14 進路は決まっている……キャラクター紹介と設定
9 暇だと雑談だな……キャラクター設定と紹介
からの続き。
光悦たちはソラスの世界の人族大陸の
北側にあるウインライム法皇国の
スティケイス宮殿の中にある降臨の間に
姿を現すと
「よく来た! 異世界の勇者よ!」
幾重のワンピース型の服を着て
その上に外套を纏った聖職者が
光悦たちに告げるので
「おっさんは?」
光悦は光悦たちに話した聖職者の近くに立っている
金色の冠を被っている人を見て尋ねると
「無礼な!!」
「よい! 私はウインライム法皇国の法皇である
プライム・ロペ・ノーズ・ファイヴである」
光悦たちに話した聖職者の直ぐ近くに立っている
違う聖職者が光悦の態度に声を上げると
法皇が制して名を告げるが
「俺たちを如何する?」
「名を言わんのかぁあああ!!!」
名乗らずに此れからの事を光悦が聞くので
西洋人の顔たちの聖職者が自分の名前を
光悦が名乗らないので声を上げるが
「魔王を倒すために呼んだ!!」
法皇が答えるので
「剣とかで?」
「そうだ!」
「俺たちは剣など持ったことが無い!!
戦争などない国から来た!!」
光悦が聞くと西洋人の顔たちの聖職者が答えた後の
光悦が告げた言葉に法皇たちは驚いたが
「そうか、だが剣を教え、魔法を教え
戦ってもらう……
法皇が光悦たちに戦ってもらうと言って
降臨の間から出て行った。
そして、光悦たちより少し年上で西洋人の顔たちの
聖職者で枢機卿である
エンリー・カーディナル・コーレットに導かれて
光悦たちは降臨の間から出て行き会議室に着くと
魔王は人族の大陸、獣族の大陸と3か月ごとの
ゲームを行い魔王が勝てばゲームを行った土地を
獲得することをエンリーより聞かされた。
そこで、レベルなどを見ることが出来る
男の司祭によってレベル0.1、炎魔法、聖魔法と
光悦、田中仁美、ソラスの娘のナルエの鑑定で
特に光悦のレベルの低さにエンリーは落胆したまま
光悦たちが使用する部屋に光悦たちを案内する間に
人族最強のロックティラより光悦のレベルが高くなる
可能性はあるのかと考えても光悦のレベルの無さに
可能性はないなと更に落ち込んだエンリーは
部屋に着くと何も言わずに
光悦たちの元から去って行った。
「福山君と一緒?」
仁美が不満顔で言うと
「あ、あの……
モジモジしながらナルエが
頬を赤くして光悦に言い出すので
「? なに?」
光悦が聞くと恥ずかしそうに
「生理現象……
ナルエが言うので、
「窓からするか……
光悦は言いながら通路側の壁にある取っ手が
付いた部分を開けて中にある箱を出すと
「これに入れて……
ナルエに言うので、
「えっ!? それに……
「紙は無いから葉っぱで……
光悦の行動に戸惑いの声を出すナルエに
更に追い打ちを掛けるように
さっき開けた隣にもある取っ手を掴んで
開けると葉っぱが入った籠を中から取り出して
言うので、
「水洗とか……
仁美が嘘と言ってという感じで
光悦に言い出すので
「豚が清掃する国もあるけど、此処は
集めて魔法使いが臭いなどを浄化して
飼料などに……
光悦が説明をすると顔を青ざめて
「8年も居られなぁいいいい!!」
仁美が叫ぶが、
「外に出てるから……
光悦はスルーして部屋から出ると
ナルエは仕方なく……
廊下に出た光悦は皮袋から壁紙を取り出して
部屋のドアの横の壁に貼って
「此の世界になれるまで黙ってよう」
壁紙の扉を開けると洋式のトイレが
備え付けられていて光悦は用を足した。
食事は固いパンにスープなどが出て
「か、かたい……
「スープでパンを柔らかくして……
ナルエが嘆いているので光悦が食べ方を
教えると仁美たちは従って食べていた。
次の朝はパンとスープに干し肉が追加された。
飲み物は昨日は特別に水だったが、今日からは
水は貴重なので葡萄酒に変わったが
ナルエ、仁美は飲めなかったので光悦1人が飲んでいた。
「此の世界じゃ、ビールかワインが水の代わりで
子供も度数の低いのを飲むよ」
「未成年でしょ!!」
光悦が飲めないの可哀そうだねと言う感じで
ナルエたちに言うと
仁美がキレて叫ぶので
「冒険で何度も異世界を渡ってる!
生きた年齢は20歳超えてます!!」
「おっさん……
「つかさもオッサンだよ! 俺と一緒だから」
光悦は自分が大人ですからと自慢すると
ナルエは光悦にダメージのある言葉を言ったが
つかさも自分と同じと言って笑っていた。
ナルエ、仁美は替えの下着などを
持って来ていないので麻で製作されたパンツを
支給されて穿くがゴワゴワして歩きにくいようだった。
更に、胸を支えるブラジャーは無いので女性騎士が使う
胸用の皮鎧をチュニックの上から着けていた。
ナルエは
「もっと文化レベルの高い世界にしてから……
自分の母親のソラスに向かって
泣きながら叫んでいた。
光悦は下着などを持って来ていたが
男性用の裾が長いチュニックを支給されて
裾にはボタンがあり後ろの裾に留めるように
なっている。男の息子を固定する為に……
ナルエたちに支給されるパンツもあるが
履く者は少ない。
ナルエ、仁美は男と一緒の部屋は
嫌だと言ったが受け入れられなかった。
麻で作られたカーテンで部屋を仕切っていると
「何で、来たの……
つかさと恋人になるために異世界に来たことを
仁美は後悔していた。
そして、光悦がエンリーたちと剣の修行を開始した。
仁美は炎魔法を同じ魔法を使う司教に教わり
ナルエは法皇から回復魔法などを教わっていた。
ナルエは神に祈って力を得る聖魔法は
ナルエの母である人族の大陸の神
ソラスからなので複雑な気分であった。
ウインライム法皇国は神に身を捧げている国だが
結婚は認められている。
法皇には息子がいて次期法皇はソラスが決めるが
法皇の息子なので皇太子と名乗っている。
その皇太子はナルエを見て自分の妻にしようと
動き出したのである。
1ヶ月が経つとナルエ、仁美は異世界になれて
不満を言うことは少なくなった。
光悦のレベルがようやく1になったが
法皇たちは魔族、獣族とのゲームには
レベルが低すぎて参加は無理と肩を落とした。
魔族の魔王が人族、獣族、魔族の神に
人が、魔族が大量に死ぬ戦いは愚かであるので
大将が亡くなったら終了するゲームにしてくれと
願ったのが受理されて魔王の命の50年分を捧げた
ゲームが100年と続いている。
魔王が自分の命を使ったことは知られていない。
3か月ごとに行われるゲームによって魔族が
獣族、人族の土地を徐々に獲得して増やして行った。
獲得した人族、獣族の土地に
魔族が来ることは無く現地の領主が其のまま継続して
税などを魔族側に渡すくらいであった。
魔族側としては人族、獣族は下等な生き物で
会うことを拒んだためである。行商、商人の魔族は
買い付けなどで人族、獣族の大陸には来ていたが……
人族側は獣族、魔族に劣るので此のままでは
魔族、獣族に人族の大陸が占領されることが
危惧された時にソラスから持たされた
失われた書に記載されていた異世界召喚を研究して
行って来たのが光悦たちであった。
そして、カーディオン王国が異世界召喚を
行った。ウインライム法皇国と同じように
召還を行った者が息絶えての召喚であった。
暫くして人族側でゲームがカーディオン王国で
行われるので光悦たちはカーディオン王国に
召喚された勇者と面会するために
カーディオン王国に向かった。
カーディオン王国まではスカージット王国、
バートリー王国を経由して1か月かかる。
カーディオン王国の王都【ガーディートルク】の
ギルべダン宮殿で勇者歓迎会が行われて
仁美やナルエはドレスを身に纏いカーディオン王国の
勇者と初顔合わせを行った。
目鼻立ちがはっきりして体格がよく少し寸胴の
藤村大二、スマートで優男の車田哲史、
目が細く切れ長の女性の池田美鶴の3人である。
王都には川が流れているので洗面所は水洗なのを
ナルエたちは美鶴から話を聞いて自分たちよりも
良い環境なので羨ましいと美鶴に話をしていた。
ドレスは革製のコルセットが胸を支える為に
使用されたので胸元を見せている貴族もいた。
ナルエたちは胸元から首の後ろで紐を結ぶタイプの
ドレスを着用していた、
光悦たち男性陣は長めのワンピースタイプに
パンツを穿いて足はサンダルを履いての格好である。
食事も肉や柔らかいパンなどがテーブルに並び
各人が皿に盛り付けて食していた。
「君が……
人類最強の2mを超えるカーディオン王国の
騎士であるロックティラが光悦の所に来るので
「其方の勇者より弱いので……
大二が召喚されて直ぐにレベル5まで上がったが
光悦はレベル1から上がっていないので
笑いに来たのかとロックティラに聞くと、
「成長は人それぞれだ! 鍛えている感じだが……
ロックティラが早い遅いではないと言った後に
光悦の騎士としては細すぎるが長袖の袖口から見える
脂肪の少ない前腕を見ながら言うので、
「剣は振ってますけど……
脂肪は燃焼で落とせるが
筋肉がつかない体質なので
剣の稽古を行っても
ロックティラが七分袖から見せている
腕のようにはならないと言うのを含めて
光悦がロックティラに告げていると
「王子たちと話をしてきますので」
第3王子が歩いているのが見えたので
ロックティラに断りを言って
第3王子の方に向かった。
「よう! テロリスト!!」
第3王子の近くに来たので
第3王子に光悦が言うのを聞いて
「テロリスト?」
光悦に近づいてから小声で
光悦の言ったことについて
分からないと言う第3王子の
従者の女性が光悦を睨みながら
第3王子と光悦の間に立とうとすると
第3王子が従者の女性に光悦と自分の間に
入るなと手で合図をしながら
「何用かな? 明美の眷属……
第3王子は光悦に威圧を掛けながら
自分のことをテロリストと呼ぶ理由で
思い当たることを言うと、
「正月の神界での事件は終わって
明美が友達として付き合わないかって……
今年の正月に専守界で起こったテロ事件の
首謀者であった第3王子は勝人たちの働きで
捕まり転生できない罪を言い渡されて消滅した。
テロ事件は専守界に大きなダメージを与えたので
復興中であるがソラスの世界のカーディオン王国の
第3王子として転生していたのが謎の声により
分かった明美が第3王子として転生したのは転生前の
罪が終わったことになるので恋人にはしないけど
友達として付き合うことを光悦から
第3王子に伝えてと言っていたことを
光悦が告げると、
「本当か?」
「まさか、転生してるとは思わなかったが……
嘘を言っているんじゃないだろうなと言う顔で
第3王子が光悦に確認すると
光悦は嘘じゃないとワインを飲みながら言うので
「それで……
「神界も知らないから、偶然この世界に来たら
友達になれそうな人がいたって……
話がまだあるのかと第3王子が聞くので
光悦は此の件は神界も知らないことで
明美が第3王子と仲良くなる理由を
作らないといけないので明美から聞いた案を言うと、
「来るのか?」
「5年後な……
此の世界に明美が来るのかと第3王子が聞くので
光悦が答えると従者の女性が
「殿下、私も謎の声で殿下の所に……
第3王子の参謀としてテロに参加していたが
テロの失敗で逃げていた時に謎の声により
第3王子の事を知って此の世界に
来ていることを言うと、
「そうだったな……
早く亡くなって神界に戻る」
従者の女性が此の世界に来た時のことを
思い出してフッと笑った後に病気や戦死で
転生を早めたいと言う第3王子に
「其のままで付き合えば……
薄く切られた肉をパンに挟んで食いながら
光悦が寿命まで生きればと言うと、
「明美は下級神、明美をサポートするには
上級神の息子か娘になって
権力がいる」
明美に惚れて明美関係のグッズやテレビに
出演した時の録画したメモリーカードなどを両親に
捨てられたのは明美が下級神であるのが原因であった。
その為に今度は議員などになって
階級制度を廃止に導くことを進めたいから
転生を早くしたいと言うと、
「サンローアやハーディスは……
太陽界、冥界は上級神、中級神、下級神の垣根が
緩くなって来ていると光悦が述べると、
「その2つの世界だけだ!
明美は神界の頂点に立てる女性だ!
明美を神界の王にするのが
私の夢だからだ!!」
「惚れた女の為か……
他の界は差別がより強く下級神にはバイトか
下界で生きるしかない状態であるので
下級神である明美を神界の頂点に就かせば
階級制度が崩壊すると第3王子が語ると
惚れた女性が下級神だったので
階級制度を廃止にしないと結婚が出来ないから
変えたいだけだろうと光悦が言うと、
「明美の臭いをプンプンしている御前に
言われたくない!!」
図星を言われた第3王子は
明美に惚れて眷属になったんだろうと
光悦に嫌味を言っていると、
太鼓や笛で踊りをサポートしている音楽隊の
演奏が終了すると踊っていた方たちが次の方を
探す時間となり
「勇者は誰も……
「練習してないからな」
第3王子は大二たちが誘われても
断っていたので光悦側も踊りは出来ないのかと
光悦に聞いて来るので踊りは練習していないと
光悦が述べると、
「光悦だったな、踊れるだろ?」
「不味いだろ」
第3王子は明美の眷属なら
ソリュート王国で踊っているはずだからと
言い出すので
社交界に何時でも出れるように
明美の義理の姉であるアキナさんから
教わっていたので踊れるが此処で踊ると
色々と検索されるから無理と光悦が言うと、
「姉上が見ているが」
12歳になった第1王女が光悦を
見ていると第3王子が言うので、
「輝太の嫁か……
「姉上には婚約者が……
「先程、踊っていましたが……
光悦は第1王女を見ながら第1王女が転生した
杉原夏美が
輝太と結婚するので呟くと
第3王子は第1王女には婚約者がいるのに
婚約者と違う名を光悦が言うのは
理由があると思ったが違うと言う感じで
光悦に言っていると従者の女性が
カーディオン王国の王が決めた婚約者と
先程まで第1王女が踊っていたと
光悦に説明をしていると
第1王女が光悦たちの所に来て
軽く会釈をしてから
「勇者ですね」
ニコッと笑ってから光悦に聞くので
「ウインライム法皇国の勇者【コウエツ】です」
第1王女の目を見てから答えると
「踊れます?」
「来年だろ……
第1王女が一緒に踊りましょうと
光悦の手を取って舞踏会会場の真ん中に
連れて行く間に光悦は断ろうとしたが
第1王女であるが中身が違うのを
第1王女の目を見てた時に思ったのが
手を繋いだことで確信に変わったので
聞くと、
「この体とシンクロして
アーシーに輝太を覚えてもらわないと」
第1王女の体に第1王女が亡くなって転生した
夏美が憑依して第1王女が輝太好きになって
貰う為の洗脳をしに来ていると言うので
「恐ろしい女……
光悦は輝太の写真を見せるだけで婚約者のことなど
直ぐに忘れる第1王女に憑依する
必要がないだろうにと思いながら
夏美の第1王女と輝太との関係を築く為の
行為に恐ろしさを感じて呟くと、
「婚約者はミューブル王国に侵攻して
亡くなって修道院なんて
行きたくありません。
今は輝太と共に明美御殿に居ますが
少し時間がありましたので……
夏美は第1王女の婚約者が29か国と
ミューブル王国の戦争で死亡して輝太を
知らなければ修道院に入ることになっていた
第1王女が輝太を知ってから明美たちと
計画したことで今の自分が居るので
光悦の言ったことは肯定と言う感じで言った後に
明美と共に太陽界の明美御殿に居ると光悦に言うと、
「で、明美は? メール出来ないから……
光悦はソラスの世界に召喚されて来た関係で
スマートフォンのメールなどの機能が使えないので
明美のことを夏美に聞くと、
「武器を作っていますよ」
夏美は武器を明美が制作していると言うので
「此の世界に素敵なオジサマが居るんだな」
「知っているんでしょ?」
「お前もな」
「獣族最強の騎士さまですね……
明美の何時もの病気かと光悦が呟くと
夏美はソラスの世界に来る前から
知っている方でしょうと笑うので
光悦も笑って返すと、
夏美は獣族の大陸の最強の騎士が
明美から受け取った武器を使用した
場面を思い出しながら微笑んで告げた。
光悦は第1王女にシンクロしている夏美と
踊りながら小声で話しているのを第1王女の
婚約者で侯爵の息子は13歳ながら光悦に
嫉妬していた。光悦の胸に顔を預けながら
第1王女との踊りに第1王子、第2王子、王たちが
異世界から来た光悦が王としての貫禄があるので
もし力をつけたら国を取られるのかもと考えてしまった。
踊りが終わり第1王女の左手の甲にキスをする
真似をして第3王子の所に戻ろうとすると
「踊ってもらえませんか?」
第2王女が踊りの相手にと言って来るので
仕方なく光悦は第2王女と踊ると
「結婚は?」
「12で来年には嫁ぐんでしょ」
「籍を入れるだけよ、詳しいのね……
第2王女が光悦に聞いて来るので
ソラスの世界に来る前に聞いていたことを
光悦が言うと上目遣いで第2王女が言うので
「此処に来る前に猊下などに聞いてますよ」
光悦が答えると笑みを見せて
「私の夫に……
「元の世界に恋人がいるので!」
変なことを言い出すので嫌そうな顔をしながら
光悦が答えると、
「このゲーム方式では魔王とは戦えないわよ」
「総司令官として魔王は出てこないでしょうね」
「あら、分かっていたの?」
「俺たちは此の世界で結婚して子供を産んで
死んでいくんでしょうね」
「分かってるのね。私たちの勇者は知らないのに」
「すぐ分かりますよ」
「夫に……
「結婚するんでしょ……
「だってぇ、王にするなら貴方でしょ」
「お戯れを……
「貴方から父や兄たちのような匂いがするわ」
「臭い匂いでしょ」
「そうかしら、私たちの勇者と同じ?」
「そうですよ……
踊りが終わり
大二たちが訓練に明け暮れていたので
踊る練習などしていないのに光悦が立派に踊れることで
不信感を持った王族、貴族たちに探られているので
此れ以上は踊るのは止めようと光悦は思って
第3王子の方に行こうとすると女王陛下が
呼びかけるので仕方なく御相手をしていると
第2王女の婿にと言い出すので
レベル1の俺に価値はありませんと言ったが、
「私たちの勇者と同じ国から来たけど、
聞いた話で、天皇という貴族の方?」
「平民ですよ! 大二たちと同じで」
「そう? 貴方からは高貴な気品のような
そうね、私たちと同じ匂いがするわ。
若ければ貴方と……
「魔王を倒して帰還します」
「無理なのに……
女王陛下は第2王女と同じことを言うので
光悦が結婚など考えていないのは魔王を倒して
帰還することを言うのを女王陛下が笑って
帰還は無理と言われても光悦は帰ると言うと
魔王は魔族の大陸の王都がゲームの
開催地にならなければ出てこないから
諦めなさいと女王陛下が光悦に言ったのが
合図のような感じになり踊りが終わると
女王陛下は光悦から離れて行った。
ようやく解放された光悦に
「兄弟になるの?」
第3王子が嫌味を言うので
「8年後に魔王を倒して帰るさ!」
光悦が語ると、
「魔王が……
第3王子はゲームで魔王が住む王都近郊で
ゲームが開催されない限り魔王を倒して
帰還することは無理なのに8年後と
光悦が言うのを聞いて魔王が住む
王都近郊でゲームが開催されて
魔王が死ぬことが決まっていることに
驚きながら呟くと、
「言うなよ、ソラスの旦那で、転生して
明美の学校の担任だ!!
ナルエの父親でもある」
「本当か……
第3王子が知らない情報を光悦が言うので
驚きながら第3王子が呟くと、
「此れから起こる8年後までは
知っているが内緒だ!!」
「俺の部屋に後から……
「分かった」
光悦が此れからの事を知っているが
此処では話せないと言うので第3王子は
光悦を自分の部屋に訪問させて
詳しく話を聞きたいと言うので
明美の友達枠の第3王子に話すと
光悦は告げた。
第3王子の部屋で紅茶を出されて
ソファーに対面しながら第3王子に
光悦が話すと、
「つかさと違って本当の眷属かぁ……
「此処にはレベルを誤魔化して来ている」
第3王子がテロリスト時代に明美のことで
詳しく調べた中には光悦のことは
書かれていなかったので驚いていると
つかさは明美の上位準眷属で自分は眷属と
光悦が話した後の第3王子の様子を見ながら
レベル1は嘘でレベルダウンのアイテムを使って
ソラスの世界に来ていることを光悦が告げると、
「異世界からの勇者召喚を人族の大陸は
此れから行うが全て分かっているのか?」
「つかさの御嫁さんから御前の兄弟の事も……
第3王子が此れから8年間の間に起こることは
決まっているのかと確認するように聞くので
皮袋から書類を出して第3王子に見せながら言うと
第3王子に関する所に付箋が貼られているので
第3王子はパラパラと見た後に
「王にはなりたくないんだが……
第1王子、第2王子が死ぬことが書かれていて
溜息交じりに言うので、
「決まったことだ!」
「変えることは……
「無理だ!!」
光悦が王になるのは決定事項なので
諦めろと第3王子に言うが渋るので
再度いうと、
「結婚しないといけないか……
「婚約者は?」
「剣、魔法、政治力もない引きこもりに
いると思うか?」
「王族だろ」
第3王子は婚約者もいなければ
此れからも妻になる者はいないと言い出すので
目の前の男は此の国の王族で第3王子なので
王、女王が第3王子には知らせていないが
婚約者はいるだろうと光悦が聞くと、
「嫌がらせをして破棄している」
婚約者になる可能性のある女性を虐めていると
第3王子が言い出すので、光悦は早く死にたい為に
結婚もしないのかと苦笑した後に
「参謀とは?」
「私は転生した殿下と……
第3王子の横で座っている従者の女性と
仲がいいんだから結婚したらと第3王子に言うと
従者の女性が第3王子の転生した相手と
結婚すると言うので第3王子を見ながら
「明美は?」
明美に光悦がいても明美と結婚したいと
思っていたのに赤毛の従者の女性と
結婚することに驚いている光悦に
「支える人物になりたい。光悦に譲る」
「そうか……寝室かしてくれない?」
「寝室?」
「3か月も添い寝が無いと……
第3王子が理由を言うので
納得した次いでに光悦が明美と寝たいから
第3王子の寝室を貸してと言うと
「来るのか?」
「だから……
「私は此処で寝るよ」
「ありがとう……
憧れの明美が此の世界に来ると言うので
歓喜を上げる第3王子は快く光悦に
寝室を貸し与えた。
第1王女が転生した夏美から明美の事を聞いた
光悦は夏美が第1王女の憑依を終えて
明美御殿に帰える時に抱きたいと
明美に言ってほしいと言付けすると
明美がソラスの管理室の神の御告げシステムを使って
光悦に話したからである。
「光ちゃん……
「明美……
第3王子の寝室で光悦と明美が最後までは出来ないが
久しぶりの行為に溺れていった。
朝になり明美が神界のソラスの管理室に帰る時に
第3王子に実物のカードを使ってオンラインで対戦が出来る
デッキの商品モニターをしてほしいと渡されたので
第3王子は快く商品モニターをすることを承諾した。
此れがソヌース・エレクトリックが出す
次世代据え置き型ゲーム【プレイヤー・ステーション5】の
試作型である。
カーディオン王国の東側の海沿いの近くの村を
魔族から奪還するゲームが始まったが、
人族側の砦の近くに設けられた台の上で
「スケルトンにアンデットで、レベル15
だが……
ロックティラたちが魔族に対して戦っているが
ロックティラたちは7日間あるゲームの初日で
苦戦を強いられている。
人族の大陸には30か国あるが
今回の人族対魔族のゲームに参加している国は
5か国である、
ウインライム法皇国、カーディオン王国
スタンテッド王国、スカージット王国、
バートリー王国の5か国である。
兵の数は5000である。
1番多いのが開催国のカーディオン王国、
次にウインライム法皇国である。
他の25か国は距離の問題、ゲーム費用の問題、
そして、兵の損失を嫌って参加していない。
対する魔族側の兵はアンデット、スケルトンで
合わして3000である。
数では人族側が勝っているが
ロックティラ以外はレベル10前後の兵が多いので
アンデット、スケルトンに1000人以上の兵が
負傷させられているので
光悦は7日目まで持たないと思って呟いていると、
「気持ち悪い……
ナルエたちが負傷した兵を遠くから見ているにも
かかわらず嘔吐などを隠さずにしているので
「ナルエたちはテントで横になれ!!」
光悦が勇者を護衛する為にいる兵たちに
ナルエたちをテントに連れて行ってくれと
叫んだ後にナルエたちに告げると
ナルエたちは其の場を離れるが、
「へ、平気だな……
光悦が平然としているので大二が吐きながら
尋ねると、
「鶏などを捌いたりしてるから……
光悦は人族側の第1防御塀が破壊されるのを
見ながら答えた後に
「もうすぐ16時か……
日が傾いて来たのでゲームは午後0時から
午後5時までなので魔族側は人族側の第1防御壁を
破壊した後は其処に留まり時間稼ぎをし出している。
今日のゲームが終われば其処で野営をするのだろう。
明日は様子を見ながら第2防御壁を
破壊するかもしれない。
「大二! テントに行け!
此処はゲロ吐き場じゃない!!」
大二たちがテントでじっと待っているのは嫌だからと
テントにある床に置く大型の置き時計が3時を
示していたのでロックティラ達の様子を見に来たが
ロックティラ達の苦戦と味方の兵の負傷で
ナルエ、大二たちのゲロ吐き場になったので
ナルエたちに続いて大二たちにも
光悦が下がれと言うと、
「お前が居るから……
光悦に負けないと言って大二が言うと
哲史も頷くが、
「此奴らを連れていけ!!」
護衛の兵に大二たちを
テントにと光悦が言うと大二たちは
レベルが低いので簡単に兵に連れられて
テントに戻って行った。
それと入れ替わって第3王子が
「光悦! 此のゲームで……
人族側の総司令官はカーディオン王国の
第1王子が務めているので此のままでは
7日目に殺されると悲痛な顔で
光悦に言うので、
「そうだな……
此のままの勢いでは魔族側が人族側の
総司令官を倒して勝つと思うので光悦が言うと、
「兄は此処では……
第3王子が此処が第1王子の死ぬ場所ではないと
言うと
「魔王の奴、レベル高いのを連れて来たな」
魔王が今回のゲームに派遣した者たちの事を
光悦が言い出すので第3王子は頭にハテナマークを
浮かびながら
「どういうことだ?」
光悦に問うと、
「レベル50のアンデット、スケルトンだ!」
人族側の砦の近くに設けられた台の上には
第3王子と従者の女性しかいないので
光悦が相手の兵のレベルを言うと
「勝てるわけ……
「光悦さまは此のことを……
第3王子はロックティラがレベル25で
その倍のレベルで敵が来ては勝てないと
人族側の負けは確定と落胆していると、
従者の女性がレベル判定機などを使わなければ
分からないことを光悦が知っているのかと聞くので、
「私の知り合いの眷属が勇者として来たから
魔王に対決してみたくないと言って
アンデットを動かす精霊は
レベル50が最高だから……
ソラスが魔王に光悦のことを告げ口をして
光悦の力量を図る為に今回はレベル50の
精霊をアンデットなどに宿してゲームに
参加させたことを光悦がソラスの話し方で言うと、
「それで……
第3王子は何時ものゲームでは魔族と
互角の戦いをしているのは
魔王が手を抜いてくれている為だと
光悦の発言で分かったので
手を抜かない場合は今の悲惨な光景かと
思いながら呟くと、
「俺が無双するのを見たいんだって……
光悦の圧倒的な力を見たいから
用意したアンデットたちと再度いう光悦に
「お前ってレベル1だろ……
偽装してレベル1で来ている以上
偽装を解いてレベル500で戦うのは
流石に不味いのでレベル1の状態で
如何するのかと第3王子が聞くと、
「今頃、テレビカメラの映像を見て
ガッカリしてるだろうなぁ」
ゲーム会場の彼方此方に設置された
テレビカメラによって魔王に送られている
映像には光悦が無双する姿が無いので
魔王が落胆しているだろうと光悦が言うと、
「で、どうする?」
第3王子は光悦が違う話をするので
光悦のレベルが1でも人族が勝てる方法を
聞いているんだと語気を強めて言うので、
「名簿は……
「一応、人族側のメンバー表には入れてある」
光悦は第3王子の意図が分かって
ゲームに参加する為にはメンバーに入っていないと
参加が出来ないので第3王子に確認をすると、
第3王子は光悦に言われて今回はレベルの低い
勇者は参加させられないのでメンバーには
入れないことが決定であったが魔族側とメンバー表を
交換する儀式には第3王子のみが参加するので
密かにメンバー表に光悦のみを追加していた。
この儀式では総司令官、各騎士団の団長の名を
読み上げるが光悦は総司令官、団長では無いので
無事にメンバーに入れることが出来た。
第3王子からゲームに参加できることを聞いて
「魔王に聞くか……
光悦はスマートフォンを皮袋から出して
「ソラスか?」
魔王と一緒にテレビで見ていると思って
ソラスに電話をすると、
『春奈の旦那だ! 光悦だったな』
魔王がソラスのスマートフォンを使って
光悦に問うので。
「偽装しているのでレベル1になっている」
ゲームに出ていないことに魔王が不満に思っていると
感じた光悦が弁解から始めると、
『参加していないので春奈に聞いた』
ソラスから光悦の不参加の理由を聞いていると
魔王が言うので
「此のままでは人族が負けると
予定が変わるので、遠距離武器で
其方の総司令を倒していいか?」
ソラスの告げ口のせいでレベルの高い
アンデットたちが参加した為に此処で死ぬ
予定の無い第1王子が殺されるのは不味いので
レベル1の状態でも出来ることをすると
魔王に光悦が話すと、
『春奈が、お前の恋人の武器かと聞けと……
魔王が明美作の武器を使用するのかと
ソラスから言われたことを言うので
神界で買った武器とか言えばいいのに
明美が作った武器かとソラスが言い出すのは
武器を魔王が制作しているし息子の1人も
制作しているので明美の制作した神界でも
最高峰に入る武器を見せれば何かしらの
ヒントを得て魔族の武器が強化されると
人族、獣族、魔族のバランスが
崩れる可能性が高いなぁと
思いながら
「そうだ! 仲いいね」
『前世、現代、来世と愛し合う仲だからな』
夫婦仲いいですねと告げると、
魔王はソラスとは相思相愛と自慢するように
嬉しそうに言った後に、
「今日で終わらせるが……
人族の勝利で終わらせると
光悦が重い言葉で魔王に告げると、
『今回の総司令官はオーガ国の伯爵だが
オーガ国を我の支配から独立を
させようと企むので指名した。
もし、勝っても、我の暗殺計画、独立計画、
他国への根回しなどで、オーガ国の
王に言って死刑にすれば不問にするとな』
魔王権限で総司令官にした者の素性を
魔王が話したのを聞いた光悦は魔族側の総司令官は
通常はアンデット、スケルトンを使っているので
可笑しないなぁと思っていたので納得したし、
魔王に、魔族の大陸にとって害をなす者を
光悦の実力を見る為にゲームに参加させただけでなく
光悦によって始末させる為だと更に納得して
「わかった、其れじゃ見ててくれ」
光悦はスマートフォンの通話の切りをタップして
皮袋に入れると腰から下げている鞘に入った剣を
抜いて素振りをすると、
『魔族側の総司令官ムサイ・ギ・レイタンが
死亡しましたので人族側の勝利を宣言します』
突然、拡声魔法で魔族のゲームの進行係りが
宣言するのでロックティラたちは戸惑い
アンデットたちは陣地に戻って行った。
「何をした……
第3王子が光悦の仕業でゲームが終わったと
感じたので光悦に問いただすと、
「明美作のパルヴァラ・ソードで……
手に持つ剣を第3王子に見せながら遠距離から
相手の魂だけを粉砕すると光悦が説明をすると、
「凄いなぁ……
「明美のだからね……
「でも、相手の死因は?」
第3王子が光悦から剣を受け取って
眺めながらロックティラ達が使う
ミスリル製の剣より何倍も良いので
称えていると光悦も婚約者が俺の為に作った
剣ですからと自慢していると従者の女性が
魔族の総司令官の死因は如何するのかと聞くので、
「魔族側が考えるだろ」
光悦は魔王に全てを投げることを言って
今回の人族対魔族のゲームは終了し
奪われた村は奪還されたが魔族側の税金の収集は
少なかったので不満を言う村人が多かった。
なので、徐々に他の村と同じ額に
移行することになったが魔族側の方が
良かったと言う村人が不満を言うので
カーディオン王国の財務官などを悩ます日々が続いた。
此の人族対魔族のゲーム後は獣族の大陸で
獣族対人族のゲームが行われるので光悦たちは
ウインライム法皇国に戻らずにカーディオン王国の
兵と共に船で向かうことになった。
猫族が治めるホッソソック王国までは
2ヵ月かかるので兵は光悦たち含めて
500人である。
船員は含まれていない。
獣族側とは打倒魔族と言うことでゲームが始まった
直ぐに取引して引き分けで終わるようにしているのを
ずっと続いているので形式に集まっているだけである。
ホッソソック王国でのパーティーで召喚された
ナルエたちを見たタイザール帝国の皇帝は
異世界から召喚した女性を愛玩動物にしようと
思い立って召喚の儀式を行うことになる。
タイザール帝国の皇帝がホッソソック王国に居たのは
ホッソソック王国は属国であり召喚された勇者のレベルを
直接しりたい為であった。
勇者のレベルが低く脅威にならないという判断をした
皇帝は上記のことを進めるために神【ソラット】に
人族側だけが異世界の者を召喚するのは獣族の大陸が
近い将来に占領される可能性が高いと告げて
ソラットから失われた書を獲得した。
ソラットは獣族の大陸側のソラスの偽名であり
皇帝が危惧することは嘘で愛玩動物にしたい為なのは
知っていたが輝太、夏美を此の世界に来させなければ
歴史が変わるので涙を流して黙認した。
獣族側の召喚された者は男性は輝太、不破優瑠のみが
生き残り後は皇帝の策略で亡くなっている。
女性は夏美以外は帰還後は性行為依存症で病院に
搬送されたが暴走などをして元に戻らなかった。
「俺に……
テーブルの上に置かれた資料を眺めながら
光悦が大きな角を頭の両脇から生えている
威厳に満ちた魔王に聞くと、
魔王の右側に座っているサキュパスの美しい女性が
「我々も調査をしていますが、尻尾を出しません」
「疑わしいのは人族対魔族のゲーム中に
君に殺させてはいるが……
魔王に盾突く者の調査が難航していることを
光悦に言うと魔王がゲームにかこつけて
光悦の手で始末してもらっていることを言うので、
「報酬が欲しいくらいだ!」
無償で隕石落としやレベルが上がってロックティラに
次いで副官をして戦っている最終日に頃合いを見て
パルヴァラ・ソードで魔族側の総指揮官を葬っているので
報酬をくれと魔王に言うと、
「光悦くん、奪還しているんだから」
「何が! 其方の計画だろ!!?」
魔王の左側に座っているソラスが
人族の大陸の魔族が占拠している所を
ゲームで勝ち取っているので報酬は
要らないでしょうと言うが、光悦は魔王、
魔王の側近くらいしか知らない計画の
片棒を担いでいるので今までは無償で行っていたが
魔王と対面しているので報酬がいると話すと、
「魔族の方が良かったね作戦ですね」
サキュパスの美しい女性が作戦名を告げると
魔王が
「我が亡くなる5年後に
侵攻しやすくするためのな」
自分が目の前の光悦によって倒された後に
魔族が人族の大陸に侵攻しても無血で終わる為に
していることだと言うので、
「世界統一やるの?」
光悦が魔王の思った通りには行かないが
魔族の力なら可能なので聞くと、
「息子たちはしたいだろうな」
「貴方が死んだら帰るだけだから
俺は関係ないことだな」
魔王は世界統一はしたくないが貴族の武闘派たちを
黙らせるためにゲームという形を取ったが
第4王子、第9王子は世界を獲る気満々であるので
世界統一を目指すだろうと魔王は言うが、
光悦は其の後の事もソラス、明美から聞いているが
言わずに魔王が亡くなれば帰還できるので
無関係と告げると、
「その息子たちを支持しているのは
別れているが80%、残りは謀反を起こす気だ!」
テーブルの上の資料を見ながら第4王子、第9王子に
就く貴族と国王、就かない貴族と国王がいる中で
就かない貴族と国王が魔王が亡くなった後の
第4王子、第9王子の何方かが魔王になった時の
威厳の無さや影響力の低下を見極めて独立や
魔族の大陸の統一をし出すだろうと魔王が光悦を
見ながら言うので、
「それで、このリストにある奴を俺にか」
「人族と魔族のゲームでは突然死でも急に体調不良でも
場所が違うので誤魔化せれるが、此の大陸では
それも出来ないが時間が無いので
やってもらいたい」
テーブルに置いてある資料を光悦は見ながら
魔族の大陸の国々の何名かの国王の名が載っているので
国王暗殺は流石に不味いなぁと思いながら
魔王に尋ねると、
魔王は第4王子、第9王子では今の自分より
劣るので従う気が無い者を光悦に殺してほしいと
願うので
「そこの女性は姿を変えて精気をとるんだろう。
5年もあれば出来るだろう。仲間もいるだろ」
「時間が掛かります。ソラスさまから受け取った
情報で2000人、その末端から調べていては……
ハニートラップで倒せばいいだろうと
サキュパスの美しい女性を見ながら光悦が言うと、
数が多すぎるので無理とサキュパスの美しい女性が
言うので、光悦は魔王が仕向けた刺客とは
思われたくないはずだから倒す場所を調べて
事故に見せた方が良いと思うと
無償は嫌だなぁと
「それで、俺の剣で遠距離から撃って……
報酬は?」
魔王に聞くと、
「光悦君、私からの依頼として……
ソラスが無理いうけど無償でと
私の顔に免じてと光悦に願うが、
「ナルエを貰おうか」
「娘をか?」
光悦は魔王の転生後の娘で
ソラスの娘でもあるナルエを妻として
ほしいと言うと、魔王が驚いているので
「次期ウインライム法皇国の法皇で
聖女と崇められている。
俺も天の勇者と言われている
不釣り合いじゃないだろう」
人族対魔族のゲームで行った隕石落とし後に
通り名として言われている名を光悦が言って
ナルエに相応しい男だろうと語ると、
「でも……
ソラスはナルエの結婚相手を知っているので
光悦が言ったことは受け入れないという感じで
呟くと、
「友達以上には成っていないが
親が言えば文句は言わないだろう」
「親の都合では……
「だったら無しだ!!」
ソラスがナルエに言えば魔王の為に
自分と結婚するだろうと光悦が言うが
ソラスは無理と言うので
魔王の案件はしないと光悦が言い出すと、
「分かった!」
「貴方!!?」
魔王は自分が亡くなった後の第4王子、第9王子の
何方かが王になった後の魔族の大陸の混乱は避けたいので
光悦の提案を受け入れると言うのでソラスが魔王に
光悦の提案を受け入れないでと叫ぶと、
「……ナルエにアタックしてる時に
何も言わないでほしい」
光悦も半分冗談で言ったので訂正した報酬を
提案するので
「光悦君……
ソラスは安堵してフッと息を吐くと、
魔王はソラスの安堵した表情を見ながら
光悦はナルエを欲しくないのかと
不思議に思っていると、
「何時やりだす?」
「来週から……
「その時は呼んでくれ!」
光悦が最初のターゲットの調査を何時やるかと
サキュパスの美しい女性に聞くと答えるので
光悦はサキュパスの美しい女性に別れを告げて
スマートフォンのゲートアプリを使って
ウインライム法皇国に帰って行った。
「私がいない間に……
「それで、光悦には……
「それもあって旦那さまにはキツく当たると」
「いい迷惑だ!」
「皇太子からの求婚を防ぐためですから」
「ホント、しつこいの!!」
「光悦のおかげでナルエの貞操を……
「つかさとする前まで守ってくれました」
「ローズは?」
「私は強い男以外は……
「光悦って隕石落としもするし最強だろ」
「旦那さまのほうが……
「努力して強くなった威厳ってあるでしょう」
「彼奴には無いか……
「そういうことだ! そ、それにひ、ひ……
「赤くして……
「ロックティラから移ったわよね」
「そ、それは、旦那さまを見て……
「俺から見れば弱いからなぁ」
「そうだ! それに……
「何かな?」
「ローズの目が……
「隣に酒樽がいるから無しな」
「お父さんを!!」
「呼んだか?」
「愛称で来るとは!」
「生徒に言われても我慢できるが
お前には容赦はしない!!」
「武器もない御前には負けん!!」
「2人とも!!」
「ブラックホールで御前を吸い込む!!」
「だったら、皮袋の中身あげます攻撃だ!!」
「お父さん!」
「全て飲み込んで御前も!!」
「やれるならな! 先ずは!!!」
「それ、私のショーツ!!」
「いかん!! 解除!!」
「隙あり!!」
「卑怯だぞ!!」
「娘の被って変態仮面してろ!!」
「お父さま! 縄で縛ります」
「止めろ!!!」
「さて、映画でも行くか?」
「アレタたちが帰ったら、その格好で!!」
「旦那さま、ホテルで私にも!!」
「わかった! ナルエは?」
「……虐める方で」
「2人でローズを!!」
「今から想像するだけで、イっちゃう!!」
「こんな格好させて行くなぁ!!!」




