表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/62

12 明美には逆らえない……キャラクター設定と紹介

9 暇だと雑談だな……キャラクター設定と紹介

   からの続き。


 松岡中学校の2年生に上がり

クラスは2ーCで1年生の時と

同じクラスメイトと過ごすことになった

光悦は足を机の上に置いて背中は椅子の

背もたれに置いて寝ていると、

 「光悦君……

   ショートカットで少し太めだが

  可愛い系の相川が寝ている光悦を

 起こすので、

  「何? 相川さん」

    眠たそうに訪ねて来た相川に

   挨拶をすると、

 「明美さまからスキル【美声、歌唱力】を

   貰って、カラオケで歌って、ユーチューブ、

    ニコニコで配信してたら

     デビューしないかって……

   「良かったね」

 クラスメイトは相川が光悦に聞いた理由が

分かったが光悦は分からずに言うので、

 「……貰って2週間だね」

   「うん、でね……

 長瀬と五十嵐が明美の眷属になり

結婚したことでクラスメイトは明美の下僕でも

将来を考えて明美の眷属になると言って

明美が光悦の友達と言うことで承諾して

明美のエンタメ中心の眷属になった内の1人の

相川が音楽事務所に目が留まって

デビュー出来ることに嬉しいと

光悦は満足に言うが相川は

困った感じで呟くので、

 「どこから?」

   「私の容姿ってどう?」

 光悦がヘイベックス、ユニバーサル・レコード、

  ヴェルナー・ブラザーズ、恭子の父の 

 ソヌース・エレクトリック、岩崎グループの

岩崎レコードなど多くある中で

どこからデビューするのと聞くが

相川が私の容姿と聞くので、

 「可愛いし、デビューしても良いんじゃない」

   「そうだけど、更に!!」

 光悦は相川の容姿はモデルの竜巳や

俳優の美咲に比べれば劣るかもしれないが

歌手としての見た目なら十分なので

気にせずにデビューが出来ると言うが、

 相川は更に竜巳や美咲、沙良、明美の

ようになりたいと言うので、

 「なぜ?」

   「顔とか、スタイルとか!!」

 光悦はする必要はないと言うが

相川が歌手としてアイドルとして

今の見た目ではダメと言うので、

 「テレビ映え、脱毛、整形して……

   その近づいてきたところ止めたら?」

  光悦は相川の必死さに困りながら

 相川の動画サイトは登録者が300万人を

超えているので

 近寄ってきた音楽事務所はメイクの仕方も

あるだろうが、整形などで美しくなれば更に

登録者、音楽配信の売り上げが増えると見越して

相川に言っているのだと思って

光悦が苦言を言うと、

 「せっかくのチャンスを?」

   相川が光悦に言うと

  クラスメイトも相川に賛同していると、

 「収益はあるんだろ?」

   「明美さまから貰える額よりは……でも……

 光悦が動画サイトの収益で御金を得ているんだから

近寄ってきた音楽事務所に入ることもないだろうと

聞くと明美からの毎月の御小遣い10億円より

少ないし、夢の芸能界デビューしたいと光悦に

訴える感じの顔を相川がするので、

 「動画サイトは?」

   デビューすれば今までの様に

  歌って動画サイトに上げる頻度も下がるし

 デビューすればデビューからの楽曲が

中心になり他の楽曲の練習する時間も無くなり

活動が縮小するので光悦が聞くと、

 「デビューすれば、ネットの世界から

   世界に羽ばたくことが出来て

    世界の有名人と……

 相川がデビュー後の夢を言うので、

  「……恭子の所から出る?」

  光悦は奥の手の恭子の父の会社の音楽事務所で

   デビューしたらと相川に聞くと、

 「恭子って?」

   クラスメイトは恭子と会っていないので

  光悦に相川が聞くと、

   「岩崎グループって知ってるだろ。

     其処の会長の孫娘が俺と幼馴染で

      音楽関係の会社があるから

       そこで、どう?」

  光悦が世界に羽ばたくソヌース・エレクトリックを

 筆頭に展開する岩崎グループの名を出すと、

クラスメイトは明美でも十分すぎるのに

日本を代表する企業にも繋がりがあるのかと

驚いていると、

 「恭子、来れるか?」

 光悦が皮袋からスマートフォンを出して

恭子に電話をすると、

   『今から朝のショートタイムだけど』

 恭子側も朝のホームルームが始まるからと言うので、

 「明美に時間停止させてさぁ」  

   『緊急?』

 光悦が明美に頼んでと言うと

  光悦側に何かかが起こったのかと険しい声で

 恭子が聞くので、

 「歌手になりたい子がいるから見てほしんだけど」

   『明美の眷属でしょ、見ることも……

 光悦から詳しい説明を聞いて安堵しながら恭子が

私が見る必要もないでしょうと言うが、

 「容姿で気にしてるから」

   『そう、容姿で勝負なんて最初だけよ。

     10年、20年、活動するなら

      歌唱力や想いを込めた歌が

       勝つのに』

 光悦が相川の気にしていることを言うと、

アイドル活動なら短期決戦であるので容姿など

直ぐに音楽事務所が御金になるために気にするが

活動を長くするなら最終的に歌唱力などが

勝るので光悦の所に見に行くことあるのと

恭子が聞くので、

 「だから、恭子に見てもらいたい」

   『昼の休憩で明美と行くわ』

 「それで……

   光悦は一度見てほしいと言うと、

 恭子は明美と共に光悦の所に行くと言って

光悦は承諾した。


 そして、昼の給食時に明美と恭子が

光悦のクラスに訪れて、

 「初めまして、岩崎恭子です」

   ツインテールでリボンを頭部の両側に

  つけていて細身で身長は低くいが

 美人系の顔立ちで制服はブレザーに

チェックのスカートを穿いていて

ブレザーの下のブラウスの首と胸の間には

学年を表す朱色のリボンを垂らしていて

靴下は三つ折りにして上履き用の皮靴を履いている

恭子が挨拶をすると、  

 「沙良さんといい! 紹介しろ!!」

   森が恭子、明美と見渡して

  美人の幼馴染がいるならと

 光悦に詰め寄るので、

  「サッカーして、レギュラーでモテるでしょ」

 明美が森に言うと、

  「明美さまや沙良さんレベルで!!」

 光悦、クラスメイトが御前の顔レベルで言うのかと

森を見ながら思っていると、

 「はい、これ」

   明美が森に写真を渡すと、

 「この、美人は?」

   森は写真を見ながら明美に問いかけると

  「誰でしょう?」

 明美が笑って言うので、森が持っている写真を

光悦が眺めて

 「何年後?」

   明美に聞くのでクラスメイトも

  未来のクラスメイトの女子生徒と分かって

 森が持っている写真を見せてもらっても

クラスメイトも本人も分からないので、

 「光悦は分かるのか?」

   渡辺が光悦に問うと、

 「分かるよ! 目の下のところにホクロ」

   クラスメイトは光悦の発言で

  女子生徒を見渡していると

 何人かは分かって驚いているので

  「誰? 痩せてるし、スタイルいいし、

    顔はメイクしてるけど整ってるし……  

 「メイクは薄めで口や目の周りくらいよ」

   相川が写真を見ながら言うのを聞いて

  明美が答えると

   「どう? 付き合うか?」

  「俺に相応しい女性だ! 五十嵐より上!!」

 光悦が森に恋人になるかと聞くので

  嬉しそうに学校で一番の美少女を越えた

 写真の女性に交際をすると言うと、

  「相川は?」

    光悦が森と付き合うのは良いかと

   聞くので相川は写真の自分を見つめて

  「私なの!!?」

 驚いていると、森はようやく分かって

  「相川……」

    驚いていると、

 「10年後の貴方よ」

   明美が相川の10年後と言うと

   「鼻とか……

  「整体と明美の眷属の影響とスキルでしょうね」

 相川が自分が気になっていることを言うと、

  美容整体に通うことで整形しなくても

鼻が高くなり更に顔のバランスも良くなり

そして美の為の計画に沿って食事などで行ったが

其れをアシストしたのは明美の眷属になった為と

スキルの恩恵で10年後の相川に変わったと

恭子が告げると、

 「俺も美男子に!!?」

   森がイケメンの光悦を見ながら恭子に聞くと、

   「貴方の場合は、サッカーでしょ!!」

  明美がサッカーに関するスキルを貰っているので

 サッカーの結果でモテると明美が言っていると、

  「お父さまの芸能事務所でいいかしら」

 相川に恭子が聞くと、

  「はい、よろしくお願いします」

    相川が恭子に御世話になると告げると

 「森とは?」

   光悦が相川に聞くので恋人ゲットだと

  森が思っていると、

   「外見だけ見る人は……

  相川が未来の私を見たから恋人にと言うのは

 今の相川の外見でも言ってほしいけどと思って

発言をすると、

 「た、たしかに、だったら、今度の予選リーグを

   1位で突破したら……

 森が全国中学校サッカー大会の予選リーグ戦で

1位になったら外見で判断した自分を卑しめるように

言うので、

 「えぇ、そこはないよぉ?」

 松岡中学校のサッカーレベルは今までは

下から数えて早いので予選リーグは突破していない。

 上手い生徒はクラブユースに入るので

部活のサッカーには入ってくれない。

 森は小学校の時にクラブユースのセッションに

参加しないかと誘われるくらいのレベルはあったが

サッカーは遊び程度、プロにはなる気はなかったので

中学校では部活に入っている。

 で、明美の眷属になりサッカーに関するスキルを

貰って練習試合では司令塔として仲間を操り

強豪校、クラブユースと引き分けになっている。

 相手の監督などから地区トレセンに推薦すると

言われるくらいだが断っている。

 今の松岡中学校のサッカーレベルは

予選リーグは軽く突破できるレベルだから

相川が其処でという感じで言うので

光悦たちは笑っていると、

 「全国優勝じゃないの?」

   長瀬が五十嵐と昼食をイチャイチャしながら

  食べている中で森に言うと、

 「無理! 光悦が出れば……

   森が予選リーグ、予選までなら今のメンバーでも

  大丈夫だが全国大会は初戦に出るだけの力しか

 ないと言うので、

   「俺は5月以降は学校に来ないけど」

  光悦が衝撃的なことを言うので森たちは

 驚いていると、明美からゴールデンウィーク後に

召喚される異世界のせいで元の年齢に

戻れないことを告げるので

 「同じ学校なら……

   恭子が勇太と共にいけないと

  大阪の方角を見ながら呟いている間に

   「優勝するには!!?」

  森が大声で叫ぶと、

   「陸上部の服部、剣士の渡辺で、

     私が外から指令を出すわ」

 明美が走り高跳び選手の服部、学級委員長の

渡辺をサッカー部に入部させる。更に明美が裏で

予知と監督をすると言うので、

 「優勝したら……

   相川が森の頬にキスをして

  自分の机の椅子に座り皮袋から弁当を出して

 野田たちも近寄って近くの机の上に弁当を置いて

森について如何なのと聞きながら昼食に入って行った。

 「福山がいなくても勝てる!!」

   森は高らかに宣言すると、

  「フッ、八百長でしょ……

    恭子が明美が裏で動くなら

   試合じゃないわと言って

  境成学園(きょうせいがくえん)の食堂兼部室塔に

 ゲートを使って消えて行き明美は光悦と5月の

ゴールデンウィーク後の話をしながら何時も通りに

イチャイチャしながら昼食を行った。

 クラスメイトも昼食に入った。

  8月25日に決勝が富山県総合運動公園の

 陸上競技場で行われて……

  「カウンター!!! 

    相手側のMFから森がボールを奪い取ると

   オフサイドギリギリで待っている服部に向けて

  ボールを蹴る森に続けとゴールキーパーの

 渡辺を残してハーフラインを越えて相手側に

向けて全員が走るとジャンプ力のある服部が相手側の

ジャンプより高く飛んでヘディングで後方に

ボールを放つと森が丁度そこに来たので

森はダイレクトシュートでゴールポストに向けて蹴ると

相手側の選手たちとゴールキーパーが作った

ゴールポストへの道をボールが進んで行くと

ゴールポストの隅にボールが吸い込まれて行った。

 「ウソだろ……

   「よっしゃー!!! 9点目!!!」

  相手側のDFが前半が終わっていないのに

 9点差をつけられて非現実だと嘆いていると

森が右拳を明美の隣にいる相川に向けて

優勝は決まったと叫んでいると、

 「凄いな……

   「1人で6点か……

「足も速いし、空間を把握しているのか?」

 クラブユース、Jリーグ関係者が

観客スタンドから森の活躍を見て驚愕していた。

  「CFも良い動きをしている」

 「GKも先を呼んでいる」

   更に、服部と渡辺についても

  称賛していた。

   試合は20-0で松岡中学校の

  優勝が決まった。


 駐車場で森が相川に

  「俺と……

 チームメイト、光悦、明美たちがいる中で

付き合ってほしいと告げると、

 「将来は、どうするの?」

   相川が明美の眷属なので収入面は良いけど

  サッカーは続けるのと聞くので、

 「ドイツのクラブチームに中学を卒業する前に

   入るけど……

   「初めて知ったけど……

 森が中学校卒業を待たずにドイツのサッカーチームに

行くと言うと聞いていなかった相川が周りにいる

人達は知っていたのと見ながら言うと、少し遠くから

日本のクラブユースなどの関係者が何時の間にと

顔を見渡している間に、

 「明美さまから、知り合いがいるからどうって……

 森が明美の父がドイツのプロスポーツクラブの

フロイントシャフト・フランクフルトを取材で

訪れた際に、怪我をした選手がいたので

明美が取材の御礼に魔法で治したので其れを見た

オーナーが定期的に魔法で治してほしいと言われたが

明美は直ぐ治るのは変なので徐々に治すポーションを

オーナーに渡している関係で明美の眷属である

森の話をしたら直ぐに入るように

オーナーから言われている。

 オーナーは明美から今よりも安く仕入れる為に

森の獲得を考えたのが大きいが……

   「何時?」

 「優勝するって決めた時」

   相川がプロになるのを決めたのは

  何時と聞くと森が相川を恋人にしたいと

 言った時と言うので、

   「そっかぁ、レギュラー取れそう?」

  「大会前に練習試合して……

 相川がプロで通用するのと笑って聞くので

森が自分のレベルを見てもらう為に

チームメイトと共にアカデミーの選手と戦って

大差で勝っているので

 「俺たち全員来ないかって、ハハハ……

 オーナーが全員をスカウトすると言われたが

   「森以外は断ったけど」

   渡辺が断ったことを告げると、

 「どうして?」

 相川がサッカー部員を見渡した後に

プロチームがスカウトしたのにと聞くと、

   「森のおかげだから……

  髪は短めの目が切れ長の大久保が

 スカウトされた理由を言うのに続いて

 「俺は博美(ひろみ)の護衛」

 渡辺が婚約者の野田の護衛の方が

大事だからと言い出すと、

   「陸上がメインだから……

   服部もサッカー部に居るのは

  森の願いを叶えるために居たのが

   終わったので陸上部に戻ると告げた。

 大久保を含む其の他の部員は明美からスキルを

貰ったおかげで中学校、高校レベルなら通用するが

プロレベルは無理だと判断したのは森のスキルが

今の時点でレベル3であるが渡辺や服部以外は

同じ練習や自主トレをしてもレベル1から

上がっていないことで限界を知ったことである。

 つかさ達のような剣士や魔法使いのレベルで言えば

森はレベル0.5、渡辺がレベル2、服部がレベル0.3

である。此の世界の人のレベルは0.1から0.2であるので

森たちのレベルで超人となる。

 渡辺は野田を護衛する為にレベルが高くなっているが

異世界で冒険者をしないので光悦たちより大幅に

低くなっている。

 明美の眷属は全員が天使化の恩恵を貰っているので

天使化した際はレベルは100になる。

 渡辺、五十嵐などの剣士や魔法使い以外は

天使化時は防御中心のタフさを手に入れるだけである。

 「直ぐに?」

   「監督しだいだろ……

 相川が直ぐ活躍するねと言うと

森が監督で選手起用が変わるから

先ずは選手たちと友達になる方が

大事だと告げた。

 優勝旗を松岡中学校に持ち帰えると

取材陣が待ち構えていたので森は囲まれて

最近の異世界のソリュート王国の話題が

中心の中でインタビューに答えていた。

 その中で選手をアイコンタクト、声での

指示以外でと聞かれたので念話や先を予想する

スキルのおかげと森は言えないので誤魔化しの

意味で使っている指の本数でとか言って

答えていた。

 3年生に上がる前に森はドイツに渡り

直ぐに14歳でフロイントシャフト・フランクフルトレの

レギュラーを取って司令塔としてブンデスリーガの後半戦を

戦った。日本では森の活躍がドイツの学校の様子なども交えて

紹介されていた。海外で活躍すれば日本代表に

招集されるが辞退している。

 辞退と言うことで批判を受けていたが

森の行動や指示に誰も招集されて直ぐには

対応が出来ないのが理由でマスコミも国民も納得した。

 マスコミは森が明美の眷属の為に

普通の人が森のプレーに対応できないのは

当たり前と分かっているが公に出来ないので

森に辞退理由などをしつこく聞くことになった。

 フロイントシャフト・フランクフルトでも

森の細かいセットプレーのパターンや

相手選手の動きのパターンでの対応などで

監督などと揉めているのでスタメンから

落ちているがベンチ要員としては参加して

監督に代わりに指示を出してリーグ優勝などに

貢献しているのでオーナーから監督になるように

言われた森は監督は嫌なのでソリュート王国が

サッカーなどで日本とアメリカから募集を出したので

森は応募して採用されている。

 森や服部たちの為に明美が日本、アメリカとの

友好の一環と言う形で居場所を確保した。

 それに伴って森がロイントシャフト・フランクフルトで

活躍する為に森の両親は転勤となっていたが

森が脱退したので1年後にアメリカに転勤になっている。

 森の父親はグリクロに努めていたので明美が

株主で1%を主有しているので森の父親を

転勤させた。森の父親は突然の転勤で驚いたが

森がロイントシャフト・フランクフルトに入ることで

更に驚いた。明美は森の父親を無理やり転勤させた

見返りにグリクロに光悦の母親のリサイクル活動で

得られる生地や布の量を2倍の量にして

価格は据え置きで卸すことを結んだ。

 森はソリュート王国ではレベルを上げないと

レギュラーになれないので生命力を上げるために

騎士団に見習いで入隊した。

 ソリュート王国のスポーツ系は生命力レベル10が

平均なので其処まで上げる必要があった。

 スキルに関しては十分だったので

生命力を上げる方に全力を傾けた。

 騎士団のレベルは騎士で平均で30で

魔法使いは平均で20であるが光悦たちは

規格外なので入っていない。

 民間人は平均で1から5である。

 騎士団の者がサッカー選手などになる場合は

レベルダウンのアイテムを使うことが義務となっている。

 神界でも冒険者などに普通の生活をする時は

義務とされているが自分でコントロールできると

冒険者ギルドのマスターが認めればアイテムは無しで

良いことになっている。

 ソリュート王国と近郊の5か国とワールドカップに

優勝した国とトーナメントで戦うことが出来るが

レベル差が大きく優勝した国は勝てないでいる。

 日本、アメリカ以外でも募集するようにと言われた

ソリュート王国は帰還後の事を考えて生命力は元に

戻ることを条件に受け入れた。

 帰還後の選手は森のようになるので

ソリュート王国に戻って行く。


 相川は高校からは境成学園(きょうせいがくえん)

高等部に入学が決まってクチナが経営している

マンション【クチナ・トイ・パレス】に

住むことになった。

 光悦のクラスメイトのスポーツ系組は

能力の高さや明美の眷属と言うことで

ソリュート王国に森と共に行くことになる。

 

 「入学式かぁ……

   「明美さまと出会って

     もうすぐ2年か……

 クチナ・トイ・パレスのN5001を

借りている相川が来月から境成学園高等学校に

通うことを楽しみにしているのをキングサイズの

ベットの中から窓の外を見ながら呟くので

森が相川の背中から胸に向けて左腕を動かしながら

光悦に嘘告白用のラブレターを渡したことにより

明美と知りあうことが出来たことを感謝しながら

 「もう……

   相川の胸を手で揉む森に嫌と言いながら

  嬉しそうに相川が受け入れていると、

   「良いのか?」

 「何が?」

   芸能活動を本格的に活動するのに

  恋人が、同棲している男が居る事による

 デメリットを森が遠回しに聞くと、

直ぐには分からなかった相川だが

 「今時、男がいない方が可笑しでしょう」

   「そうか……

 森の方に向き直ってから芸能界に行く人で

高校生なら恋人がいて当たり前と言うので、

 森は芸能界に入ってからイベントなどで

気が合う異性と知り合ってから恋人に発展するのが

普通だろうと思いながら否定すると、

 「明美さま、恭子さん、竜巳君、五十嵐さん……

   「松本龍美以外は芸能界と関係ないだろ」

 相川が芸能界で公になっていないが恋人がいる

名を上げると、森が明美は芸能界では裏方が

メインで表には出ていないので恋人がいても

問題視されない。恭子はAKFの社長であり

許嫁の勇太と18歳で結婚を公言しているので

問題視されない。

  それに恭子は芸能界で活動はしていない。

 恭子の婚約者の勇太は圭一同様にソリュート王国で

騎士団に入ることで力を取り戻したことになったので

異世界病に掛かって中学校を中退した勇太と

恭子では釣り合わないと恭子に言い寄って来る

男がいるが勇太が魔法で守ると魔法を見せて言うと

勇太を相手にしたら身の破滅と感じて

逃げセリフを吠えて去って行く。

 勇太の元クラスメイトや企業の一部は

勇太を使ってソリュート王国との繋がりを

模索するが恭子によって却下されている。

 勇太を道具と思っている元クラスメイトたちには

決定権がある明美から恭子同様に良い返事が

帰ってこない。クチナの前世の与田夏織(よだかおる)

務めていた会社は材料はソリュート王国、

ミューブル王国などから仕入れてから

加工して売ることの契約をして

異世界と繋がりを持った。

 竜巳の場合はクラスメイトでも

幼稚園、小等部の時は女性と思っていたので

輝太と同じ様に問題にならなかったし、中等部でも

同じ学年以外では日焼け防止のために男性の

制服を着ていたと思っている者が多かった。

 同じ学年の者は竜巳が男と分かっても

バラした場合のリスクを考えて誰も言わない。

 その代わり芸能人のサインや竜巳の友達として

イベント後に出演者と話したりする機会を得ている。

 モデルの仕事の方は女性となってくれたので

竜巳の父や関係者は安堵している。

 モデル仲間でも女性と思っている方が多いが

バレた場合は竜巳が記憶などを変えている。

 竜巳の父のスタッフは男と分かっていても

給料が良いので誰も言わない。

 もちろん退職しても……

  竜巳は龍美として高校から女性として

 通うが学校以外では龍美になっているので

戸籍は性別を変えるだけである。

 キューイルが竜巳をダーリンと呼ぶが

世間では仲のいい姉妹の関係と思われていて

恋人関係と思われていない。

 百合が好きな方はイベントで竜巳とキューイル、

ナーナナにキスや絡みを要求しても

竜巳たちは嫌な顔をせずに答えているので

恋人と思っている方が多い。

 ある日の公園でのモデル撮影会で竜巳を好きで

キューイルとの仲が良いのが気に食わない

男がナイフでモデルを人質にして竜巳と一緒に

死ぬを要求したが直ぐに竜巳が駆けつけて

一瞬で男を地面に叩き込んで解決した時は

周りは呆気に取られたが竜巳が公園にいた

竜巳の関係者以外は記憶を消去して

警察庁の窓際課の方たちが男を逮捕した

記憶を植え付けた。

 なので、竜巳の場合はキューイル、ナーナナと

百合関係と思われていても恋人はいない。

 五十嵐は長瀬と同棲中である。

  長瀬は高校には行かずに神界で将棋の

 対局や地元での将棋教室で指導をしている。

  日本将棋連盟から長瀬は誘いを受けるが

 長瀬の父の家業を継ぐと嘘を言って断っている。

  長瀬の父の稼業は五十嵐が継ぐことになっているので

 五十嵐は恭子のクラスメイトになって資格を

取ることになる。

 五十嵐の両親は五十嵐が長瀬と結婚していることに

驚き激怒したが五十嵐が長瀬の為に人間を

止めていたことに落胆した。

 で、五十嵐の両親は五十嵐に美容師と理容師の

両方の資格を取得させて理髪店と美容室の

経営者として後を受け継いでほしいと

思っていたが長瀬の父の方を取るので

最初は落胆したが五十嵐が全て取るからと

言うので驚いた。

 五十嵐は御客の要望するヘアスタイルから

更に可愛く美しくして喜ぶ御客の五十嵐の母に

向けられる笑顔に憧れていたので……

 長瀬の両親は光悦の両親のように希望していて

五十嵐の両親も長瀬の両親のように死んだ後は

転生エリアに住んでから希望の転生先に行くことに

落ち着いた。

 長瀬の妹は相川が芸能界入りすると

長瀬から聞いているので私もと言い

更に明美の眷属も希望したので

長瀬が明美に連絡をして許可を得たので

長瀬の妹はダンスボーカルグループに

入ることになったので其れに伴う

スキルを得てセンターを獲得したが

五十嵐と長瀬の家に転がり込んで

嫌がらせをするのが日課になっている。

 

 「でも、私たちは……

 名前を上げた人たちについて

森が述べると、相川が高校生に上がる前に

私たち付き合って同棲してるでしょうと

改めて言うので、

  「バレても知らねえぞ!」

 「明美さま関係者は知ってるから……

   森はドイツに渡って直ぐにレギュラーを

  取る天才であり、日本代表にも選ばれたが

 辞退した理由が凄いので日本に帰国すれば

テレビやイベントに主催者やサッカー関係者から

呼ばれて出る機会が多いのでアナウンサーや

サッカー関係者などの女性たちが16にも満たない

森を狙っている。此処で相川の存在が知られれば

森は元クラスメイトで将来を誓ったと言えば済むが

相川の場合はデビュー前であるので公に出来ないし

分かれば上記の方たちの嫌がらせも出て来る。

 動画サイトでの生放送で言いそうになっている時が

あるので注意するように言うと、

 相川が明美関係者は知っているのでバレても

揉み消すわと言うので、

   「俺の方は何時に発表するか?」

   相川の恋人に旦那にと頑張った結果が

  フロイントシャフト・フランクフルトでの

 誰も付いて来られない選手となり選手として

活躍できなくなったので選手としては退団をすることに

なったが監督になる為のライセンスを習得するなら

ベンチ要員として監督に代わり指示を出せることを

契約書に明記すると言われたが森は断っているので

選手としての契約破棄の書類にオーナーが

サインをしてくれないので退団の発表が出来ないが

サイン無しで罰金を払ってでも言うかなと森が呟くと、

 「その後は?」

 サッカー選手として活躍できる場所がないのと

監督は嫌だと聞いていた相川が悲しい顔で聞くので、

   「明美さまに相談だな」

 「なら、安心ね」

   森がソリュート王国か長瀬みたいに

  神界のサッカーチームに入れるように

 聞こうかなと言うので相川は先のことを

決めていたのねと笑顔を見せると、

   「今日は如何する」

 「外には行けないから、有名人と一緒では」

 ドイツに戻っても試合に出れないし

練習にも出れない森は暇なので相川の部屋と

自分のマンションの部屋をゲートで繋げて

相川の部屋で1週間いるが其の間にドイツ観光を

したから日本の方で何処か行こうかと聞くと、

 森は渡辺たちと表参道、原宿などを歩けば

サッカーファンだけでなく多くの人に囲まれて

サインなどをすることになるくらい日本代表辞退は

インパクトがあり取材やテレビの出演、

サッカーの指導以外では外に出れない状態である。

 それに、日本にいないはずの森が歩けば

いつ帰って来たのかなど聞かれるし返答に

困ることになるので相川が告げると、

   「歌ってみたの動画でも……

  相川自身のデビュー曲やアルバム用の

 カバー曲以外で動画でも撮るかと森が聞くと

  「デュエットで!!」

 相川が1人では嫌と言い出すので、

 「了解、日本とドイツで……

   森は相川からのコラボ要請を受けた形なら

  一緒に歌っても問題ないだろうと告げると

  「隼人、それで!」

 森の案に相川が賛成したが

 「元クラスメイトとで!!」

 森と相川が恋人や婚約者と分からないように

  元クラスメイトとテロップに出した方が良いと

   念には念にと森が話すと、

 「昼からにして……

   「メイドが来るまでに……

 「何回?」

   森との行為後の余韻を味わいたい

  相川が昼からと言うので

 この50階は相川専用階になっているので

相川と森専用の執事、メイド、コックなどが

常時いる。

 午前8時にはメイドが寝室に

  朝食の準備が出来たことを告げに来る前に

   行為をしようかと森が言うと、

 相川は壁掛けの時計が6時を過ぎてるのを

見ながら呟くので

 「濃厚、あっさり?」

   森が相川を抱きしめて聞くと、

    「濃厚……

   森の胸に顔をつけながら

  上目遣いで甘い声で言うので

 「了解……

   森が答えて2人の濃厚な世界に

  入っていた。


 

 入学式の4月9日に境成学園駅に降り立った

子供になった森と境成学園の制服を着た相川が

境成学園駅の西側の広場に集まっている

人混みを見ながら、

 「凄い……

   「北条と妻とのキス劇場を見るために……

 相川が警察、駅員が見ない方は立ち止まらないで

下さいと叫んでいるのを聞きながら明美から

聞いていた以上の混雑ぶりであり

 つかさとナルエのパフォーマンス見たさに

集まっていることに相川と同じように

 森が驚いていると、

 「俺に変わる……

   後ろから聞きなれた声が聞こえるので

  振り返ると明美の横に青年になった

 光悦を確認して

  「何回きいたことか……

 「何回でも言うさ」

   「言ってるだけ……

 森がナルエを得るのを諦めたらと言うと

何回でもナルエに愛の告白をすると

光悦が言うと明美が自分を高める為の

理由で言ってるだけと笑って言うので

 「こいつ!」

   光悦が明美に怒りながら軽く明美の口に

  自分の口を重ねた後に御姫様抱っこして

   「光ちゃん! 好き」

  明美がトローンとした顔で

 光悦に言うのを聞いて

   「よくやる……

  「大勢の前で……

 森が周りに関係なくする光悦と明美に

苦笑いしながら言うと、相川は光悦や明美のように

出来ないと言うので、

 「2人の世界に入れば周りなんて……

 明美が恋人なら何処でもイチャイチャは

するでしょうと言うので、

  「しないよなぁ……

 「あれは仕事でしょ……

   森は公の場所で流石にしないというと

  つかさとナルエの公開キスは会社、学校などへと

 向かう方たちに向けての幸運を授ける行為であり

明美たちのようなバカップル行為ではないと

 相川が言うと、

  「埼玉県議会公認の……

 「口外しないと言う……

   「何時ものごとくか!」

  つかさとナルエはナルエの家から武蔵藤沢中学校に

 行くまでに境成学園駅で朝の別れのキスをして

ナルエは境成学園駅から武蔵藤沢駅に向かい

武蔵藤沢中学校に行くが家から歩いて直ぐの所に

武蔵藤沢中学校があるのにワザワザ遠回りして行っている。

 キス劇場が行われるようになったのは、

隠れてキスをしているつもりの2人を歩いてる人などに

見られていた。その人たちが朝から濃厚なキスと思いながら

ナルエが惚ける割合で其の人たちの幸運が上がり商談などが

上手くいったり、悪いことがあった次の幸運がより良いことに

気が付いた人たちは或る日の朝の時間に車に轢かれた人を

助ける為にナルエが回復魔法を掛けた光景に

異世界のソリュート王国の者が中学生として来ていることに

驚いた。つかさは轢き逃げをした車を剣で一刀両断している。

 つかさたちはソリュート王国からではなく神から

力を貰ったことを包み隠さずに話をした。

 そして、人々は幸運の恩恵に授かるなら

黙っていようと言うことになり今に至っている。

 埼玉県議会でもクローズで行われた会議で

つかさ達のことは日本政府に黙って恩恵を受けようと

言うことで黙認した。

 明美たちの事もバレたが高額納税者なので

日本政府に黙って行こうとなった。

 埼玉県にはクチナが滞在しているので

クチナの医療行為を正当化する為に

埼玉医療労働組合はクチナに医師免許を与えて

 武蔵藤沢総合病院の特任として

  働いてもらっている。

 クチナは他県や国から埼玉県だけじゃなくと

言われているが他県などではしないと言って

断わっている。

 動画サイトやイベントに行く時間が

無くなるのが嫌だから……

 明美たちの回復などは黙認である。

  クチナの治療費は保険が聞かずに

 高額なので月に1回ひらかれる県の

無料診断の時は長者の列が出来るほどである。

 明美がバレた後の埼玉県からの要望が多いので

困るなぁという感じで言うと、光悦が誰も

恩恵を失われたくないから議員たちは言わないし、

森もネットに書いても直ぐに消えるからと

 言うと、

  「明美さまも一緒に?」

 相川が明美に一緒に登校しませんかと聞くと

  「公園で美里を待ってるから」

 「8時な」

   「15分後?」

  「そうか、先に……

 明美が境成平和公園で美里を持つと言うので

  光悦が集合時間を言うと

 相川が直ぐねと駅の時計台を見ながら言うので

森が先に境成学園に行くと言って別れると、

 「恭子のインタビューは?」

   「8時半のワイドショーで」

 テロリストが一般発売されるゴーレム【防御君】を

テロリスト側に渡ったとネット上で叫ぶので

恭子がAKFの社長としてテロリストの暴言について

記者会見を境成学園の一般駐車場で行う場所は

避けたいので光悦が聞くと、

 8時半前後から行われると明美が言うので、

 「防御君より、

   てるよのウイング・マグナムのほうが……

「あれはソリュート王国が通学用に」

 「誰が、信じるか?」

   「まぁ、テロの方が話題が上だから……

 3月に復活した

セント・ギア【ウイング・マグナム】の方が

脅威だろうと光悦が言うと、

 ソリュート王国が通学用、お手伝い用に新たに

製作したのはセント・ギア【スオウ】たちのように

戦闘用ではないと言うことで試験的にアメリカ、

日本の許可のもとに導入したことになっているが

外見を見ると攻撃専用機なので誰も信じないだろうと

光悦が言うと、今はテロリストの方が世界にとって

脅威だからスルーされていると告げるので、

 「インタビュー終わった恭子には、会いたくねぇ」

   「そうね……

 お嬢様を演じる恭子がインタビューを受けた後に

ストレス発散で光悦などに攻撃をしてくる可能性が

高いから会いたくないと光悦が言うと

 頷く明美と腕を組んで境成平和公園に向かった。




 「明美さん」

「何ですか、光悦さん」

 「2度と出てこないキャラの話を!!」

「光ちゃんの異世界奮闘記に入る前の……

 「書く必要あるか!!?」

「最後は第1話の前になるね」

 「ソラスの世界での俺の活躍を!!」

「次と言うことで……

 「本当だな」

「たぶん……

 「つかさより先に抱く!!」

「だったら、手を出さなかったの?」

 「えっ、そ、それはね……

「それは?」

 「お互いが好きじゃないと……

「ヘタレ!」

 「つかさが来る前に強引にキスだけでも」

「キスだけ?」

 「……明美とはキスはしてるから」

「それで?」

 「キスは! 抱擁の一環で!!」

「それで?」

 「……明美の方が何倍も好きだから

   キス以上は出来ません!!」

「ナルエとは?」

 「友達以上、恋人未満で……

「ほんと?」 

 「明美は俺の恋人で許嫁だろ!!」

「うん」 

 「ナルエを守るために何年も修業したから

   ナルエを俺に振り向かせるためにと

    変えただけで恋心は無いよ。

     信じろよ!!」

「知ってるから」

 「つかさの方もな」

「知ってる」

 「不安か?」

「ううん、私の為に頑張ってるから」

 「もっと頑張って不安を無くすよ」

「それじゃ、貴方の温もりを……

 「ホテルいきますか?」

「うん、それじゃ、またね」

 



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ