▼ 第一章のキャラクター紹介 ▼
※若干のネタバレ有り
※イラストは作者が描いたものです。各話の巻末に掲載済みのイラストもあります
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■飯豊白永
■性別・年齢：男性。16歳
■外見：転生後は白髪に緑の瞳。よく食べるがすらりとしている
主人公。転生後は『シロ』と名乗る。
食事を重要視する世界で最高神である食事の神に転生した。
転生前から大食漢で、食事が心の底から大好き。
失敗作でも独自の考え方で美味しく完食するタイプ。食べ物は粗末にしない。
同級生からは悪魔の健啖家などと呼ばれていた。
生前は若くして天涯孤独の身になり、遭難して餓死したため食べることに関しては並々ならぬ思いがある。
チヤホヤしてくる神から逃げるため、失ってしまった『一番の好物』の記憶を思い出すため、そして単純に色んなものを食べたいがために人間の住む下界へ降りた。
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■コムギ・デリシア
■性別・年齢：女性。16歳
■外見：褐色肌に黒髪、青い瞳。髪型はショートヘアーでサイドのみ長め。
なぜか動く立派なアホ毛がある。胸が大きい
ヒロイン。
食事処デリシアの一人娘で、父と共に店を切り盛りしている。母親は幼い頃に他界。
自分が店を継がなくてはと考えているが、なぜか料理が驚くほど下手。
そんな自分の失敗作でも本心から美味しそうに、そして楽しそうに食べる白永に惹かれていく。
基本的に敬語。こちらのほうが楽らしい。
可憐だが弓矢を用いた狩りの腕は目を瞠るほどのもので、獲物の解体なども慣れた様子で行なう。
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■夜の女神スイハ
■性別・年齢：女性。年齢不詳
■外見：黒髪に黒目。ストレートのロングヘアー
夜の女神（通例なら夜の神だが、本人が女神表記を好んで使っている）
マーメイドドレスに身を包み、魔女のような大きな帽子を被ったセクシーな女性で、生まれ落ちた白永を一番初めに祝福しにきた女神。
食事を司る神という、この世界では最強クラスの神の誕生に立ち会ったのが彼女の自慢になっている。過度に丁寧に接しつつ身内に取り込もうとする抜け目ないタイプ。
悪人ではないが善人と呼ぶには厄介な女性。
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■ビズタリート・フルーディア
■性別・年齢：男性。18歳
■外見：金髪に青の目。マッシュルームヘアー。
緑のカボチャパンツに白タイツという王道すぎるファッション
フルーディア王国の第四王子。
かなり癖のある性格をしており、第一印象が最悪になりがち。
それが災いしてテーブリア村に訪れた際にあるトラブルを起こすが……？
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【簡易用語説明】
■神
人間の他に様々な要素を司る神が存在している。
白永は食事の神。個々で特異なことが異なり、高位の神は神気というものを使える。
数える場合は一柱、二柱だが白永は前世の記憶があるので時々ブレるようだ。
■天界
神々の住む場所。
下界からは観測できないが、空中に大地が存在し神々が好きに生活している。
第三章のメイン舞台。
■下界
人間の住む世界。
人間界でも通じる。害獣の他にモンスターがいたり幻想生物に似たものが少なからず生息しているが、本作ではそういったものの派手な退治は扱わない。
■フルーディア王国
一章と二章のメイン舞台。王政の国。大国。
この国のテーブリア村にコムギたちが営む食事処デリシアがある。
