16 進次郎を得る為に……キャラクター紹介と設定
9 暇だと雑談だな……キャラクター設定と紹介
からの続き。
ソラスの世界に境成学園高等学校の
校舎の屋上の扉の前で生徒2人が行為をしていたら
異世界のミューブル王国に召喚されてしまった。
そして、ミューブル王国の港町の門兵に
殺されるのを回避する為に
つかさと竜巳が理事長の命令で代わりに召喚された。
つかさは最初は理事長に学園の評価が下がっても
生徒2人が神隠しなどでいなくなったで良いんじゃないかと
報酬もないので断っていたら留年と明美に言って
冒険者家業での報酬無しと給料も500年無しと
沙良の世界に行くのを禁止すると理事長が言い出したので
つかさは明美が理事長に世話になっているので
上記のことを聞くだろうと肩を落として
渋々したがった。
竜巳は闇魔法を使う関係でレベルが
つかさ達のように簡単に上がらないので
召喚先でレベルが少しでも上がれば良いと
思って承諾している。
ゴールデンウィーク明けに高等学校側の校舎の
屋上へ行く途中の階段の踊り場で行為をしている
生徒2人を見ながら竜巳たちは行為をしている場所から
生徒2人を排除するには声を掛けるしかないと思ったが
つかさは今後の為に時間もあるから見ようかと
つかさを追っかけてきた美里にも聞いていると、
「何をやっている!!」
伊藤先生ことツヴァイがゲートを使って現れて
行為をしている生徒2人に言うので
つかさは此処でツヴァイが神界の関係者で
あるのを知ったがツヴァイの授業の時に
明美が恋人とか言って懐いているのは
数年後に明美好みのオジサンになるからだと
思っていたのは変わらないでいたが
明美がツヴァイに懐いていた理由が
沙良が生きている世界の関係者とは
思っていなかった。
つかさの担任の酒樽ことナルエの父親の
前世がソラスの世界の魔王とは明美から
聞かせれていなかったが1年生の3学期から
つかさのみに宿題や個別の問題を出したり
雑用を押し付けたりする傍らナルエが
言い寄って来ても振れと言っていたし
学園の3大美女教師から酒樽が求婚されて
いるので外見より中身で酒樽を好きなのは良いが
3人となると酒樽と3大美女の関係に秘密があるのかと
つかさは思っていたが酒樽たちに肝心なことは
はぐらかされて秘密を知ることはなかった。
つかさは理事長からの依頼を聞いた後に
明美が自分と竜巳を推薦したのかと聞いたら
ソラスの世界の召喚は魔王を倒した後に
元の世界に戻れるが年齢は過ごした年齢のままなのを
回避するには偽の結婚式を挙げないといけないので
つかさは神界、学園でも人気で偽の結婚式でも
挙げれば噂が広まって人気が無くなるから
良いでしょうと思ってと明美が言うので
つかさは沙良だけを追いかけたいので
納得した。
竜巳の方は偽の結婚式でも好きな人と
挙げたいクラスメイトの女子に拒否されると
思われたので選ばれた。
つかさと竜巳はモデルの仕事で結婚式の
パンフレットの為に紋付き袴や白無垢などで
行っているので問題ないかと明美は
思って推薦したと聞いた竜巳は
偽の結婚式で竜巳の父親がカメラマンを務めるので
最初で最後のモデルとしての竜巳の写真集の為に
偽の結婚式のウエディングドレス姿の竜巳を
写真集に採用すると思うので承諾した。
竜巳は生まれた時から母親の旅館の
モデルとして女の子として撮られていた。
そして、自分が女の子じゃなく男の子と
分かってからも小等部では
女の子として過ごしていた。
竜巳の両親は竜巳が男の子と分からないように
理事長から色々なアイテムを貰っていた。
竜巳が明美の眷属になった時に
クラスメイトにはカミングアウトしたが
クラスメイトの女の子からはモデルとして
雑誌にも載っているので秘密にしようと
言って他のクラスにはバレなかった。
秘密にしたのは雑誌などで竜巳を
下を伸ばして見ている親父たちを馬鹿な目で
見て優越感にしたりたいのと、竜巳は男なのに
女である自分たちより女の子なので
負けた気がするので……
美咲も子役をしていることを
其の時に告げている。
明美も男装して学園に来ていることを
告げていた。
体育の時は更衣室で男子と女子と別れて
着替えるが明美が更衣室で着替えるのが面倒と言って
教室で着替えだして美咲たちが戸惑っていると、
明美が冒険者稼業などで男女別に分かれていたら
襲撃された時に対応が出来ないとか言い出すので
つかさは沙良を守るためには慣れも必要かと
考えて明美の言葉で教室で着替えるようになり
他のクラスメイトも違う世界に入ったので
明美の言葉に従った。
中等部に上がってからの明美たちのクラスの
体育の時は2クラス合同ではなく単独での
授業となっている。
着替えも教室で最初は美里たち中等部から
入った者たちは戸惑った。
体育の授業は理事長のせいで取っていない
保健体育の免許を習得していることになった
ツヴァイが担当である。
ツヴァイは明美からの紹介で
此の学園の教員になっているので
明美のクラスを受け持つのが最適であったため。
本当は明美のクラスの担任になる予定であったが
つかさ等に感づかれると此の時点では不味いので
酒樽が担任になり副担任は異例の3人が付いた。
副担任の3人は酒樽の前世の魔王の后たちである。
副担任は教師枠で学園の3大美女と言われている。
総合でも明美、竜巳、美咲、美里と共に
トップ10に入っている。
中等部からは制服になるので竜巳は
男の子なのでスカートではなくパンツの
スラックスで登校したのでモデルを
していることを雑誌などで知っている
女子からは日焼け対策と思われていた。
竜巳のことを知らない男子からは
男の娘と思われたり、竜巳を女の子と思っていた
男子からは女の子じゃなく男の子と分かって
初恋が終わったと嘆く者もいた。
つかさが入学式で冥王と戦って
異世界などを知ることになった入学生たちは
竜巳の事を含めて世間に言わない方が
良いと思ったので竜巳が男の子であることも
隠された。入学式に来た親たちも
夢と思って現実逃避をしていた。
ツヴァイによって行為をしていた
生徒2人は其の場からツヴァイと共に
離れて行ったので竜巳たちは美里を
巻き込みたくなかったが召喚用の魔法陣が
展開されている中で魔法陣の外に
美里を投げると怪我をすると考えた
つかさ達は上記の事が出来なかったので
美里と共にソラスの世界の
ミューブル王国に召喚された。
「使い物になりません。
レベル1以下で失格ですよ。
3か月も経って……
「天の勇者の例もある」
「剣も直ぐ落とすので
無理でしょう」
冬の準備に入ったウインライム法皇国の
スティケイス宮殿の会議室でミューブル王国に
召喚された勇者を見に行ったエンリーによって
法皇たちに報告を行っていた。
法皇の弟のオートボイ・カーディナル・ライムが
最初は光悦のレベルが上がらなかったが
今ではレベル30になり人族最強の
カーディオン王国の騎士のロックティラと
並んでいるのでミューブル王国の勇者も
数年で上がるだろうと期待して口ひげを
触りながら言うが
エンリーは模擬戦をする為に剣を持ったが
勇者は剣を持った其の場で落したので模擬戦は
行われずに終了したので光悦のようにはならないと
言うと、
「天の勇者は?」
エンリーの上司である
体格のいいブルネット・カーディナル・チャイリートルが
エンリーの横に座っている光悦に聞くので
「見てませんから……
ミューブル王国の勇者を見に行っていないので
返答に困りながら光悦が答えると、
「後の2人は?」
ふくよかな顔の法皇が眉間に皺を寄せて
エンリーに尋ねると
「召喚は3人ですが、1ヶ月も経たずに
アーロックスにやられたそうです」
ミューブル王国の山脈地帯に生息している
ウシ科の頭の2本の角で相手を挟んで遠くに飛ばす相手に
3人の内の2人が殺されたことを
エンリーが言うので、
「魔物の方か?」
法皇護衛騎士団の団長の
ロディア・カーディナル・カーターが
眼光を鋭く聞くので、
「普通の動物です」
エンリーは魔法を使う炎系のファイヤーボールを使う
アーロックスのライト・アーロックスではないと
落胆しながら述べるので、
「ミューブル王国では総騎士団長が変わったが
どうだった?」
法皇はミューブル王国が勇太以上に無能が来たのだなと
召喚の為に命を落したミューブル王国の魔導士を
哀れみながらミューブル王国が新たな総騎士団長を
就かせたのでエンリーに見て来た感想を聞くと、
「あの、胸がデカく……
円卓のテーブルの上で
のの字を人差し指で書きながら
頬を染めながらエンリーが言葉を
言い出したが其れ以上は下を向いているので
「エンリー! どうした?」
「は、はい? 夢夢の最低な
騎士で……お色気…あっ!」
カーター枢機卿が態度が可笑しい
エンリーに聞くとボソボソと言うのに続いて
「あぁあああ!!! 私、
ティーナ閣下に浮気を!!」
椅子から立ち上がり突然いいだすので、
「どうした!!?」
光悦を含んだ12人が驚いてる中で
チャイリートル大司教がエンリーに問うと、
「アキナさまぁあああ!!!
私は貴方を主に!!!」
エンリーの言葉に光悦は椅子からズレ落ちる中で
「エンリーを外に!!」
法皇がカーター枢機卿に言い出すので
エンリーを連れて会議室から出て行ってから
「我が主ソラスさまを裏切る気か?」
「エンリーは若いですから」
「再教育だな、天の勇者は
エンリーを惑わす女をどう思う?」
「さぁ!? 会って見ませんと」
法皇がソラスからミューブル王国の女性に
主を代えることなど在り得ないことに
憤慨するとチャイリートル枢機卿が
ソラスは神であり手の届かない方なので
エンリーが手の届く女性に心を奪われたのでしょうと
法皇に言うと其れではダメと再教育を指示してから
椅子に座り直している光悦に聞くので
見たことも無い女性について言えないと
答えると、
「5月の魔族の大陸でのゲーム以降は
来年の2月の獣族の大陸のゲームまで
行われない間に合同練習を
カーディオン王国で行うので
他の国に遅れないように
騎士団の向上を怠るな!!
以上で会議を終える!!」
法皇が光悦を含む10人に命令をすると
光悦たちは椅子から立ち上がり
「「「 ソラスさまの加護の元に 」」」
天井に顔を上げて叫んだ後に
会議室から退室した。
光悦は自分の部屋に戻ると
「つかさとは?」
相部屋として光悦と共に使用している
仁美が光悦に聞くので、
「来年の5月に……
「今度の……
「合同練習には来ないよ」
光悦が来年のミューブル王国で行われる
人族対魔族のゲームまで北条つかさに
会えないことを言うので、仁美はソラスの世界で
待ち侘びた相手と会えない寂しさから
悲しい声で光悦にカーディオン王国の
合同練習に来るのと聞くと
つかさは来ないと答えるので、
「5月には会えるの?」
仁美はハーフアップした髪から髪飾りを外して
ハーフアップした髪を解きながら光悦がコートを
脱いで椅子の背もたれに無造作に置いてから
クローゼットの方に行ってフード付きのロングコートを
出しているのを見ながら
つかさに絶対に会えるのかと問うので、
「会えるさ! それからは
ミューブルで過ごすことになる」
フード付きのロングコートを着ながら
つかさ以外の事も光悦が言うので、
「5月から?」
「そう、ナルエ、仁美は彼奴の
妻になるから此処には戻ることは無いよ」
仁美がミューブル王国で5月から過ごすことが
本当なのと光悦に聞くと、
つかさの御嫁さんになる仁美、ナルエが
つかさと5月から一緒に過ごすことを
光悦が具体的に告げると
仁美が頬を染めているのでフッと笑ってから
スマートフォンを皮袋から出している
光悦は嫌がらせで
つかさの目の前でナルエを奪うと言い出して
遊ぼうかなと考えながら
「それじゃ、魔王の所に行くので
後はよろしく……
ゲートアプリを始動させた後に
仁美に此処に誰か来たときの対処を
光悦が御願いすると、
「ナルエは?」
仁美が母親のソラスと降臨の間で
会うために沐浴しているのが終わったら
ナルエの護衛に光悦が就かないのかと聞くので、
「法皇がいるし御付きもいる。
ナルエには手を出せないさ」
フッと笑ってから皇太子がナルエに
手を出すことは出来ないと光悦が言うので
「ナルエを好きって言う割に……
「好きさ! ソラスが見ているんだ!
ナルエが危害を受ければ
皇太子は生きていない」
「そうだけど……
仁美はナルエが好きならナルエの傍にいるのが
普通なのにナルエを置いて行く光悦の行為に
不満そうに言うと、神界のソラスの家の管理室から
ナルエを守る為に何時もソラスが見ているから
光悦は大丈夫と言うが、
仁美は好きなら
貴方が守らないといけないでしょうという感じで
光悦に口を尖らして言うのを聞いて
「つかさの為に、ナイトブラして
タレ乳にならないように……
フッと笑ってから魔族の大陸に行ってから
ナルエと仁美には魔王が住むラッタクリーム王国の
ガーランド王宮内で瑠衣の親が経営している
仕立て屋が出向いて下着などを2人の為に
制作された下着を仁美たちは何着も持っているが
仁美は稽古などが終われば胸当て用の皮鎧からの
開放感から寝る時はブラジャーをしないで寝る為に
ソラスが垂れたり離れないように、
更に綺麗な形になるようにと用意した
夜用のブラジャーを使用しなさいと
光悦が言うと、
「うっさい!!!」
光悦に言われる筋合いはないと言って
胸当て用の皮鎧を光悦がゲートを使って
消えた所に仁美が投げた後に
「上で婚約者が要るのよね……
重婚は良いみたいだけど
ナルエのこと……
ソラスから貰った皮袋から
つかさと会った時に美乳を見せたいので
光悦に言われなくてもナイトブラを出しながら
ソラスと出会った神界にある明美御殿の
当主であり光悦の婚約者である明美がいるのに
ナルエを好きだと言っている光悦は
最初は仁美も好きだと言っていたが
ナルエが次期法皇に決まると光悦はナルエに
絞って好きだと言っている。
だけど、今日の態度でもナルエの事を
本気で好きじゃないのは分かるけど
皇太子対策なら魔王の依頼を
止めて就かないといけないのに
「でも、父親から攻めるのが……
つかさ一筋のナルエを攻略するなら
魔王はナルエの父の前世なので
父からナルエを説得させるために
「暗殺してるのよね」
次期魔王候補の息子たちの為に
息子たちを脅かす者を
光悦は影から倒している。
本当にナルエの事が好きだから
魔王の方を優先しているのか
だけど、光悦の態度を見ると言っているだけのように
思えるので
「どっちなの? 3年後に、つかさに会えるとか、
具体的なことは教えてくれない……
部屋の壁の一角に貼ってある紙の扉を開けながら
光悦がナルエを好きか嫌いかハッキリしないし
つかさについても魔王についても具体的なことを
はぐらかして言う光悦に仁美が
色仕掛けをして聞こうとしたが
「つかさとするんだな」
光悦は困んだので仁美は
光悦を男色家で明美御殿の当主は
男性で魔王も男性なので惚れているから
魔王の依頼を率先していると
「何度考えても、此れね」
光悦を観察している結果は
上記の結果に落ちつくので
つかさに会う前に光悦に襲われることは無いと
今日も安心して脱衣所で服を脱いでから
浴室に入って行った。
浴室用の壁紙は法皇たちにはバレていない。
光悦たちの部屋には御付きもいないし夜になれば
誰も来ないので風呂上がりでバスタオルを巻いた
姿だけでうろついていても問題は無い。
ほとんどの者が仁美が水浴び場で体を洗ったと
思っているから……
ナルエの方は御付きもいるので浴室用の壁紙は
貼れないし使用は無理である。
光悦が便所の壁紙を使用しているのを
仁美が偶然しってバレたので光悦は部屋の中に
設置し直したついでに浴室用の壁紙も貼った。
ナルエに対してリードを開きたい仁美は
浴室用などの壁紙のことは話していない。
ソラスもナルエの部屋は司教レベルが住む場所なので
ナルエの部屋の向こう側にトイレがあるし魔導士が定期的に
トイレを除菌魔法などを行う為に清潔であるので
ナルエには言っていない。
風呂についてもソラスに会うために沐浴として
入っているので此方もナルエに言っていない。
召喚されてから光悦が便所の壁紙を貼って
使っていたことはソラスは知っていたが
光悦がバレたらナルエたちに使わすと言って
其れまでは黙っているように光悦に言われていた。
ソラスも経験は必要と思って承諾している。
合同練習の為にカーディオン王国に
集合した各国の勇者隊だったがミューブル王国は
参加をしていない。
夜になると魔石を電源にシャンデリアなどが
ギルべダン宮殿の舞踏会会場を照らしている中で
勇者たちは王族たちと雑談や会食を楽しんでいた。
「よう! 光悦!!」
オレンジジュースを飲みながら王妃たちに
囲まれている光悦に舞姫【ありす】と
共に召喚された森戸浩二が
前髪で隠れた目を見せる為に右手で前髪を払って
言うので、
「王妃と……
カーディオン王国の王妃、第2王女と話をしているのに
普通は話しかける場面じゃないぞと
目を細めて光悦が抗議すると、
「失礼します。合同練習の件で」
「今じゃ……
浩二が王妃たちに光悦に呼びかけた
理由を告げたのを聞いて
後にしろと光悦が言うが
「何の用です? 光悦さまに……
王妃が浩二に聞くと
「編制で負け側に居たくないので」
リ・フレタ王国のパーセントが決めた
合同練習のチーム分けの再考を御願いしたいと
光悦から言ってほしいと浩二が言うので、
「ここで?」
光悦はロングのジャケットのポケットに
手を入れて此処で語る話じゃないだろうと
不満顔で言うと、
「私たちの話は後で、光悦さま、
娘とのデートの件、お願いしますね」
「は、はい……
光悦に第2王女を嫁がせたい王妃と
魔王を倒して帰還すると言う光悦との
遣り取り中だった所に浩二が入って来たので
王妃は光悦に浩二の件を先にしてあげるから
第2王女と付き合いなさいと言うので
浩二のせいでと思いながら光悦が承諾すると、
王妃はフフッと笑って第2王女と共に
第1王子の方に向かったので光悦は
陳列するテーブルの上のトレーの中から
ビーフシチューを選んでレードルを使って
手に持っている皿に移し替えながら
「お前のせいで……
デートの約束をさせられたと
浩二に抗議していると、
「お前の意見を聞きたくって……
「パーセントに!!」
浩二は光悦に編制について自分と一緒で
不満はないのか聞きたいと言うので
光悦は編制について不満があるなら
編制した本人がカーディオン王国の王と
話をしている所に浩二が王妃たちにしたことを
王にも同じことをして
編制した本人である
パーセントと話せばいいだろうと
浩二に言うと、
「ありすの件で」
浩二が本当のことを言うので
光悦は個人的な事かと怒りを込めて
「お前以上のことは知らないし
聞かれても……
浩二に言ってからオレンジジュースが注がれた
コップを置いているテーブルの方に歩こうとしたら
「ありすに、光悦から聞いてほしいんだ」
情けない顔で光悦に浩二が言うので
「何を?」
「俺以外の男を好きになったかを……
「自分で聞けよ!」
「聞いたけど……
浩二に問うと、ありすがミューブル王国から
ミュー・クラッホーン魔導国に帰還してから
浩二と距離を取るのは浩二以外を好きになったからと
ありすに遠回しに聞いたことを浩二が言うので
「で、どうなの?」
光悦が聞くと
「いないって言うけど、セックスさせてくれないんだ」
ありすは浩二以外に好きになった
男はいないと浩二に言った後に
自分の人差し指を自分の唇に当てて
ミューブル王国の方を窓から眺めているので
浩二は一緒に眺めようと
ありすに体を寄せるが嫌そうにして
浩二から離れて行った。
更に、ミューブル王国から帰還した後は
ありすは浩二と行為をしていないと
浩二が言うので、
「させない理由を童貞の俺に聞くな!」
ありすが浩二としなくなった理由を
光悦に問われても2人の問題であり
明美と今は最後までは出来ないからと言って
冷めた関係になることが考えられない
光悦から浩二にアドバイスなど出来ないので
ありすに浩二から聞けと光悦が投げると、
「そうだけど、頼むよ!」
それでも、ありすにさせてくれない理由を
光悦から聞いてほしいと浩二が言うので
「第2王女とデートする時に付き合え!」
浩二に交換条件を言うと頷くので
ビーフシチューを食べた後に窓際に居る
舞姫【ありす】に
「つかさに会えなくて寂しいのか?」
光悦が小声で聞くと、
ありすは驚いて光悦に
「なぜ……
問うと、ありすの隣に光悦が立って
「ワームから助けられたくらいで
つかさに、恋に落ちるの?」
ミューブル王国に向かう途中でミミズの魔物に
襲われた時に薬草を採取していた
つかさに助けられた時のことを言うので、
「シャドウから!!?」
つかさの正体が分かると不味いので
記憶をセーイラによって書き換えらえた
ミュー・クラッホーン魔導国の
舞姫護衛騎士団の中で
何故か、ありすと宮廷魔導士のシャドウは
記憶が書き換えられていなかったので
其のシャドウから聞いたのかと
ありすが光悦に問いただすと、
「セーイラお姉さん、ティーナお姉さんからと
言った方が良いか?」
「胸が大きい……どんな関係なの?」
つかさと共に其の場にいた明美の義理の姉の
名前を光悦を告げると、
ありすはミニスカートのようになった
着物の帯の上の衿の所に両手を持って行って
睨むように光悦に問うと、
「つかさから聞いたと思うが
俺も其方の人間だよ」
つかさから神界や自分の力の強さなど
ありすに語っていたことは自分にも当てはまると
光悦が答えるので、
「明美という主の眷属なの?」
「そうだよ。で、明美は俺の婚約者」
ありすが聞いた中で
つかさの力の源が明美の眷属であるからと
つかさから聞かされて驚いたことに
光悦が更に付け加えて
ありすに言うので
「それで……恋に落ちて悪いの?」
ありすは納得して最初に聞かれたことを
光悦に聞くと、
「良い相手を見つけたと思って……
重婚は、まぁ避けられないけど……
良い相手を見つけたなと光悦が言うと
ありすは頬を染めるが、光悦は零、ナルエたちを
見渡した後に付け加えると、
「構わないわ、此の世界では……
「2年後に帰るけど……
「魔王と、どうやって……
ありすは頷くと光悦が日本に帰還すると言うが
今のゲーム形式では魔王が総司令官となって
出てこないと無理なので日本に帰還することなど
ありすは夢と言うと、
「つかさから聞いてないか?」
「魔王のことまでは……
「そうか、中庭で沙良以外に唇を奪われて
動揺していたか……
つかさがミューブル王国の王宮の御披露目会場から
1人で中庭でベンチに座って缶ビールを飲んでいる所を
ありすが目撃してからの2人の遣り取りの最後に
ありすが私の手を見てくれると言って
つかさが見ると直ぐに自分の唇を
つかさの唇に重ねた為に動揺した
つかさは慌てていたので魔王の話をせずに
終わったなと光悦が言うので、
「なぜ?」
「知っているかって、隠れて見ていたから……
「でも……
ありすは光悦が中庭での出来事を知っていることに
驚きながら光悦に聞くと近くに隠れて見ていたと言うが、
光悦はミューブル王国に来ていないし
魔法の瞬間移動系は此の世界には無いので
中庭で隠れて見ることは出来ないという感じで
ありすが呟くと、
「詳しく話そうか?」
「うん、でも……
「カレム殿下! 舞姫が体調が悪いから
部屋を! 聖女! 仁美! 零!
進次郎も来てくれ!!」
此処では話せないので第3王子の部屋を
第3王子に借りると光悦が告げると間を開けずに
光悦の本当の力を知っている4人に向けて
光悦が呼ぶと、
「私も行こう」
第3王子は部屋の主が不在では
貸さないよと告げるので
「頼む! 陛下! 皆様方!!
舞姫の舞が見られませんが
私の剣舞を少し見せて
退場します。
ご了承いただきますよう御願い申し上げます」
光悦はロングのジャケットを放り投げて
腰から下げている皮袋に左手を添えると鞘に入った剣が
出て来て左手で掴んで舞踏会会場の真ん中に
行く間にカーディオン王国の王、ロックティラたちは
光悦の腰から下げている皮袋についてエンリーに聞こうと
動くのを制する為に光悦が鞘から剣を抜いて
エンリーに向かう者を制すると
ロックティラは同レベルなのに冷や汗が
出て来てカーディオン王国の王に
元の位置に戻るようにロックティラが御願いすると
カーディオン王国の王も頷いて元の位置に戻るので
エンリーに聞きたい者たちも元の位置に戻ると
光悦は剣の舞を披露した。
剣の舞は何事に対しても突撃する攻撃の舞で
見てる者たちに恐怖を与えていた。
此の舞は3部構成で光悦が披露したのは
2部の舞である。
本来は20分あるが5分に短縮して
披露した後にカーディオン王国の王に一礼をして
ありすと共に第3王子の部屋に光悦は向かった。
浩二も行こうとしたが光悦が
ありすも大事だろうが舟木かずえも
大事な恋人だろうと言って浩二は
かずえと共に此の場にいる事にしたが、
ありすが光悦に犯されるのではと心配なので
ナルエたちに光悦を見張っといてくれと言って
かずえと共に貴族たちと話を浩二は再開した。
皮袋の件は誰も話題にはしなかった。
すれば、光悦に殺されると感じたので……
第3王子の部屋に来て
「何これ……
ナルエがテレビなどを見て
異世界の世界で私たちの文明の利器があるので
驚いていると、
「私の所と……
仁美が光悦と一緒の部屋と同等な物が
置いてあると言い出すのでナルエが光悦に
言い寄る間に、
「カレル殿下って……
進次郎が神界の人と気が付いて
言おうとしたら
「光悦、つかさの嫁の1部が集合か?」
第3王子が進次郎たちのことを言うので、
「あぁそうだ! 先ずはソファーに」
光悦が頷いた後にソファーに座るように
ナルエたちに催促すると進次郎は光悦の隣に、
ナルエたちは光悦の向い側に座って、
「俺は!!」
進次郎は男なので第3王子の言ったことに対して
光悦に違うと言いかけると
「光悦、1部って……
ナルエが白きドレスのスカートのフリルを握って
第3王子の発言の意味を光悦に聞くので
「勇者召喚された人族の大陸の女性は
つかさの嫁になる」
光悦はナルエ、仁美だけでなく召喚された
女性たちも北条つかさの妻になると言い出すと
零たちはそれぞれを見渡してから
「俺は違うから……
ハッとなって冷静に進次郎が言うと
「今はな」
光悦はフッと笑ってから言うと
進次郎は不機嫌そうに光悦を見たが
つかさを浮かべると男なのにと思いながら
「ありすを連れ出して、俺たちにも
関係ある話か?」
第3王子の部屋に連れて来た理由を
光悦に聞くと、
ありすが浩二から離れた理由を聞くために
ありすを此処に連れて来たついでに
光悦の正体を言う為と、つかさに惚れている女性で
光悦のことを知っている者たちを集めて
来年の5月の話をする為というので、
「5月まで? 会えないの?」
ナルエが来年の5月まで
つかさに会うことが出来ないのと
光悦に言い出すと、
「俺は此奴と会って、どうなるんだ?」
進次郎は腰から下げている皮袋から雑誌を出して
つかさを好きになっても男同士で結婚は無理でも
友達として過ごせるのかと光悦に聞く間に
つかさの表紙の雑誌を見たナルエが雑誌を
進次郎から奪うので、
「おい! 俺の大事な雑誌だ!
汚い手で! 股に行くな!!」
今までは1枚しかない写真では出来なかったことが
雑誌を得たことで出来ると白いドレスの裾を捲って
雑誌を入れようとすると、ナルエから仁美が奪って
雑誌を広げてキスをしようとすると、
ありすが仁美の両手から強引に雑誌を
奪おうとすると雑誌が破れたので、
「あぁ!!! 俺の恋人が……
ありすと仁美はテーブルの上に破れた雑誌を置くと
破れた雑誌を進次郎が手元に持ち上げて
嘆くので、
「雑誌1つで……本人に会ったらどうなるんだ?」
第3王子が嘆いている進次郎を見た後に
光悦に聞くと、
「2人なら良いが、5人になってさらに増えるから
いい機会だからルールを決めてもらおうと……
つかさには此の世界で83人の女性を妻にするので
ルールを決めないと夜の行為だけでも揉めるので
此の場で決めようと言うので、
「誰を先ずはリーダーに?」
第3王子の秘書のマチルダが胸の大きさは
この中では一番よと胸の開いたドレスを見せるように
白紙の紙とペンをテーブルに置いて光悦に聞くので、
「進次郎で!」
「俺は男で、本が恋人なんだが……
今回のリーダーは進次郎と光悦が告げると
つかさの妻になるナルエたちではなく
つかさの妻になる予定がない進次郎が
反論するので、光悦は破れた雑誌の
水か何かで零してくっ付いている
ページを見せながら
「何をやってたの?」
進次郎に光悦が問うと、第3王子たちは進次郎に
注目するので、
「つか……女性の上半身裸の写真で!!
男だって!!! お前だってやるだろう!!」
つかさの上半身裸で剣を振っている雑誌のページを
見ながら進次郎は手をベタベタにしてページを
撫ぜるようにしていた為にページがくっ付いて
見れなくなった行為を光悦もエロ雑誌を見ながら
同じようにするだろうと叫ぶと、
「俺はしないよ」
「私が同居しても手を出さないから
女に興味ないのよ」
進次郎と同じことはしないと光悦が言うと
光悦は異性に興味が無いと仁美が言うので、
「婚約者と抱き合っているだろ?」
「雑誌に載っている女性より
婚約者は美しいので……
溜まったらしてもらってるよ」
第3王子が光悦は明美とイチャイチャしていると
暴露すると零たちはナルエを好きと言っている
光悦に相手がいて其の相手と行為をしていることに
驚くので光悦は雑誌に載っている女性よりも
美しい明美しか興味がないので
明美を抱きたくなったら明美を呼んで
していると告げると、
「何時から?」
ありすが此の中では経験者なので聞くと、
「小学校6年から、元の世界で15になるまでは
挿入は無しだけど……
光悦は明美が初潮を迎える前から
行為はしているが、親から子作りはダメと
言われているので行為の最後以外はしていると
告げると、
「中学1年では聞いたけど……
零が友達から聞いたことを光悦のことを聞いて
言うと、
「初潮を迎えると本能的に求めるんだろうけど」
「そうよ! つかさと何度したいと思ったかぁ!!!」
本能で異性を求めすぎて行為に
走る場合があるから零の話も不思議ではないなと
進次郎を見ながら光悦が言うと、俺は男だと
進次郎が光悦に睨み返していると、私が求めているのに
つかさは頬にキスするだけでしてくれなかったと
零が言うのを聞いてナルエたちが零を睨むので
「此の世界に来る前に
別の世界に召喚された時の話さ!」
光悦が落ち着けという感じで
零について語ると、
「別の?」
「零から聞くとして、ありすの件だけど……
仁美が何度も召喚される人っているのねと
いう感じで光悦に聞くが
ありすの件を先ずは片付けると言うので
「ありすは浩二とは?」
ありすに光悦が聞くと、
「終わった人よ」
ありすがバッサリと浩二を切るので
光悦は苦笑いしながら
「浩二は復縁を……
「気の迷いだったのよ」
ありすに聞くと、ありすは魔王を倒すことが
99%無いと分かったから浩二としただけと
言うので、
「つかさと会ってか? 彼奴は俺の
恋人を狙ってる奴だぞ!」
つかさに助けられてから少し会話しただけで
つかさを好きになるのは良いが
つかさには好きな相手がいるので
入り込む余地はないので浩二と復縁しろと
ありすに問うと、
「沙良の事ね、光悦の恋人だったの?」
ありすは沙良の事も聞いていた上で
つかさと関係を持ちたいと話すのを聞いて
つかさには片思いをしている女性がいることを
知って驚いている零を光悦が見ていると、
「貴方は私を好きと言うけど
沙良と言う子と主と言う方は?」
「ナルエを落すことは歓迎してるよ」
ナルエの質問してくるので
光悦がフッと笑って答えると、
「つかさに想い人がいても一緒に居たいのか?」
第3王子がナルエたちを見ながら問うと
つかさが沙良のことが好きでも良いと
零たちが頷いているので、
「沙良を奪われないように頑張るか」
「あら、私を落しながら守れるの?」
つかさから沙良を奪われないように
沙良の心を光悦と明美で満たすようにすると
ナルエたちに光悦が告げると、ナルエは沙良を
つかさから守りながら私を口説けるのと
光悦に聞くので、
「つかさの前で口説くのが1番だから
守れるさ」
つかさとナルエが一緒にいる時に
つかさの目の前でナルエを口説き落として
つかさに勝ち誇れるのが嬉しいし
つかさからの魔の手が沙良に襲い掛かっても
明美命の沙良の方が
つかさより強いので沙良を守る必要はないが
此処では沙良を守ると光悦が言うと、
「会う時だけ? 手紙やラインで送らないのか?」
進次郎は光悦がナルエにアピールする時は
つかさがナルエと一緒にいる時だけなのは
ナルエに恋している人の行動としては
可笑しいと感じたので
本当に光悦がナルエに恋をしているなら
ナルエに振り向いてくれる為の
行動の例を出して光悦に聞くと、
「目の前で奪うのが最高だろ」
光悦がナルエを見ながら
つかさの目の前でナルエを落とすのが
最高だろうと言うと
「キモイから……
「その言葉を変えるよ」
光悦を見るだけで嫌な感じがすると
ナルエが光悦に言うので其の言葉を変えさせると
光悦が言うと
「沙良の写真はあるの?」
ありすには不意を突かれて
つかさは唇を重ねてキスをしたが
つかさは零に対して頬にキスをしていたのは
想い人がいたからなので其の想い人の写真を見たいと
零が言うので光悦はスマートフォンを皮袋から出して
ギャラリーアプリをタップして見せると、
「私たちより劣るよね! 進次郎君!!」
ナルエが震えながら赤髪の凛とした顔つきの
沙良と光悦のツーショットの写真を見ながら
進次郎に聞くので、
「目の前の聖女たちは美人で
可愛いし、劣ってるとは思わないけど」
進次郎はシナモン系のハーフティーが注がれたカップを
持ちながら言うと、
『僕の方が上だね』
光悦が進次郎の心の声をスマートフォンの
魔法アプリを始動してスピーカーモードで
暴露された進次郎は一口飲んでいて蒸せたので
カップを皿に置いてからテーブルの上に置いて
自分の胸を軽く叩いた後に、
「光悦より、俺の方が似合うと言う……
「私たちより上と……
進次郎が弁解するが仁美がジト目で
男の進次郎の方が沙良より美人と思っていると
言うことは私たちよりも上と思っているのと聞くので、
「光悦より上と!!!」
進次郎はソファーから立ち上がって
沙良に合うのは自分と叫ぶと
「女装してみようぜ! 何方が不細工か!!」
光悦が当然いいだすので、
「そうだな、不細工だった方は!!?」
「沙良と添い寝券をだそう!!」
進次郎は受けて立つと考えずに答えると
光悦が勝者に沙良との添い寝が出来る権利が
得られると言うので、ナルエたちは女顔の進次郎が
女装しても私たちよりは劣るねと思いながら
光悦が勝者になる出来レースとは此の流れの中で
失念していた。
結果は、第3王子の秘書がクチナから借りた
コスプレ衣装からメイド服を選んで着た
進次郎の方が負けた。
光悦は社長秘書の衣装で臨んだが
タイトスカートから伸びる太い脚などで
ナルエたちに笑われながら進次郎が女性になる為の
布石の為に俺がと涙を流した。
ありす達は進次郎の女装を見て
化粧すれば今以上になれるし、胸は私たちの方が
あるし、外見より中身よねと進次郎に負けた
いい訳をしていた。
そして、ローズマリー達のことも話をした
光悦は来年5月以降のことについて語った後に
「浩二と我慢して付き合ってくれ」
ありすに言うと
「目の前で振るから……
つかさと出会ったら浩二を目の前で振るからと
ありすは笑みを見せて
光悦に告げた。
次の日になり、第2王女は光悦と王都を回る
デートを敢行したが第2王女は不機嫌であった。
なぜなら、御付きなしの護衛も兼ねた光悦だけでなく
ありすに浩二、光悦が恋人として
進次郎を連れていたから。
第2王女は容姿は可愛い系の少しポチャリで
服装は肩出しのワンピースと冬に入り始めた
カーディオン王国では寒い格好であるが
光悦に抱き寄せられて歩く計画のために
我慢して着ているのにと進次郎を憎んでいた。
光悦は進次郎を連れて男好きを
猛烈にアピールしているつもりであったが
道行く人たちからは王都で開かれている
劇団の男装をしている女性と
進次郎は思われていた。
道行く人たちの多くは
王都に来た劇団で公演されている劇は
王女が男装をして騎士団に入って
片思い中の方と共に戦って
最後は結ばれると言う話が
昼から行われる前の
稽古も終わって広場の露店や屋台を
見て回っているのかと思われていた。
更に、光悦たちが剣などを帯刀していないのも
思われる原因でもあるし王女が騎士などを
連れていないのも原因でもあった。
そして、進次郎がイヤリング、ウィッグを
着けて軽く化粧をしているのも男装と思われる
原因でもあった。
光悦は恋人役を引き受けてくれた進次郎に
つかさのサイン入りのプロマイドを渡すことを
告げた時は本が恋人だから受け取ると言った
進次郎に
「本じゃないけど……
光悦は突っ込んだが
「重ねれば本だから!!」
意味不明なことを進次郎は言って
腰に下げている皮袋にしまい込んだ。
第2王女は失敗したデートが終わると
父親であるカーディオン王国の王に
光悦との婚約をさせる命令を出してほしいと
告げるとカーディオン王国の王も光悦を
国の戦力として欲しいと思っていたので
光悦に婚約するように告げると
「俺は男が好きだ! 進次郎以外とは!!」
謁見の間で勇者たちが見守る中で
光悦は発言をしたが、
「勅命だ!」
カーディオン王国の王が重く言うと、
「俺は此の国の勇者じゃない!!」
「ウインライム法皇国の法皇から許可を得ている」
国が違うので命令は聞けないと光悦は言ったが
カーディオン王国の王はバードメールを使って
法皇に許可を貰っていると言うので
「抱かない、子供を作らない。
愛さないでよければ……
光悦も此処でカーディオン王国の王を亡き者にして
第3王子が王になる未来を潰すわけにも行かなかったので
条件を言うとカーディオン王国の王は受け入れて
第2王女は光悦の婚約者となった。
そして、光悦は第2王女に自分の秘密を打ち明けると
第2王女は其の場に居る明美、沙良を見渡して
「ソラスさま以外に神がいるなんて……
お兄さまが……
「王に言うなら御前を此の場で殺す」
第2王女がソラス以外で目の前の明美と
第3王子の前世が神であるのが信じられないと
言っている中でも第1王子、第2王子、
第1王女が亡くなることを知ったので
カーディオン王国の王に其のことを言うなら
第2王女を事故死に見せて殺すと
光悦が言うと、
「神なんでしょ……
第2王女は明美を見ながら第1王子たちの死を
神の力で回避できないのと聞くと、
「神でも出来ないことはあるわ。
この流れを変えることは出来ないわ」
「お兄さまが……無能の弟では……
「無能? 神界でテロを起こして
神界の界の1つを壊滅させた
手腕は神界では初めてでしょうね」
第2王女が第1王子、第2王子が亡くなれば
前世が神と言っても無能の第3王子では
貴族連中の言いなりになり下がり国が亡ぶ可能性を
示唆するが、沙良が第3王子の前世の時の
専守界をビックスノーを創り出して
壊滅させた手腕を褒めて言うと、
「エッ、まさか……
「生まれ変わって無能を他所っているのよ」
第3王子の前世の行いを聞いた第2王女が
生まれてから第3王子を見た限りでは
第1王子、第2王子より劣っているし
引きこもりなので沙良から聞いても嘘と
思っていると、明美が第3王子は
無能の演技をしていると告げると、
「でも……
「国の政は御前には関係ない!
先程も言ったが俺の婚約者となったが
お前の付き人がしていたことをしてもらう」
明美から聞いても第3王子が有能とは思えないので
第3王子が王になった時の不安がよぎる第2王女に
光悦が第2王女が心配することでは無いと告げて
第2王女の婚約後の事を言うと、
「そんなこと……
「光ちゃんを好きになって婚約したことを
後悔することね」
フォーク、皿以外で重たい物など
持ったことがないので出来ないと
第2王女が言うと、
明美が光悦を好きになって強引に婚約した罰ねと
ニヤッとして告げるので、
「それは無いわ、光悦さまから聞いて
私の目は間違っていないと」
第2王女は婚約解消してまで光悦を求めたことは
間違っていなかったので後悔は無いが、
王族が使用人のようなことは今までしてきたことが
無いことをしなければ光悦と別れることになることは
嫌だけど王族がすることでは無いと思いながら
発言をすると、
「で、どうする。明美御殿のメイドなら
雇うが、婚約者として見ることは無い」
光悦が第2王女に再度いうので、
「抱いてくれないの?」
第2王女は使用人のようなことは
王族がすることではないと思いながらも
光悦と最初に出会ってから光悦を好きになり
会うたびに好きが大きくなり光悦と
体を重ねたいと願っていたのを捨てることは
出来ない方が強まって光悦に尋ねると、
光悦は明美、沙良を見渡して明美たちが頷くので
「コピー作れないからなぁ……
光悦はクラスメイトと共に行った異世界で
成り行きで辺境伯の娘たちと
結婚することになったので明美にコピーを
作ってもらいコピーの方で結婚させたが
今回は帰還してもミューブル王国を拠点として
何度も来る間にコピーと出会う可能性が高いので
困って呟くと、
「つかさは愛人含めて300人、クチナが輝太に
目指せ200人、光ちゃんはたったの4人?」
明美が自分を含めて光悦との結婚は
美里、沙良、瑠衣だけと言うので
「沙良は良いのかよ?」
「王子様が良いて言うなら……
光悦がブラウスのボタンをブラジャーを見せるように
ワザと外して胸を支えるように腕を重ねている沙良に聞くと
明美が良いと言えば反対しないと言うので、
「明美御殿で俺の侍従として働いてもらう。
俺の性欲が溜まったら相手をして貰う。
嫌なら、ミューブルで行われる
人族対魔族のゲーム中に
俺は死ぬことになっている。
君とは婚約解消で、君は修道院で過ごすんだな」
最終確認で第2王女に光悦が言うと、
「そうね、貴方と出会って、婚約解消したのは
貴方が王に相応しく、王太子の御兄さまを
支えて行けると思ったし……
お兄さまが不治の病になっても
国が安定すると思ったから……
「それで?」
「聞いて……それでも……
第2王女は光悦に頬を染めて見つめながら
貴方と別れることの方が辛いと言う感情を
込めて言うのを聞いて
光悦は椅子から立ち上がると、
「5年経っても貴方の傍にいることを
恋焦がれていたわ……
涙を流しながら光悦に最初に会ってから
ずっと光悦のことを想っていたことを言う
第2王女に、
「俺たちと共に苦の人生を歩むか?」
光悦は最後の問いかけをしながら
第2王女を抱きしめると、
「はい……
涙を流しながら光悦と共に生きることを
選択した第2王女【リースラヴァ】と
キスを重ねた。
そして、明美の上位準眷属になり、光悦を守る
タンク系のスキルを得た王女は防御系の魔法剣士へと
生まれ変わった。
魔王の后の転生した境成学園の3大美女教師から
聞かされていた歴史とは少し変わり始めていたが
第2王女の件は並行世界を創るほどの事柄でも
なかったのでソラスも安堵していた。
並行世界が出来れば管理費などが多くなり
世界を維持するのが大変なので世界を創造している
神界の方は並行世界が出来ないことを望んでいる。
未来の光悦は新たな記憶が出来たので
過去でかと思いながら未来の明美が何故か
明美御殿で働いている女性との関係を
持たせていたし一緒に冒険にも行っていたのが
婚約者がいたが光悦の死を知って
本当に愛していた方だったと理解したので
婚約者と結婚していたが強引に離婚して
修道院に入って過ごしていたが
光悦の死は想像以上に体の変調を来すもので
その影響で数か月後に亡くなって転生していた
リースラヴァであったので
未来の光悦の侍女から未来の光悦の妻へと
身分が変わった。
合同練習ではリースラヴァが光悦が率いる
隊の前に立って
ロックティラ隊を睨むので
「卑怯だぞ!!」
ロックティラが光悦に叫ぶと
「どうしても、俺と共に居たいって言うから……
「ええぃ! 天の勇者隊を無視して、赤井隊を
襲うぞ!!」
光悦が理由を言うとロックティラも第2王女と
戦うのは不味いので光悦の隊とは戦わずに
圭一が率いる隊の方に進路を変えて向かったので
「圭一たち大丈夫か?」
進次郎が心配そうに言うと、
「零に良いところを見せる為に頑張るだろ」
「頑張っても、つかさから変わる気は無いわよ」
圭一は零が好きなので倍の戦力に対して
不利でも零の為に善戦するだろうと光悦が告げると
つかさから変わる気が無いと零がきっぱり言うので
「此れからどないするねん?」
他の隊も光悦の隊を無視して圭一隊に
向けて進軍するので自分たちは大二が率いる隊、
ビルッド王国の勇者の神戸明希人が
率いる隊などに向けて進軍か圭一隊を援護しに行くのかと
光悦に勇太が尋ねると、
「明美から貰った弁当を食べながら見物……
昨日の夜に明美から受け取った弁当を
明美の事を知っている、光悦の事を知っている者で
進次郎が再編成した隊なので光悦が遠慮なく言うと、
「コンビニ弁当か?」
アドラーが神界に在るコンビニエンスストアで
明美が幾つか購入したのかと聞くので、
「アキナお姉さんの、アドラーは食わなくていいよ」
「それは無いだろう!!」
光悦はミューブル王国に居る明美の義理の姉の
アキナが用意した弁当と言うとアドラーは慌てて
アキナ特製弁当を貰うと言うので勇太たちが
笑っていると、ナルエたちがアキナについて
光悦に聞くと、ミューブル王国で万屋を開いている
秋人の妻の1人と光悦が告げると、
ミューブル王国に召喚された
つかさもアキナの料理を食しているのかと
仁美が光悦に聞くので、
「何でも屋にいる時は食べてるだろうね」
光悦は仁美の質問に答えながらスマートフォンの
魔法アプリで戦場の埃などが来ないように
透明の壁を展開した後にナルエたちに向けて
「つかさの好みなどをミューブルで過ごすように
なったら、アキナお姉さんに聞けばいいよ」
つかさの好みなどをアキナから聞けば良いと
ナルエたちに告げると、
「来年ね……
ありすがロックティラ隊が遠距離攻撃部隊を
率いるエンリー隊と交戦となっているのを
見ながら来年の5月からの生活を
夢見て呟いている間に光悦はビニールシートを
地面に敷いてから食事の準備を第2王女たちと共に
光悦は行った。
「次回はいよいよミューブル王国編」
「俺の死に場所だな」
「仮のね」
「来ないでほしいけど」
「なんで?」
「沙良以外は……
「運命です」
「リースラヴァとなぁ……
「ポッチャリ系だから私たちとは
違う感触があるよね」
「感触って……
「スリムタイプばかりだと飽きるのか?」
「そうね、色々と揃えませんと」
「色々って……
「つかさは良いよなぁ」
「何が?」
「細いのから太いのまで、胸が大きいのから
小さいのまで揃っています」
「外見より中身じゃない?」
「沙良の中身は明美以外は虫けらと思ってるぞ」
「知ってるよ!」
「沙良の何処が好きになったの?」
「クラスで1人でいて話してるうちに……
「俺の場合は、沙良が明美好きで
俺と同じだったから其処から沙良を気にして
今に至ると……
「友達として、主としては明美は好きだけど
恋愛までには行かないのが敗北か?」
「私のオジサン趣味に合わないから
友達以上には成る気は無いよ」
「光悦と明美との出会いが、俺と明美なら
沙良と……
「今を見るとだろ」
「まぁ、そうだな」
「運命ですよ」
「仕組まれた運命だよ……
「フフッ、胸の感触、あそこの締め具合など
感想を聞かせてくれよ」
「誰が言うかよ!!」
「ナルエと会った時に聞くよ」
「頼んだ!」
「合点、承知!!」
「言わせない!!」
「彼氏自慢すると色々と話すのよ」
「どんな?」
「キスの仕方とか、贈り物とか、
何回イかされたとか」
「言わないでください」
「同感」
「お宝自慢はしたいでしょ!!」
「しなくって良いから」
「同感」
「何を話せば!!」
「普通に、芸能系、コスメとか……
「普通だよ!」
「普通が1番です」
「全員分のあそこ写真の展示会を開いて
トークショウを!!!」
「やめろ!!」
「ナルエたちもか!!」
「男はどれが良いか、女は形を!!」
「暴走を!!?」
「秋人さんを!!」
「此れしか!!」
「光ちゃん、何?」
「1番の俺の以外は見るなよ」
「何の? アァ……」
「其のままホテルに行けぇ!!!」
「それでは、次回に会いましょう!!!」




