咲が好きなのと喜んで言っていると、
美里の隣に座っている魔族で吸血鬼のニコールが
裕二は静玲華が好きなのに
両想いかとニコールの妻3人と美里に
顔を見合しているとルシフェルが美里たちが
頼んだ物が乗ったトレーを風魔法で軽く浮かべながら
「片思いでも両想いにするなぁ……
裕二の御母さまのルシフェル・アタックで何時も
言っている私たちは両想いなんですよと
言われているルシフェルが美里たちがいる
席に向かいながら苦言のように呟きながら
私たちの席を通り過ぎると、
「明美さま! 大人の夜の事は……
裕二が私に希咲には大人がするようなことを
話すのは止めましょうと言うけど、
「どうなの? 光ちゃん達が居るから
自慰はしないけど」
私が最近はしていない自慰を
希咲は裕二のことを想ってしてるよねと聞くと、
私が自慰をしていない理由に光悦たちと
行為をしているからと言った言葉に周りの視線が
光悦と同じ席にいるツヴァイこと伊藤剣先生に
集まっているので私を入れるなと箸でラーメンの麺を
持ち上げながら叫んでいるのを無視して
「明美さま!!」
裕二が此の場にはクラスメイトたちがいるので
違う話をしましょうと私の名前を叫ぶので
「裕二、御見合い相手の事をどう想っているの?」
恭子がムラサキに代わってサンドイッチと
コーヒーをトレーに載せたのをテーブルの天板に
置きながら裕二に聞いて来るので、
「俺には……
裕二は静玲華(進次郎)が好きなのに美幸、美咲と
婚約しているのは進次郎を攻略する為に
必要だから仕方なく婚約をしているだけで
裕二の御母さまのように裕二の妻が1人増えるたびに
私から貰える給料が増える制度が冒険者パーティー
アポロにあるので其れ目的で増やそうとするのは
止めてほしいと思うのと、裕二は美幸、美咲の2人で
十分満足しているので此れ以上は進次郎以外で
婚約者を増やしくないと言い出そうとすると、
「裕二が好きな相手が居ても
貴方はどうなの?」
恭子が私よりも先に希咲に言うセリフを
言われた私はムッとしながらサンドイッチを
1つトレーから取りながら食べていると、
恭子の言葉を聞いた後に裕二をチラッと見た
希咲は裕二の今の状況でも自分は裕二の事を
どのように思っているのかとテーブルの下を見るように
顔を下に向いていると、食堂は料理する音、時計の音、
私や美里たちが食べている音以外は静寂となって
希咲の言葉を待っていると
「大空、俺は人間じゃない。母さんも……
此処にいる生徒の半分もそうだ……
裕二が語り出したので、恭子は1-Bの
銀行などの令嬢たちが座っている席の方に
歩いて行った。
「何を……
希咲は語り出した裕二の顔を見ながら
分からないことを言い出す裕二に呟くと、
「俺が進次郎のことを好きなのは知ってるだろ」
「部屋に写真が貼ってあるから」
裕二は進次郎が性転換で女性になったと
聞く前から好きなのは知っていただろうと
希咲に聞くと、裕二の御母さまが裕二の部屋には
進次郎が性転換して名前も静玲華と変わった写真を
壁などに貼ってあると言うので
美幸、美咲たちが頷いていると、
「最初はライバルだからと思っていたけど、
友人から恋をしてる目としてない目の話で
村上君をみたら……
希咲は目に涙を浮かべてながら
進次郎が偽の死で亡くなった時に裕二が進次郎に
恋をしていたことを自覚する前から進次郎のことを
裕二が好きなことに気が付いていたことを言うので、
裕二は自分が何時から進次郎の事を好きだったかを
希咲に聞こうとするのを我慢して
「進次郎にアタックするのにサポートが居ると言われて
結婚している美幸、美咲が居る」
美幸、美咲の名を言うのを聞いて椅子から立ち上がり
会釈している美幸、美咲を希咲がチラッと見てから
「何時から……
「オープンキャンパスが終わって直ぐ……
裕二に聞くと答えるので、
「でも、進次郎を……
希咲は裕二が進次郎を好きなのに
美幸、美咲を好きになるのと戸惑いながら
裕二に確認するように聞くと、
「2人はそれで良いって言うし
今は進次郎を想う以上に好きだよ」
裕二は美幸、美咲を進次郎と同じくらいか
其れ以上に好きだと言うと、つかさ、光悦を
周りが見ているので、
「「 其処まで言われたら
愛するしかないよなぁ!! 」」
2人は好いてくれる方を無下に出来ないので
愛しますよと同時に言うと周りが笑っている中で
希咲は裕二が好きでも3股は止めてほしいと
「私って、歩いていると芸能のスカウトが
芸能界に入らないかって言うんだけど……
進次郎、美幸、美咲より美人でスタイルも
高校1年で見たら良い方なので芸能界の
スカウトマンが言い寄って来るのと
髪を触って言うのを聞いて
「明美さまは、どう見ます?」
裕二が私に聞いて来るので、
ツナサンドを食べながらチラッと
希咲を見た後にツナサンドを完食してから
「キューイル、龍美、ナーナナ、来て!!」
モデルをしている3人を此方に来てと言うと、
「初めてなのじゃ!!」
境成学園高等学校の制服の
ブレザーのボタンを外しているのでブラウスを見せながら
私たちの所に来たキューイルが挨拶をするのを見て
何処かで見たことがあるような感じで
希咲が見ていると、
少し年齢が高い感じで落ち着きのある
ブレザーのボタンを留めているナーナナが
「こんにちは、裕二君の奥さま」
早く決めなさいと含みを込めてニコッとして
挨拶をすると、希咲は此の子も何処かで見たことが
あるような感じを受けながら3股の奥さんに
なりませんとナーナナを睨んでいると、
「モデルをしています、松本龍美です」
腰まである髪を手でフワッと靡かせてから
チェックのスカートの裾を少し広げて挨拶するので
希咲は週刊誌、女性誌、写真集などで
見たことがある龍美を見ながら何故ここにと
言う顔をしていると、
「我の顔を見てピンと来ないのは……
キューイルは希咲が龍美を見て
直ぐに分かったので文句を言っているので
「少年誌、青年誌がメインだから……
龍美はキューイルたちが活動している雑誌などは
希咲が見ていないからと宥めながら言っている間に
「芸能界に行きたいなら彼女たちレベルじゃないと
成功しないわよ」
私が希咲に龍美レベルじゃないと芸能界で活動するのは
無理と言うと、周りが芸能界のトップレベルを
基準にするなと私に心の声でツッコミを入れていると、
「こんな人たちより私の方が!!」
龍美、キューイル、ナーナナと比べられたら
勝てるわけないでしょうと目に涙を貯めながら
自分の方が上と吠える希咲に
「ファンの方を愛さないと!……
私が芸能界でトップになれる秘策を言い出すと、
キューイルが「原動力じゃ! ダリ―ンがい……
キューイルが私の言葉は活動する源と言うついでに
要らんことを言い出すので龍美はキューイルの口を
手で塞ぎながら撤収という感じで此処から
キューイルを引っ張って離れて行くのを見た後に
「まずは、裕二に他の女性が居ても、貴方が
裕二を愛さないと……
仕切り直しで希咲にファンがついても其のファンは
他の方も応援しているのが普通だから其れでも
其のファンを愛さないと芸能界では成功はしないのと
同じで裕二に対しても同じように愛さないと裕二の心を
掴むことは出来ないと私が語ろうとしていると
「無理に……
裕二が茶々を入れて来るので声を出さないように
動けないように魔法を掛けながら
「貴方の愛を。裕二は受け取ってくれないわ」
希咲を見ながら言うと、
「私は……
裕二には私だけを見てほしいので
3股の裕二は嫌だと言いそうになる希咲に
「裕二が最初のファンでしょ……
芸能界に行きたいんでしょ……
芸能界に行きたいなら裕二も貴方にとって
愛するファンで好きな相手でしょうと
悪魔の囁きのように私が呟くと、
「好きな人が居るのは……
「居るのが普通よ! 美しさの秘訣は
愛すること! 今度、ドラマのオーディションが
あるから出さしてあげる。
裕二に女性が居ても貴方は如何なの!!?」
希咲が芸能界に入るには彼氏が居てはいけないと
言い出すので私が芸能界に入る時に彼氏と
別れさせられたりすることはあるけど直ぐに新たな
彼氏を作る方も多いので否定を言いつつ彼氏が居ても
コネで採用されるかは別にして御父さまが働いている
テレビ局の来年のドラマのオーディションに
出してあげると言いながら裕二の事は如何しますかと
聞くと、希咲は普通なら私が言ったオーディションの件は
裕二と結婚させるために出した嘘と思ったが
JCモデルでトップ10に入る龍美が
私の合図で直ぐに私たちが座っている席に来たことで
本当にドラマのオーディションに合格して俳優として
出られる可能性が高いと思いながら裕二と離れることは
自分にとって得なのかとテーブルの天板を見ながら
暫く問答した後に私の方に自分の顔を見せて
「好きよ! 世界を動かす人よ!!
誰にも渡したくないの!! 芸能界に行くよりも
好きよ!!」
「裕二に女が居ても?」
裕二のことが芸能界に行くよりも好きと言うので
裕二に結婚している女性が居ても
希咲は裕二と結婚したいのと聞くと、
「私だけを愛する人にするわ!!」
希咲は美幸、美咲、進次郎と自分が裕二の妻の中で
裕二の1番の妻に自分がなると言うので
魔法が解除させて黙って聞いていた裕二は
此れ以上は奥さん増やしくないと言う顔をしていると
つかさが裕二と希咲を結婚させることは
冒険者パーティー【アポロ】にとって有益と認めた
私が推しているので諦めろと念話で裕二に言うので
裕二は頷いてから椅子から立ち上がり
「大空……進次郎を想う気持ちは美幸、美咲を
愛する気持ちと一緒だ。
進次郎を追いかけて振り向いてくれるまでに
進次郎を諦めさせれるくらい
希咲の愛を俺に注いでほしい」
希咲に対して進次郎を諦めさせるくらいの
愛を注いでほしいと言う間に私が席を外すと希咲は
裕二の方に椅子から立ち上がって歩み寄りながら
「私が1番になるわ」
言った後に目を閉じるので、
1-Bの生徒の殆どが此処でするのかと
声を出そうとするが沈黙の魔法を私が掛けて
声を出さないようにすると同時に体を動かす音なども
響かないようにすると1-Bの生徒は
驚きの表情をする中でキューイルたちは黙って
見守っていると、
「1番は進次郎……
裕二は今の1番は進次郎と言うと、
目を開けて「知ってる……
希咲が呟くので裕二は希咲を抱きしめると
希咲も両腕を裕二の背中に回すので
「後戻りは……
裕二はキスをすれば隠れスキルの
眷属化によって裕二の眷属になり
裕二の奴隷のようになるので後悔するなと
希咲に忠告するように呟くと、
希咲は裕二の言いかけた言葉を聞いて
両親に黙って裕二と結婚することに後悔はないし
裕二に片思いをしている時に戻りたくないので
再び目を閉じると、
裕二は其れ以上は言わずに希咲に自分の唇を
重ねると希咲の体が光り輝いてから収まると
「あなた……
希咲が目を開けて裕二に言うので
「気分は……
今更だが周りを気にして希咲から少し離れて
裕二が聞くと、
「体から力が湧き上がって来る感じ……
闘気か魔素が目覚めていると希咲が
甘い感じで言うのを聞いて
「さぁ! 希咲のスキル【融合】を
裕二と試してみよう!!」
私が叫ぶと同時に1-Bの生徒は私の魔法が
解除されて裕二と希咲のキスについて
喋りだしている中で、
「融合って……
裕二は眷属化によってスキルが希咲に
与えられたのは良いけど剣や魔法を使うのではなく
ナーナナのように相手と融合して
相手を強化する方なのと驚いていると
「どうやって……
希咲が裕二に聞いてくるので、
融合と言えばナーナナがスキルで持っていて
ナーナナの場合は口づけで相手と融合するので
キスをする相手は兄妹と龍美のみである。
裕二は私が希咲のスキルを知っていることから
ナーナナと同じと考えて冷や汗を掻きながら
「今は良いんじゃ……
流石に周りから見られている状態で
2度目のキスは出来ないと裕二が拒んでいると
「裕二! 早く希咲さんとキスをしなさい!
融合した姿を見せて!!」
裕二の御母さまが私から裕二の眷属化後の
希咲のスキルを聞いているので裕二に叫ぶと、
希咲もキスでするのと驚いているので
裕二は希咲の表情から今すぐは出来ないが
決定打を言わないと裕二の御母さまが
私に御願いして裕二と希咲に融合をしなさいと
私が言う可能性が高いので何か良い言葉がないかと
考えた末に
「今から勝人さんの話でしょ!!」
勝人の名を言い出すと、
「明美御殿の裕二の部屋でした後に
見せなさい!!」
裕二と希咲の御見合いの後に勝人の件で
会議をするのを裕二の御母さまは厨房カウンターの
壁に掛かっている時計を見ながら思い出した後に
今日の午後3時から神界の私の明美御殿で
入学祝が開催された後で明美御殿の裕二の部屋で
裕二と希咲の初夜を終えた後で良いので
裕二と希咲の融合した姿を
裕二の御母さまに見せなさいと言うので、
希咲の親にと言い出そうとした時に
美幸、美咲の両親に話をしないで結婚しているなと
裕二が思い出していると、
「両親に裕二を……
希咲は先ほどの勢いから落ち着いて冷静に考えると
裕二を両親に美幸たちの事は伏せて紹介してから
行為などしたいなと周りが自分たちに対して
議論しているので恥ずかしそうに呟くと、
「ソリュート王国では成人は15歳よ!
良い大人が親を気にすることはないわ」
私の御兄さまが王をしている
ソリュート王国では結婚する本人たちが
結婚すると言えば結婚する本人たちの親が
反対しても結婚は認められているが少数派である。
結婚後の生活などの不安があるので
親に援助してもらう為には親に祝福されての
結婚が多数派である。
なので、裕二の御母さまが言っていることは
ソリュート王国でも少数派の方に入るが
私の眷属の裕二は爵位を持っていないが
公爵扱いなので娘が裕二に見染められれば
ほとんどの貴族や商人、平民は裕二との
結婚を認めるだろう。
「でも、希咲の両親には挨拶するよ!
認められなかった時は……
裕二は裕二の御母さまの案を受け入れないで
希咲の親に娘を下さいと言っても認められない時は
マジックボールを使って駆け落ちすると
言い出そうとすると
「2人もいるけど……
「今から相談! 美幸!! 美咲!!」
希咲は裕二と婚約している間に美咲たちのことが
希咲の親にバレると裕二との婚約を解消させられるし
裕二と会わせないように法的なことをさせることは
避けてほしいと言う感じで言うので、
裕二は希咲の表情からマジックボールは最終手段で
行うと考えを改めてから希咲の親に自分を紹介する時に
美幸、美咲も紹介して希咲の親に認められる方法を
考えようと美里のいる席から自分たちの席に
美幸、美咲が来るように叫ぶと、直ぐに美幸、美咲が
裕二たちの席に来て椅子に座ると、
裕二は希咲の親に認めさせる為の議論を
勝人の件の間にすることになった。
そして、明美御殿の裕二の部屋で
「お父さん、お母さんに……
希咲が裕二の肩に自分の頭を置きながら
親が心配していると言うと、
「時間調整して3時には戻るから
大丈夫だよ」
裕二は明美御殿で入学祝をすることは
境成学園中等学校からの
新入生は家族に報告しているし高等部からの新入生は
私が眠らせていない新入生と眠らせていない新入生の
親を参加させていた。
「そうか……凄いね、だけど……
上目遣いで希咲が15時に境成学園に戻るなら
親も心配しないねと時間を操れることに
驚きつつ裕二に心配事がまだあるように言うので
「だけど……
「大田君、青空から、ラインとかないの」
裕二が聞き返すと
青井学院高等部に通っている太田と二宮から
青井学院を希咲が休んだことについて返事が無いし
連絡も無いからと言うので、
「明美さまが連絡させないようにしていたのかも」
「なぜ?……」
裕二が2人からの連絡が無いのは
私が希咲を裕二に会わせるために操作していたことを
言うのを聞いて直ぐに心当たりが浮かんだ希咲だったが
あえて言わずに甘い声で裕二に尋ねると、
「俺と結婚させるため……
「恋人じゃないの、3股さん」
裕二は希咲が思っていたことを告げると
微笑みながら結婚って1人だけでしょうと
いう感じで希咲、美幸、美咲と3人も
付き合っているから恋人でしょうと
希咲が言うと、
「当分は……
裕二は希咲の親に結婚したことは
私からの給料などで揉めたりすることを
避けるために美幸、美咲の親に結婚の報告を
していないのと同様に議論の上で決めたので
暫くは恋人として付き合っていることに
したことを軽く呟くと、
「何をやっているんですか!
早くしましょう!! 裕二さま」
ベットの上で裕二と希咲が大事なところを
バスタオルで隠しながら喋っているのが長いので
裕二の御母さまが裕二のメイドをしているので
メイド姿で裕二と希咲の行為を終わった後に
行うことになっている初めての裕二と希咲の
融合した姿を早く見たいので文句を言っているのを
制服を着たままの美幸、美咲が笑っていると、
「親に見られてするのは恥ずかしいだろう!」
裕二は自分の部屋の寝室で親に見られて
行為なんて出来ませんと叫ぶと、
「私は裕二さま達の侍者でありますので
きちんと出来るかを見ることも
仕事ですし、18歳の私は
まだなので見たいのも……
裕二の御母さまはルシフェルを追いかけるには
裕二の親として接するとルシフェルと出会う機会が
少なくなるのと感じて私に裕二の侍者にしてほしいと
言われたが最初は断ったけど余りにしつこいので
裕二の侍者にしました。
裕二は裕二の御母さま以外にも龍美のタワーマンションの
管理人と家令としてソリュート王国から任命された者が
来ていて其の下に執事、メイドなどが配置されている
龍美のタワーマンションに住んでいるので
キューイル、龍美たちと共に彼らを従えています。
執事は10人、メイドは20人、ボーイは10人が
龍美のタワーマンションに部屋を借りて住んでいます。
執事たちは1階の店舗エリアの従業員として
働いています。
料理長、料理人たちもソリュート王国から
派遣されてイタリア、フランス、日本などの食を
料理する料理人として御店を出して働いています。
クチナのタワーマンションが出来ると
光悦の部下たちが住んでいるので
ゲートを使って食事などを龍美の
タワーマンションから運んでいます。
つかさが良く行くイタリアンバーの御店の
オーナーは上記の料理長です。
神界の明美御殿には家令1人、執事10人、
メイド100人、ボーイ200人が太陽界を治める
サンローアによって選ばれた人たちで構成されています。
それとは別に美里や裕二のように親が従者、
侍者として子供に仕えている者もいます。
で、裕二の御母さまは侍者をするために
私の眷属でもあるので年齢アプリを使って
18歳となって裕二に付き纏っています。
授業中は図書館、食堂で過ごすことになっています。
16歳になって授業を受けませんかと
裕二の御母さまに聞きましたが勉強は
したくないと言うので受けてません。
裕二と比べられるのが嫌なのが理由です。
18歳となって可愛らしいメイド服を着た
裕二の御母さまは初体験が大学の時なので
18歳の時は未体験なので裕二に恥じらいながら
言うのを聞いて、
「中身、オバサンでしょ!!
隣の部屋に行ってよ!!」
外見が18歳の女性でも中身は裕二の母親なので
裕二の御母さまにきつく言いながら寝室から
リビングに移動してほしいと裕二が叫ぶと
「親に向かってオバサンは無いでしょう!!
貴方たちは如何思うの?」
親として其の言葉遣いはダメと裕二の御母さまは
言った後に此の寝室にいる裕二の御嫁さん3人に
尋ねると3人共に同じ考えで裕二の御母さまに
早くリビングに行ってほしいと思いつつ
「お母さまに、私の初めてを見ていただいてね」
希咲は裕二の眷属になった影響もあるが
裕二を好きになった時から裕二と結ばれたいと
思っていたことが現実になったのに裕二の御母さまが
リビングに行く素振りを見せないので裕二が今日は
止めようと言い出す前に裕二の御母さまが居ても
結ばれたいと裕二に言うのを聞いて
「まぁ、童貞を捨てる時は離婚前だったし
息子の侍者になる前だから
楽しみ!!」
裕二の御母さまはキャッキャと喜んで言うので
裕二は親に見られてするのは何のプレイかと
頭を抱えながら
「やろうか……
希咲は行為は初めてなので痛がらないように
怖らせないようにゆっくりと行為を行わないと
いけないと美幸、美咲との経験で覚えたが
裕二の御母さまが見ているので早く終わらせないと
行けないのかと思いながら気の抜けた感じで言うと、
「うん、あ、あのね、初めてだから……
希咲が恥ずかしそうに言うのを聞いて
「キャァァアア !! 私も男を変えるたびに
言っていたわぁあああ!!」
裕二の御母さまが離婚した裕二の御父さまと
結婚に至るまでに複数の人と付き合っていたが
其の度に希咲が告げた言葉を呟いていたわと言うので、
「親父の追っかけしてたんだろう!!」
裕二の別れた御父さまはアイドルをしていたので
裕二の御母さまは裕二の御父さまの熱烈なファンで
追っかけまでしていたから裕二の御父さま以外に
恋人いたのかと裕二が驚いて叫ぶと、
「追っかけで恋人になったけどクビになったでしょ!
将来が不安になったから別れた奴以外と……
裕二の別れた御父さまはアイドル活動中に裕二の
御母さまと恋に落ちたのを事務所にバレてクビになり
大学に行く予定はなかったが大学に入学して
通うようになっても裕二の御母さまは付き合っていたが
将来を考えると不安になるので裕二の別れた
御父さま以外にも付き合っていたと告げると、
「初めてって、バレないんですか?」
美幸が処女を損失しているのに
男の人は処女だと思うのですかと
恥じらいながら裕二の御母さまに尋ねると
「大学も違って、会うにも1週間、
2週間あいていたし、携帯では遣り取りは
していたけど御無沙汰になるでしょ、
女が言えば男は騙されやすいから」
裕二の別れた御父さまと行為は頻繁に
していなかったので別の男に初めてと言っても
バレなかったと言うので、
「初めてでも血は出ないからな……
俺も初めてだったから美幸の時は
乱暴で、美咲の時はなかったな」
裕二が初体験の時の美幸、美咲の時の事を言うと
「血って出るんじゃ……
希咲がボソッと初体験ならと言うと、
「ネットでも調べたけど、総騎士団長に聞いたら
そうらしいと言うから……
つかさからナルエなどの初体験者と結ばれた時の
経験談とネットで調べたことを裕二が語ると、
「そうなんだ……
希咲が裕二が美咲の件で調べたんだなと
思いながら友人の体験談で必ず出る言葉で
普通だと思っていたけど調べなかったのは
駄目ねと思いながら呟くのを聞いた
裕二の御母さまから
「希咲さまは、自慰で貫通しているから
出ないかも、その時は希咲さまが
上手かったからと言えばいいですわ。
友人も使えば
男は直ぐ騙されます」
行為に関することを告げられたことに対して
希咲は撫ぜてるだけだからと顔を赤面して裕二の
胸に顔を着けて心で叫んでいると、
「美幸、美咲! 追い出せ!!」
裕二は裕二の御母さまが煩く言うので
堪忍袋の緒が切れて寝室から追い出せと
言い出すと、私たちの番が遅れると感じた
美幸、美咲は椅子から立ち上がって裕二の御母さまの
美幸は右腕を、美咲は左腕を両手で掴んで
寝室からリビングへと動く間に
「減るもんじゃないし! 見るのは親の権利よ!!」
意味不明なことを言って連れ出されて行った。
裕二の御母さまが居なくなり静寂となった
寝室のベットの上で
「母さんが迷惑をかけた」
希咲に裕二が謝ると、
「うん、私も何人かの男の人とするのかな?」
希咲は頷いた後に裕二の御母さまのような
経験をするのかと裕二に聞いて来るので、
「かもな、俺には止める権利ないけど」
「どうして?」
「美幸や美咲がいるのに希咲とも付き合っていて
希咲が他の男と付き合ってるのが分かっても
言う権利はないよ……
「独占欲ないの?」
「無いと言えば嘘になるけど、
俺のことも愛してくれたらいい」
「変わってるね」
「人生、50年、100年じゃないから……
「100年って言うけど」
「人間ではないから、恋愛の形もかわるさ」
「……そうか」
「希咲が俺と同等に好きになった奴がいたら
応援する」
「其方が貴方より好きになったら?」
「応援する」
「する前から言うことかな?」
「先に言い出したのは……
裕二は希咲と会話をしながら共にベットに
横になって裕二は希咲の柔らかい唇に
自分の唇を重ねて希咲との行為へと
没頭していった。
私は明美御殿で過ごした時間を
明美さまが巻き戻して午後6時に家に帰ると
「おかえり、学院はどうだったの?」
お母さんがキッチンの方から
声を掛けるので、
「部活の紹介だったけど、お父さんの門限が
厳しいから、部活は高等部でも無理だわ」
門限が午後8時で、私が塾に通っている時は
御父さんが車で塾まで来てくれて
家に帰っているので、部活をする時間が
無いと御母さんに言うと、
「そう……今日も芸能事務所の方が来て……
「断ってくれた?」
「お父さんが許さないわよ」
「着替えて来るね」
渋谷で映画を二宮さん、辻川さん、金子さん、
内藤さんと5人で見に行った後にミントって言う
女性タレントのみを扱う芸能事務所の方に
二宮さんと私たちがスカウトされて
昔からある喫茶店【キャッチ】で話だけでもと
言うので聞くことになった。
この喫茶店は芸能人が休憩や相談などで
良く使う喫茶店で青井学院などの生徒が
目当ての芸能人が来ないかと通い詰めている
場所になっています。
何処で調べたのか芸能事務所の方が私の家まで
来るようになって御父さんは娘を芸能界に出さんと言って
何度も追い返しているのに芸能事務所の方が
諦めていないことに驚きながら御母さんに告げて
自分の部屋に入って制服からシャツにジーンズに
着替えながら
「太田君たちには一緒のクラスに居て
講堂で新入生歓迎会を見ていた……
明美さまによって記憶や行動が簡単に
書き換えられる凄さを実感しながら呟いていると、
「またかぁ!!!」
お父さんが会社から帰って来て
芸能事務所の方が置いて行った名刺を見つけて
怒鳴っているのが2階まで聞こえて来て
「結婚してることは……
言えないなぁっと思いながら着替えを終えたので
下に降りていくと
「希咲! おまえ……
お父さんが私の顔を見ると
険しい顔をして私の名前を言い出すと直ぐに
私のシャツを捲るので
「お父さん! 何を!!!!」
私はレベルダウンのベルトを着けているので
お父さんを強引に離すことが出来ないのを
後悔しながら叫ぶと
「お父さん! 希咲に!!」
お母さんも叫ぶと、
「誰と寝た! なんだ此のキスマークは!!
男の臭いがするぞ!!!」
お父さんが裕二と寝たことを言い出すので
よく洗ったし、キスマークは魔法で
消したはずなのにと思いながら
「今日! 学院に行って直ぐ帰ったのに!!」
「ウソを言うな! 大人の女の顔になってるぞ!!」
私が何処にもよらずに帰宅したことを告げるが
少女の顔から大人の顔になっていると御父さんが
指摘すると、
「学院から直ぐ帰ったんですよ!」
放課後は裕二が図書館に行くので
私も図書館で過ごして帰宅していることを
知っている御母さんが発言するが、
「今日は昼前で終わる。その間に!!」
お父さんは今日の時間割を言ってから
帰宅するまでの時間の間で男に騙されて
行為をしたのだと言い出すので、
「もう! お父さん! 私の奴隷になれ!!」
私は明美さまから頂いたマジックボールに
奴隷にさせるを込めて御父さんに投げて
御父さんにマジックボールが当たって消えると
「裕二と寝たことに関して……
此の写真の4人には
お父さんは何でも許すこと、
何でも聞くこと、良いわね!!」
私は御父さんに裕二と美幸、美咲、裕二の御母さまには
奴隷として接するようにスマホに映し出されている写真を
見せながら命令すると、
「ハイ、ワカリマシタ」
お父さんは虚ろな目で私の言葉に従うと言うのを
聞いて御母さんが私を怪物か魔物のように
見ているので
「夕食しながら話すわ」
裕二のことなどを話すと告げた。
夕食はシーフードグラタン、スープ、サラダなどが
食卓に並び御父さんは何も言わずに食べていた。
お母さんには全てを話すと、
「アメリカで起こったような人に……
「うん……
「後悔はないのね」
「ないわ……
お母さんが2年前のアメリカで世界を震撼させた
人たちと同じようになったのねと優しく聞いて
来るので頷くと、お母さんは私が人間を止めたことに
ついて聞いて来るので後悔は無いと告げると、
お母さんが椅子から立ち上がって
私の背中から抱き締めて
「世界が敵になっても、希咲の味方よ」
私の事を信じると言うので
「お母さん……
私は御母さんの両腕に自分の手を添えて
涙を流して母と呟いた。
次の日になり
青井学院高等部の私のクラスで
「もう大学の話か……
午前中の各時限目で授業内容と
選択科目について先生から聞かされた
内容について太田君が私と二宮さんと
一緒に昼食を食べるために机をくっ付けながら
言うので、
「文系か、理系か、2年生のクラス分けにも
影響するからしかたがないわよ」
二宮さんが卓上のスタンド鏡で前髪を触りながら
言うと、
「芸能界いくのか?」
太田君が弁当を出しながら二宮さんに
芸能界に行くのかと尋ねるので、
「松本龍美を超える逸材って
言われたし、せっかくだから……
二宮さんはスタンド鏡をリュックに入れると
直ぐに小さい弁当箱をリュックから出しながら
太田君に返答をすると
「大空は?」
太田君が私にも聞いて来るので、
「行かないわよ、裕二のことが好きだから」
リュックから7寸の正方形の弁当箱を
出しながら芸能界に行く気は無いと
告げると、
「昨日までは……
私が裕二のことを今までは村上君と
呼んでいたのに裕二と名前で呼んでいることに
疑問を持った太田君が私に聞いて来るので、
弁当の蓋を開けながら4つに仕切られた器の
1つに炊き込み御飯が盛られたのを
美味しそうと思いながら
「名前で呼ばないと、心を奪えないと思ったから」
「そうか……
太田君に答えると唐揚げなどが入った自分の弁当と
私の弁当を見比べながら私が名前呼びにしたくらいで
進次郎ラブの夫の心は変わらないなと思っている
太田君は早く諦めた方が良いという感じで
返事をすると、
「お母さんが作ったの?」
私の弁当を見ながら二宮さんが聞いて来るので
「松本スタジオ・タワーレジデンス内の
ランレックスの松花堂弁当よ」
私が答えると、
「松本って、駅近くの……
二宮さんが渋谷駅近くに聳え立る龍美さんの
スタジオ兼マンションの1階にある御店を
浮かべながら私に聞くので
「貴方がさっき言った人の……
私の方が上よと比べていた龍美さんの
マンションと答えていると、
「お前! 何処で高級弁当を!!」
クラスの男子生徒が弁当を出している
男子生徒に高級な物は似合わないと
叫んでいるので
「20万の弁当だ! なぁ相棒よ!!」
「そうだね、此れからは昼は豪華20万円相当の
弁当が食えるのだ!! 平民ども驚いたかぁあああ!!」
「木村君、羽鳥君、昼って……
夫より太目で短髪の羽鳥君、夫より背が低い
エラが張った顔の木村君がクラスメイトを
煽っているので田辺さんが20万円相当の
弁当を昼に毎日って有り得るのと目を大きくして
驚いて言っているので、
「うるさいわよ! タダで貰ってるのに
威張ることなの!!」
私が弁当を自慢している2人に注意すると
「何で! タダって……
「大空って、此のクラスだったか?」
木村君が買ったのではなく無料で弁当を
貰っていることを知っているのかと私に聞いて来ると
私の机の上に置いてある同じ弁当を見た羽鳥君が
入学式から5日目なのに私が同じクラスと
認識していなかったのを聞いて驚きながら
「そうよ、境成学園の高等部用の給食弁当を
自分で購入したように言うのは
止めた方が良いわよ」
「20万円って嘘なの?」
二宮さん達に分かるように私が説明をすると
1人20万相当の弁当がタダで貰えるのは在り得ないと
思った田辺さんが嘘ついていたのねと
私に尋ねて来るので
「本当よ、高級料理店の特製弁当だから」
「それをタダって……
嘘でないと田辺さんに私が言うと、
太田君が1人や2人ではなく100人以上もいる
学校の生徒分を無料は在り得ないと言うので
私が隠す部分は隠して……
今学期から境成学園高等学校の
1年生は給食になり最終的に明美さまが3年生になると
全ての学年が給食に変わります。
境成学園では小等部、中等部は食堂チケットを
配布しているので2時限目の休憩の終わりまでに
注文することになっています。昼休みになると
各クラスの給食係りの生徒が運ぶことになっています。
昼休憩に注文しないで食堂で注文して
食堂で食うことは出来ますが大学生、一般の方などが
食堂で食事をするので席が空いていない場合があるので
前園などで食事をするか部室を借りて
食事をすることになります。
高等部からは食堂チケットを配布していませんでした。
理由として義務教育ではないこと、バイトも許可されていて
自分の力で食いなさいと言うことでした。
なぜ、今年の1年生から給食が始まったかと言うと
朝食を食べないで来る生徒、昼食を取らない生徒など
以前から問題になっていたのと1年生の殆どが
冒険者パーティーのメンバーか仮メンバーなので
明美さまが御金を出すと言うことで給食が
始まりましたが食堂で高等部用まで
用意することが出来ないと言われて
境成学園外から用意することになりました。
高等部1年生は応募人数が多かったので
クラスを2クラス増やして250人となり
250人分の給食を外部に委託となるので
食堂のように多彩なメニューからと言うことは
出来ずにメニューは1つとなりました。
委託先を何処にしようかと学園長たちが
会議をした結果はランレックスに決まりました。
明美さまが折角だから良い物を食べてほしいと
言ったので神界からの食材、沙良さんの世界からの食材、
日本の食材、世界の食材を使って最高の料理が提供できる
ランレックスの料理長兼オーナーのソリュート王国の
前料理長【ミル・ソリュート・ワビサビ】が
ソリュート王国から派遣された料理人たちと
共に調理した弁当を提供してくれます。
明美さまが高等部3年生になるまでには
新たな食堂を境成学園内に建築予定で
ランレックスからの提供は終了する予定です。
境成学園外の私たちにも冒険者パーティー
アポロのメンバーと言うことで夫と同じ弁当を
得ることが出来ます。恭子さんにインタビューをしていた
マスコミ関係者などには弁当の恩恵はありません。
不満もある方もいるので限定15個で
注文を受けています。
説明を終えると、
「進次郎つながりで……
太田君が私の説明を聞いて弁当が得られる経路が
青井学院中等部に在籍していた進次郎君が性転換して
名前を変えた静玲華さんからと
呟いていると、
「ちょっと待って! 工藤君の旦那さんは
私たちと同じ年齢なの!!?」
田辺さんが夫と総騎士団長が期末試験で
静玲華さんを賭けて臨んだ時は中学校3年生ではなく
年齢アプリを使って20歳で行った総騎士団長が
実は同じ年齢で静玲華さんの夫であり境成学園に
在籍している関係で羽鳥君たちが弁当を
得られている件よりも総騎士団長が同じ年齢の方に
気が付いて驚いているので
「魔法で姿かえて、子供料金で
羨ましいだろうと言いやがって!!
あのチャラ男がぁあああ!!!」
木村君が総騎士団長が年齢アプリを使用した時の
自慢をしていたのを思い出して叫んでいますが
総騎士団長の2つ名で良く言われるのがハーレム男、
種馬です。更に神界の冒険者ギルドでは最強の冒険者、
永遠の振られ男も言われています。
更に、更に自分より弱いもの全てを自分を顧みずに
策を考えて実行する姿に不敗の王、最強の神、
12柱を越えた男など
太陽界、冥界、美楽界の方たちが総騎士団長を
称えて言っています。
明美御殿で行われた入学祝で総騎士団長に
未婚の方や娘を嫁か恋人にと言い寄って来る神界の
女性たちを見ると総騎士団長の2つ名は
夜の街灯が適切かと思いましたと
思い出していると、
「希咲は如何して弁当を?」
二宮さんが静玲華さんの元クラスメイトでもない
私も弁当を得ているのと聞いて来るので
私は木村君たちの弁当について言わなければ
龍美さんのタワーマンションで日焼け止めなどを
購入する為に早めに家を出て買おうとしたら
タワーマンション内のランレックスの前で弁当が
売られていたから弁当を忘れたことを思い出した
私は購入したと嘘を言う予定でしたが
言えなくなったので如何しようかなと
思っていると、
「俺の妻になったからさ」
廊下に教室から出られる黒板側の引戸に
夫が引戸の枠に右ひじを着いて私の事を
言うので太田君たちが夫の方を見ると
夫は教室に入って来るので
「あなた、なぜ?」
私が聞くと周りが其の言葉に驚いていると
「昨日、村上と大空って結婚したんだった」
木村君が明美御殿で美咲たちと共に
私が夫の妻になった報告を皆さんに
告げていたことを思い出して言うのを聞いた
「結婚って……
田辺さんが夫を見ながら呟いたのを聞いて
「昼が終わるぞ! 美幸!!」
夫は其の話をする前に昼休憩が昼食を食べずに
終わってしまうと告げてから
美幸と名前を叫ぶと
突然、空間に薄い板が現れて
美幸の顔が映し出されるので太田君たちが
驚いていると、
『あなた……
スマートフォンのテレビ電話アプリで
美幸に掛けて来た理由を
夫に聞こうとするので
「食事は此方で取るので、進次郎たちと!!」
『分かったわ』
夫は私が居る教室で昼食を取るので
美幸たちには図書館で静玲華さんと共に昼食を
食べ始めてほしいと言うと、美幸が一緒に
食べれないねという感じで了解と共に
空間に現れた薄い板が消えて
「木村たちも一緒に食おうぜ!
同じ弁当仲間として!!」
夫が木村君たちに机を並べて一緒に
食事をしようと言うと木村君たちは頷いて
机を並べて夫が皮袋から御湯が入ったポットを
出して木村君たちの御茶のティーバッグが入った
湯呑に注ぎ終えると、
「20万の弁当を味わって食おう!!」
羽鳥君が食事の開始を告げたが
「村上! なぜ此処に居る、学校は?」
太田君が夫の近くの席に座って食事をしながら
夫に聞いて来るので
「今日は午前で終わりで、
希咲が図書館に来ないから
呼びに来たんだけど……
境成学園高等学校は午前で終了したので
青井学院の図書館に何時ものように来た夫は
私が昼休憩になっても図書館に来ないので
迎えに来たことを告げると、
「休んで?」
埼玉にある境成学園から青井学院を
目指しても普通に午後1時以降に着くと
考えた太田君が夫に境成学園を
ズル休みしたのかと聞くと、
「聞いてた? 今日は運動部の紹介で
午前で終わったから
進次郎と共に居るために
此処に、希咲も昼は図書館で
俺と共に食う予定だったの……
境成学園には登校したし部活の紹介も聞いて
今日の予定が終わったので下校して青井学院に
来たことを告げる夫に時間などを考えても
不可能だろうと太田君たちは思っている所で
木村君、羽鳥君がクスッと笑っている中で、
「太田君が何時ものように机を並べて来るから
言い出せなくって……
青井学院中等部の時のように昼食は
私、二宮さん、大田君、夫と机を並べて
食べていた時と同じようにしたので図書館に
行くことを告げるタイミングもなかったし
私もいつもの癖で弁当を出したのも
問題だったなぁと思いながら夫に弁解すると、
「同じクラスだからって、中等部の時のように
机を並べて昼食を取ろうとする
太田が悪いな」
夫は青井学院の高等部に入学して二宮さん達と
同じクラスになった為に太田君が何時もの癖で
したことが原因と言ってくれたので
「話が止まったら、旦那さまに行けないことを
伝えようとしたけど、する暇がなかったわ」
木村君たちの弁当の件で教室がざわついたので
その話が終了したら図書館に行こうと思っていたけど
図書館に行く理由を太田君たちに言うのを考えるより
今日は諦めて教室で弁当を食べることを夫に念話で
スマホを動かして通知するタイミングもなかったと
私の隣に座った夫を見ながら謝ると、
「タイミングを外すと難しいなぁ」
行こうとしていたことが出来なかったのを
太田君たちに説明して行こうとしても
説明するのも難しいから私の今日の行いは
仕方がないことだから謝ることはないと
夫が言ってくれるので感謝を込めて
頷いていると、
「進次郎と一緒には出来なかったけど
希咲と一緒に食事できるから
良しとするよ」
私と同じ弁当を皮袋から出して
机に置きながら静玲華さんと一緒に
昼食を取れないから仕方なく私と共に
取るように言うので、
「直ぐ、静玲華さんね」
夫の発言に私が脹れて言うと、
夫が私に顔を近づけて
「同等に愛しているよ」
囁く言葉に嬉しくなって
目を閉じると夫が私の唇に
自分の唇を重ねた姿に
「見せつけるなよ! バカップルが!!」
木村君が此処でするなという感じで言うのを
聞いていたクラスメイトは声を上げずに
驚いていると、
「希咲と村上君って、結婚を……
二宮さんが私とキスを終えた夫に
頬を染めて聞くので、
「その件も含めて此処で昼食をとることにした」
夫が教室で昼食をする理由を二宮さんに
告げると、
「話すのか?」
羽鳥君が弁当を食べながら聞いて来るので
「あぁ、太田は分かってると思うが
今から話す話はSNSに上げることは
出来ないし、スマホは壊れる」
「オープンキャンパスの時のように……
今から話す内容は他言無用と夫が言うと、
オープンキャンパスでゴーレムの
清掃君をスマホで撮っている間に
スマホが故障していた時のことを
太田君が思い出して夫に聞くと
頷くので田辺さん達は昼食を取るのを
止めて教室から出て行ったので教室には
私、木村君、羽鳥君、二宮さん、太田君と
聞きたいと言う欲望が上回った2、3人が
残った中で、
「進次郎の推薦でソリュート王国の
諜報部隊に入隊した」
静玲華さんの推薦でソリュート王国の
騎士団に入団したことを夫が言うと、
木村君、羽鳥君は明美さまの眷属になったことは
伏せて言うんだなぁと弁当を食べながら思っていると、
「何時?」
「オープンキャンパスの後に、
ソリュート王国と取引している
AKFの拠点が境成学園だから
ソリュート王国と連絡をするのも
行き来するのも便利だと思って
母さんも乗り気で境成学園に入学した」
太田君が夫に入団時期を聞いて来るので
夫が答えると、
「あの時は村上君の御母さんが
勝手に願書をって」
「詳しく言えなかったから」
二宮さんが夫の御母さんが
勝手に願書を出したことを思い出して
夫に聞くと嘘を言ったと夫が告げると、
「この弁当は学食弁当で
ソリュート王国の進次郎の
旦那から提供されているのは……
「進次郎の夫が同じクラスで
ソリュート王国から学園に
入学しているし、AKFの
社員でもあるから
高等部は給食が無いので
弁当を出そうと……
太田君は私たちが食べている弁当を見ながら
境成学園の弁当支給について聞いて来るので
私が夫に念話で太田君たちに話した内容を言うと
木村君たちが要らんことを言わなければ
話さないで済むのにと思いながら明美さまのことは
私も太田君たちには言わなかったので明美さまのことは
夫も伏せて言うと、
「アメリカで天使の姿になってアメリカの雑誌などで
活躍しているタッキュールさまと模擬戦をした
騎士団長は俺たちと……
太田君が2年前のアメリカで行われた
アニメ博覧会での総騎士団長と龍美さんと
キューイルさん、ナーナナさんが融合した
タッキュールとの模擬戦の時のことを出しながら
総騎士団長は同じ年かと聞くので、
「ソリュート王国から異世界に行くから
生きた年齢を入れなければ同じ年で
此方の世界を知りたいから
境成学園に入学したらしいね」
夫が同じ年と言いながら境成学園に居る理由も
告げると、
「AKFとソリュート王国の繋がりが
思っていた以上にあるとは……
境成学園の学食まで踏み込んだ
ソリュート王国との関係が深いことに
太田君が驚いていると、
「2人が結婚している理由は?」
二宮さんが私と夫の関係を聞いて来るので、
「ソリュート王国は一夫多妻制だから
希咲を入れて3人と結婚している」
「良いよなぁ……
夫がソリュート王国の世界で
私と美幸と美咲の3人と結婚していると
告げると木村君が羨ましいと言っている中で
「大空の両親は?」
太田君が聞いて来るので木村君は
夫が私たちの親に話さずに結婚しているのを
知っているので夫の発言を気にしながら
御茶を飲んでいると、
「3月の下旬に希咲から連絡があって
将来を見据えた御見合いをしたいと
言われて、母さんもオープンキャンパスで
希咲を見て気に入っていたので
お見合いをして婚約した。
ソリュート王国では結婚したけど……
夫が嘘を言い出したことに羽鳥君は笑いそうになって
我慢しているのを見て
「俺に御見合いしたい女って居ないかなぁ……
木村君が言い出すと笑うので
周りは木村君の発言で羽鳥君が笑ったと
思ったかと木村君が夫に目で合図するので
「フッ、ソリュート王国で御見合い写真を
出せば言って来る女性は要るぞ!!」
夫は木村君が明美さまの冒険者パーティーの
サブメンバーなのでソリュート王国に行けば
言い寄って来る女の子は多いので御見合い写真を
ソリュート王国の貴族たちに出せば直ぐに
結婚となると言うと、
「嫌だね! 独身貴族がいいさ!!」
木村君は結婚なんて早すぎと
私たちに向けて言うのを聞いて
「だったら、言わなければ良いのに」
私が笑って言うと木村君も笑って
そうだなと言っていると、
「結婚かぁ……
太田君が弁当を食い終わったのでリュックに
空の弁当箱を片付けながら二宮さんの方をチラッと見て
呟くのを夫は見逃さずに
「二宮は、恋人は作らないの?」
二宮さんに遠回しに何処に行くにも
夫と私、二宮さんと太田君の4人で遊びに
行くので太田君と恋人にならないのかと
食い終わった弁当箱を皮袋に入れながら尋ねると、
「芸能界行くから、松本龍美を超えるって、
20歳過ぎたら芸能界の人か大手の社長の
息子と……
太田君とは友達のままで芸能界の方で彼氏を
見つけると二宮さんが言うので夫や羽鳥君たちが
顔を見合してから
「確かに希咲と同じくらい美人だけど
二宮クラスなら芸能界にはいくらでもいる。
それに、松本を超えるのは無理だ!!」
松本君を越えられると言われて決心した
二宮さんに失望を与えるような言葉を言う夫に
「写真でしょ! 写真の撮り方で
綺麗にも出来るから、本物を見たことないくせに!!」
二宮さんが修正などで加工した松本君の写真と
比べないでと叫ぶので、
「同じクラスだから、なぁ羽鳥!」
松本君本人と二宮さんを比べて
言っていると夫が二宮さんに言っても
信用しないと感じて松本君と出会っている
羽鳥君に振ると、
「青井学院のベスト5に入る二宮さんだけど
松本には敵わないよ」
羽鳥君は俺に言わせるなという感じで
二宮さんに青井学院の美少女ランキングで
上位に居ても松本君には遠く及ばないことを
告げると
「社長が言ったんだから!!」
切れ地味に二宮さんが叫ぶのを聞いて
「そう、太田と恋人になる方が良いよ!!」
芸能界に行くより太田君と恋人になる方が
幸せだよと夫がアドバイスすると、
二宮さんは椅子から立ち上がってリュックを
持って後ろの自分の名前があるロッカーに
投げるようにリュックを頬り込んで教室から
出て行ったのを見ながら
「言い過ぎだ!」
太田君は二宮さんに夫たちが言ったことは
芸能界に自分も含めて行けないから
嫌味を言ったのかと注意すると、
夫は皮袋からスマホを取り出して
空間に薄い壁が浮かぶと、
太田君たちは松本君が皿を持ちながら
フォークでカットした肉を刺して夫の口に
入れる写真、私と共に松本君が写っている写真、
メイクもしていない素顔でカメラ目線で
微笑む松本君の写真などが映し出されると
「これは……
「昨日なパーティーがあって
そこでな、木村君」
「進次郎のおかげで! 松本の頬へのキス、
キューイルの足で首を閉められたり、
タッキュールの胸に俺の顔を!!」
太田君は夫が松本君と仲良くしていることで
同じクラスで同じ境成学園に通っていることに
驚いていると、木村君にダメ押しを言ってくれと
夫が言うので、木村君は松本君とハグをした時、
キューイルさんに王様ゲームで指名された時に技を
掛けられた状態の時、木村君が石に躓いた時に
タッキュールさんの胸に飛び込んだ時などを
語るのを聞いて
「俺も入れてくれない!!?」
太田君がタッキュールさんのファンなので
仮メンバーになって会いたいと言うが
「3流と言って境成学園に行かなかった
お前が悪い」
夫は境成学園に入学して芸能界で活躍している方と
共に習える幸運を蹴った太田君が悪いと言いながら
椅子から立ち上がり私に教室から出て行くからと
言おうとしたら、
「此奴らは!!?」
木村君、羽鳥君がタッキュールさんと
プライベートで会えるのは
何故だと太田君が聞くので、
「進次郎の元クラスメイト、
進次郎にプレゼンしてみたら」
夫は太田君に羽鳥君たちは静玲華さんの
元クラスメイトなのでタッキュールさんに
会うことが出来るが太田君は元クラスメイトでも
ないので木村君たちのように成りたければ
静玲華さんに自分がソリュート王国に
必要な人材とアピールしたらと言ってから
教室を出て行こうするので
「まって、私も……
「午後からは?」
「委員決めだから、太田君! 早退するね」
夫に一緒に図書館に行くと告げると、
午後からのロングホームルームに出ないのと
夫が聞くのでロングホームルームでクラスの
各委員を決めるだけで居なければ適当に
決めてくれるから欠席しても良いと
夫と腕を組みながら言うのを聞いて
「悪い子になったの」
微笑みながら夫が言うので
「誰のせい?」
「進次郎のせい」
「もう……
貴方のせいで悪い子になったと私が言うと
夫が静玲華さんのせいにするので
直ぐ其の名前を口癖のように言う
困った人という感じで脹れていると
夫が私と廊下でキスをしようとするので
誤魔化すためにするのは止めてほしいと思いつつ
体は夫を求めようと動くので静玲華さんを想う
夫を好きになった自分が悪いねと思いながら
夫とキスをしていると廊下で何をやっているのと
生徒たちが見ているのを無視して
「我慢できないの……
キスを終えて夫から離れながら目をトロンとして
甘い声で私が言うのを、此処に居ないはずの村上が?
大空さんと付き合ってるの? 図書館の居候が……
廊下に居る生徒たちが私たちを見ながら騒ぐので
「俺たちは将来を誓った仲さ!!」
夫が私と婚約したことを発表して
図書館へと私と共に向かった。
その後すぐに担任、学年主任に廊下などでの
破廉恥な行為を見ていた生徒たちが報告したが
私たちの行動は黙認すると告げられて
SNSに投稿する生徒もいたが書いた其の場で
消されて行くので怖くなって止めて行った。
前に青井学院の図書館などであった
総騎士団長との遣り取りは他言したらどうなるかと
総騎士団長の無言の圧力によって誰もSNSに
上げることはしませんでした。
太田君がアメリカで行われた総騎士団長と
タッキュールさんの模擬戦でタッキュールさんの
ファンとなりSNSのファンサイトや
インスタグラムでフォローしているのを
夫から聞いて驚きました。
太田君が二宮さんのことを好き、嫌いと
ハッキリ言わないので太田君にとっては
学年上位にいる仲間くらいにしか
二宮さんのことを思うくらいなのかなぁ……
二宮さんに私が夫を好きと告げた時に
太田君を好きと言っていたのに芸能界に行くことを
決めたのは太田君がタッキュールさんのファンと
何処かで知ったから太田君の目を
自分に向けさせるための行動は
私が静玲華さんより上と夫にアピールするのには
芸能界に行くしかないと思っていたのと
同じ考えだと思います。
私が芸能界に行くのを止めたとラインで
報告した時は夫のことを諦めたのと聞かれて
学校も違うし中等部を卒業してから
会っていない此の状態を考えた末に片思いは
止めたことを告げると同時に両親が芸能界に
入ることに反対しているので諦めたと告げた
芸能界に二宮さんは新人グラビアアイドルで
初の雑誌の表紙に選ばれたので松本君の御父さんに
写真を撮られるために松本君のタワーマンションの
スタジオに私は美幸たちと共に警察のポスター用の
写真を撮るためにスタジオに入った時に
「カメラの先を見てくれないかなぁ……
彼氏、セックスした子とか
見てもらっている感じで……
松本君の御父さんが面積の少ないビキニを
着ている二宮さんの笑顔などが不自然で
今回は雑誌の表紙に採用されたけど
別の雑誌などの表紙に採用は此のままでは
難しいし此処で終わるのは嫌だろうと
セクハラまがいの言葉で言うのを聞いて
「おはようございます」
松本君の御父さんと話をしたいと思って
声を掛けると、
「希咲ちゃん、おはよう、
スタイリストが用意しているから……
松本君の御父さんが私に挨拶をして
今日の撮影に使う衣装の準備が出来ているからと
言うので頷いた後に
「彼女は?」
知っていて聞くと、
「新人の子だよ、雑誌の編集者の目に止まって
初の雑誌の表紙を飾るから、俺の所に……
松本君の御父さんが答えながら私によって
小声で
「明美ちゃんの御母さんの出版社のゴリ押しで!
早くアノ子を芸能界から引退させてほしいって!!」
「なぜです?」
「俺の息子より上になれるって
あの子の事務所も期待しているが
はっきり言うと無理だろう……
「そうですね」
「行くにはヤバイこともさせないと」
「はぁ……
「諦めさせるためにさぁ……
私たちが喋っていると二宮さんのマネージャーが
「次の時間もありますから……
雑誌のインタビューがあるので早くしてくださいと
苦言を言うのを聞いて
「此のまま撮っても良い画は出来ないから
希咲ちゃん、彼女に俺の意図が分かるように
変わってくれない」
松本君の御父さんが二宮さんの代わりに
水着になって撮らせてほしいと私に言うので
「何で! 希咲に!!」
二宮さんが驚いていると二宮さんの
マネージャーも驚いていて、
「俺の事務所に入ってもらって
モデルや俳優をしている。
俺の娘の龍美には劣るが
君よりは何倍も良いので
希咲ちゃんを見て勉強しろ!!」
松本君の御父さんが夫と共に
私が松本君の御父さんの芸能事務所に入って
服の紹介モデル、ドラマなどのスタントマン
などで活動している先輩なので参考にしなさいと
言うので、
「何時から?」
二宮さんのマネージャーが慌てて松本君の
御父さんに私の芸能界での活動期間を聞くので
「今年の4月だから4か月だな」
答えると、
「青空と……レッスンは、ポージングは!!」
二宮さんが入った芸能事務所の時期と同じ時期に
松本君の御父さんの芸能事務所に私が入ったことに
驚きながらモデルとしての基礎は習ったのかと
二宮さんのマネージャーが私に聞くので
「してませんよ」
答えると、松本君の御父さんが
二宮さんの替わりに素人レベルの私で
写真を撮るのと
二宮さんのマネージャーが呆れながら
「貴方の娘さんを御願いしますわ」
松本君の御父さんに告げると
「今日はアメリカで撮影でいないから
まぁ、騙されたと思って……
アメリカで松本君たちをマネジメントとしている
トーマス・ルーク・ウイリアムズが前に所属していた
出版社の依頼の撮影会に松本君、与田君、クチナさん、
キューイルさん、キューイルさんの兄妹などが
参加しているので今は日本にはいないと告げてから
二宮さんのマネージャーに私のモデルとしての
仕事を見てと松本君の御父さん言うと、
「参考にはならないと思いますが……
二宮さんのマネージャーは
時間も無いので渋々と従うと呟く間に
私は隠す場所が少ないボトムを見ながら
やりたくないと思っていると、
スタジオの出入り口から誰かに向かって
おはようございますの声がするので
振り向くと夫がジーンズに半そでのシャツの上に
薄手の七部袖のジャケットを着た姿で私に気が付いて
「警察の制服は?」
私服のままの私に聞いて来るので
「水着で撮影しないかって?」
「エッ、警察のポスターって
エロ系になったの?」
私が夫に言うと、夫は水着の上に
警察の上着を着た姿でポスター用の
撮影するのかと言い出すので私が夫に
耳打ちするように小声で言うと、
「二宮かぁ……フォロワー集めで
松本さんに撮ってもらうの?
お金あるなぁ」
夫が水着姿の二宮さんを見ながら
動画サイトなどのプロフィール写真用に
際どい格好を撮ることによってフォロワーを
増やしたいのかと雑誌の表紙の撮影と知っていて
ワザと言う夫の言葉に遠くで座っている美幸、美咲が
笑っていて周りのスタッフも笑っているので
「雑誌の表紙の撮影です! 貴方は!!?」
二宮さんのマネージャーが怒って
夫に言うので、
「この事務所のモデル兼俳優です。
村上裕二と言います」
二宮さんのマネージャーに夫が挨拶をすると
「何時から?」
「希咲と同じですよ、さっきまでは
雑誌のインタビューを受けてましたけど」
二宮さんのマネージャーが私と同じ質問を
夫にすると私と同じ時期に松本君の御父さんの
芸能事務所に入ったこと、私とズレてスタジオに
入って来たのは神界の太陽界、冥界、美楽界にある
雑誌のインタビューを受けていたことを告げると、
「時間が無いので……
二宮さんのマネージャーは素人と
話をしていても時間の無駄と感じて
松本君の御父さんに告げると同時に
夫が今日の夜は其れを着てやろうなと言うので
恥ずかしいけど我慢するかと思って着替えを
其の場でし出すと、「「 此処で? 」」
二宮さん、二宮さんのマネージャーが更衣室で
着替えないのと言い出すので
「普通だろ、関係者しかいないんだから」
夫が時間もないしスタジオに居るのは
関係者しかいないので問題ないだろうと
告げてるのを遮って
「紐を……
トップスの背中に回す紐を夫に結んでと
私が夫に背中を見せて言うと
夫は紐を結んでくれたのを見ていた
ヘヤメイクの方が椅子を用意して
水着に合うように私に施すのが終わると
二宮さんが撮影場所で
私を見て驚いているので
「私の仕事場だから……
撮影場所から出て行ってと私が言うと
夫の横にガウンを着て並ぶと同時に
松本君の御父さんは私にカメラを向けて
撮影に入っていた。
「モデルしないと……
二宮さんが夫に私はモデルをしないと
言っていたことを言うと、
「AKF知ってるだろ。そこの
広報の一環でしてるだけ」
モデルの仕事はAKFに入社している関係で
しているだけと夫が言うと、
「此処の事務所の……
「松本さんの事務所はAKFの子会社だから」
二宮さんは先ほどの説明の時は松本君の御父さんの
芸能事務所に入ったと言ったのにと言うので
夫が説明すると、
「雑誌などには出てないよね」
二宮さんが私が少年誌などに
出ていないので何処でと夫に聞くと
「日本料理店の着物のカタログなどに
出てるよ」
会社関係の制服のカタログ、新作の服のカタログ、
ファッション誌などに出ていると答えると、
「ジャンルが違うんだ」
二宮さんは私のポーズなどを見ながら
自分より上のレベルに私が居るけど
違う場所だからと悔しそうに
言い訳を夫に言うと、
「モデルは何処のジャンルが
よく見てもらってる?」
モデルが多くの方に見られるところは
何処と二宮さんに夫が聞くので
「少年誌、青年誌、女性誌でしょ……
週刊誌、月刊誌と言うと、
「カタログ、お店の制服選びに制服のカタログは
必要だろ。新聞の折り込み広告。
老若男女が見やすい所から
認知させていくのが松本さんの
戦略だな」
二宮さんが普段いかない作業着などを
扱っている御店にあるカタログのモデルが
多くの方に見られるので松本君の御父さんは
積極的に所属のモデルを投入している。
今はインターネットの御店のカタログにも
力を入れていると夫が二宮さんに語ると、
「グラビアで……
「グラビアアイドルだけで
何十人もいて其処から生き残るのは
数名だろ」
グラビアアイドルが活躍する場で人気が出ないと
大富豪にも玉の輿にも在りつけないわと
二宮さんが言おうとすると夫が新人が毎年入ってくる
世界で競争も激しいので何年も続けられないと
言うと、
「それから俳優とか……
グラビアアイドルに陰りが見えたら
卒業して俳優をすればいいのと
二宮さんが告げると
「俳優だって劇団に入ってる人と
競うだろう。グラビアで落ちて
演技も負ける奴が
使ってもらえるか……
トップのグラビアアイドルなら落ち目でも
最初は使って貰えるだろうが次第に居場所がなくなって
芸能界を引退することになると夫が二宮さんに
告げると
「それは……
二宮さんも今は新人で芸能事務所も
バックアップはしてくれているが
結果が出なければ芸能界を引退しないと
いけないのは分かるけど芸能界に入って
4か月でレッスン、筋トレ、エステなどを
している間もマネージャーと共に売り込みで
ようやく今回の雑誌の表紙に採用されたのに
松本君の御父さんの要求に答えられない為に
私に変更されて松本君の御父さんに撮られている
私を見ながら松本君を超えるより私を越えないと
無理じゃないのと思いながら呟くと、
「生き残るには力のある者に
媚びるしかないのさ」
少し売れただけの人が芸能界で
生き残るには最後の手段で力のある者の
要求に体を使って答えるしかないと
夫が二宮さんに其処までして芸能界に
居続けたいかと聞くと、
「村上君は?」
青井学院の放課後には何時も
静玲華さんが居る図書館にいて
レッスンなど受けていない夫に
二宮さんが貴方は如何なのと聞くと、
「モデルはAKFに依頼が来ればするだけで
進次郎の補佐が仕事だから」
モデルはAKFの社員として受けるだけで
二宮さんも知っているソリュート王国で
静玲華さんの補佐がメインと夫が言っている間に
お疲れ様と言われて撮影が終わった
私の方に顔を向けて私を睨みながら
「希咲は?」
二宮さんが夫に聞くと、
「俺の恋人がメインです」
AKFの仕事で受けているモデルの回答が
来ると思ったら惚気が来るので
「何よそれ……
二宮さんは私、美幸、美咲の3人と
結婚をしているのも知っているので
恋人ではないでしょうと笑っていると、
「フッ、グラビアアイドル止めて
太田の恋人になれよ」
夫は図書館や学院が休みの時は太田君と
一緒に居る事が多い二宮さんを見ているので
松本君を超えると言われて芸能界に入っても
芸能界で生きていくのは難しいと思って
前から言っていることを二宮さんに告げると、
「好きじゃないわ」
太田君のことは恋愛対象じゃないと
二宮さんが言うので
「良い奴だろ」
夫から見ても私から見ても成績もよく
就職は何処でも採用される逸材で
更に気遣いも出来る優良物件なので
普通なら恋愛対象だろうと夫が言うと、
「上から目線で嫌なの」
嫌な理由を二宮さんが言うので
太田君の何時もの行いを思い浮かべて
二宮さん的には思うのかと夫は思いつつ
「好きな奴は居ないの?」
中等部から高等部と進学する間に
告白されたこともある二宮さんに
太田君以外で仲が良い人を思い浮かべても
居ないので夫が聞くと、
「好きになった人には相手が居たわ」
二宮さんは片思いの人が居たけど
片思いの人には恋人が居たと言うので
「そうか、まだやるの?」
片思いの人を忘れるために芸能界に入ったのかと
思いながらグラビアアイドルの世界では
二宮さんは美人の方に入るが松本君、キューイルさん
ナーナナさん、総騎士団長の妻の1人の
由美さんのような輝きが無いので
芸能界で生き残るのは難しいと感じていたことを
夫が聞くと、
「一夫多妻制だったわね」
二宮さんが松本君の御父さんが求めていた
顔を夫に向けて変なことを言うので、
「そうゆう国もあるね」
一夫多妻制を容認している国もあるし
異世界だと殆どがそうかと思いながら
他人事のように夫が呟くと、
「グラビアを止めてメインを恋人にするわ」
美幸、美咲が私の撮影の途中から
二宮さんと夫の会話で二宮さんのマネージャーが
騒ごうとしていたのでマジックボールで眠らせてから
敷き布団に寝かせているのをガウンを着て
驚いている私を見ながら夫は二宮さんの話を聞いて
「相手いるの?」
二宮さんに好きな人は居るのかと太田君以外で
尋ねると、二宮さんは夫を見ながら頬を染めている姿に
私、警察の制服を着ている美幸、美咲は
二宮さんは太田君じゃなく夫が好きだったのと
驚いていると、
「友人が好きな相手が好きだったから
友人の為に手を引いたけど……
二宮さんは自分の胸を夫の左腕に
押し付けて上目遣いで話すので
夫も二宮さんが先程の会話で太田君を
恋愛対象ではないと聞いていても
二宮さんは太田君を良く見ていたし、何処行くにも
太田君の横を歩いていたし、太田君がスマホで
二宮さんを撮る時は笑顔を見せていただろうと
驚きながら
「そう、暫く考えさせてくれる」
今さら妻が3人が4人になっても
自分を好きな女性なら昔と違って受け入れる
気持ちに変わっているので二宮さんを
妻にするのは良いが太田君の事を考えると
直ぐに返事は出来ないと二宮さんに夫が告げると、
「いい返事を待ってるわ」
二宮さんは夫から離れて
妻にさせてくれるまで待っていると言って
松本君の御父さんの方に向かった。
二宮さんは所属していたミントを退社して
松本君の御父さんの事務所の所属となった。
ミント側は此れから売り出していく予定の
期待の新人を横取りされた格好なので
二宮さんに賠償を求めた。
ミント側は契約期間満了の前なので
高額の賠償金を提示したが明美さまが簡単に
自腹で払った為にミント側は賠償金を貰って
はい終わりと引き下がらずに色々と難癖を
つけて来たので最終手段で黙らせた。
会計上はAKFが支払ったことになり
二宮さんは借金返済の為に松本君の御父さんの
事務所で働くことになった。
グラビアアイドルから夫の4人目の妻に
変わってAKFの企画部に私たちと共に
務めることになりました。
企画部は総騎士団長の妻の1人の
キアリーさんなど優秀な方が多いので
夫以外の私たちは居るだけの状態なので
冒険者ギルドの依頼のように人材派遣部に
張り出された依頼を受けたりしています。
部長は静玲華さん、夫は部長補佐です。
夏休みも終わりが見えて来たアスファルトからの
熱気もある残暑が厳しい午後に俺は太田に話す為に
太田と共に渋谷駅近くに昔からある喫茶店【キャッチ】に
入店すると店員に席を案内されて向かい合いながら
テーブル椅子に座ると店員が水が入ったコップと
オシボリを持って来てテーブルの上に置いた後に
注文を聞くので、
「アイスコーヒーを」
太田が店員に注文し
「キンキンに冷えたビールで」
俺も注文すると太田は未成年だろうと
声を出そうとすると店員は畏まりましたと
言って厨房に向かったので
「村上……
水を飲んでいる俺の周りの席には女性客が
いるので高校生の俺が酒を飲むのは
通報されるし御店にも迷惑が掛かるから
注文を変えろという圧力で言うので、
「周りは俺を見て未成年とは思わないだろう」
剣を振って体を鍛えているし美幸たちとの
生活で男としての貫禄も付いているので
未成年とは見えないよと言うと、
「しかし……
太田が苦言を言うので仕方なく
スマートフォンの画面にAKFの社員証を
表示させて太田に見せると
其処には此の者は20歳を超えているので
酒などの注文が出来ると警察庁長官のハンコが
押された文面が書かれていて
「どうして……」
太田が俺に理由を聞くので
「ソリュート王国では成人は15歳で
俺は入団してるから特別に許可を得ている。
此処は常連だから見せずに
注文している」
俺が答えると、
「木村たちは?」
「仮メンバーは無理だよ」
太田は同じクラスの木村たちも俺のように
酒が飲めるのかと聞くので冒険者パーティー
アポロの仮メンバーなので俺のように出来ないと
告げると、
「俺を呼んだ理由は? ラインで良いだろう」
太田は青空が遊びに出て来る時は
多摩市から出て来るが其れ以外は家に居る事が多いので
青空は来ないが会って話したいと言って
無理やり来てもらっている。
青空は厨房の近くの席に母さん達といるが
太田に青空との関係を伝えた後に此の席に
来てもらう予定である。
「青空の件で……
店員が注文の飲み物を運んで来て
テーブルに置いて行くので太田に話すのを
中断していると
「二宮の? 名前呼び?」
俺が二宮を名前で呼んでいるので
疑問に思って太田が俺に聞くので、
ビールを一口飲んでから
「最近、二宮とは?」
名前呼びは早いと思って名字の方に訂正して
太田に青空と進展があるのかと聞くと
「大空から聞いてないか?」
「希咲からは聞いてないな」
「昼は御前が居る図書館、放課後も
図書館、二宮はレッスンがあると言って
直ぐに下校して……
太田が希咲から青空のことを聞いていないかと
聞くので妻にする以前の青空のことを希咲からは
聞いていないので知らないと俺が告げると
太田が希咲の毎日の行動と青空の毎日の行動を
言うので、
「グラビアアイドルするって……
「来月にデビューするとは聞いた。
詳しいことは聞いてない……
青空が4月の時にグラビアアイドルをすることを
言っていたので確認するように太田に聞くと、
来月に明美さまの母さんが副社長をしている
出版社から最初で最後のミントでの仕事で少年誌の
表紙を飾ること以外は聞いていないと言うので、
「太田はどうするの?」
「どうするって……
「好きなんだろ?」
太田は青空が好きなのでデビューすれば
学院を休むことが多くなり関係性が
今以上に無くなるので青空に対して
行動を起こさないのかと聞くと、
「諦めた! 住む世界が違うし
お前が良く言っていた
親の脛で生きてるうちは
恋愛は無しだ」
青空は好きだが一般人と芸能人では
住む世界が違うので俺が前から言っていた
恋愛は大学を出てからと太田が言うので、
「太田ならユーチューバーや商品デビューで
稼げるだろう」
動画サイトなどで政治ネタ、小説ネタ、ドラマのネタ、
ゲーム実況などでセント・ギア【クチナ】のように
デビューして稼げるだろうと告げるが
「勉強する時間が無いから無理だ」
放課後の美術部が終われば
家に帰って予習、復習をするので
俺が言ったことは出来ないと言い出すので、
「頭良いんだから勉強することないだろう」
全国模試で上位に居る太田なら
動画サイトをメインにしても
大丈夫だろうと俺が言うと、
「就職先が決まってる御前が言うな」
「俺のことは良いだろう。東大なら
簡単だろ?」
太田が進次郎のコネでAKFに高校生ながら
俺が入社しているので俺の方が勉強しなくても
遊んでいても気楽だから言えるんだと言うので
太田なら東京大学の度の学部も今のままでも
入れるだろうと俺が言うと、
「アメリカの大学に行きたいの」
「どうして?」
アメリカの大学に行くと言うので
青空が居ないアメリカに行く理由があるのかと
太田に聞くと、
「経営学部に入れば国内外で就職が楽だろう」
「日本に居て、二宮と恋人に……
世界の全ての企業から選ぶ選択が多くなるから
アメリカの大学に行くと太田が言うので日本にも
岩崎の父さんの会社など優良企業は多いし
太田なら御金が掛かるアメリカの大学よりも
日本の大学で優秀な成績を残せば
簡単に優良企業に入れるから青空と
恋人になってイチャイチャしたらと
言うと、
「グラビアとか自分をさらけ出す人と
友達でも嫌だよ」
「恋人にする女性はしてほしくないと……
「そうだね、二宮とは友達は続けるけど
恋愛は無いよ……
グラビアアイドルを友達がするのは
嫌なので青空とは関わりたくないが
青井学院の中等部からの付き合いなので
友達は続けると太田が言うので、
「二宮のこと……
「しつこいなぁ……2学期からは
グラビアの仕事で学院も休むだろう。
学院はグラビアアイドル活動に
難色を示すと思うから
退学になる可能性もあるよ」
友達じゃなく恋愛対象にはならないのと
太田に聞くと青井学院が青井学院の評判を
落とす可能性があるグラビアアイドルを続けていく
青空を退学させる可能が高いので太田は高校卒業できない
青空とは付き合えないと言うので
「希咲から聞いてないけど……
青井学院で芸能活動をしている方は居るので
グラビアアイドルだからと言って退学までの
話になるのかと希咲からも聞いていないので
厨房の近くに居る希咲の方をチラッと見ていると
念話で芸能活動を本格的に行えば自主退学を
決めていたので希咲も私も貴方に言わなかったと
青空が答えるのを聞きつつ
「ロングホームルームで二宮の芸能活動について
議論したんだ」
「むごいことするなぁ……
太田が青空の芸能活動についてクラスで
話し合ったことを聞いて公開処刑のようで
虐めかと思いながら呟くと、
「水着姿は良いけど……連想させるのが
発覚したらアウトで、
学院には休まずに出席することが
決められたんだ」
太田は際どい姿はNGで少年誌での水着姿は
許容範囲でOKだが青井学院を休むことは
許されないことが決まったと言うので、
「スカウトされやすいから……
青井学院は渋谷にあるので芸能事務所の
スカウトに学院帰りに会う可能性も高いし
アイドルに憧れて芸能事務所の募集に応募する人も
多いので青空の件を出して青井学院の方向性を
示したいのだろうなと俺が呟くと
「親に相談と担任の上山に相談すること」
太田が付け加えるように言うのを聞いて
親だけだと芸能界で活躍すれば億ションだぁ!
会社を辞めてとか成功した時の事しか考えられない
状態になる可能性が高いので青井学院の教員に
相談しないといけないことは良いことだと思いながら
「そうか……二宮とは?」
「しつこいなぁ……
青空の事を言うと
太田は青空とは恋愛感情は無いと
何度も言わせるなと嫌な顔で言うので、
「二宮をグラビアから女の子に戻せるのは
お前しかいないんだぞ!!」
青空に芸能界を止めろと言えるのは
青空が好きな御前しかいないと熱を込めて
太田に俺が言うと、
「戻せるなら、村上だろ」
「俺?」
太田が芸能界引退を青空にさせられるのは
俺しかいないと言うので松本さんのスタジオで
青空と会った時に告白されたことを言う前に
言われたので驚いていると、
「あぁ、進次郎ばかり追いかけていた
お前が何時の間にか大空を
含めて3人も婚約して……
「進次郎を手に入れるには必要だからな」
俺が美幸、美咲、希咲と結婚していることを
言い出す太田に青空の話はと思いながら
進次郎を落すには3人の協力は必要なので
結婚していると言うと、
「俺はスマホで二宮や大空を撮っていると
2人の目線の先に……
「俺か……
太田が祭りや教室で青空を撮っている時に
青空がカメラに目線を向けずに俺の方を見ていたと
言うので希咲が俺を好きになった時に
青空も好きになっていたので其の時から
何時も俺を見ていたのは気が付かなかったと
思いながら呟くと、
「芸能界に入ったのも進次郎の美しさより
自分の方が上と御前に認めさせるために
入ったと思うよ」
「太田は知っていたわけか」
「あぁ、告白もしなかった。最初から
振られていたし、二宮に告白している
奴に御前が居るから諦めろと
見ていたよ」
「そうか……
希咲、青空は進次郎から俺を向けさせるために
芸能界に入ろうとしていたことは聞いていたことを
太田が推測ながら言い当てるので感心していると
青空に太田が告白しなかった理由も告げるので
頷いた後にビールを飲んでいると、
「ソリュート王国じゃ一夫多妻制なんだろ」
「あぁ……
「二宮が告白してきたら受け入れてほしいね」
「……分かった」
太田がソリュート王国、神界では一夫多妻制、
一妻多夫制が認められているので
青空から告白があったら受け入れてほしいと言うので
もうすでに青空と結婚しているので太田の口から
言われて躊躇していると
「告白されたのか?」
「なぜ……
「余りにもしつこいから……
太田が告白されたのかと聞いて来るので
疑問に思って返すと、俺が余りに青空を太田に
くっ付けようとしたことで太田は青空が好きだと
太田が言えば実は青空と結婚したことを
俺が言う予定だったことを感じていたと告げるので、
「フッ、話さないといけないと思ったから」
太田が青空を好きだったので会って話したかったと
俺が言うと
「恋人がグラビアって?」
青空がグラビアアイドルをすることは良いのかと
アイスコーヒーを少しストローを使って飲んでから
俺に聞いて来るので、
「俺は気にしないな」
俺自身がモデルをしているので
青空、美幸、美咲、希咲が依頼でしたいと
言えば反対する理由が無いので許可をすると言うと、
「お前に見せない笑顔など見せるんだぞ」
カメラに向かって俺の知らない顔をするんだぞと
太田が脅すので
「ターン変わったか?」
俺が攻めていたのが防御に変わったのかと
太田に聞くと、
「失恋に付き合え!!」
青空に告白する前から俺と青空が結婚していたので
ゲームセンターやカラオケなどで失恋の痛げを
和らげたいと太田が言うけど此の後は
青空たちと見る映画の予約があるので
困ったなぁと思いながら
「青空たちと一緒なら付き合うよ」
青空に失恋しても学院では会うので
今あっても同じかと考えて
太田も一緒に行くかと尋ねると、
「名前、呼びしてるのか」
「あぁ……で、失恋パーティー開くけど」
太田が青空と呼んでいるのかと聞くので
頷きながら太田の慰め会を開くと言うと、
「要らん御世話だ! 帰る!!」
「図書館で……
青空と一緒に太田の慰め会をするのは
嫌だと分かっていたことを太田が言って
帰宅すると言うので青井学院の図書館で
2学期から会いましょうと告げると、
太田は椅子から立ち上がって喫茶店から
去って行ったのを窓から眺めていると
美咲たちが来たのかと振り返ると、
「あの、水曜日のドラマでバイクで
犯人を捕まえるのを手伝った人ですよね」
髪を染めてブラウスの胸元を開けて豊満な胸を
見せている女の子は同じ年くらいだから
高校生が自分のスマホで流れている
ドラマの解説動画を見せながら
俺に聞いて来るので
「下手な演技見せて……
総騎士団長、陛下、三浦さんに比べれば
演技が下手な俺が関わったドラマの解説動画を
見ながら俺が言うと、女の子は俺が座っている
椅子の横にある椅子に座って
俺の左腕に胸を押し付けながら
「ドラマは見てないけど、出演者チェックしてるの」
甘い声で俺に語るドラマのワンシーンは
バイクで車を運転している容疑差を追っていた
刑事が交差点で転倒したので容疑者をって言われて
俺は倒れたバイクを回転させながら起こして
其のままの勢いで容疑者を追いかけるというシーンは
一発どりで終わったんだけど、最近のドラマだと
無いアクションで通りすがりの俺にバイクで追えって
言うのはドラマとして可笑しんだけどドラマの監督が
どうしてもやりたいと言って撮ったシーンでした。
本当はバイクは転倒せずに容疑者を追いかける
刑事に容疑者が焦ってハンドル操作を誤って
ガードレールに激突して捕まるんだけど……
バイクを起こした場面をスチール撮影されて
番組の先行カットで使われたのを解説動画で
使われていたのでスマートフォンと俺を交互に
女の子が太田と話していた時から見ていた
理由は分かったけど
「何のよう」
女の子が俺に寄り添う理由を聞くと、
「今日さぁ、遊ばない?」
今から遊びに行かないかと言い出すので
「恋人と会うから無理」
一緒に遊びに行けない理由を答えると、
「私みたいな美人が君を気に入るわけだし……
男を虜にするような甘い匂いを体から
発しながら恋人がいるのは当然ねと
体を更に寄せて言うので、
美幸たちを見ると店員、オーナーが共に
此方を見ているので早く助けろと念話で
話すと私たち以外の女の子に迫られてどうなのと
美咲たちが聞いて来るので
「もうすぐ来るから」
希咲、美幸、美咲、青空の4人以外は
興味ないし触られるのも嫌だから助けてと
念話で希咲たちに御願いしていると
「芸能人って、恋人って不味くない?
遊びで寝たほうが良いと思うけど」
女の子が誘惑してくるので改めて外見を見ると
化粧をして肩だしのブラウスに見せブラ、ミニスカートに
ストラップ付のサンダルを履いているので
大人びた感じで大学生と言われたら
ホテル行きだなぁと思うけど
君たちより相当劣るから
僕は落ちませんと念話で青空たちに弁解しつつ
「芸能人じゃないし、芸能活動する気は無いよ」
「アイドルとか寝たけどさぁ、
君みたら電気が走ったの初めて……
俺が芸能人じゃないと言うのを無視して
女の子が経歴を言うので其れを聞いて
女の子がネットにバラしたら終わる芸能人は
多そうだなと思いながら
「周りも見てるし、俺は君とは遊ばないし
未成年だろ、警察に通報する人もいるぞ」
周りで俺たちの遣り取りを見ている人が
警察に通報したら女の子たちは補導されると
脅すと、
「この御店に来る人って私のような人が
多いから……
女の子が此の喫茶店は芸能界の人が相談や
休憩したり、芸能事務所のスカウトが芸能界で
使えそうな子をスカウトする場所になっているので
警察に通報して芸能人が来る場所を無くす行為は
しないと言うので、
「紙にアドレスを書いて渡すのが普通でしょ!!」
俺も此処には明美さまの眷属になってから
美幸、美咲が居ない時に訪れると
俺を気に入った女の子や女性が紙を渡すので
見るとアドレスが書いてある経験を言うと、
「うん、渡す気だったけど、体が……
女の子が頬を染めて俺に密着する
理由を言うので、女の子の顔を見ると
発情しているので女の子の友人の方を見ると
「お兄さん! ホテルで!!」
女の子の友人が後押しするので
「恋人が来るから、家に帰れ!!」
俺は頑固として女の子に断ると
「4人でしようよ」
恋人を入れてホテルでと
女の子の友人が言い出すので、
「しない! 映画を見て食事にするから
其れで我慢しろ!!」
埒があかないので美幸たちと
一緒に此れからの予定で連れて行くと
言うと、
「良いよ、友人も?」
「1人だな、あぁ良いよ」
女の子は受け入れたが一緒に来ていた
少しポッチャリな女の子も一緒に
良いかと聞くので良いと言うと、
俺が座っている向い側の椅子に女の子と
少しポッチャリな女の子が座って
「私と恋人、どう?」
名前も聞く気もなかったので聞かないで
黙っていると女の子が聞いて来るので
「私たちの恋人は薄い化粧が好みなの」
足のラインを見せるような
パンツにカップ付きのキャミソールの上に
カーディガンを着た美咲が此方に来て
女の子に言うので、
「ボーイッシュなんだ、私たち……
女の子が美咲のスタイルを見て言った後に
横や後ろに美幸、希咲、青空とメイド服を着た
母さんを見て言葉が出せなくなっていると
「5人目にしない?」
母さんが俺に言うのと同時に
「あ、あの……5人も?」
少しポッチャリな女の子が
俺に恐る恐る聞いて来るので
「5人共、俺の恋人さ」
「私たちと一緒に行くの?」
俺が母さんを含めて言った後に
ノースリーブのワンピースの上に半そでの
ロングシャツを着た青空が女の子たちに
聞いて来るので
「行きません!」
5人と並んで歩くと自分が惨めと感じた
女の子は俺たちと行くのを拒んだので
「時間も無いから、遊ぶのは良いけど
親には迷惑かけるなよ」
俺は椅子から立ち上がりレシートが入った
レシート入れからレシートを取るついでに
女の子たちのレシートがテーブルの上に
置いてあったので手に持ってレジへと向かうと
喫茶店の扉が開くと青空の元マネージャーと
出会ったので軽く俺たちは会釈して会計を終えると
喫茶店から映画館へと向かった。
2学期が始まり境成学園高等学校の1-Bの生徒が
異世界に召喚されるイベントが発生した。




